登録日:2017/01/16 Mon 09:17:28
更新日:2024/05/18 Sat 10:59:48
所要時間:約 4 分で読めます
2019年現在、第6期が絶賛放送中の『
闇芝居』だが、コミカライズも幾つかされている。
一つは『月刊ビッグガンガン』にて3回にわたって連載されていた、短期集中漫画。
もう一つは『ちゃおデラックス』にて連載されていたスペシャルコラボ漫画。
建て主はガンガン版を読んだ事がないのでここではちゃお版について説明する。
ガンガン版は詳しい人にお任せします。
■概要
不条理系ギャグホラーアニメと名高い闇芝居が何を間違ったか『ちゃお』とコラボして生まれた漫画版。
女の子は怖いものが好きとは言うけれども……。
作者は坂元勲。
ちゃおホラーコミックスから単行本が発売された。全1巻。
本作の特徴は闇芝居の単純なコミカライズではないという点であろう。
原作である闇芝居のエピソードは原案に留め、その話の流れこそアニメと同じだが登場人物や話の構成そのものはアニメと異なっている。
また少女漫画という事もあって、登場人物は全体的に美男美女が多い。
話の原案は1期だけではなく2期もある。
当たり前と言えば当たり前だがホラー系、そして闇芝居特有の投げっぱなしエンドは変わらない。
単行本には描き下ろしにして坂元勲氏のオリジナルエピソード『証明写真』が収録されている。
■登場人物
お馴染みの紙芝居のおじさん。
今回は集まったちゃおっ子の少年・少女に紙芝居をしてあげる。
偶々公園にいた黒髪おかっぱの少女。
おじさんの素顔を見てしまう。
▲お札女
●ゲスト
本話の主人公。黒髪短髪の女子高生。
両親と一緒に訳アリで安くなったアパートに引っ越してきた。
しかし新しい家でそこら中にある札を見つけてしまい……。
カナが住む家にお札を貼り付けるために不法侵入していた長い黒髪の女。
警察に捕まった。
▲台所
●ゲスト
本話の主人公。髪を茶色に染め軽い服装をした男。
見た目通り軽い男で、二股している。
霊感はないはずなのに化け物が見えて……。
拓也の彼女……にみせかけて遊ばれていた女。
手作り料理を食べたいという拓也のために朝早く起きて料理を作っていた。
拓也の本命。
マユが化け物に食われたせいで慌てて逃げ込んできた拓也に食事を振る舞う。
しかし出された料理はご飯に箸が立てられていた。
▲異階
●ゲスト
主人公。高校受験を控えている中学3年生の少女。
勉強のため塾に通っており、その通り道にあるデパートに関心を引かれている。
その日は偶々塾が早めに終わった事もあって、デパートに寄り道をした。
が、その結果
お母さんに携帯越しで怒られてしまったため、
エレベーターの閉鎖空間の中でデパートにずっといたいと願ってしまい……。
▲ロッカー
●ゲスト
主人公。河野先輩の事が好きで高校にまで追っかけてきたが告白出来ないでいる。
そんな時にコインロッカーに入っている人形にお願いすれば恋が報われることを知り……。
サッカー部の
イケメン。ミカと付き合うようになる。
三上の事は知っているが、中学時代からやたら視線を向けてくる癖に、けっして目を合わせず無視するためキモいと思っている。
三上の友達。河野先輩に好意を抱き三上に先んじてロッカーに願う。
▲家訓
●ゲスト
主人公。駆と付き合い始めて1年が経過した
記念日に駆の祖父が亡くなってしまう。
そして心配して駆の家に行くとそこには葬式だと言うのに一族全員爆笑している気味の悪い光景だった。
ナナの彼氏。祖父が亡くなったため笑いながら葬式に参加。
その葬式で笑う事が出来なかった母親が死んでも、死んでも仕方ない事と淡白な反応をする。
ナナにその理由を聞かれたため……。
楢橋家にとり憑くアイツ。葬式中笑っていない奴を発見すると殺す質の悪い奴。
アイツの存在を他者に伝えた場合、教えてもらった人はアイツに狙われる事になってしまう。
▲トモナリクン
●ゲスト
主人公。父親の都合で引っ越してきた小4の少年。
学校に馴染めず公園で
ぼっちで過ごしていたら、少年3人組と仲良くなる。
しかしその3人にはマモルが知らない『トモナリクン』という謎の人物と会話しているようで。
黒いシルエットの少年。3人の友達を連れている人気者。
マモルを気に入ったらしくマモルの家でかくれんぼを開始する。
▲矛盾
●ゲスト
主人公。寝ている最中に友人カップルの電話で叩き起こされた。
話を聞いてみると、彼氏と彼女、二人の話には食い違いがあって……。
▲証明写真
●ゲスト
主人公。留年の危険すらある大学生。
お金がないため憧れの女性と同じバイトをしようと目論む。
そのため証明写真を撮ろうとするのだが……。
追記・修正お願いします。
- ちゃおっ子&ホラー大好きな人は「ちゃおデラックスホラー」をオススメ。最近のちゃおホラーは怖いのが多いぞ。 -- 名無しさん (2019-09-28 23:42:07)
- 読んだことはないのですが、調べてみたら、ガンガン版には、熊本浩武さん原案の「夢人」・「万華鏡」・「タイムカプセル」・「件の赤ん坊」・「霧の中」・「貝殻」・「テレビゲーム」・「隣の子」・「青いオモチャの電話」、 ブラジリィー・アン・山田さん原案の「選人」が、連載されていたそうです。(後一本は不明です。)ガンガン版には、他にも連載前に「かくれんぼ」・「○○の絵本」というのも掲載していたらしいです。 -- 名無しさん (2022-07-20 15:06:20)
最終更新:2024年05月18日 10:59