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Dr.タップス(ゴルゴ13)

登録日:2018/11/10 (土) 9:05:01
更新日:2023/08/18 Fri 00:18:10
所要時間:約 5 分で読めます







いいだろう、俺の手で奴の時代を終わらせてやろう……時代が変わったことを、奴に教えてやる!




Dr.タップスとはゴルゴ13の単行本120巻に収録されたエピソード「乳白の闇」に登場するゲストキャラクター。
ちなみに余談だが、「乳白の闇」の文庫版収録はあの「白龍昇り立つ」と同じ100巻である。

概要

主人公のゴルゴと同じ殺し屋の男性。
ところがレーザー銃を駆使し、従来の銃を使う殺し屋を『時代遅れ』と考えており、タップスからすればゴルゴもその一人である。

兄を殺された仇としてムンツの殺害をタップスに依頼した依頼人が兄殺しの実行犯であるゴルゴ13の殺害を依頼したことにより、ゴルゴを狙うことになる。
レーザー銃で標的を狙うことに関しては優れているが、やや軽率な面があったり身体能力がゴルゴほど良くなかったりと、殺し屋としての総合力はゴルゴに大きく劣る。

健康に気を使っている割には煙草をよく吸うゴルゴとは対照的な嫌煙家だが、依頼主に二度会うことは好まないタイプでその点は似通っている。

使用するレーザー銃

タップスのレーザーは正面から照射しなければ効果がなく、彼いわく『いかにそれが可能な状況を作るかが俺の仕事』である。
レーザーは実弾とは違って反射さえしなければ直進するが、ライフルは重力や風の影響を計算しなけれならないことを「それを瞬時にやってのけるのがプロフェッショナルというわけだ。これが出てくるまでは、な! 間抜けな銃声も鼻をつく火薬の匂いもしない。時代は変わったんだ」と評している。

なお、タップス自身が言及しているが、湾岸戦争にてレーザー兵器が実際に使用されたという。

タップスのターゲット

○ムンツ

タップスのターゲット。ゴルゴに『タップスの依頼人の兄』の殺害を依頼した人物。
彼女とやたらハイテンションでドライブ中にレーザーで目を狙われ、『無事に事故死』した。

○マックス

赤外線(レッドアイ)・マックスを自称する情報屋。
(おそらくムンツの依頼に際して)ゴルゴは彼に何らかの仕事を依頼したが、
このとき撮ったであろうゴルゴの写真を『タップスの依頼人』にベンツ2台分の値段で売りつけており、
タップスがゴルゴを狙うという情報をゴルゴに流すことで更に金を得ようとした強欲野郎。
当然の報いとして、タップスに撃たれて失明した。報いを与えたのがゴルゴでないだけマシと考えるべきか。

デューク東郷/ゴルゴ13

主人公。タップスいわく『依頼人を選び、仕事を選び、神業ともいえる技術で仕事を遂行する、古いタイプの流行らない男』。
ちなみに、描写されている範囲では『…………』と『!!』しか台詞がない。

劇中の活躍

ゴルゴを狙い、ホテルをチェックアウトするところを車に乗って待ち伏せするタップスはいかにも意味ありげに路肩に停めた車からゴルゴを狙う。
ゴルゴは自分を狙う者の気配を敏感に察知し、そちらの方を睨むことが多い。
人工衛星から見られていることを察知して天を睨んだこともある)
そこを狙うのがタップスの作戦だった。

しかしゴルゴはなかなかこちらを向かず、向いたと思ったら、マックスの車がやってきてそっぽを向かれてしまった。
マックスに裏切りの報復としてレーザーで失明させるが、ゴルゴにこれで自分が何に狙われているかを気付かせてしまう。

バスに乗って山中の人気のないバス停で降りたゴルゴがさらに森林へと逃げていく中で自分を追う者を振り返った一瞬を狙って、タップスはレーザーを撃つ
……はずが、引き金を引く前に体を反らし、レーザーを避けられた

ゴルゴはレーザーを感じ取れる可能性を考えながら、つり橋を揺らしてその下へと飛び降りるゴルゴを追跡するも足を痛めてしまうが、ゴルゴは待ち合いを選んだことで自分の有利だと判断する。
ゴルゴがこちらを撃つためには必ずこちらを見なければならない。その瞬間にレーザーを照射すればいい。
これまで2回も絶好のチャンスを逃したくせになんで自信満々なんだ

だが待つことで霧がたちこめてしまい、霧によってレーザーは散乱されてしまう
タップスの武器が封じられてしまい、なおも霧の中にぼんやりとしたシルエットと見つけ、そちらに向けて撃つが、効くわけがない。
そしてゴルゴの弾丸はタップスの左胸を撃ち抜いた。


「霧を味方にするとは……さすがだな、ゴルゴ13……し、しかし終わりさ!」
「お前さんのようなプロの時代は……も、もう終わりなのさ!」


事切れたタップスに何も言わず、ゴルゴは去っていった。
ところが、特定通常兵器使用禁止制限条約ではレーザー兵器は非人道的として使用は禁止されているが、研究・開発に対してはなんの規制も存在していなかった。
そして、タックスの最期の言葉を後年のエピソード「いにしえの法に拠りて」でゴルゴは思い知らされることになり、タップスはある意味では決して無力ではなかったのである…。

余談

  • よく考えてみるとタップスは『相手の目を狙って失明させる』という手段しか使っていない。彼の口ぶりからして、これとは別に実弾の銃を持っているとは思えない。
    ゴルゴと一対一で戦って、首尾よく失明させることができたとして、そこからどうやって勝つつもりだったのだろうか?
    マックスを撃ったせいで武器がレーザーだと気づかれてしまったし、殺し屋としては見通しが甘すぎると言わざるをえない。













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最終更新:2023年08月18日 00:18