トゲキッス舞う!王女さまのポケモンコンテスト!!(ポケモン)

登録日:2021/05/09 (日) 21:54:43
更新日:2021/05/11 Tue 21:39:07
所要時間:約 7 分で読めます



概要

『トゲキッス舞う!王女さまのポケモンコンテスト!!』とは『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の第171話。
脚本は藤田伸三。

テレビ東京列系では2010年4月1日の一時間スペシャル枠内で170話『四天王キクノ!カバルドンVSドダイトス!!』と共に放送。
スペシャル内では後日放送するエピソードの紹介映像が公開され、その中でDP編が秋に完結する事が明かされた。


あらすじ

グランドフェスティバルに出場するヒカリの為、『リッシこ』内の「レイクサイドリゾート」を目指して移動しているサトシ達。
その途中で訪れたカタクリタウンではポケモンコンテストが開催間近であったが、ヒカリは既にコンテストリボンを五つ揃えている為、出場する必要が無かった。

その町に来ていたところ、突然訪ねて来た女性・フリージアの案内で宮殿に入ったサトシ達はそこでサルビア王女と面会する。
これまでヒカリの活躍を全て見てきたというサルビアは自らコンテストに参加したい為、自分の身代わりになって欲しいとヒカリに頼んでくる。
こうして、サルビアはヒカリと入れ替わる形でコンテストに参加したが、参加者の中にはムサシの姿も……。


登場人物

もう一人の主人公。
グランドフェスティバル出場に必要なコンテストリボンを五つ揃え、開催地に向かっている途中でサルビアと出会う。
コンテストに参加したい彼女の頼みを引き受け、影武者を演じる事になる。
借りたドレスを着た際に興奮していたが、代わりに引き受けた公務はかなりハードで緊張しまくっていた。

ヒカリの相棒。
サルビアがミクリカップでの活躍を見てくれていた事を知り、笑顔で胸を張る。
今回はサトシ達と共にサルビアを応援する。

  • サルビア
CV:かかずゆみ
カタクリタウンの親善大使に就任している王女。
ヒカリとは顔が瓜二つであり、本人と一緒に並んだ際の光景はまさに「双子」と言わしめる程。
自称する程のヒカリマニアで、彼女が出場したコンテストやバトル大会の様子を欠かさず見ていた。勿論、サトシやタケシの事もご周知である。
自分もコンテストに参加したいと思うものの、仕事が多いので時間が無く、ヒカリに助けを求める。
ちなみに参加の際にはヒカリの普段着を借りている。
本人は必ずドレス着用なので明らかに違和感だらけだが、観客からも審査員からも全く指摘されなかった。ムサシを除いては。
また、ヒカリのライバルという事でムサリーナ(ムサシ)の事も知っていたが、控室で会った際につい素の態度で接し、話が嚙み合わない様な発言をとったので彼女を困惑させている。
ポケモンを出す時は名前の後に「エントランス」と叫ぶ。
中の人はミカン役でもあり、同シリーズでものちに再出演している。

CV:井上喜久子
サルビアのパートナーであるしゅくふくポケモン。
曰く、コンテストの為に一生懸命鍛えたという。
詳しい性格等は次の話で語られるが、主人に似て優雅でいておっとりしている。
中の人はメリッサ役も担当しているほか、当時のジョーイ役だった山口由里子の産休の際に代役を担当した。

お馴染みの主人公とその仲間。
コンテストに出場するサルビアの応援に回るが、
サトシは秘密を隠さなきゃいけないにも拘らず、うっかり「王女様」と呼んでしまっている。
タケシは例によってフリージアに接近し、グレッグルの制裁を喰らった。

  • フリージア
CV:藤村知可
サルビアの付き人。
協力的な立場であり、自らサトシ達を引き止めて宮殿に連れて来ている。
コンテストの最中はヒカリに付き添いフォローに回る。
中の人は次シリーズでもジョーイ役で出演している。

  • 執事
CV:糸博
サルビア専属の執事。本名不明。
とても厳しいタイプ。サルビア達の事情を知らない。

ロケット団のメンバーにしてポケモンコーディネーター「ムサリーナ」。
コンテストリボンを四つ所持している為、今回のコンテストではいつも以上に張り切っていた。
共に出場したヒカリ(サルビア)の振舞いに戸惑っている。

ロケット団のメンバー。
終始、ムサシを見守る側。



以下、ストーリーのネタバレ注意














参加者とそのポケモンが演技を披露する、ポケモンコンテストの一次審査。
そこで数々のパフォーマンスが披露される中、
「はがねのつばさ」と「ぎんいろのかぜ」で「げんしのちから」を粉々に砕き、光の雨を演出するムサシのメガヤンマ
その次にステージへ立ったサルビアのトゲキッスは高く打ち上げた「はどうだん」を「ゴッドバード」で12個に分裂させると、
高速回転しながらの「エアスラッシュ」で全て切り裂き、オーロラを出現させた。
審査員がその光景を絶賛する中、控室のモニターで見ていたムサシは怒りと共にますます対抗心を燃え上がらせる。
その後、控室に戻ったサルビアは緊張しながらもコンテストの楽しさを実感出来た事を様子見に来たサトシ達に明かす。

