創彩少女庭園

登録日:2025/08/07 Thu 23:40:33
更新日:2025/08/28 Thu 22:57:58NEW!
所要時間:約 42 分で読めます







     

         




創彩少女庭園」とは、コトブキヤが展開するオリジナルプラモデルシリーズの一つ。





概要

フレームアームズ・ガールから連なるコトブキヤオリジナルの美少女プラモシリーズ第三弾。
2020年の冬のワンダーフェスティバルにて、同じくコトブキヤの新美プラブランド「アルカナディア」と同時に発表された。

同じくコトブキヤのオリジナル巨大ロボ「フレームアームズ」の美少女擬人化がテーマのFAガール、「30年後の未来世界のバトルホビー」というコンセプトのメガミデバイス、「(デザイン上のモチーフは)ファンタジーもの」のアルカナディアに対し、
「"創る""彩る"をテーマにした普通の女の子プラモデル」と称する本作は今までありそうで無かった「メカでもなければ特に戦ったりもしない、普通の日本の女子高生」がテーマ。
このため基本的にデザインは「制服を着た女子高生」で共通している。

プロデューサーは過去にヘキサギアを手掛け*1モデリングサポートグッズ(M.S.G)の企画も担当するYUKIこと亀山直幸氏。
キャラクターデザインはイラストレーターの森倉円氏が担当。


特徴

事の発端はFAガールが美少女プラモとして確固たる地位を築き上げたところから始まる。
FAガールのヒットが広がりそれらで遊ぶユーザーが目につくことも増えていった中で、亀山氏は模型誌やSNS上で素体のみを組むかあるいは素体状態で遊ぶ、つまりメカ部分を取っ払って遊んでいるユーザーが一定数存在する事に注目。
「別にわざわざメカが入ってなくてもいい」「そもそもメカを組みたくない人もいる」という着想を得、「M.S.Gの様に高い汎用性を持ちいつまでも愛される美少女プラモ」を目指して企画がスタートした。
そういった罰当たりめんどくさがりユーザーのニーズに応える形で誕生した本シリーズはパーツ数がかなり少なく抑えられ、「見栄え」と「組みやすさ」に重点が置かれている点が特徴的。
勿論上級者向けにのっぺらフェイスやアイデカールや素体ボディーといったものが用意されているため挑戦心やこだわりが発動したモデラー向けの需要にも十分応えてくれる。
また「女性にも手に取ってもらいやすいように」という意図もあり、スタッフは亀山氏や原型師を除き大半が女性スタッフで固められ(森倉氏も女性である)、説明書も読みやすさや取っ付き易さを重視したデザインやレイアウト。
その説明書でも専用のナビゲーションキャラクター「なび子」が組み立てをアシストしてくれる。
付属する簡易ベースは基部がジグソーパズル形状になっており、ベース同士で連結可能。

ロボでも兵士でもない制服で、普段着で、水着で、普通のスクールライフを過ごす普通の女子高生がテーマの本作には「武装」の概念が原則的に無く、付属する小物類も携帯電話だったりスクールバッグだったりタピオカミルクティーだったりとあくまで「日本の学校に通う普通の十代の少女」が意識されている。
スキンカラーは一部専用色を除いてメガミデバイスと揃えてあり、通常色のカラーA及び色白のカラーCが用いられている。

3mm軸規格や持ち手パーツもFAガール・メガミと共通してはいるが、3mm穴は背中にしか開けられていない*2のでFAガールやメガミのような方向性の拡張性は図られていないし、そもそもロボやメカの拡張パーツを意識したものが大半のM.S.G.の多くはそのままくっ付けても似合わない。

とはいえ規格自体は共通なので武装化させる事自体は不可能ではなく、実際公式ブログ第3弾にしていきなり腰を起点にM.S.G.のサブアームで魚雷をマウント、手にも連装砲を装備させてどことなく艦娘っぽい姿になった様子が紹介されており、
他の弾でも「アサルトライフルを持たせてサバゲーマー風」「日本刀を持たせてJK剣士風」「エクスアーマーとナイトマスターソードを組み合わせてファンタジー風」、
電子カタログでも4ページ目にしてヘキサギアと各種M.S.G.を駆使してファンタジー風の弓兵、ヒーラー、騎士にアレンジした一年生たちが紹介されている。
また公式漫画でもまどかがM.S.Gバトルランスとエネルギーシールドを持って相殺少女庭園などとボケてみたり、ナイトソード(特大)を携えるまどかを魚雷と日本刀を構えて迎え撃とうとする暦、エマが何かにつけてHWUスカルマサカーを取り出したりなど、創彩少女庭園と武器の組み合わせは決して禁忌とはされていない。
何ならリトルアーモリーを持たせるための専用手首まで公式で発売されている。
創意工夫次第で改造の可能性は無限、武装化も含めて何にだってなれるのである。

女戦士にするには一工夫が必要だが「女子高生」としての拡張性は例によって非常に高い
女の子とは概してお洒落を楽しむもの、表情パーツが複数用意されているのは勿論のこと、スカートパーツには立ちポーズ用と座りポーズ用の二種類が付属、先述の通り「女の子の日常」を感じさせる小物類や複数の髪型バリエーション、表情豊かな手首パーツも豊富に付属しているため拡張パーツ無しでも様々な表情付けやアレンジを加えられる非常に遊び甲斐のあるキットとなっている。
更には他のキットのフェイスパーツ・髪型パーツ(更に細分化して前髪と後ろ髪)・胴体パーツをバラバラに組み合わせてオリジナルの少女を生み出すこともできる。
これまたコトブキヤキットのお約束としてカラーバリエーションも豊富なので色違いの同一キットでも組み合わせによって雰囲気はガラリと変化する。
1/10スケールなので例によって例の如くアゾンのドール服を着せることも可能。

また頭部はFAガール及びメガミとの互換性があるため胴体または首を挿げ替えることもできる。
これまた轟雷やホーネットを女子高生にしてみた様子が公式ブログに掲載されている。
あれらを女子高生にしてみたり、逆に「創彩」の女の子達をメカアレンジするのも面白い。

先述した通りコトブキヤショップ限定で「ドリーミングスタイル」と呼ばれるカラーバリエーションモデルも販売されている。
単なる色違いでも雰囲気はガラリと変わるので並べて見比べてみるのも面白い。
いずれも通常版と比較してファンタジー創作に見られるような非日常的な「普通」とは遠ざかる成型色だが、FAガールやメガミは非現実な髪色のキットが多いため、それらと頭部を挿げ替えるにはこちらの方が親和性が高かったりする。


