登録日:2017/07/06 (木) 01:08:04
更新日:2026/05/27 Wed 12:26:35
所要時間:約 17 分で読めます
うっ、何ィ!貴様ぁ…死神戦士タナトスをバカにするのかぁ!?
死神戦士サイマ獣タナトスとは、特撮テレビドラマ『
救急戦隊ゴーゴーファイブ』第33話「ウブな災魔の戦士」に登場する怪人である。
【概要】
シャチがモチーフの水属性のサイマ獣。
白黒の体色が特徴の筋骨隆々とした戦士の姿をしている。
災魔の中でも一二を争う強さを持つ上、一度暴れ出すと敵も味方も無く抹殺する凶暴な性格。
グランディーヌの信頼を取り戻すために、ディーナスは命がけでコントロールすることを誓うが、ピエールによるタナトス召喚の儀式が始まる中、ディーナスが自分に隠れてグランディーヌに直訴したことに不満を零すサラマンデスが、ピエールに解らないように短剣をタナトスのカード目掛けて突き刺したことで、「戦士として耐えがたき弱点」を植え付けられる。
その弱点とは、「女に弱い」というもので、女性を見るたびに顔を真っ赤にして頭部、耳、鼻から蒸気を吹き出して、背後の火山を大噴火させる羽目になってしまった。
武器は上下に刃が付いた長刀で、振り回すことで破壊エネルギーを繰り出すほか、笛としての機能もある。
【劇中での活躍】
町で破壊の限りを尽くし、その圧倒的な力でマツリ以外のゴーゴーファイブを圧倒するが、そこへマツリが駆け付ける。
いつもの名乗りをしようとしたその時、マツリの顔を見たタナトスは突然顔を真っ赤にすると、頭部、耳、鼻から蒸気を吹き出し、さらに背後の火山が大噴火。
反撃しようとするも技が発動せず、マツリの攻撃をモロに食らってしまい、ゴーブラスター・ハイパーモードのハイパーファイブを受け、退散していった。
逃げたタナトスを手分けして探すマトイ達。だがショウだけは、タナトスの弱点に気が付いていた。
長刀に付いた笛を吹いて歩いていたタナトスは、ジョギングをしていた女子高生たちを見てまたしても顔を真っ赤にして頭部、耳、鼻から蒸気を吹き出し、さらに背後の火山が大噴火。そのままスクラップ置き場の廃電車に乗り込んで隠れる。
とそこへ、タナトスの弱点が分かったショウが電車のドア越しに現れ、コギャルやチャイナ娘、チア、レースクイーンのコスプレを披露するマツリを差し向ける。
タナトスは三度顔を真っ赤にして頭部、耳、鼻から蒸気を吹き出すと、背後の火山は大噴火。さらには頭頂部が爆発し、へたり込むのであった。
やっぱりな!こいつ女の人の前に出るとアガっちゃってなんにも出来なくなるんだ!
自分の弱点を嘆くタナトスに、ショウは女性の前に出ると恥ずかしくて何も喋れなくなってしまう時があった自分を見ているみたいだと同情し、
「タナトスの症状を直す手伝いをする代わり、治ったらタナトスは大人しく地球から出ていく」という約束を持ちかけ、タナトスはそれを受け入れることにする。
マツリはタナトスの為に早速リハビリメニューを組むが、どれも立て続けに失敗してしまう。
神社にて、面目なく思ったタナトスはかくなる上はと長刀で自害しようとするほどに自暴自棄となってしまう。
そんなタナトスに対しショウは、「戦士がそんな事で死んじゃ、もっとカッコ悪いぞ!敵と戦うだけが、戦士じゃないだろう!?」「悲しくても、苦しくても生きていく事!生きていく事も戦いなんだ!!」と説得する。
するとショウは、『メニューその3』の時に団子屋のおばあさんから貰った鈴をタナトスに着けてやり、鼓舞した。
着けてもらった鈴の音を鳴らし、改めてリハビリメニューを実行すべくやる気を出すタナトスだったが、ショウとマツリが現れたディーナスの攻撃を受けて吹き飛ばされる。
ディーナスがタナトスに向けて攻撃すると、タナトスが弱点を克服して完全な「死神戦士」と化し、ショウ達に襲いかかる。
ショウとマツリは着装するも、もはやショウ達の事も忘れ狂った獣と化して暴れまわるタナトスのパワーに圧倒される。
その暴れぶりに、「それでこそ死神戦士」と褒めるディーナス。
そこへマトイ達も駆け付けるが、やはり状況は変わらない。ショウはタナトスを止めるべく、無謀にも説得を試みるが、理性を失っているタナトスに、ショウの声は届かない。
そんなショウを「サイマ獣は所詮、戦うための獣だ!」とあざ笑うディーナス。
違う!サイマ獣だって、心はあるはず!
