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タスケロン(ドラえもん)

登録日:2023/03/21 Tue 00:45:00
更新日:2026/04/04 Sat 11:35:04
所要時間:約 4 分で読めます





「タスケロン」は、漫画ドラえもん』に登場するひみつ道具


【概要】

瓶に入った錠剤型の道具。これを飲むと困った人を助けずにはいられなくなる。

数ある薬品系道具の例に漏れず薬の効き目は強く、どんなに急ぎの用事や優先すべき事項があろうと、本人の意志とは無関係に身近な人の手助けを強制的に行うことになる。

「自分が私用を優先させたいがために荷物を自宅へ届けさせる」というような傍から見れば不道徳な行為を無理矢理押し付けられた場合でも拒否することはできない。
要するに相手にとって利益がある限り全てが「人助け」として成立するのである。

宿題を大量に抱えていたのび太はこれをジャイアン達に飲ませようとしたが、逆に自分が全部飲まされてしまう。結果、薬の効き目がなくなるまで至る場所で人助けを行う羽目になった。

作中では失敗したものの、他人に飲ませれば都合良く自分を手伝ってくれる召使、言い方を悪くすればていのいい奴隷が手に入るある意味で危険なひみつ道具……のように見えるが、薬瓶丸ごと飲んだところで半日くらいしか効き目が持たないようなので、数粒飲ませる程度ではもって30分程度の効き目だと思われる。効き目が切れた途端逆襲されるのがオチだろう。その安全性を他の道具にも分けろよ

お人好しののび太は、作中で行うことになった全ての善行を最後までやり遂げていた。中には炊事などのび太が簡単にこなせそうにないと思しき内容もあったが、この薬に善行を確実に遂行できるためのバフ効果が付随しているのかは不明。


【原作】

タスケロンが登場する『ぼくをタスケロン』は、てんとう虫コミックス20巻および藤子・F・不二雄大全集8巻に収録されている。

小学五年生1979年9月号掲載時のタイトルは「タスケロン」

「世の中は助け合っていくべき」。そうのび太に説くドラえもんは、タスケロンで反省を促す。
これを利用して友達に宿題を手伝わせようとしたのび太だったが…。

静香がラストで見せる優しさも必見。ヒロインとしての彼女の魅力が詰まったハートフルな一作となっている。

【アニメ版】

◇大山版「タスケロン・カプセル」
1988年3月18日に放送。映像ソフト未収録。

『タスケロン』は『タスケロン・カプセル』と名を変えていたが、薬本体の形状は原作と同じ丸剤タイプでそれほどカプセルっぽくはない。


◇わさドラ版「ぼくをタスケロン」
2006年8月18日に放送。初放映時は「しずかは見た…。」という煽り文がついていた。

『タスケロン』は薬ではなくお菓子のようなデザインに変更された(作中でも『飲む』ではなく『食べる』という表現が用いられている)*1。また、容器のデザインもガラス瓶の形から六角形のケースタイプに。



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最終更新:2026年04月04日 11:35

*1 初期のわさドラでは、薬系のひみつ道具が食品などに差し替えられるケースが目立っていた。