フィーロ

登録日:2019/02/24 (日) 22:11:53
更新日:2024/04/09 Tue 14:07:47
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フィーロはごしゅじんさまを守るー!


出典:盾の勇者の成り上がりSeason 3、4話「槍の勇者捕獲作戦」、キネマシトラス、Shield Hero S3 Project 、
2023年10月6日~12月22日まで放送、©AnekoYusagi_Seira Minami/KADOKAWA/Shield Hero S3 Project

概要

『フィーロ』とは『盾の勇者の成り上がり』のヒロインの一人。
および外伝作品『槍の勇者のやり直し』『真・槍の勇者のやり直し』のサブキャラ。

CV:日高里菜(アニメ)、井口裕香(ドラマCD)

岩谷尚文が魔物商から銀貨100枚で卵くじでランダム購入した卵から孵ったフィロリアル・クイーン。フィロアリア種。
魔法に長けており、簡易な魔物紋を打ち消したり天使のような人間の姿にも変身したりする事が出来る。
そのため変身しても破けない特殊な服と、特別な魔物紋を施す必要があったため、計銀貨400枚もかかった。

名前の由来はそのまんま『フィロリアル』の『フィロ』から。
???「……安直ですね」


出典:盾の勇者の成り上がり、6話「新しい仲間」、キネマシトラス、盾の勇者の製作委員会、
2019年1月9日~6月26日まで放送、©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

元々は生れたばかりの頃はピンク色のフィロリアルであったが、成長したら白色がベースで所々桜色が混じった色合いに変化した。

魔法で変身する天使形態では金髪碧眼の美幼女。
その姿は北村元康いわく『魔界大地』というゲームに出てくる天使「フレオン」というキャラにそっくりらしい。

性格は好奇心と食欲旺盛な元気娘。
尚文の事が大好きな反面、ワガママでいう事もなかなか聞いてくれず、
「やー!」「ぶー!」などと騒いでいるが、特別な魔物紋をしたことで言う事をある程度聞くようになった。
フィロリアル、特にフィロアリア種は走る事よりも馬車をひく事をこよなく愛する種なので、
当然フィーロも馬車を引くのが大好きで、尚文たちが乗った馬車を引いている。

一応鳥の一種なので光ものが好きで、よく集めている。
またフィロリアル・クイーンはドラゴンとさえ渡り合う実力を持つ種なので、
フィーロもそこらの攻撃では傷一つつかないが、そのためか少しの痛みでも過剰に痛がる癖がある。

北村元康のことは「デブ鳥」と言われて以降、彼の事を毛嫌いしており、彼が視線に入るたびに蹴飛ばしている。
事あるごとに蹴飛ばしていた事が後に元康におかしな解釈をさせる事となり、ストーカー被害にあう事になるが……。

ラフタリアとは尚文を取り合いしつつも仲が良いが、
実はフィロリアルの本能で彼女を非常食と見ており、尚文がいないところでは彼女の尻尾を食べようと狙っている。


メルティ=メルロマルクとは非常に仲が良い。
たとえ世界や出会い方が変わろうが、なんならフィーロがフィーロではない状態であろうが、出会ったら次の瞬間には仲良しになっている。
Web版では元康のスキルで発情+暴走したフィーロを治めるために尚文に身代わりにさせられたことも……。*1


本来尚文が買った卵は通常のフィロリアルだったのだが、勇者が魔物を育てると特別な成長を遂げるという仕様のため、
フィロリアルを統べる突然変異種フィロリアル・クイーンとして成長した。


サクラ



うん。えっとね、あった時から御話がしたかったの。

頭撫で撫でしてくれてありがとうー!



『サクラ』とは『槍の勇者のやり直し』のヒロインであるフィロリアル・クイーン。フィロアリア種。
主人は一度だけ元康がなった事があるが、基本的に尚文がしている。
フィーロが白主体で所々桜色なのに対し、サクラはその名の通り桜色主体で所々白色がある。
フィーロが明るく元気な娘に対して、サクラは大人しく素直。元康にも尚文にもちゃんと従う。
天使形態も基本的に子供で固定だが、メルロマルク編とゼルトブル編後編でのみ大人の姿になっていた。大人時では二刀流で戦っている。
どの姿でも尚文に物凄く懐いており、最初に主人になった元康はサクラが自分よりも尚文に懐いている事から次の周回以降サクラを尚文に託している。
基本的にサクラはフィーロの正反対のキャラではあるが、時々フィーロを彷彿とさせることをしたり匂いもフィーロに限りなく近い。

それもそのはず、実はサクラはフィーロと同一人物である。
というのもフィロリアルというのは成長中、周りの環境に大きな影響を受けやすい種なのだ(主人にしたのが誰かによっても変化するほど)
卵から孵った時点ではサクラ固定なのだが、そのサクラを特定条件下で育てた場合、フィーロへ分岐するのだ。
まぁ言ってしまえばフィーロというのはサクラの育成に失敗した状態であり、
サクラの存在を知った最初の世界の尚文は「(性格面が)フィーロの上位互換じゃん」と嘆いていた。

以下特殊条件

  • 尚文が主人だと目が青になる。
  • 尚文の傍に大人の女性がいるとキャラ被りを恐れロリ化。
    大人の女性がいないと大人になり、男だらけだとナイスバディの大人に。
  • 次元ノキメラの肉を食べると体色変化。フィロリアル形態と天使形態で色合いも異なる様に。
  • 自己主張しないと欲しいものが手に入らないと思わせるような環境にいる。
    性格が大人しい→自己主張が激しい。
  • 容姿を馬鹿にされると、それに怒って天使形態での顔立ちが変化する。




槍の勇者のやり直し

出番はない。
一応同一人物であるサクラが終始でているので出番はあると言えばそうだが、フィーロ自身は出ていない。
とはいえ元康が頻繁に口にし、漫画版は元康の回想でフィーロの姿が出たりする。

出番は続編『真・槍の勇者のやり直し』のチュートリアル編になってから。


ディメンションウェーブ

作者がヒーロー文庫から発売している作品にもゲスト登場。
……と言ってもペンギンっぽい生き物の盾勇者『ブレイブペックル』が、
赤髪の人形のせいでボス「ラースペングー」と化した際攻撃役として召喚した魔物「ダークフィロリアル」としてだが。
なおその後『ブレイブペックル』の主人でもある主人公絆が乗騎を入手した際、ブレイブペックルも同行時ひよこ風の鳥に乗っていたので普通のフィロリアルもいると思われる。




追記・修正は股間を蹴飛ばされてからお願いします。

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最終更新:2024年04月09日 14:07

*1 一応擁護しておくと、とっさの判断でそれ以外の最善策が思いつかなかったため。尚文も後で本気で悪かったと思っている。