バディ・マーフィー(特捜戦隊デカレンジャー)

登録日:2021/04/19 Mon 19:59:04
更新日:2021/04/25 Sun 21:35:07
所要時間:約 7 分で読めます






Episode.05

ウメコ、マーフィーとペアを組め

最新型警察ロボット犬って?
何この性格!何で私なんですか~!?


俺の直感だ、お前しかいない


バディ・マーフィー


君のハートに、ターゲットロック!





「バディ・マーフィー」は『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.5(第5話)のサブタイトル。

脚本:荒川稔久
監督:竹本昇

【ストーリー】

休日、ウメコはバンを荷物持ちにさせてショッピングを満喫するが、サイレンを鳴らして走るデカビークルを目撃する。
現場のマンションに着くと、2人はホージーから「最上階に住む住民からアリエナイザーに狙われているという通報があった」と伝えられる。
ウメコは、その依頼人・岩木に「リーダーの私が来たからには、あなたに指一本触れさせません!」と宣言するが、岩木はウメコを「小娘」呼ばわりして嘲笑する。

そこへ、岩木の命を狙うアンリ星人ベイルドンが襲来。
早速5人はデカレンジャーに変身して応戦しようとするが…


5つ!

一体全体、ライセンスはどこ~!?

えーっ!?


なんとウメコはショッピング中に変身アイテムのSPライセンスを落とすという大ポカをやらかしてしていた。
やむを得ずデカレンジャーは4人でベイルドンと交戦する。
だが、ウメコ不在の分は痛くアーナロイドの相手をしている間にベイルドンは岩木に接近し、彼から「例の物」と呼ばれた赤い液体を奪い去っていった。

一方ウメコは、探し回った末に試着室にあったライセンスを発見するが、案の定ドギーから大目玉を食らってしまった*1

その後、バンとセンは岩木…もといドルトック星人マノマークから事情聴取を行うも、赤い液体については一向に口を割ろうとしない。
そこでドギーは、ベイルドンの居場所を突き止める為に、最新型超高性能AI搭載のロボット警察犬・マーフィーK9を出動させる。
マーフィーは性能自体は優秀なのだが、困ったことにかなりわがままな性格で中々言うことを聞いてくれない。
スワンの命令を無視したり、ドギーの命令は聞いたかと思えば彼の足元におしっこ(冷却水)をかけたりとやりたい放題。
そして、ウメコはドギーからマーフィーとペアを組んで捜査をするように命じる。

毒を以て毒を制すだ

そのドギーの発言を聞くことなくウメコは捜査を始めるが、マーフィーをパトカーから降ろすだけで一苦労し、無理矢理ベイルドンの武器を嗅がせるとようやくやる気を見せて一目散に走っていく。
と思ったら、向かった先はホームセンターで勝手に商品のオイルを飲んでしまった。
しかもお値段6万円の高級な代物。
ショッピングをしたばかりのウメコにとって極めて痛い出費である。

その夜、ホージーとセンの粘り強い取り調べで、岩木は「地球の全人類を液体燃料に変える」というベイルドンの目的を供述する。
しかし、岩木は「安心したまえ」と言って酷すぎる開き直りを見せるとベイルドンから報酬が貰えない場合も想定して、予めある成分を青い液体として抜いた状態で、液体をベイルドンに渡していた。
その言葉通り、ベイルドンは手始めにとあるラーメン屋の屋台の店主をスペースガソリンに変えようとするが、ほんの短時間で液体の効果は切れ逃げられてしまい、岩木に一杯食わされた事に気付く。
ホージーが岩木にその液体を隠した場所を問い詰めても「私を釈放するなら教えてやってもいい」の一点張り。

デカレンジャーはベイルドンに先を越されない為に捜査対象を青い液体に変更して、ウメコとマーフィーを信じることにする。
しかし、凸凹コンビは喧嘩の真っ最中で岩木は「小娘とバカ犬」と侮辱しさっさと自分を解放することを要求する。
自分は兎も角、岩木にとって初対面となるマーフィーまでバカにされたことに憤慨したウメコは、「あたし達が探し出せなかったら、あなたを釈放してあげる」と勝負を挑む。


マーフィー、見せてやりましょう!

ワン!ワン!


科学的に再現した青い液体の匂いを嗅いだマーフィーは、早速埋まっていると思われる空地を突き止める。
ウメコはDスコップで地中深くに埋められた筈の青い液体を掘り出そうとするが、いくら掘っても出る気配がない。
落ち込んだマーフィーは、とぼとぼとデカベースに帰ってしまった。
だが、マーフィーを信じているウメコは雨が降ろうとも諦めずに掘り進める。


絶対ある。マーフィーはおバカ犬じゃないもん。

あの時だって、一番良いオイルをちゃんと選んでた。

やればできる子なのよ、絶対。


そして、遂にウメコとマーフィーの努力が実り、青い液体が入っている箱を掘り出せた。よく岩木はマーフィーを「バカ犬」呼ばわりできたな。*2

やったよ…マーフィー!

