タイムスクープハンター

登録日:2011/06/03(金) 21:09:27
更新日:2025/06/08 Sun 08:13:31
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                                 タイムスクープ社

                           タイムワープ技術を駆使し
                   あらゆる時代にジャーナリストを派遣
                          人々の営みを映像で記録し
            アーカイブする計画を推し進めている機関である
   


アブソリュートポジションXXXXXXXXXXXX。ポジション確認。
アブソリュートタイムBXXXXXX年XX時XX分XX秒。西暦変換しますと2011年6月3日21時09分。無事タイムワープに成功しました。
コードナンバーXXXXXX。
これより、項目の解説を開始します。


『タイムスクープハンター』とは、NHKのドキュメンタリー風歴史ドラマ。シーズン6まで放送。劇場版も制作された。

未来に存在するタイムスクープ社から派遣されたジャーナリスト沢嶋雄一が、
教科書に載らない歴史上の名もなき人々の生活に密着したドキュメンタリーという設定である。

元は深夜の番組たまごでの放送であったが、斬新な設定や見せ方が好評を得てレギュラー放送化した。


◆登場人物

 ・沢嶋雄一(演:要潤)
タイムスクープ社第二調査部所属の時空ジャーナリストで、番組の進行役。

素性は一切不明。

これまで多数の調査を行っている。

当時の人々に取材するためには特殊な交渉術を行う。

危険な目にも数多く見舞われており、特にスペシャル版では毎回酷い目にあっている。

タイムスクープハンターで取材対象となるのは一般人ばかり・歴史的に重要なイベントよりも「小ネタ」「豆知識」に近い当時の風俗類や民間人向けの技術技法(例えば旗振り通信*1と米相場市場・当時のトレーダーたち)であるが、これは沢嶋の所属している第二調査部が「その時代に生きた名も無き人々」の姿を映像に残すのを目的としているため。
歴史的偉人や大事件の調査を行うのは第一調査部であり、人気も高いようだが、沢嶋は独自のポリシーから第二調査部を選んだという。「士族の商売」など、おおむね義務教育範囲の歴史教科書で扱われるネタを彼が取材しているケースはあるので必ずしもマイナーなネタばかりでもないが。
ただし現地でなんらかの重大な出来事に巻き込まれた際には沢嶋や後述の古橋の裁量で取材を行ってもokらしく、作中では「グレゴリオ暦導入によるカレンダーの全面的な書き変え」などがドラマ作品の脚本としてはこのパターンに該当する。

かけている特徴的なゴーグルはからは様々な情報を見ることができるらしい。
身につけているスーツはフィジカル・バージョン・アップシステムといって体力の消費を二分の一に抑えることができる。
時空を超えた存在ではあっても生身の人間であることは変わらず、戦場の取材などで矢を受け、怪我を負った時用の包帯なども持っている模様。

登場キャラクターを演じた俳優がNHKのドラマに出ているとニアミスすることがある。
大河ドラマ龍馬伝で要が演じる沢村惣之丞とニアミスし、2014年正月のスペシャル版では朝の連続テレビ小説ごちそうさんで杏が演じるめ以子とニアミスしていた。


  • 古橋ミナミ(演:杏)
第三シーズンより登場の、第二調査部のオペレーター。

沢嶋が飛んだ時代の解説や、特定の薬品などの成分分析を行うなどするサポート役。

オペレーターだけあって基本的には本部にいるが沢嶋がピンチになったり2つの視点で取材したい場合などにタイムワープ先に出てくることもある。

第三シーズン開始から間もない現在では「顔出しせずナレーションでよくね?」「尺伸びた分を杏に費やすな」など、
一部の視聴者からはその必要性を疑問視されていたが今はそれなりに人気があるようだ。

◆特殊な交渉術

タイムパラドックスを防ぐためにタイムスクープハンターが使用する交渉術。どのようなものなのかは極秘事項のため不明だが、ごくごく稀にそのへんが描写された際はどうも催眠アプリとかああいう技術らしいことが示唆されている。
「この時代の人々にとって、私は時空を超えた存在です。彼らにとって私は宇宙人のような存在です。彼らに接触する際には細心の注意が必要です。私自身の介在によって、この歴史が変わることも有り得るからです。彼らに取材を許してもらうためには、特殊な交渉術を用います。それは極秘事項となっておりお見せすることは出来ませんが、今回も無事密着取材することに成功しました。」
と使用した旨を最初に言うのはお約束である。
これを使用しなかったりした回は毎回トラブルが起きているため、方便ではなく実際に「スクープハンターたちは(当時の人々からすれば)異物」と描写されている。
どうやら本部と通信できない場合は使えないらしい。






Wikiに集まる人々は、様々な項目を作成し、閲覧し、追記する。

混迷の時代においてなお、その顔は輝いて見えた。

彼らの後ろ姿を見守りつつ、今回の調査を終えることにした。



沢嶋「それでは皆さん。私はこれで失礼します」

Wiki篭り「ああ、そうですか…。追記修正はやっておきますから」


この後の調査によると、Wiki篭り達は追記や修正を度々行ったという。

それは現在でも着々と行われ続けられている。

そして、それらはアニヲタWiki一の良項目になったようである。

こうして情報が未来へと繋がっていく。



沢嶋「以上、コードナンバーXXXXXX、アウトします」

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最終更新:2025年06月08日 08:13

*1 旗を振ってその日の相場価格を遠くまで伝達する通信網。要するに現代でNHKニュースの最後に日経平均や円-ドルのレートを教えてくれるアレの当時verである