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イソネミクニ

登録日:2021/06/06 Sun 21:03:42
更新日:2026/06/20 Sat 21:26:24
所要時間:約 5 分で読めます





霊泉透徹 歌謳(かおう)清澄(せいちょう)

せせらぎ抱いて 幽艶と


惑わし誘う 子守歌

永遠(とわ)の睡りの 子守歌

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   黄泉の歌姫   
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イソネミクニ(Somnacanth)とは、『モンスターハンター』シリーズのモンスターの一種。
モンスターハンターライズ』(MHRise)で登場。

●目次

概要


黄土色の表皮と紫色のヒレが目立つ海竜種の大型モンスター。
とぐろを巻くような体勢を取っていることが多く、腹には三つ巴の様な模様が描かれている。しなやかな体格と髪のような形状のヒレ『髪ヒレ』が目立つほか、頭部が常に青白く輝いている。
水面や水中を優雅に泳ぐその姿にちなんで「人魚竜(にんぎょりゅう)」と呼ばれる。海竜種なのに魚竜である

一方でそのシルエットに反して顔はかなり厳つい。性格も凶暴で、縄張りへ侵入者が現れれば容赦無く始末するとされる。

生息域は割と広く、水場がある程度あれば良いのか、水没林は勿論、寒冷群島や溶岩洞にも出没する。

亜種

MHRiseの超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』では、マスターランクで「氷人魚竜(ひょうにんぎょりゅう)」の別名がある亜種が登場する。
青白い表皮とオーロラ色のヒレが特徴。
通常種も姿を見せていた寒冷群島の環境に適応したのか、氷属性の攻撃を扱うようになった。
寒冷地に登場するという意味では、アグナコトル亜種の立場を事実上奪った形である。

戦闘

催眠攻撃を始めとした多彩な搦め手の使い手。状態異常を組み合わせた立ち回りもある上、水面を高速で泳ぎ回ることもある。
ただし隙はしっかり用意されているので落ち着いて対処すればそこまで怖くはない。
また、陸地まで誘導すれば泳ぐことはできなくなり大きく機動力が落ちる。

怒り状態になると、全身のヒレが赤みを帯びる。



  • バインドボイス
硬直する時間は少し長い。

  • 引っ掻き
前足の爪で薙ぎ払うように引っ掻く。

  • 振り回し
髪ヒレを振り回して周囲を薙ぎ払う。
ただし振り回した後には確実に隙が生じる。

  • トゲ飛ばし
髪ヒレから鋭利なトゲを無数に飛ばす。直撃すると確実に怯む他、地面に刺さったものに触れると尻もちをついてしまう。

  • 睡眠ブレス
とぐろを巻いた体勢から眠り粉を吐き出す。長いチャージの後に全方位に放出するパターンや背泳ぎをしながら泳いだ後に眠り粉を残すパターンもある。
全方位ブレスは範囲が非常に広いが、水平にしか飛ばないので翔蟲で簡単に避けることが可能。
動作も緩慢で隙だらけなので慣れてしまえば殴り放題になる。

  • 飛びかかる攻撃
眠らせた後の確定行動。眠ったハンターに対して勢いよくとびかかる。

  • 貝を割る攻撃
腹の模様が描かれた部位で貝を割り、爆発や閃光を繰り出す。爆発に巻き込まれるとMHRiseではややマイナーな爆破やられになる。
たまに回復効果をバラ撒く貝を使う時もあり、その場合は近くにいればハンターも回復してもらえる。

破壊可能部位は頭部、前足、尻尾*1で、主な弱点部位もこの3つにあたる。弱点属性は雷属性、次いで火属性。


他作品での活躍

MHNow

スマホの位置情報ゲームのMHNowでは、2024年冬のシーズン4より参戦を果たす。同タイミングで追加された雪原と、沼地エリアに出現する。
狩猟する個体には、貝を持ってない・閃光を放つ貝を持っている・爆発する貝を持っているという3つのパターンが存在しており、狩猟開始時に貝を持っていなければ睡眠ブレスや長い頭を使った攻撃をメインに使ってきて、貝を持っていると開幕に即叩いて破裂させてくる。貝は喰らうと当然ながら閃光やられや爆破やられになる。
閃光の仕様は先行していたツィツィヤック同様、画面を暗転させられる。攻撃自体は継続出来るものの、相手はどこにいるのかどんな攻撃をしてくるのかはほぼわからなくなるのでかなり厄介。
さらに時間経過で睡眠ブレスを全方位に放ってくる。
MHRiseでは翔蟲で簡単に回避出来たものの、MHNowにはそれが無い。ではどうするのかというと、ブレスは広がっていくうちに要所要所に隙間が出来るのでそこに回避すればいい。さながらシューティングゲームのようである。
無論、今作でも睡眠ブレスはガード不能である。
…まあこんな面倒なことせずにSP技で回避してもいいし、ブレスの予備動作を取っている間に攻撃して怯ませるのが楽なのだが。

