登録日:2024/04/21 Sun 22:16:24
更新日:2025/03/23 Sun 15:07:54
所要時間:約 4 分で読めます
出典:『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』第2話 『お弁当作ってもいいですか?』より
2024年4月~6月 オクルトノボル ©matoba/SQUARE ENIX・天使つき製作委員会
『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』はmatobaによる漫画作品。
「月刊ガンガン」にて2020年10月号から2025年4月号まで連載。
既刊7巻(2024年4月現在)
【概要】
高校1年生で
一人暮らしをしていた主人公と人間を知るために人間界に舞い降りてきた天使との同居ラブコメディ。
可愛い女の子を描くのに定評のある作者が描いているだけあって、
メインヒロインのとわを見ているだけで漫画・アニメともに一見の価値がある癒し系の作品である。
他のヒロインも可愛く描かれており、とわ同様に異種族の設定であることが多い。そんな彼女らを自然に受け入れている主人公とヒロイン達のほのぼのとしたやり取りも見どころである。
とわ「何かしてほしいことはありませんか?」
「遠慮しないでおっしゃってください」
「私にできることならなんでもします!」
こんな感じで献身的に振る舞う彼女を見ているだけでやられてしまった男性諸氏はさぞ多いことだろう。
基本的にはイチャラブ模様を楽しめれればそれでよい、勉強や仕事で疲れたとき、天使に癒されたい時に見たい一本である。
メディアミックス展開としてはテレビアニメ化がなされ、2024年4月から6月まで放送された。
【あらすじ】
高校1年生になり、
一人暮らしを始めた徳光森太郎。
ある日、ベランダを覗くと清楚で可憐な女の子「とわ」が眠っていた。
どこか天然だけど、間違いなくいい子な彼女。
その正体は――「天使」だった。
行くあてもないとわと始める、
とっても甘くて、とってもピュアなワンルーム生活。
森太郎は、無垢な天使と少しずつ心を通わせていくけれど……。
さらなるワケあり少女が次々と現れて!?
天使と高1男子が織りなす癒やされ同居ラブコメ、開幕!
【キャラクター】
徳光森太郎
CV;梅田修一朗、
石上静香(幼少期)
本作の主人公。
両親は仕事の都合で同居しておらず、マンションのワンルームで
一人暮らしをしている高校一年生である。
一人暮らししている中でたまたまマンションに迷い込んできたとわと出会う。なお、最初はとわのことを電波で天然な少女、もしくは家出少女か何かかと思ってしまった様子。
しかしとわがモノホンの天使であることを知り、その境遇に驚きつつも、献身的に支えてくれるとわとの同居生活をスタートさせた。
何かと天然なとわが、外出の際、天使の羽を使い飛んできたり、感情を露わにしたときに羽を出してしまったりしているのを見て、彼女が世間の好機な視線にさらされないか心配している。
「とわちゃん!羽出てる!羽!!」
なお、とわで耐性がついたのか、この後に出てくる異種族のヒロイン達と接してもほぼ何の抵抗もなく受け入れている。
そしてそのたびに彼女らの境遇に触れながらもフォローを入れるという天然なタラシ属性があることから、ヒロイン達から信頼や好意を向けられることになる。
昔で言えば
ギャルゲー主人公みたいな性格。
とわ
CV:遠野ひかる
「私、必ず森太郎様を幸せにします!」
本作の
メインヒロイン。
見た目の通り天使。性格的にも天使。読者やアニメ視聴者に癒しを与えてくれる天使。
人間社会を勉強するために人間界へやってきた天使。
森太郎の部屋へ迷い込んでしまい、ベランダで一夜を過ごした朝、彼と出会い奇妙な交流をスタートさせる。
どこぞのとあるヒロインを連想させる。
「
よいこの地上大百科」というおそらく天上界でのハウツー本を読んで人間界については勉強しているようだが、基本世間知らずで天然な性格である。偶然道端で出会ったオッサンにホテルに誘われかけるなど、下手をすれば
癒し作品から全く違うジャンルの作品になりかけるなど(ちなみにこの時は森太郎の機転で事なきを得ている)、危うさがあるが、自分に居場所をくれた森太郎に尽くすことを念頭に、家事を頑張っている。
勿論料理もできて、森太郎は癒しの同居ライフを過ごしている。お弁当も作ってくれるぞ!
