登録日:2022/12/23 Fri 01:39:56
更新日:2026/08/23 Sun 22:14:18NEW!
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花粉をばら撒き、地球を滅ぼすか、
自ら命を断って地球を守るか、
道は2つ──
花粉サイマ獣バイラとは、特撮テレビドラマ『
救急戦隊ゴーゴーファイブ』第34話「死 さもなくば 破滅」に登場する怪人である。
【概要】
ラフレシアとバラの蔦がモチーフの火属性のサイマ獣。
赤いラフレシアの花が両肩に生え、全身が荊の蔦が絡み合ってできているような姿を持つ。ビジュアルだけ見れば地属性っぽいが何故か火属性扱い。
主な武器は両肩のラフレシアの花から放つ破壊光線。さらに自身の腕を介して相手にイバラを植え付け、地上にあるものすべてを腐らせる毒花粉を放出させる。
このイバラは、花粉を飛ばし終わるまでは絶対に外れない上、傷つけることさえできず、自らをイバラごと焼き尽くすしかないという。
サラマンデスが自信をもって送り出したように知性は高く、そして狡猾。
上記の通り、「己の命を守るため人類を破滅に追いやる」か「自分達の命を犠牲にして人類を守る」かの2択を、ゴーゴーファイブに突きつけた。
名前の由来は「イバラ」のアナグラム。
【劇中での活躍】
ピエールによって召喚されたバイラは、G-02ポイントの草原に出現するや否や、自らの左腕を地面に突き立てた。
一方、ミントからの通報でゴーゴーファイブ達は先ほどの草原に到着するが、バイラの左腕から蔓草が飛び出し、イバラとなって5人の左腕に巻きついてきた!
バイラが現れ、地面に突き立っていた腕がその体に戻った。
5人は、ゴーゴーブレスがイバラの花弁に覆われてしまって 変身が出来ない。
バイラは戦うつもりはないと前置きしたうえで、5人に取り付いたイバラについて説明する。
数時間後、そのイバラから大量の花粉が飛ぶ。地上にあるものすべてを腐らせる毒の花粉がな。
花粉を阻む術は無い。地球は死の星となるだろう!
冗談じゃねぇ!
一同が腕のイバラを、必死に引きちぎろうとするが…。
無駄だ。そいつは花粉を飛ばし終わるまでは絶対に外れんし、傷つけることさえできん!
だが、一つだけそれを防ぐ方法がある。
焼き尽くすのだよ。お前たちの体ごと、な!
そして項目冒頭の二者択一をマトイ達に迫ると、バイラは高笑いしながら去って行くのだった…。
巽防災研究所。
モンド博士とミントの分析によると、花粉が放出されるタイムリミットは今日の午後3時。時計を見ると、すでに午後0時半。
あと2時間半以内に何とかしなければならないのだ。
モンドが用意した電流装置で、 イバラは大量の電流を浴びて一度は煙を吹いて枯れるが、あっという間に元の姿に戻ってしまった。
そうこうしている内に時計は1時を指していた。
ミントは医師、科学者、植物学者などに、イバラのデータを送信したが、回答はどれも悲観的だった。
時計の針は2時を指し、タイムリミットまであと1時間を切った中、中央植物研究所から、協力の申し出が来た。
なんでも、中央植物研究所が開発した新しい除草剤のサンプルを提供してくれるそうだ。あらゆる植物に有効であるそれを使えばイバラを取り除けるかもしれないと言う。
その除草剤は今、手配された救急車でこっちへ向かっているとの事で、ミントはB埠頭で落ち合えば、あと30分だと言う。
ナガレの運転する研究所専用車で、彼らは埠頭に到着し、研究所員を乗せた救急車も到着して除草剤のアタッシュケースを差し出した。
だがそこへバイラが出現、除草剤は無残にも破壊されてしまう。
言ったろう?道は2つ。死、さもなくば、破滅。ハーッハッハ!
そう言い残してバイラはまた姿を消す。そうこうしている内にイバラの花弁が徐々に開きかけていく。
それを見た所員たちは恐れおののき、救急車で走り去ってしまった。
時計は2時45分。
やがて、人里離れた池のほとりに到着。
マトイは数千度の熱を発しながら燃え尽きる爆弾・テルミット弾で、自分たちを燃え尽きさせるという手を使おうとしていた。
命の重さは測れねぇっつっても、俺たち5人と地球全部じゃ、よ……。
しかし、
死にたくない、青い空と緑の大地と別れるなんて嫌だ、と泣きながら拒絶するマツリの姿を見て…
らしくねぇか、やっぱり!俺たち、救急戦隊だもんな。
自分の命を救っても……構わねぇよな!
