モグラ怪人(宇宙忍者ゴームズ)

登録日:2019/09/21 Sat 23:39:14
更新日:2019/09/22 Sun 00:59:01
所要時間:約 4 分で読めます




宇宙忍者ゴームズ』に登場した悪役のひとり。名前は元々のキャラ名の直訳。
声は谷幹一。英語版の声はジャック・デ・レオン。

3Dメガネのようなバイザー*1を着けた怪人。
世界征服を企んで地下に秘密基地を作り、大勢の地底人を従えている。
彼自身には特別な超能力はなく、自身の科学力のみで宇宙忍者に挑戦する。

ゴームズの悪役としては珍しく、訛りがない。


【お話】


ある日、ゴームズとファイヤーボーイはスージーが用事で出掛けたので、ガンロックの作った料理を食べていました。

すると、突然大きな地震が起きました。
地震はすぐにおさまりましたが、ファイヤーボーイが外の様子を見に行くとビル街の一角が1ブロック丸ごと無くなっていました。

ファイヤーボーイが穴に入って見ましたが、千メートル潜っても底が見えず、しかも凍りついていたので諦めて戻るはめになりました。
ゴームズは、以前やっつけた悪者の「モグラ怪人」が再び動き出したのかもしれないと考え、本部に帰ってスージーを待って出直す事にしました。

こなくてけっこう
それよりスージーだが…、どこにいるのかな?

穴の底の秘密基地で、モグラ怪人がゴームズ達の様子をモニターで見ていました。
やはり、犯人はモグラ怪人だったのです。

ああ、いたいた。ここは科学協会だな?スージーを人質にしてやる
彼女を捕まえてわしの所で秘密兵器を発明させる!
その秘密兵器で地上の世界をわしのものにするのだ!
では、科学協会のビルをどんどこどんどこ地下に降ろしちまおう!

モグラ怪人がレバーを引くと、機械から光が出てスージーのいるビルがあっという間に地下深くに降ろされてしまいました。
スージーは姿を消して逃げようとしましたが、手下の地底人に捕まってしまいました。

宇宙忍者の本部では、科学協会のビルがあった7丁目が地面に沈んだニュースがテレビから流れていました。
スージーを心配するガンロックでしたが、突然画面にモグラ怪人とスージーが映りました。
モグラ怪人はスージーを人質にした事を告げ、さらに

ゴームズ、お前達がいくらじたばたしてもわしは地球を征服してみせる
いいか、スージーは人質だ。アバヨ、サイナラサイナラサイナラ……

地球征服を宣言し、モグラ怪人は通信を切ってしまいました。
ゴームズはすぐにスージーを助けに行く事を決め、飛行機に乗って穴の奥に行く事にしました。
しかし、その様子をモグラ怪人がモニターで見ていたのです。

お前達、そんなに地下が好きか?じゃあ下に引っ張ってやろう
今、原子力扇風装置で穴の底にどしんとしりもちを着かせてやる
もう地上には帰れないよ~!

モグラ怪人のおかげで舵のきかなくなった飛行機は墜落して壊れてしまいました。
三人は何とか無事でしたが、そこにスージーと手下の地底人を連れたモグラ怪人が現れました。

よく来たな、ゴームズ
お前の言う通り、これで分かったろうがこれから地下に来る時はよく気をつけるんだな

モグラ怪人のそばにスージーがいる!

俺達三人でやれば、こんな野郎何でもねえや!

待て!スージーがいる!

スージーを見つけた三人は助けようとしますが、モグラ怪人がスージーに銃を突きつけているので手が出せません。
何もできない三人に、モグラ怪人は軍隊や警察に邪魔をさせるなと言うと、機械で竜巻を起こして三人を外に吹き飛ばしてしまいました。

回る回るよく回る、クルクル回って吹っ飛んだ!

地上に出てみると、すでに軍隊が穴を取り囲んでいてしかも1分後に攻撃を始めると言うのです。
司令官にスージーや一緒に捕まった人達が危ないので、少し待ってもらうように頼みましたがどうにもならないと言うので、仕方なく実力行使で止めさせて、攻撃を24時間待つ、と取りつけました。

すると、ゴームズは早速地面の下を調べる機械でモグラ怪人の基地を探し始めました。
基地を見つけると、すぐに潜りマシンで地底へ向かいます。

その頃、基地ではモグラ怪人が言う事を聞かないスージーを氷の牢屋へ入れていました。
そこに、ファイヤーボーイが壁を破って現れ、無事にスージーを助ける事ができました。
今度は地下に沈んだビルを元に戻すためにコントロールルームを目指します。

すると、地底人の攻撃部隊やアルファ光線銃といったすごい攻撃が始まりましたが、スージーのバリヤーやファイヤーボーイとガンロックの活躍で退け、ビルを元に戻す事ができました。
人質をみんな助けたゴームズ達は、すぐに脱出に向かいます。
それを司令室で見ていたモグラ怪人は悔しがりました。

わしの機械をいじくったな!
あいつら、やりやがったな!
ちくしょ~う!お前ら、みんな木っ端微塵にしてやる!

モグラ怪人は自棄になったのか、司令室のボタンをやたらめったらでたらめに押し始めました。

みんな~、バカ者ども!
宇宙忍者もこれでおしまいだぞ!
よし、これも押してやる、これも押してやろう、これもこれもこれもみんなしっちゃかめっちゃだ、押しちまえ!

モグラ怪人の奴、穴を吹き飛ばすつもりだぞ!

ゴームズ達は何とか脱出に成功しましたが、基地は大爆発。

うわ~、俺がやられた!

モグラ怪人は基地と共に滅び、地球征服の夢も綺麗さっぱりなくなったのでした。


【その他】

モグラ怪人の登場エピソードは二回あり、1969年の本放送時は二本とも放送されたが後年「カートゥーン・ネットワーク」で放送された時には再登場した時の一本しか放送されなかった。

原語版の名前である「モールマン」は、知名度は低いがファンタスティック・フォーが初めて戦った古参のヴィランである。
コミック版ではなんとあのデアデビルと同じ「レーダーセンス」を持っており、弱った視力を補って余りある感知能力を発揮できる。
また、棒術も会得しているなど戦闘力は常人にしてはそこそこ高い方で、それに地底で手懐けた怪物軍団も合わさるため本来はかなり厄介なヴィランだったりする。
FFのパロディが強めの映画『Mr.インクレディブル』のラストに登場したアンダーマイナーはおそらく彼のパロディ。



うわ~、俺が追記・修正された!

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