タナトス、さっきまでのお前には、他のサイマ獣にはない心があった!
もう一度思い出すんだ!あの時の心を!!
ショウへ止めを刺すよう、タナトスに指示するディーナス。
今まさに、ショウに向けて長刀が振り下ろされそうになったその時。
タナトスにつけた鈴が落ち、鈴の音が神社中に響く。
すると、タナトスの長刀がすんでの所で止まり、それと同時に、タナトスは心を取り戻したのだった。
心を取り戻したタナトスは、ディーナスに反逆するが、逆に返り討ちにされ倒れる。
タナトスに「俺は…戦士として死にたかった…!」「獣として蘇ったら、あんたの手で葬ってくれ……!」と懇願され、ショウはタナトスの手に鈴を握らせつつ了承する。
そう言い残すと、タナトスは大爆発した。
すると、サラマンデスの短剣が飛び出し、ディーナスはタナトスの失態がサラマンデスの仕業だったことを知るのだった。
闇の世界の力よ、最後の力を!
アミアス・アミアス・アミクロス!
災魔復活!!
タナトスは、ピエールの再生カードにより巨大な死霊となって復活。
マックスビクトリーロボに乗り込んだゴーゴーファイブは巨大タナトスと対峙し、その攻撃を受けるも、瞬時にそのエネルギーを吸収。ショウは意を決してマックスノバを発射した。
本来ならば言葉を発するはずのない死霊である巨大タナトスが、そう言い残して大爆発。同時に鈴の音が周囲に響いたのだった。
一方サイマパラディコでは、失敗したディーナスをサラマンデスが嘲笑していた。
ディーナスは短剣をサラマンデスの側の柱に突き刺し、「この仕返しは必ず…!」と怒りの眼差しを向け、かくして両者の溝はますます深まっていくのであった…。
【余談】
- 本エピソードでタナトスを演じた大塚明夫氏は、以前超力戦隊オーレンジャーで同じく事情を抱える怪人のバラリベンジャーを演じていた。大塚氏は魔法戦隊マジレンジャーにて冥府神ダゴンを演じた後、宇宙戦隊キュウレンジャーでチャンプ/オウシブラックを演じ、晴れてヒーロー役となった。
- メニューその2を実行するためにやってきた屋上遊園地のシーンにて、サティの看板が見えるカットがある。
- 後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』において、メガピンク/今村みくが女性戦士の七変化を語るシーンで今作のマツリのコスプレシーンとタナトスの噴火シーンが使用されている。
- コギャルのコスプレをしたマツリが登場した際に流れた「LOVEマシーン」だが、ちょうど本エピソードが放送される約1ヶ月前にシングル盤がリリースされていた。この曲はオリコン初登場で1位になっており、ちょうど非常にタイムリーな時期での選曲であった。
追記修正は、女性を見て顔を真っ赤にし、頭部、耳、鼻から蒸気を吹き出して、さらに背後の火山を大噴火させてからお願いします。
- 四きょうだいの中で一番の外道のせいで心ある災魔が生まれるというのは皮肉だな -- 名無しさん (2017-07-06 02:47:20)
- マツリちゃんのコスプレは朝から股間に悪過ぎるよ…ただでさえ童顔で可愛いのに -- 名無しさん (2017-07-06 14:55:40)
- 俺のスマホが悪いのか分からないけど、タナトスのセリフが灰色?に黒背景で見づらいかな・・・ -- 名無しさん (2017-07-06 18:21:30)
- ギャグ回と思ったら後半でやられて、ミントの投げっぱなし的コントなオチにやられたw -- 名無しさん (2017-07-06 18:32:59)
- 死霊化しても最期に喋るのは意外だった -- 名無しさん (2017-09-28 16:24:02)
- ↑×5 その四兄弟ものちにグランディーヌに心を否定されたのが皮肉だな -- 名無しさん (2018-07-06 02:51:42)
- 大塚さん、この10年後3次元でサンホラ世界の冥府に招かれてタナトス様と会話するんだよなあ… -- 名無しさん (2018-10-31 18:07:22)
- 著作権保護のため、項目名を「ウブな災魔の戦士(救急戦隊ゴーゴーファイブ)」から「死神戦士サイマ獣タナトス」に変更しました -- 名無しさん (2023-07-27 18:33:50)
- そもそも、戦士としての任務の地上侵略ができるようになるための女性嫌い克服だから、ショウの条件が無理があったんじゃ・・・ -- 名無しさん (2023-07-28 08:26:36)
最終更新:2026年05月27日 12:26