だが、突如ベイルドンが急襲する。
これまでベイルドンが目立った動きを見せなかった訳は、「液体の捜索はデカレンジャーに任せ、自分は強奪に徹する」という実にセコい作戦があったから。
ウメコはデカピンクに変身し応援を呼ぼうとするが、ベイルドンの突進でライセンスを落とし猛攻を受け続ける羽目に。

すると、ウメコの危機を察知して真っ先に駆けつけたマーフィーが加勢し戦況が逆転する。
そして、マーフィーはキーボーンでディーバズーカに変形し、5つの星における大量殺人と人間ガソリン化による殺人未遂の罪によるジャッジメントでデリート許可を受けたベイルドンを葬った。

その後、バンとホージーは相変わらず不遜な態度で「ビギナーズラックだ」と負け惜しみする岩木を連行するが、そこへウメコとマーフィーがやって来る。


は~い、小娘です!

こちらは、バカ犬!

ワン!

で、そんなあたし達に負けたあなたは…

うるさい

水も滴るいい男?てへっ

なに?

ワン!


マーフィーは散々自分達をバカにした岩木の足元に、お小水でダイレクトアタック!
こうして、迷コンビから名コンビになった1人と1匹は岩木に完全勝利したのであった。


マーフィー!ジャンプ!


【登場人物】

ウメコ/胡堂小梅
今話における主人公。
冒頭でいきなりとんでもない失態を犯してしまったが、すぐに反省して立ち直った。
当初はマーフィーの対応に悪戦苦闘していたが、おバカ犬ではないことはちゃんと理解していた。

バン/赤座伴番
ウメコのショッピングに付き合わされたが、役割は荷物持ち。
岩木がマーフィーに懲らしめられた時は、ウメコとハイタッチをして喜んだ。

ホージー/戸増宝児
取り調べの時といい、余程岩木の態度に怒りを覚えたのか、今回の彼は本当に機嫌が悪い場面が多い。
それだけに、岩木が冷却水をかけられた時はサムズアップをしていい笑顔を浮かべていた。
お馴染み「相棒って言うな!」は意外にもこの回で初めて言っている。

センちゃん/江成仙一
いつも通り落ち着いているが、やはり岩木に対しては静かに怒りに震えていた。
……次の話で明かされた「ある事」を考えれば、腹にすえかねたのだろう。
岩木に制裁を下したウメコとマーフィーにVサインで称賛する。

ジャスミン/礼紋茉莉花
マーフィーの事を「天は二物を与えず」と評した。
やっぱり岩木(ry

ボス/ドギー・クルーガー
いつも通りのボスで、ライセンスの件でウメコを叱責したり、ウメコとマーフィーの相性の良さを見抜きコンビに任命したりした。
同時に、マーフィーに冷却水をかけられたり、EDのミニコーナーで骨を咥えてしまったりとボスの威厳を失いかねない出来事もあったが。

マーフィーK9
今話が初登場となるロボット警察犬。
能力は優秀だが中々ウメコの言うことを聞かなかった。
初任務で失敗したと思い込み落胆していたが、最後の最後まで自分を信じてくれたウメコに心を開き以降最高のパートナーとなった。

オチではある意味MVP。

【アリエナイザー】

アンリ星人ベイルドン
声:三宅健太
「あがいても無駄だ!宇宙のどこかで燃え尽きろ!!」

罪状:5つの星における殺人、人間ガソリン化未遂

実は歌がうまいとされるアンリ星出身のアリエナイザー。
外見はサイによく似ている。メタルゲラスと思った人、デリートしないから正直に手を挙げなサイ。
5つの星で犯罪を犯しながらも頑強な装甲で身を守り宇宙警察の追撃から逃れてきた。
地球に来た目的は「地球人をスペースガソリンに変える」こと。

人間をガソリンに変える薬品の開発を岩木と名乗るアリエナイザー・ドルトック星人マノマークに依頼するが、薬品が完成した後に払うべき研究費をアーナロイドの購入に注ぎ込んでしまったので、支払いを踏み倒すために彼を殺害しようとした。
アンリ星人の視力はとても弱いが、鼻先にある2本のライノホルンという異常発達した角をセンサーとして周囲を把握する。
この角はとても固く、またこれをぶつけ合って挨拶をする習慣があり、握手という習慣はありえないらしい。


岩木/ドルトック星人マノマーク
演:みのすけ

罪状:薬物取締違反及び人間ガソリン化による殺人予備罪

今話のもう1人のアリエナイザーにして、デカレンジャー&視聴者のストレス源。
地球では「岩木」という眼鏡姿の男性に化けている。
所謂マッドサイエンティストで、自分のやりたい研究の為にベイルドンと結託し、人間をガソリンに変える液体を開発した。
ウメコを「小娘」マーフィーを「バカ犬」と呼んで侮辱する嫌味な性格。
加えて、地球人が犠牲になることを何とも思っていないどころか司法取引を優先したがる等見方によってはベイルドン以上のクズ野郎。
宇宙警察本部への送還が決定されても相変わらずの態度だったが、最後は散々バカにしたウメコとマーフィーにしてやられ、デリートより無様な目に遭った。




マーフィー!追記・修正!









今日はお手柄だったなマーフィー

キーボーンを咥えると起動スイッチが入りマーフィーはディーバズーカに変形するの

凄い威力だ!

キーボーンの代わりに普通の骨をあげたらどうなるのかな?わっ!

ウメコ、俺ふぁない




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最終更新:2021年04月25日 21:35

*1 現実で例えるなら警察手帳や拳銃を紛失するぐらいの大失態である。

*2 なお、ウメコ達が件の空き地を突き止めた際は「まさか!?」といった具合に顔色を変えている。