グロリオーサ(ONE PIECE)

登録日:2025/08/14(木) 14:05:10
更新日:2025/08/14 Thu 15:20:06NEW!
所要時間:約 4 分で読めるニョ







東の海にはこんな諺があるという…



恋はいつでもハリケーン!!!



グロリオーサとは、漫画「ONE PIECE」の登場人物である。



【プロフィール】

本名:グロリオーサ
通称:ニョン婆
肩書:アマゾン・リリー先々々代皇帝
所属:九蛇海賊団船長→ロックス海賊団船員→アマゾン・リリー長老
覇気:武装色見聞色
出身:凪の帯 アマゾン・リリー
誕生日:2月4日
星座:みずがめ座
初登場:単行本53巻 第514話『カラダカラキノコガハエルダケ』
CV:真山亜子、木下紗華(若年期)



【概要】

凪の帯(カームベルト)にある女性のみの国家「アマゾン・リリー」在住の小柄な老婆。
島民の中では最年長であり、ご意見番のようなことをしているため他の島民からは「ニョン婆」と呼ばれ慕われている。
そのため現皇帝であるボア・ハンコックに次ぐ発言権を持ち、彼女に意見できるほぼ唯一の島民。

かつてはアマゾン・リリーの先々々代の皇帝*1として国を治めていたが、恋煩いを発症し国を出ていたが、先代の皇帝の好意により国に戻ってきた模様。
そんな経緯もありハンコックからは裏切り者と蔑まれているが、後述の経緯から内心は嫌っていない模様。


【人物】

一人称は「わし
基本的に老人口調だが、ナ行の言葉を「ニャ」「ニュ」「ニョ」と発音する独特のしゃべり方をする。
その見た目の小ささから、ルフィから「豆ばーさん」と呼ばれた時にはさりげなくツッコミ返す等基本的には常識人寄りの思考。

現皇帝のハンコックが王下七武海であるためこの国が世界政府と近しい位置にあることを重要視しているからか、情報の収集に余念がなく九蛇海賊団の戦利品からも真っ先に新聞を入手し読んでいる程*2
それらのことを常にハンコックにも助言しているが聞き入れられないのがほとんどである。


【戦闘能力】

現時点でまともな戦闘シーンが存在しないが、本人曰く「老いさばらえても九蛇の戦士」と豪語するほどに老体ながら身体能力は高く、ハンコックに高所から投げ落とされても無傷で着地できるほど。

また、アマゾン・リリー出身なので武装色、見聞色の覇気を高水準でマスターしていると思われ、元々皇帝であることから、「覇王色の覇気」も使えていた可能性もある。


【来歴】

大海賊時代より前の海では、皇帝を務めながら当時の九蛇海賊団の船長も務めており、当時は今のハンコックににも匹敵するであろうとんでもない美人で、「海のアイドル」とも呼ばれていた。
時の流れって残酷。

その美貌から敵は戦うこともできず魅了され、好き放題に金品を奪われており、海軍からも悩みの種として扱われていた。

グロリオーサ本人はそんな状況に「もうウンザリ(笑いながら)」と語っており、



いっそ脱げないかしら…この美貌



などとのたまう等あざと可愛い性格をしていた。
当然彼女の手配書は某海賊貴公子よろしくブロマイドのような扱いで高値で取引されており、盗撮・追跡などは当たり前のように行われていたらしい。


…が、そんな彼女でも当時副船長であったシャクヤクには一歩劣るようで、ファンレターにも100倍程の差があった。
この時から既に苦労人気質が見え隠れしてる…

そんなグロリオーサの意中の人はなんと、当時ルーキーであった「ゴール・D・ロジャー」であるが、当のロジャーはシャクヤクに夢中で、シャクヤクもロジャーの右腕であるレイリーに気があったという複雑な関係性であった。
とはいえシャクヤクからは「姐さん」よばれており、仲自体は良かった模様。

その後どういう経緯か後の大物が集まった「ロックス海賊団」に参入し、ゴッドバレーの戦いにも参加した。
当時は同じ女性メンバーのミス・バッキンガム・ステューシーとは軽口を叩き合う仲だった模様。

ロックス海賊団壊滅後はレイリーやシャッキーと共に暮らしていたが、フィッシャー・タイガーの起こした奴隷解放事件の際に奴隷だったハンコック達3姉妹も救出し、彼女らと共にアマゾン・リリーへと帰国した。

そして現在の2年前、島にバーソロミュー・くまによって飛ばされたルフィが来訪し、ハンコックとのイザコザが落ち着いた頃に新聞を読み、ルフィに彼の兄ポートガス・D・エースが公開処刑されることを伝えた。

ある意味、彼の人生のターニングポイントを作った人物とも言える*3

2年後の現在では七武海制度が撤廃され、アマゾン・リリーに海軍や現四皇の一角である黒ひげ海賊団が押し寄せる未曽有の危機に陥るも、ハンコックの抵抗やレイリー・シャクヤクの介入により何とか押し返すことに成功した。


【余談】

彼女によるとアマゾン・リリー皇帝は毎回恋煩いを発症することがほぼ伝統になっているらしく、SBSによるとそれを抑えるためには海外に飛び出して意中の相手のそばにいることであると仮説している。



一体誰がこの項目を作ってやったと思うとるニョじゃ!! 全てわしが追記・修正したお陰ではニャいか!!!




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最終更新:2025年08月14日 15:20

*1 順番はグロリオーサ→シャクヤク→トリトマ→ハンコック

*2 凪の帯にあるアマゾン・リリーには新聞を運ぶニュース・クーが来ないため、新聞を読むには海賊の戦利品にあることを祈るしかない。とはいえハンコック含めた島民から慕われているグロリオーサのために略奪品の最優先事項に新聞があることは容易に想像できる

*3 彼女がエースの処刑を伝えなければルフィはそのままシャボンティ諸島に戻っていた可能性が高い。それでもレイリーから2年間の修業を命じられることにはなるだろうが