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入院中の少年(あさりちゃん)

登録日:2018/05/10 Thu 12:57:56
更新日:2026/07/29 Wed 12:38:43
所要時間:約 3 分で読めます






「かったじゃなくて、もうあさちゃん友達だよ。」
「…そだね」

本項目では、室山まゆみによる漫画あさりちゃん』のエピソードの1つである「マイフレンドフォーエバー」にてメインキャラとして登場するゲストキャラクターについて解説する。
なお、作中ではネーム設定については明かされていないため、当項目の項目名もこのような形となっている。

◆人物

「マイフレンドフォーエバー」は少年の視点から始まっており、エピソードにおける実質的な主人公である。
何かしらの重い病気によりとても長い間入院しており、白いだけの世界(病室)に飽き飽きしている。
外見はかなりの美少年として描かれており、儚げな雰囲気を出している。

少年は毎日毎日白ばっかりの世界(病室)にいることがたまらなく退屈だった。
両親は共働きで忙しく滅多に会いに来ることがなく、自分以外の子供を見たことがなかった。

ある日、病院の中庭の方から「こらー!あさちゃんの帽子返せー!」と叫ぶとても元気な少女の声が聞こえてくる。
そんな自分の世界に飛び込んでくるように聞こえてきた少女(あさり)の元気な声に惹かれ友達になりたいと願うも、「かなわない夢」と諦観していたが…。
ちなみにあさりが病院にいたのは姉であるタタミの虫歯治療があったことでついでに飼い犬であるうにょの散歩も兼ねて病院に付き添ったためであり、歯科治療を受けてる間に中庭で遊んでいたため。

なお、あさりの姿を確認できないが故に少年はあさりを想像でイメージするしかなかったのだが、その想像上のあさりは髪色が異なるなど微妙に美化されている。
想像上ではうにょも登場しているが、こちらはこれと言った実際の外見との変化はない。

◆劇中での活躍

少年があさりに思いを馳せている最中、実はあさりの方もいつも閉まっているある窓が気になっていた。
そこに歯科治療を終えてあさりを探しにきたタタミが、妹がが遊んでいた中庭は実は特別病棟前の中庭だったことを知らせる。

それでもあさりはいつも閉まっている窓への関心が継続しており、それを察したタタミは知り合いでもいるのかと問うが、あさりは「ん…ちょっとね。」と返す。
その後も毎回毎回タタミの治療は長く、タタミへの愚痴を呟きながら帰る前に前々から気になっていた窓を見ると、ついに窓が開いていた。
何と少年はあさりに向かって笑顔で手を振っており、容姿がイケメンだったこともあってあさりは舞い上がる。

あさりはうにょを鞄にいれ(バックのかざりと誤魔化した)一緒に特別病棟にある部屋に向かい、ついに初対面と思われたが…。
あさりが挨拶しても、男の子は目を覚ますどころか一切の反応を見せようとしない


…あさりは悲しげな顔で何かを悟った。


…恐らくは数日後、折りたたまれたシーツが乗ったベッドの前で、あさりとタタミは語り合う。
タタミによって少年は生まれた時から全身マヒで口も聞けず、友だちが欲し”かった”んだろうと心境を推測する。

姉の説明を聞いたあさりは「”かった”じゃなくて、もうあさちゃん友だちだよ。」と訴える。
そんな妹を前に「…そだね。」と小さく同意するしかないタタミ。

うにょを連れおめかしをしながらも泣くあさりと、きっちりとした衣装で花束を持って消沈したタタミは悲しさに包まれるのだった。

◆備考

  • あさりに手を振って彼女からも認識された少年だが、全身マヒの少年がこのような行動は本来は不可能である。
    そのため、手を振っていた姿は少年が死を迎えたことによって幽霊のような存在と化した姿か一種の奇跡的な幻だと思われる。

  • 少年が登場したエピソード「マイフレンドフォーエバー」は人気が高く、読者が選ぶあさりちゃんの人気エピソード投票では1位となった。





追記・修正は花束を持ってきながらよろしくお願いします。

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最終更新:2026年07月29日 12:38