メディアミックス

プラモデルとしてではなくコンテンツとしての創彩の特徴はなんといってもボイスドラマや漫画が並行してリリースされている点。
このためどのキャラクターにも最初からCVが与えられており、コトブキヤオリジナルにしては珍しく各キャラの人物像もかなり明確。
そして最初に紹介されてから実際にリリースされるまでに大抵長い時間がかかる関係で結果的には「プラモデルキャラのボイスドラマ化」というより「ボイスドラマのキャラのプラモデル化」に近い関係性になっている。
漫画の作者は「温泉むすめ」の漫画も担当したらぐほのえりか氏。
制服を見れば一目瞭然だが、本作は主要キャラに限っても通っている学校がほぼバラバラというのも女の子の日常ものとして見れば特徴の一つかもしれない。

なお本作には他のコトブキヤオリジナルシリーズのような世界観説明の為の最低限のストーリーさえ存在しない。
はっきりしているのは「庭園エリア」と呼ばれる地区の学校に通っている女の子であることと「課外活動」で色々なことに挑戦しているということのみ。
襲い来る敵も無ければ成し遂げるべき大義も無い、まさに平和な日常そのものである。

ボイスドラマはYouTubeの公式チャンネル「創彩少女チャンネル」で、漫画『創彩少女活動日誌』は公式Xや公式サイトで視聴・閲覧できる。


ラインナップ

メインキット

  • 結城まどか
CV:若松来海
桃桜高校1年A組
実質的な創彩の顔役。黒髪ロングヘアとピンクとシアンの2連ヘアピンが特徴。
可愛いものとお菓子に目が無く、愛犬の「くりまろ」を溺愛している。
しかし勉強は苦手と公言している通りその辺は苦労している様子が多め。夏休みの宿題は終わる寸前まで溜めこむタイプ。
公式漫画でも高確率でボケ役を担っているため時期を経るごとに人物像がカオスになって行く
当初は「何かにつけて気に入ったものをスマホで写真に撮っては記録したり友人らに共有したりする」というキャラだった筈*3だが今や半ば忘れられかけている

+ バリエーション一覧
  • 桃桜高校制服・冬服
2021年1月発売。
創彩少女庭園の正真正銘第一弾。
制服はセーラー服の上にカーディガンを重ねたもの。スキンはカラーA。
以降のバリエーションにも言えることだが、ヘアピン部分は塗分けはされていないので塗装必須。

  • 【桃桜高校・冬服】 ドリーミングスタイル フレッシュベリー
2021年1月発売。
髪色と制服の色を明るいピンクに変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 【冬服うぐいすカラーVer.】
2024年4月発売。
トミーテックが発売している先頭車だけのNゲージ『TOMIX「ファーストカーミュージアム」』とのコラボ商品。コトブキヤショップ限定。
カーディガンの色を山手線のうぐいす色に、襟をグレーに、髪色も微妙に淡い色合いに変更したバリエーション。スキンはカラーA。
また実際に走っていた「E235系 山手線 創彩少女庭園ラッピング車両」を再現したファーストカーミュージアムのキットが付属する。

  • 桃桜高校・夏服
2022年3月発売。
リツカから遅れること約半年、まだ寒い時期に発売された冬服からカーディガンを取り除き、青い襟、赤いリボン、白い本体という実にオーソドックスなセーラー服姿になる。スキンはカラーA。

  • 【桃桜高校・夏服】HMV&BOOKS online 限定特典付
2022年4月発売。
「HMV&BOOKS online」でのみ購入できるバリエーション。
「桃桜高校制服・夏服」に特典として青緑色の髪パーツが追加で付属したもの。

  • 【桃桜高校・夏服】ドリーミングスタイル ミルキーマリン
2022年5月発売。
夏服の色を白とライトブルーに、髪色をコーラルピンクに変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 【桃桜高校・夏服】 Black Canvas
2022年12月発売。
「ZOZOTOWN」限定商品。
制服の色を黒、リボンの色をシアンに変更したバリエーション。
同時にZOZOTOWNからリリースされた「アフタースクール ジップパーカー Like a Blank Canvas」との連動も意識されている。
また、まどかが人気ガールズバンド”BLACK CANVAS”のメンバー『YUKI』になっていたらというif設定のバリエーションでもある。
スキンはカラーC以上に色白な専用色となっている。

  • 水着
2022年9月発売。
全身が一新されたピンクのドット柄のフリル付きビキニ姿。スキンはカラーA。
体型バランスが調整された上に太腿にロール軸が追加されている。
水着のドット柄は塗装済みパーツだがヘアピンに代わるヒマワリの髪飾りは要塗装。

  • 【水着】ドリーミングスタイル サニースカイ
2022年10月発売。
水着の色を水色単色に、髪色をリツカと同じ金髪に変更したバリエーション。スキンはカラーA。
「描きおろしビーチ背景シート」が付属する。




  • 小鳥遊暦
CV:大和田仁美
令法高校1年C組
淵の赤い眼鏡を着用し、付属の小物に違わず読書好きで、学業も優秀、友人同士でも丁寧語……という典型的な委員長タイプ。
小説を書いたりなど文才はあるようだが絵心は無い。あと料理センスも無い
まどかとは同じ中学校に通っていたが当時からこのキャラだったそうな。
公式漫画ではまどかの愛犬くりまろにやたら懐かれている。飼い主より絡みが多いほど。

+ バリエーション一覧
  • 令法高等学校・冬服
2021年4月発売。
制服はブレザー。スキンはカラーA。
眼鏡はしっかり別パーツとして形成されており、前髪に設けられた溝に差し込まれる形で固定されている。
眼鏡無しの前髪パーツもあり、裸眼状態にすることも可能。

  • 【令法高等学校・冬服】ドリーミングスタイル クラシカルアイビー
2021年4月発売
髪色と制服の色をベージュに変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 令法高等学校・夏服
2021年6月発売。
ブレザーを脱ぎ半袖の白ブラウス姿になった。スキンはカラーA。

  • 【令法高等学校・夏服】ドリーミングスタイル トゥルーサファイア
2021年7月発売。
ブラウスを水色に、スカートと髪色を濃紺に変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 【令法高等学校・夏服】@Loppi・HMV&BOOKS online 限定特典付
2021年7月発売。
ローソン店内にある@Loppiまたは「HMV&BOOKS online」でのみ購入できるバリエーション。
令法高等学校・夏服に特典として紫色の髪パーツが追加で付属したもの。

  • 【水着】
2023年6月発売。
白いワンピースタイプの水着姿。スキンはカラーA。
メイン商品画像では裸眼になっているが勿論「眼鏡版」「裸眼版」は両方付属する。

  • 【水着】ドリーミングスタイル ブラックスワン
2023年7月発売。
水着を黒に、髪色を菫色に変更したバリエーション。スキンはカラーA。
「ロマンチックビーチ背景シート」が付属する。