シーズン9からは次元変異個体も登場。通常個体では仕掛けてこない開幕からの背泳ぎ睡眠ブレスや、新たに追加られたブレス攻撃や多彩な飛びかかり攻撃をしてくる。
また時間経過後の睡眠ブレスはイソネミクニを中心として一定時間回り続ける。しかも「ブレスとブレスの隙間を通ればいいじゃん!」と思ったハンターの思考をまるで想定していたかのように隙間にブレスが配置されたりしているなど非常に厄介。因みに公転速度も割と遅め。

ストーリーズ

MHRise組が大勢登場したMHST3で通常種、亜種が揃って登場。
MHST3では大胆なリストラによりアグナコトル亜種もザボアザギルも登場しないので、属性と種族的な意味でアグナコトル亜種を、攻撃傾向テクニックの氷属性オトモン的な意味でザボアザギルを、亜種がそれぞれ継承したといったところか。

装備

武器は大剣、太刀、双剣、ハンマー、狩猟笛、操虫棍、チャージアックスの7種類が存在する。
命名法則はいずれも「メロウ」が付き、最終強化になると「夢幻」の名前が付く。
やはりというか睡眠属性が付いている。
攻撃力は状態異常武器としては平均レベルだが、最終強化に到達しても斬れ味は緑ゲージ止まりとあまりよくない。活躍をさせたいのなら「鈍器使い」スキルは必須。

MHRise発売初期では睡眠武器はかなり希少だったので、それなりの個性があったのだが、現在では全ての属性を付与可能な百竜武器に火力面で見劣りしがちである。
幸いにも属性値とスロットでは確実に勝っているので差別化は容易。ぶっちゃけ真の競合相手はオトモだったりする。

サンブレイクではマスターランクで更なる強化が可能で、上位では最大の欠点だった斬れ味が最終強化で素でそこそこの白ゲージ持ちと大幅に改善されており、使い勝手が改善している。
さらに亜種武器にも派生でき、こちらは非常に高い氷属性値を持つ。特に大剣『極光雪剣スノウドロウ』は属性値100と圧巻の数値を誇る。瞬間レイトウ本マグロに更に上回られているのは内緒

MHNowでも当然ながら睡眠属性武器。本モンス実装につき、双剣のようなラドバルキンやパオウルムー亜種ではなかった武器種にも睡眠属性が追加されることとなった。


防具はイソネシリーズ。
フード、マスク、ローブといった、さながら占い師を彷彿とさせる装いをしている。
スキル面では「睡眠属性強化」「ボマー」といった、いわゆる「睡眠ボマー」戦法を意識したスキルが揃うのが特徴。
イソネミクニ自体も睡眠や爆破を操るため、モンスターのイメージと実用性が見事に合致した性能である。
他には「アイテム使用強化」や「精霊の加護」も付く。

MHNowでは注目すべきものとして、新スキルの「回避装填」を持っている。回避行動を取ると一定確率で弾やビンを補充するというもの。最大レベルの3まで積めば回避時に50%の確率で2発(ビンなら2本)補充される。リロードを挟む手間が減って楽になるが、中でも取り回しが鈍重なヘビィボウガンでは特定の弾を撃ち続けたい際には頼りになり、使い方次第で非常に強力なスキルと化す。
スタイル強化が追加されてからはライドボウガンのスタイルの一つ「ステップショット」との組み合わせがよく重宝されている。


余談

名前の由来は「磯」+「眠る」+「八百比丘尼(やおびくに)」と思われる。

MHRiseの新規モンスターは日本の妖怪を思わせる要素があるが、イソネミクニの場合は間違いなく人魚であろう。歌声で人々を惑わせる点はギリシア神話に登場する海の魔物・セイレーンを連想させる。
また、背泳ぎや貝を叩き割る動作からしてラッコも含まれているかもしれない。

その凶暴な性質や「黄泉の歌姫」の別名は、東洋と西洋両方の人魚の負の側面を統合したのだろう。

未発見状態でじっくりと観察していると歌い始めることがあるが、これは登場フィールドの戦闘BGMを歌っている。
MHRiseでは先述した3フィールドにのみ出現するが、
後の作品で他のフィールドにも現れることがあればそこのBGMも歌ってくれるかもしれない。

発売されるまで分類が明かされておらず、ファンの間では
  • 体型からして海竜種
  • 別名からして魚竜種
  • 独特な体型から蛇竜種
などと議論されていた。

追記・修正は子守り歌を聞いてからお願いします。

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最終更新:2026年06月20日 21:26

*1 切断は不可能