一方、サルビアに成り代わったものの、公務の一部である重要人物との謁見で心身共に疲れたヒカリ。
休む間も無く、昼食を兼ねた懇談会に赴くが、相手はかなりの大人数のお偉い様方。
緊張しながら食事を取るも作法が上手くいかず、さらにはプチトマトを他人の口に飛ばしてしまうわ、挙句には慌ててグラスと一緒に自分が倒れてしまうわと失敗の連続。
これには執事も「見ていられんばかり」と頭を悩ませ、フリージアも心配してヒカリに声をかけるのであった。

一次審査が全て終わり、サルビアやムサシを含めた八名のコーディネーターが突破。
続くは参加者同士でバトルを行う二次審査だが、サルビアはトゲキッスと、ムサシはメガヤンマと共に相手を次々と脱落させていく。

ついに迎えた決勝戦。サルビアとムサシが直接対決する事になる中、会場にヒカリとフリージア、執事の三人が姿を見せた。
公務には決勝試合の視察も含まれていた様でポッチャマ達もビックリ。
モモアンによる紹介の後、制限時間五分を交えて試合開始。ここに来てムサシはハブネークで勝負に出る。

ヒカリが思わず応援で熱が入り、執事に注意される中、「エアスラッシュ」で先手を打つサルビアのトゲキッス。
しかし、ハブネークが吐き出した「くろいきり」が技をかき消し、そのまま直撃。
霧に包まれ、視界が悪くなった所を突かれて「ポイズンテール」を喰らってしまう。
さらには「まきつく」を繰り出すハブネーク。地に落ちたトゲキッスに長い体を巻いて締め付けるとそのまま体で巧みに跳ね上げさせ、最後に高く投げ飛ばしてしまった。
またも地面に落とされ、かなり消耗したトゲキッスにサルビアはコンテストに出た事を後悔しかけたが、その時……。

諦めちゃダメ!

ずっとトレーニングしてきたんでしょ!?

こんなに忙しいのに、トゲキッスと一緒に頑張って来たんでしょ!?



だったら、最後まで頑張って!最後まで諦めないで!!


特別スペースで試合を見守っていたヒカリからまさかの激励。
どう見ても王女が参加者に訴えかけている様にしか見えないので会場が騒然し、ムサシも唖然としながら「ひいき」だとカンカン。
しかし、その言葉はサルビアに届き、彼女の迷いを吹っ切らせる事が出来た。

その後、ムサシが「かみつく」の指示を出すと続けてサルビアも「しんぴのまもり」を指示。
トゲキッスが光のベールを纏い、ハブネークを弾き飛ばすとさらに「エアスラッシュ」で追撃する。
先程とは一転して追い込まれたハブネークはトゲキッスの「はどうだん」をかわして「ポイズンテール」をぶつけようとするが、
トゲキッスもまた体を傾けスレスレで回避し、空中で逆さになったまま「はどうだん」を発射。
直撃を喰らったハブネークは地面に落ち、そのまま気を失った。

という訳で36秒を残しつつ試合終了。
ヒカリやサトシ達も歓喜を挙げる中、サルビアとトゲキッスは表彰台に上がり、優勝賞品のリボンを受け取った―。

閉幕後。勝負に敗れ、控室ですっかり落ち込んでいるムサシ。
彼女を励まそうとするコジロウ達だが、そこへヒカリ(サルビア)が来る事に気付き、慌てて隠れる。
すると入って来たサルビアはなんと、ムサシに貰ったばかりのリボンを渡したのだ。
その後、感謝しながら控室を出ていくサルビアにムサシは一時苛付きながらリボンを捨てようとするが、
出て来たコジロウ達の説得を聞くと、グランドフェスティバルの為に有難く受け取る事にしたのだった。

全てが終わり、宮殿で元の服装に戻った二人。
そこでサルビアはヒカリに感謝した後、新たに頼み事をしてくる。
それはなんと、自分のトゲキッスを連れて行って欲しいというもの。
演技が好きなトゲキッスの為。そう聞いたヒカリは頼みを引き受けるとサルビアからボールを受け取り、トゲキッスを中に戻す
その後、サトシ達と入れ替わりに部屋へ入って来た執事は公務の事で礼儀作法が良くなかったと注意するが、
サルビアはヒカリの失敗を許しているのか、取り乱さずに笑顔で返事するのだった。



こうして、カクタリタウンを後にしたサトシ達。
ヒカリはサルビアから託されたトゲキッス入りのボールを手に再びレイクサイドリゾートへと足を進めるのだった――。






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最終更新:2021年05月11日 21:39