  • YOMI【Black Canvas】
2024年5月発売。コトブキヤショップ限定。
「もしも小鳥遊暦が文学少女ではなく、人気ガールズバンド”BLACK CANVAS”のメンバー『YOMI』だったら?」というif設定のバリエーション。
服装のカラーリングが黒系に変更され、アイプリントも一新。スキンも色白なカラーCに変わっている。
夏服がベースだがネクタイとスカートが新規造形となったことで私服となり、靴もローファーからスニーカーに変更、更に首パーツにはチョーカーが追加され、前腕にも腕時計が追加、
通常版とは異なり裸眼キャラに変更されているがオプションとしてサングラスセットも付属と、ほぼ完全に別人と化している。



  • 佐伯リツカ
CV:黒木ほの香
聖アイリス女学園高等部1年B組
金髪をポニーテールにした快活な少女。
自他ともに認める同性も羨む美少女にしてスタイルも抜群、美しい金髪もサラサラ、男子からも相当モテているようだがまだ恋愛には興味は無いそう。

+ バリエーション一覧
  • 聖アイリス女学園高等部・夏服
2021年7月発売。
一年生トリオのラストを飾る第三弾。発売時期が時期なためか他の2人とは異なり最初から夏服の白ブラウス姿。スキンはカラーA。

  • 【聖アイリス女学園高等部・夏服】ドリーミングスタイル ノーブルローズ
2021年8月発売。
制服の色をワインレッド、髪色を薄紫色に変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 【聖アイリス女学園高等部・夏服】Loppi・HMV&BOOKS online 限定特典付
2021年8月発売。
ローソン・ミニストップ店内に設置されているLoppiからのみ購入できるバリエーション。
「聖アイリス女学園高等部・夏服」に特典として黒色の髪パーツが追加で付属したもの。アイカラーがブルーのままなのでどことなく我那覇響っぽい

  • 【聖アイリス女学園高等部・夏服】 ドリーミングスタイル ナイツ オブ アイリス
2022年9月発売。
二つ目のドリーミングスタイル。
制服の色を青、髪色をベージュに変更したバリエーション。スキンはカラーA。
またM.S.G.竹刀&木刀が付属する。

  • 【聖アイリス女学園高等部・冬服】
2023年4月発売。
夏服から1年半を経て遂に登場した冬服版。
ボレロが追加された上に脚部パーツにニーハイVer.、髪型パーツに「ゆるめお団子ヘア」が追加されている。スキンはカラーA。

  • 【聖アイリス女学園高等部・冬服】ドリーミングスタイル スノーホワイト
2023年5月発売。
ボレロの色を白、髪色を黒髪に変更したバリエーション。スキンはカラーA。
「レクリエーションルーム背景シート」が付属する。

  • 【水着】
2023年12月発売。
一年生トリオのラストを飾る水着版。
制服の上からでも明らかだった一際セクシーなボディが見事に露になっている。
青いビキニに水色のパレオを合わせた水着姿でパレオは分離可能。スキンはカラーA。
まどかはヒマワリだった髪飾りは、こちらはハイビスカス。

  • 【水着】ドリーミングスタイル イノセントブルーム
2024年1月発売。
水着を白に、パレオを赤色に、髪色を「まどか【夏服】 ミルキーマリン」と同じ桃色に変更したバリエーション。スキンはカラーA。
「ドラマチックリゾートプール背景シート」が付属する。

  • 【水着】ヘアアレンジVer.
2025年1月発売。
水着版の水着の色、ヘアスタイル、肌色を変更したバリエーション。
水着を黒に、パレオをターコイズに、肌色を色白肌を演出する「カラーC」に、髪色もそれを際立たせる為に少し濃い黄色に、髪型も「ゆるめお団子ヘア」に変更されている。
代わりに通常のヘアスタイル3種は付属しない。



  • 源内あお
若葉女子高校1年
アニメ版FAガールからのゲスト出演。
創彩の情報公開から間もない2020年7月にして早くも制作が発表されており、少女創彩庭園自体半ばあおの立体化のための企画だったのでは?との憶測すら立っているほど。
表情パーツの一つをユーザー投票で決定する、情報公開から実際の発売まで約2年半もの時間をかけるなど気合の入ったコラボとなった。
公式漫画でも度々紹介されており、直接接触することのない「コラボ世界」とでも言うべき特殊な空間限定とはいえしっかり創彩の世界に組み込まれている。
なお漫画には「若葉女子に通う女子高生の轟雷」も度々登場しているがこちらは製品化はされていない。

+ バリエーション一覧
  • 若葉女子高校・冬服
2022年12月発売。
コラボキャラ故に公式サイトのキャラクターリストでは紹介されていないが実質的な第四弾。
フェイスパーツは投票の末に「デフォルメ顔」が選ばれた。
成型色数は最多の16色。スキンはカラーA。

  • 【若葉女子高校・冬服】 ドリーミングスタイル ハッピーモノクローム
2023年1月発売。
制服の色をモノクロ、髪色を薄桃色に変更したバリエーション。スキンはカラーA。



  • 小石川エマ
CV:長江里加
聖アイリス女学園高等部2年A組
癖のある赤いロングヘアと小柄な体格が特徴的。
強気ではあるが低身長がコンプレックスで、その風貌のせいで子供扱いされがちなのを本気で気にしているがあまりにイジられるとへそを曲げ遂には泣き出すなど色々な意味で迫力も先輩としての威厳も皆無、「エマちゃん先輩」「こいしかわいい」などと呼ばれては怒る、友人が称して「クソザコメンタルお姫様」
一方でゲームや「大きくてカッコイイモノ」が大好きで、巨大ロボやモンスター(具体的にはヘキサギア』のアグニレイジなど)のイラストを描いてはSNSに投稿し「神絵師」を目指して頑張ってはいるが未だ人気は出ていない。
実はこう見えて結構なお嬢様でもある。
……という属性てんこ盛りの少女。

担当声優はアニメ版FAガールでバーゼラルドを担当していた。
イメージの固定化を避ける為に異なるコンテンツに出演済みの声優を別のキャラに当てることは避ける方針のコトブキヤだったが今回は敢えての選出とのこと。


情報公開は2022年2月だったがこれまた2年半弱もの時間をかけて2024年6月に発売された。

+ バリエーション一覧
  • 聖アイリス女学園高等部・夏服
2024年6月発売。
リツカ同様夏服が先に発売された。スキンはカラーA。
特徴的なウェービーな髪型は10個以上のパーツで再現、髪飾りも4種類+怒りマークの5種類が付属する。
140cmという低身長はしっかり再現されており体型は他と比べて小さい。

  • 【聖アイリス女学園高等部・夏服】ライト版
表情パーツの一つ、「捻り胴体パーツ」「体育座り用パーツ」をオミットした代わりに約1300円ほど価格を引き下げたバリエーション。