マトイはテルミット弾の使用を思い留まり、ナガレとショウの肩を抱くと、ダイモン、マツリの肩を叩き、笑顔を交した。
時計は2時50分。
マトイは防災研にいるモンドへライナーボーイを出すよう指示し、モンドはマックスシャトルを発進させた。
ライナーボーイがマトイたちのもとに降り立つと、 マトイは「俺たちを宇宙に連れてってくれ!」と頼んだ。
ライナーボーイは驚きつつもマトイたちを乗せると、マックスシャトルに変形し大気圏を突破。
マトイたちの腕のイバラは、花弁がどんどん開いていく。そんな中マトイはライナーボーイにハッチを開くよう命じた。
ついに3時。
ハッチが開かれ、イバラの花弁が完全に開いて花粉が吹き出し、気流と共に機外へ流れてゆく。
マトイたちは必死に座席にしがみ付き、気流と衝撃に耐えた。
その頃バイラは街中へ出現し、我が物顔でビル街を攻撃。
ゴーゴーファイブは死んだ。地上は我ら、災魔のもの!
災魔ぁ!!
だがそこへ、マトイたち5人が駆けつける。
ゴーゴーファイブが生きていたことに驚愕したバイラに対し、マトイたちは考案した「毒花粉を宇宙空間に全て排出させる」という命懸けの作戦により、
ライナーボーイはハッチを閉じてマトイたちを救い、機外の花粉を焼き払ったことを告げる。
そして問題のイバラも、花粉がすべて吹き出した後イバラは朽ちてブレスから外れ落ちていた。
今度はこっちが、道を選ばせてやるぜ!
戦うか、逃げるか!
どっちにしても、災魔は倒す!
むぅっ……!もう一度、俺のイバラの餌食にしてやる!
5人がアンチハザードスーツを着装し、ゴーゴーファイブに変身。ゴーゴーファイブ達は名乗りを上げ、そこへ使い魔のインプスたちが遅いかかる。
しかし、ゴーゴーファイブの連続攻撃の前に、インプスたちは一掃された。
俺たちはもう絶対、死なんか選ばねぇ!
死を選ぶのは災魔、てめぇらの方だぁ!!
残されたバイラが攻撃を繰り出すが、レッドは臆せずに突き進む。
レッドの鉄拳、一同のスティックモードのファイブレイザーの一撃が炸裂。とどめのビッグブイバスターにより、バイラが大爆発した。
闇の世界の力よ、最後の力を!
アミアス・アミアス・アミクロス!
災魔復活!!
ピエールの再生カードにより、バイラは巨大化して復活。さらにサラマンデスが、マイナスエネルギーの空間を作り出した。
ゴーゴーファイブが乗ったビクトリーマーズは、巨大バイラが発生させた爆炎の中を力強く突き進む。
ビクトリーマーズのマーズフレアの前に、巨大バイラは大爆発し、最期を遂げるのだった。
【余談】
- 普段はサイマの恐怖から地球の未来を救うために戦っているゴーゴーファイブ達だが、今回はマトイが言ってるように自分たちを含めたすべての命を救うために戦っている。
自ら、絶望から脱する事が出来たのは、冷静な判断をし宇宙を選んだからこそであろう。
もしマトイ達がテルミット弾を打ったとしたら、サイマによる完全敗北を喫していたに違いない…。
- この回の名乗りは「面が透ける演出の特性上、役者本人がスーツに入る」ゴーゴーファイブらしいちょっと豪華な仕様になっており、例年の作品ならば終盤で行う「役者本人がスーツに入って名乗りのポーズを行う」くだりをこの回で行っている。
また、この直前の変身バンクはそのまま後期のオープニング映像に流用された。
追記・修正お願いします。
- 当時子供ながらに「宇宙に行けばいいんじゃね?」ってわりと早くから思ってたな -- 名無しさん (2022-12-23 20:58:09)
- バイラ、5人で満足せずに大量に巻いてればよかったんじゃ -- 名無しさん (2022-12-24 17:41:41)
- 著作権保護のため、項目名を「死さもなくば破滅(救急戦隊ゴーゴーファイブ)」から「花粉サイマ獣バイラ」に変更しました -- 名無しさん (2023-08-13 01:22:24)
- 1999年だから、あんなたちもこの回を見てる可能性が -- 名無しさん (2026-03-02 08:30:11)
- 内容知らなくても花粉というだけで人に憎まれそうだな -- 名無しさん (2026-05-14 11:37:53)
- 死と破滅を呼ぶ花粉症(以上の大規模災害) -- 名無しさん (2026-08-23 22:14:18)
最終更新:2026年08月23日 22:14