  • 【聖アイリス女学園高等部・夏服】ドリーミングスタイル ワンダーランドプリンセス
2024年7月発売。
制服の色をブルー、髪色を金髪に変更した不思議の国のアリスを意識したバリエーション。スキンはカラーC。

  • 【聖アイリス女学園高等部・冬服】
2025年5月発売。
ボレロが追加された上に4種類の表情パーツが一新されている。スキンはカラーA。
また座り姿勢パーツはヘキサギアに乗ることが可能な新規パーツになっている。

  • 【聖アイリス女学園高等部・冬服】ドリーミングスタイル インペリアルローズ
2025年6月発売。
髪色をベージュに、制服を赤色に変更したバリエーション。ヘキサギアのレッドとは微妙に色合いが異なる。スキンはカラーC。
メガロマリアとヘキサギアの同人誌即売会のサークル前をイメージした「はりきりイベント背景シート」が付属する。
なお通常背景シートはB3サイズだがこちらはA3サイズで、ヘキサギアのサークルにあるバージニアとサナちゃんが描かれたポスターは亀山P描きおろし



  • 一条星羅
CV:前田佳織里
令法高校2年B組
紫のメッシュ入りの茶髪サイドテール、薄く塗られた口紅やシャドウ、緩めたネクタイ、腰に巻いた上着、ルーズソックス、グラマラスなボディ……と見事に典型的なギャルキャラ
チアリーディング部に属しており応援するのが好きな面倒見の良いオカン系ギャル。エマ曰くオタクにも優しいとのこと。
偶然出会ったエマのことは何かと世話を焼いており、公式漫画では朝起こしに行ったり部屋に掃除機を掛けたり意外と怒ると怖かったりと完全にオカン
こう見えて学業の成績も優秀。


+ バリエーション一覧
  • 令法高等学校・夏服
2025年2月発売。
特徴的な腰巻カーディガンは「通常」「なびき」「座り」の3種類が付属(スカートと一体構造)、また胴体も通常と「前傾姿勢」の二種類がある。スキンはカラーA。
複雑な形状のサイドテールも複数のパーツを組み合わせて見事に再現されている。

  • 【令法高等学校・夏服】ドリーミングスタイル スプラッシュスター★
2025年3月発売。
髪色を水色に白メッシュに、ブラウスをピンクに、ネクタイを紫に、カーディガンとスカートをブルーに、そして何より肌色を小麦肌(メガミデバイスのカラーDよりも濃い色)に変更したバリエーション。



  • 早乙女瑠衣
CV:久保田未夢
桃桜高校2年C組
こちらはショートカットで爽やかな容姿と言動から男女問わない人気を集める王子様系女子(ただし一人称は「私」)。
星羅とは幼馴染の関係で、一緒にひょんな事から出会ったエマと付き合っている。
色々と子供っぽいエマ、ギャルキャラ故にノリの良い星羅に対して常識人成分の強いキャラ故に苦労する場面も。
また面倒見が良く案外大人びた所もある星羅と比べて欲望に負ける場面もままある。また、勉強も少し苦手。

この三人の関係性はメインキャラ三人組と近しく、それぞれの学校の1学年上であることから「三人組の先輩格」的な存在なのだが、エマの見た目と性格のせいでエマとその保護者みたいな感が出てしまっている。

一条星羅と同時発表だがプラモデルは未だ発売されていない。


  • 虹村映美
CV:相良茉優
令法高校1年C組
プロフィールを見ての通り暦の同級生。猫耳付きキャスケットと猫口が特徴的。
フリーペーパー『庭園日誌』の記者のひとりで、カメラ片手に「課外活動(フィールドワーク)」と称して歩き回っては「特ダネ」を撮影して回る、神出鬼没なカメラマンという典型的パパラッチキャラ
一見眠そう&だるそうに見えるものの相当ちゃっかりしているとのことだが一方お菓子類に目が無く、特ダネをお菓子で買収される様子も。

基本的に3人セットで描かれる本作のキャラにしては珍しく、2025年7月現在友人や相方に当たるキャラが設定されていない。
胴体部は暦の夏服を流用する前提でデザインされており、それ故にキャラの発表と同時にプラモ化も決定していた。

+ バリエーション一覧
  • 令法高等学校・夏服
  • 2025年3月発売。
特徴的なキャスケットやリュックサックは着脱可能。スキンはカラーA。
胴体は夏服暦の共用というだけでなく、新規に前傾の上半身となびいた形状のスカートも追加されている。

  • 【令法高等学校・夏服】ドリーミングスタイル ロマンティックメモリーズ
  • 2025年4月発売。
髪色を赤毛に、制服の色をピンクに、帽子とリュックサックとカメラを白に変更したバリエーション。スキンはカラーC。
「コトブキヤ店頭背景シート」が付属する。



  • 寿武希子
若葉女子高校1年
あおと同じくアニメ版FAガールからのゲスト出演。

あおとは体型が全く違うため、同じ学校の制服ながら各パーツは新規造形されている。

+ バリエーション一覧
  • 若葉女子高校・冬服
2023年9月発売。
武希子の特徴的な丸顔を表現する為にフェイスパーツは独自規格が採用され、
また武希子の大きく股を開いた独特の座り姿を再現する為に脚部も新規で作られている。スキンはカラーA。

なお通学鞄のキーホルダーは、あおがウドラなのに対してこちらはヘキサギアのマスコット、サナちゃん

  • 【若葉女子高校・冬服】 モデラーズエディション
2023年10月発売。
今回はいつものカラーバリエーションではなく、工具箱や塗装セットを乗せた作業机、椅子、髪を降ろした新規造形の髪型パーツ、スティレットの素体が同梱した豪華モデラーズエディション

成型色はあおをも上回る21色



  • 薬師寺久遠
CV:渡部恵子
桃桜高校3年A組
初の三年生キャラ。
「ポンコツ気味な箱入りお嬢様」と「途轍もない演技力の女優」という二面性を持つ少女。
女優業の「何にだってなれる」ことを心から楽しんでいるというある意味では創彩少女庭園のコンセプトを体現するキャラ。
本作のスピンオフ作品『無限邂逅メガロマリア』の主人公・篝火真里亞の中の人も演じている設定で、こちらは楚々としたちょっとレトロなお嬢様「薬師寺久遠」とは真逆の人物。

映美と同じく2025年7月現在友人や相方に当たるキャラが設定されていない。
篝火真里亞というもう一つの顔とセットとも言える。

+ バリエーション一覧
  • 桃桜高校・制服
2025年9月発売予定。
何の演技もしていない「素の薬師寺久遠」をイメージしたモデル。
そのためフェイスパーツは全て穏やかな表情になっている。
長袖の白セーラーでスキンはカラーC。
下半身は通常の創彩少女のフォーマットになっているが、上半身は胴体は後述する篝火真里亞の流用なのでこちらもアクション性が高い。

  • 【桃桜高校・制服】ドリーミングスタイル ダイヤモンドヒロイン
2025年10月発売予定。
制服と髪色をグレーに変更したバリエーション。スキンはカラーA。

  • 【篝火 真里亞・衣装】
2025年7月発売。
『無限邂逅メガロマリア』の主人公「篝火 真里亞」の衣装で演技をしている姿をイメージしたモデル。
衣装は黒セーラーに編み上げブーツでスキンはカラーC。
特撮ドラマの主人公ということでアクションポーズの迫力を重視した構造で、引き出し可能な肩関節や二重関節の肘、スイング・ロール可能な胴体、可動するはためいた形状のスカートなどが盛り込まれている。
ちなみに、「スカートの中」は公開しない方針の公式ブログだが本キットは新構造の股関節を紹介するために例外的にスカートを外された状態の写真が掲載されている。
そのため黒の紐パンという中々に凄まじいものをお召しであることが明らかになっている。

  • 【篝火 真里亞・衣装】ドリーミングスタイル ブリザードアクトレス
2025年8月発売。
髪色をグレー、制服の色を濃紺に変更したバリエーション。スキンはカラーA。
イオナを想像すれば大体合ってる



  • 成瀬タクト/詩季
CV:峯田茉優
令法高校3年A組
起伏の全くない身体つきやショートパンツなど一見少年と見紛う*4双子姉妹。タクトが姉、詩季が妹。
タクトは学生でありながら音楽プロデューサーとしても活動しており、今や出席日数が危険域な程生活の軸足が逆転している。

詩季は独特な世界観を持つタクトの「翻訳係」。
一言で表せば重度の中二病であるタクトと比べて常識人で、公私にわたって姉をサポートしているが自分一人での決断は苦手だそう。

2024年1月にキャラクターは発表されたが2025年7月現在プラモデルはまだ未発表。


  • 如月ユエ
CV:秋奈
聖アイリス女学園高等部3年A組
おさげ髪と丸眼鏡が特徴的な大人しそうな顔と、眼鏡を外しツーサイドアップにした髪型とゴスロリ調の衣装のアイドル歌手(兼動画配信者)「月(愛称”つきにょん”)」の顔というこれまた極端な二面性を持つ少女*5この世界の芸能人オンオフの差が激し過ぎないか
なおユエと月が同一人物である事は伏せて通学しているが、ひょんなことでまどからにはバレてしまっている(ボロを出して同一人物な証拠を漏らしてしまったとかではなくまどかに素で見抜かれた*6)。
性格は少しキツめで、言動は社交的とか礼儀正しいとかとは言い難く、タクトにワガママを言いまくり、普段から「やりたいことだけをやる」、後述する実年齢もあってクラスでも浮き気味……という良い子の多い本作では中々癖のある人物だが、
これは「かつて大病を患い、長期入院と大手術の末に『命のある今』を大事にしている」「いつ歌えなくなるか分からないからこそ毎回全力を尽くす」というかなり重いバックボーンに因む。
その煽りで高校生でありながら飲酒可能な年齢。ボイスドラマにて「同級生の2つ上」「2年休学していた」と言及されているため20歳と推定される。

なお「月」のミュージックビデオは公式YouTubeチャンネルで視聴できる。

成瀬姉妹と同時に発表されたが、こちらもまだプラモ化はされていない。


  • ウルフさん
創彩少女庭園の番外編、知ってるような知らないようなどこかのだれか。「〇〇さん」シリーズの第一弾。
薄茶色のウルフカット(ただし後ろ髪はロング)、小鳥遊暦のアイプリントだけ変更したフェイスパーツ、一条星羅からカラーリングを変更して流用された胴体……という多くが既存パーツの流用ながら全く異なる雰囲気となった少女。スキンはカラーA。

他のキャラクターと違ってウルフさんには具体的な設定が一切存在しない
性格や通っている学校は勿論、「ウルフさん」という名前が何に由来しているのかすら決まっていない。まさにすべておまえが決めろという訳である
『活動日誌』でも何度か登場してはいるが、あおらコラボ組と一緒にしか現れず台詞も無い。

2025年6月発売。
コトブキヤ購入特典はショートヘアアレンジパーツ。


アフタースクールパーツ

つまるところ「小物類」や「髪型・フェイスパーツの拡張パック」。
女子高生の日常を演出するオプションパーツのシリーズ。

  • カフェテーブル
2021年1月発売。
カフェの丸テーブルと椅子、タピオカミルクティーとクレープのセット。
椅子と飲食物は2つセットなので二人分のキャラとセットで遊ぶことができる。
また「結城まどか」向けの「ぺろり顔」表情パーツが付属する。

  • レトロデスク
2021年4月発売。
大正ロマン風の椅子と机、大小二種類とそれぞれの「開き」「閉じ」の四種類の本が付属する。
こちらも「小鳥遊暦」向けの「目閉じ顔」表情パーツが付属する。

  • トラベルタイム
2021年7月発売。
「旅行」をテーマとしたトランク、カメラ(付属の望遠レンズを装着可)、スマートフォン、自撮り棒のセット。
上二種と異なりリツカに対応するフェイスパーツは無い。

  • アンブレラセット
2021年8月発売。
バンドを閉じた状態、バンドを解いた状態、広げた状態の三種類の傘のセット。
こちらには「佐伯 リツカ」向けの「目閉じ笑顔」と「驚き顔」の二つの表情パーツが付属する。

  • プレゼントセット
2021年10月発売。
ハート型、薄箱型、直方体型、袋型の四種の小包とビニールショッパー、大小二種の紙袋のセット。

  • メガネセット
2021年10月発売。
無色クリアーで形成された6種類の眼鏡のセット。無色透明なので眼鏡というより安全ゴーグルな感が
装着方法の関係で、無改造では眼鏡に対応するキットにのみ対応する。

  • ショートウィッグA【ホワイト&チョコレートブラウン】
2021年10月発売。
髪型パーツのオプションセット。
結城まどかに合わせた濃茶髪と塗装派向けの真っ白なショートカットヘアパーツの二種類セット(+のっぺらフェイス付き)。
前髪パーツには分け目が異なる三種類が用意されており、またその内二つは眼鏡パーツを装着可能。
また非使用時のディスプレイに使えるトルソーも同梱される。

  • ショートウィッグA【オレンジ&パープル】
2021年11月発売。
こちらはオレンジ色と紫色のショートカットヘアパーツの二種類セット。
上記製品の色違いであり基本的な仕様は同一。

  • 轟雷お誕生日セット
2022年12月発売。
実質的な源内あお専用拡張パーツ。
あおがポニーテールを解いた時の後ろ髪パーツ、素体の轟雷、轟雷の箱(箱を開けて轟雷を仕舞うことも可能)、誕生日ケーキ、ちゃぶ台のセット。
更にFAガールのフェイスパーツ規格に合わせたあおの表情パーツ四種ののっぺら仕様も付属する。

  • ジップパーカー Like a Blank Canvas
2022年12月発売。「ZOZOTOWN」限定商品。
ZOZOTOWNコラボ企画に合わせ、このためにアゾンが製作したジップパーカー。
ジッパーは閉められない構造なことに注意。

  • まどかのよくばりサマーバケーションセット
2023年6月発売。
結城まどか水着バージョンに合わせた、夏の海にぴったりなオプションパーツ群。
デッキチェア、ビーチボール、ラムネ、お茶、コーラ、スポーツドリンク、クリームソーダ、パフェ、アイス、落としたアイスクリームのセット。
また「結城まどか」向けの「ニシシ顔」「ぐぬぬ顔」表情パーツが付属する。

  • リツカのカラオケ&レコーディングセット
2023年7月発売。
その名の通り、ヘッドホン、マイク、マラカス&タンバリン、ノートPC、ミキサーといったカラオケや録音風景を再現するオプションパーツ群。
また「佐伯リツカ」向けの「アピール顔」「ぴえん顔」表情パーツが付属する。

  • 天使と悪魔の誘惑セット
2024年6月発売。コトブキヤショップ限定。
「活動日誌」に登場したエマの天使と悪魔の立体化
休日のエマを再現する天使・悪魔及びそのディスプレイスタンド、ポテチ袋、中身10枚、コーラボトル(2Lスケール)、ゲーム機コントローラー、ミニアグニレイジのセット。
天使と悪魔は色分けされているがアグニレイジは流石に赤色単色成型。
また「小石川エマ」向けの「つよつよ顔」「キメ顔」表情パーツが付属する。

  • 星羅の愛情出前セット
2025年2月発売。コトブキヤショップ限定。
定食屋でアルバイトしている星羅の仕事姿を再現するオプションパーツ群。
蓋が開閉するおかもち、フライパン&フライ返し、お盆、ドーナツ3種類&ドーナツカップ、弁当箱、スリッパ、ローラースケートのセット。
ローラースケートは靴パーツとの交換で装着できるが構造上の問題で水着キットやエマには非対応。
また「一条 星羅」向けの「ちゅー顔」「べー笑顔」表情パーツが付属する。

  • 映美の探偵コスプレセット
2025年3月発売。コトブキヤショップ限定。
古典的な探偵コスプレする映美を再現するオプションパーツ群。
長袖パーツ、茶色のケープ、なんちゃってパイプ、虫眼鏡、ヒゲ眼鏡、手帳(開閉2セット)、メモ帳、万年筆、スマートフォン用ジンバル(別売りのカメラを装着可能なオプションパーツ付き)のセット。
長袖パーツは小鳥遊暦にも対応する。
また「虹村映美」向けの「にゃはは顔」「デフォルメ泣き顔」表情パーツが付属する。

  • 久遠の役者小物セット
2025年7月発売予定。コトブキヤショップ限定。
薬師寺久遠が演技で使用する小道具を表現したオプションパーツ群。
黒い日傘、和風なバッグ、黒い扇子(開いた状態・閉じた状態の2種セット)、ガラケー、炎のようなエフェクトを纏った刀のセット。
また「薬師寺久遠」向けの「拗ね顔」「ダークスマイル」表情パーツが付属する。



タイニークローゼット

コトブキヤユーザーには日本橋店の店舗内に売り場があることでお馴染みドールメーカー「アゾンインターナショナル」が製作する創彩少女庭園用衣服シリーズ。
専用の型紙でサイズを微調整し、自然なフィット感を実現している。
2025年現在全てコトブキヤショップ限定。


  • ジップパーカーコレクション
2024年8月発売。
その名の通りフード付きパーカー。ジッパーを閉じることはできない仕様。
グレー、アイスブルー、ブラックの全三種。

  • キャミワンピースセット
2024年12月発売。
シャツとキャミワンピース、トートバッグの三点セット。
ドレスアップボディ【M】に着せることが前提の製品なので基本製品にそのまま着用させるのは流石に無理があるか。
モノクロボーダー柄のシャツと青いワンピースの「Indigo」、
ベージュのフレンチスリーブと茶色のワンピースの「Brown」、
白いシャツとイチゴ柄のワンピースの「White」の全三種。

  • ジップパーカーコレクション Vol.2
2025年1月発売。
「ジップパーカー」の第二弾。
Navy、クリームソーダのバックプリントが描かれたBaby Pink、フードだけ白色のBlackの全三種。

  • 浴衣
2025年5月発売。
ドレスアップボディ【M】専用衣装。
ヒマワリ柄の浴衣。赤い帯の「紺」と青い帯の「白」の全二種。
帯はスナップボタンで脱着できる。

  • 前結びシャツセット
2025年7月発売。
ドレスアップボディ【M】専用衣装。
胸の下で裾を結んだ短い上着とホットパンツのセット。裾は自分で結ぶ仕様なので結び度合は自在に調整できる。
またドレスアップパーツとして熱接着式の「金ボタン」も3個付属する。
全三種類あるが何れも迷彩柄。

  • ルームウェアセット
2025年8月発売。
ドレスアップボディ【M】専用衣装。
もこもこの部屋着と靴下のセット。
大きなマーガレットが描かれた白いセーターと水色のボトムス・靴下の「White」、
パイル生地で上下ボーダー柄の「Pink」、
ゲームシャツ風デザインの「Black」の全三種。

  • パーカーワンピース
2025年11月発売。
ドレスアップボディ【M】及び【S】に対応する。
ミニスカートくらいの裾の長さのパーカー。
アグニレイジがモチーフの紅白カラーとYUKI氏がデザインしたバックプリント付きの「Imperial Red」、
バンドグッズをモチーフとした「Black」、
重ね着しているように見える「Gray」の全三種。



アレンジウィッグ

アフタースクールの「ショートウィッグA」の系統が独立する形でスタートした髪型パーツの拡張キットシリーズ
前髪パーツの一つは眼鏡に対応すること、非使用時や単独でディスプレイするためののっぺらフェイスとトルソーが付属するのは「ショートウィッグA」から引き継がれている。
あるキャラの髪型のオプション版という感があるが他のキャラに組み合わせても勿論良い。
構造の問題で全キャラに対応している訳では無いことに注意。
特に独自規格のあお・武希子には対応していない。

  • サイドダウンヘア
2025年2月発売。
一条星羅のサイドテールを「ルーズサイドテール」に近い形にしたもの。
色合いは元より、黄色いシュシュや紫のメッシュは元のキャラと同様。

  • ロングウェーブヘア
2025年2月発売。
こちらは完全に髪を降ろした姿。メッシュはそのままだが髪を結っていないのでシュシュは付属しない。
ウェーブした複雑な形状の後ろ髪は大量のパーツ分割で見事に表現されている。

  • ウルフレイヤーカット
2025年4月発売。
一言で言えば「ウルフさんの髪型パーツの色をリツカの金髪と同色に変更したもの」。
製品サンプルにリツカが使用されているせいで、アホ毛が無い以外ほぼ星井美希

  • 姫カットポニーテール
2025年7月発売。
薬師寺久遠の髪型を白いリボンで纏められたポニーテールに変更したもの。
アクション性重視の薬師寺久遠に合わせて、結び目が可動し、毛先も大きく広がったダイナミックな仕様。
また非常に長い後ろ髪が今までのトルソーでは対応しないため新規造形のトルソーが用意されている。



その他のカスタマイズキット

  • 創彩少女庭園用 タクティカルグローブ(ブラック/タン)
2022年10月発売。
トミーテックの1/12スケールの銃器プラモデル「リトルアーモリー」とのコラボ製品。
リトルアーモリーの銃器を持たせるための専用手首パーツで、黒手袋と茶色手袋の二種類がある。

  • 創彩少女庭園用 タクティカルグローブ(グリーン/銃の持ち手)
2023年2月発売。
こちらは緑手袋と素手の二種類。

  • 創彩少女庭園用タクティカルグローブ2 ハンドガンセット(タン)
2023年9月発売。
「拳銃の両手持ち」用の両手一体の手首パーツなどがセットになった製品。
またブローニングHPも付属する。

  • 創彩少女庭園用タクティカルグローブ2 リボルバーセット(ブラック)
2023年9月発売。
黒手袋かつパイソンマグナムPPCカスタムが付属する版。

  • 創彩少女庭園用タクティカルグローブ2 ハンドガンセット
2023年12月発売。
素手かつH&K MK23が付属する版。

  • 創彩少女庭園用タクティカルグローブ2 リボルバーセット(グリーン)
2023年12月発売。
緑手袋かつM19リボルバーが付属する版。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.1~3
2024年6月発売。
未塗装表情パーツの4点セットに新規表情デカールが付属したもの。
テーマは「バトル系のカスタマイズに適した激しい表情」なのでデカールは目尻と眉が吊り上がった強気そうなものが主。

Vol.1は佐伯リツカ【夏服】に付属した表情パーツに焦げ茶色の瞳のデカール。
Vol.2は小鳥遊暦【夏服】に付属した表情パーツに明るい赤色の瞳のデカール。
Vol.3は佐伯リツカ【冬服】に付属した表情パーツに薄水色の瞳に爬虫類のような縦長の瞳孔のデカール。

  • ドレスアップボディ【M】
2024年12月発売。
衣服を着せて遊ぶためのベース素体のためのキット。
タイニークローゼットを始めとしたドール服との連携や改造ベースにすることが前提になっている。頭部は付属しない。
キャミソールとショートパンツを着用したものと、パンツと肌色のインナーウェアを着用したものの二種類の同梱セット。
また「ショートソックス」「ハイソックス」「オーバーニーソックス」の三種類の靴下パーツが付属する。

  • ドレスアップシューズ Vol.1
2024年5月発売。
ドレスアップボディ【M】の足首交換用パーツ。制服シリーズとも一部は対応する。
白と青の上履き、スニーカー、ダイヤル式スニーカー、白と青のフリルサンダル、下駄(本体・鼻緒共に白色)の5種類セット。

  • ドレスアップボディ【M】 カラーC Ver.
2025年6月発売。
ドレスアップボディ【M】のカラーバリエーション。
肌色は「色白」なスキンカラーCに、またキャミソール、ショートパンツ、靴下、パンツの色は黒に変更されている。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.4【森倉円デザイン】
2025年6月発売。
メインキャラデザイナー森倉円氏による「幼さ」をテーマとした新規造形のフェイスパーツと表情デカールのセット。
フェイスパーツは目と口が形成されておらず、目元のみならず口元までデカールで表現される。
また「チーク線デカール」もあり、通常キットの頬染めとしても使用可能。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.5【らぐほのえりかデザイン 結城まどか用A】
2025年6月発売。
『活動日誌』の作者らぐほのえりか氏による『活動日誌』内のギャグキャラ街道を突き進んでいるまどかをイメージしたフェイスパーツと表情デカールのセット。
Vol.4と同じ目・口の無い表情を全部デカールで表現するフェイスパーツ「Aタイプ」に加え、目・口に加えて鼻も無くしたよりデフォルメ色の強い「Bタイプ」も付属する。
全体的に普通の女の子の日常というよりギャグ漫画の一コマを抜き出したようなイメージの製品。

なお表情デカールにはおまけとして「創彩怪獣マドラ」「まどかの落書き」も付属している。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.6【雨間デザイン】
2025年6月発売。
前2段とは打って変って今回のテーマは「病み」
半開きの淀んだハイライトの無い目、目の下の隈、垂れ下がった眉……と全体的にポップなイメージの本作では珍しい方向性のデザイン。サンプル画像では案の定包丁とも組み合わせられている
デカールには汗、包帯、絆創膏といったものも付属している。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.7【らぐほのえりかデザイン 結城まどか用B】
2025年7月発売予定。
まどか用デフォルメフェイスパーツの第二弾。
今度もおまけとしてカメラ画面やメッセージアプリ画面を模したスマートフォンの画面デカールやくりまろ等のデカールが付属する。

  • ドレスアップボディ【S】
2025年8月発売予定。
エマと同様の140mm級小柄スタイルのドレスアップボディ。
バストサイズは「小石川 エマ」のイメージに合わせた「スレンダータイプ」(原文ママ)と「レギュラータイプ」の二種類が用意されている。

  • ドレスアップボディ【L】
2025年11月発売予定。
こちらは逆に160mm級のグラマラスなスタイルのドレスアップボディ。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.9【らぐほのえりかデザイン 小鳥遊暦用A】
2025年11月発売予定。
『活動日誌』では常識人キャラかと思えば案外そうでもないことも多い暦用のデフォルメ顔パーツ。
裸眼時の両目がεεになった顔もある。

  • カスタマイズフェイス&デカールセット Vol.10【らぐほのえりかデザイン 佐伯リツカ用A】
2025年11月発売予定。
リツカ用のデフォルメ顔パーツ。
『活動日誌』では結果的に常識人枠に収まったこともあってか、デフォルメ顔のバリエーションは前の2人と比べて少な目。

  • グランデスケールドレスアップボディ【M】with 源内 あお
2025年12月発売予定。
1/6スケール(頭部を含まない全高約21cm)という巨大サイズに再設計したドレスアップボディ【M】。ドレスアップボディでありながらスケールを合わせたあおの頭部パーツが付属する。
創彩少女庭園とは規格以前にスケールが違うため、「創彩少女庭園」のブランドを冠しているだけで完全に「ドレスアップボディ【M】を1/6ドールの素体にしたもの」である。
なおインナーの色は黒。



その他の企画

公式サイトにも募集ページがある通り、本作はコラボレーション企画にかなり積極的。
上記のラインナップも見ての通り他の模型メーカーや服飾メーカーとのコラボ商品も、コトブキヤプラモとしてはかなり層が厚い。


上記の通り本作のスピンオフ企画として『無限邂逅メガロマリア』が誕生している。こちらもプロデューサーは亀山氏。
「創彩」内の設定では日曜朝の特撮ヒーロー番組で、薬師寺久遠が主演、エマもそのファンの一人という設定。
製品としてのメガロマリアは「創彩」のノウハウが活かされた「マリオネットスタイル」が採用され、本作とは逆にアクションの迫力と可動性を重視したブランドになっている。
また頭部パーツは創彩と共通しているため、創彩のキャラのフェイスまたは髪型をメガロマリアのキットに取り付けることも可能であるなど、創彩との連携が最初から意識されている。


コトブキヤ内のクロスオーバー企画として、何度か言及した通りプロデューサー繫がりでヘキサギアに関する小ネタが多々見られる。
重厚なメカものと女の子の日常もの、全く属性が異なっていそうだが亀山氏曰く「やることは大して変わらない」のだそう。確かにユーザーを沼らせようとする攻撃の激しさはどちらも相当なものである

「ヘキサギア」の世界では「創彩」は流石に直接登場していないが、「ガバナーの専属オペレーター」をイメージした製品「ガバナー アースクライン・バイオメカニクス オペレーターセット」はヘキサギア側に合わせてリアル調の画風になっている以外はどこからどう見てもポニテのまどかと裸眼の暦
事実上の社内コラボ製品であり、製品ページには「どこかで見たようなポニーテールとショートボブの彼女達」「私たちはキャンバス、オペレーターにだってなれる!」との文言がある。
なお、オペレーターキャラという理由もあるだろうが、「創彩」と同様座り姿勢専用の腰パーツが付属する共通点がある。


コトブキヤコンテンツや関わりの深い人員が多数参加しているスマートフォンゲーム『アリス・ギア・アイギス』でもFAガールを追いかける形で参戦。
2023年にあお・武希子がプレイアブルキャラとして参戦したイベント「FAガール with 創彩少女庭園コラボ あおと武希子の課外活動」にてNPCとしてまどか・暦・リツカ・エマが登場し、またこの時一年トリオより先にエマだけ3Dモデルを貰っていた。
また「聖アイリス女学園制服」が実装され、FAガール組の着せ替え衣装として着用させることができた。
『活動日誌』では創彩組とあお・武希子の絡みは皆無だが今回は一年トリオの「課外活動」のゲストに呼ばれた事で会話シーンがある。普段の友人付き合いは無かったらしい設定。
この時点ではあくまでイベントストーリーの主役はあお・武希子なので、アクトレス組と接触する場面もあるとはいえ「アリスギア×創彩少女庭園」というより、タイトル通りアニメ版FAガールコラボに創彩組がゲスト参戦して来たような構図。

翌年は遂に単独のコラボイベントとして「創彩少女庭園コラボ エマとリツカの課外活動」が開催され、リツカ・エマがプレイアブルキャラとなった。
リツカの専用ギアはヘキサギアの「レイブレード・インパルス」「ライトアーマータイプ・ローズ」とM.S.G.「サムライマスターソード」、メガロマリア「ノーヴィス」、エマ専用ギアは「アグニレイジ」「ボルトレックス・ラース」「ガバナー クイーンズガード」とM.S.G.「バイオレンスラム」、そしてメガロマリア「プリンシパル」「ルビーアイ」がそれぞれモチーフで、
ついでにイベント衣装として「ドリーミングスタイル スノーホワイト」を再現した制服、プリンシパルの仮面V-THORを模したヘルメットが登場という実質ヘキサギアやメガロマリアとの二重・三重のコラボ、延いてはYUKIチームとのコラボのような形になった*7
因みにゲーム内のエマは各種製品があればほぼ完全に再現でき、リツカも創彩公式ブログで時間的制約から完全再現より「それっぽく見せる」ことを優先し色々なアレンジを加えた「なんちゃって版」が製作された。
只でさえゲーム内では盛られ気味の胸パーツのボリュームは大幅増量された*8。しかも予備としてもう一つ作成しておいた胸部パーツは画像投稿キャンペーン参加者に抽選でプレゼントされた

またエマの個人エピソードの登場キャラとして星羅・瑠衣も登場した。

なおまどかと暦は非参戦だがどちらも「適性なし」ではなく「試験に不合格*9」であり、イベントストーリーのラストでは二人共再挑戦して合格、特にまどかは3Dモデルも登場したため次回開催時への期待が高まっている。
更に星羅・瑠衣もアクトレス免許を取得していたことが判明したため、こちらも参戦する可能性も出て来た。
奇しくもアリスギアも三人一組が基本なのでこの四人も参戦すれば「創彩」チームを二つ組めることになる。
今後に期待しよう。


追記・修正は彼女らを何にでもできる方にお願いします。

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最終更新:2025年08月28日 22:57

*1 企画立ち上げ及び初代プロデューサーとして携わっていた

*2 それもスタンドに差し込むためのものなので、腕や足など身体に直接パーツを差し込める箇所はほぼ皆無

*3 PVや『活動日誌』の初期のエピソードで顕著。

*4 ボイスドラマでも暦に間違えられた。

*5 因みに「ユエ」は「月」の中国語読み。

*6 横に居た暦とリツカは全く気付いていなかったためこの二人も驚いている。

*7 厳密には前回開催時から「ポーンA1ヘルム」が登場しており、この時点でヘキサギア要素はアリスギアに出て来ていた。

*8 リツカに「ノーヴィス」をそのまま取り付けると足が長すぎるが、切り詰めすぎると今度はスタイルが良い設定のリツカのイメージに反する、というジレンマから「ボリュームを追加して一見した時の印象を調整する」という意図による。製作途中を見せられたライセンス担当者には「デカすぎんか?」(ギアの事じゃないんだよなぁ)とコメントされているが。

*9 案の定まどかは学科でひっかけ問題に嵌りまくり、暦は実技で緊張し過ぎて失敗していた。