なお、羽のサイズは自由に変えることが可能。飛んだり感情が高ぶったりした時などに羽を人前に晒してしまいかねないことがあり、森太郎をヒヤヒヤさせている。
堤つむぎ
CV:集貝はな
「運命、感じちゃったんだよな・・・」
森太郎のクラスメイト。実は幼い時、迷子になった際森太郎に助けてもらったことがある。その際、彼に「一目惚れ」する。カバンに書いてあった森太郎の名前だけを覚えていたが、それ以降は特に音沙汰もなく、本人も忘れかけていた中で高校入学時に彼と再会する。
その正体は…普通の人間。森太郎への想いは出会ってからずっと抱き続けていたのだが、なかなか言えないままでいる。料理は出来るので、森太郎の分のお弁当を作ってあげようと考える最中、とわの存在を目撃してしまい計画は頓挫。これ以降もいろんな意味でハイスペックなヒロイン達が続々と現われてしまうため、告白の時は更に遠のいていく…。
和泉のえる
CV:
大西沙織
森太郎と同じファミレスで働くバイト仲間である。
苗字は「和泉」だけど中の人は式守さん。
その正体は
雪女。気持ちが昂ると自身のコントロールが効かなくなり、周囲の気温を低下させてしまう。
そうした事故を恐れていることと、感情のコントロールが下手なことが相まってクールに振る舞い他者との距離の取り方が分からなくなってしまったことにより、友達はいない。
結果、自分に自信を持てないでいる。
いわばポンコツな一面があると言っていい。
しかし、とわで慣れているためか自身の境遇を受け入れてくれた森太郎と友達になることが出来た。それ以降はぐいぐいと彼に迫る言動が目立っている。
「私、ちゃんと友達いたことないから、友達するの下手かもしれないけど、その・・・」
因みに大西氏は作者の前作「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」のヒロイン、ベルゼブブを演じた。
賀上さゆりリリーシュカ
CV:
小倉唯
森太郎の同級生で、メイド喫茶でバイトしている。
その正体は中二病の
吸血鬼で包帯・眼帯・カラコンと、典型的な中二病ヒロインの容姿をしている。
学校ではオカルト研究部に所属している。
森太郎は出会った当初はただの中二病の子という印象だった。
吸血鬼ということで翼を有しており、飛ぶことも可能。
森太郎の匂いを気に入っており、隙を狙っては「はみはみ」しようとしている。
その嗅覚は森太郎の匂いを嗅ぎ分けて彼の自宅に潜入出来るくらいに鋭いもので、犬も顔負けなレベル。
蔓深 ひすい
CV;高尾奏音
私、男の子と話すの慣れてなくて・・・、緊張して喋れなくて・・・、だから怖いとかじゃ、ないです・・・。
リリーシュカのクラスメイトで同じくオカルト研究部に所属している。
男性に慣れておらず、男性と話すと緊張してしまう性格である。
森太郎と初対面だった時もなかなか話しづらく、森太郎としては避けられていると思っていた程である。
後に勇気を出して話をしたことで誤解を解くことが出来た。
その正体はカッパ。日本カッパ連合総裁の孫娘であり財閥の令嬢でもある。
リリーシュカ曰く「将来、日本一のカッパになる女性」とのこと。
なおきゅうりを食べた後、1時間以内に水に飛び込むとカッパでお馴染みの甲羅と天使の輪っかみたいなカッパの皿のような部分が見られる。
【テレビアニメ版】
2024年4月から6月まで放送された。全12話。
制作はオクルトノボル。
監督は大西健太、シリーズ構成・脚本はヤスカワショウゴが担当。
メインヒロインであるとわ役の遠野ひかるをパーソナリティにしたWeb
ラジオも展開されている。
主題歌
追記・修正は天使と同居生活を始めた時にお願いします。
- ラム「宇宙人だっちゃ」ベルダンディー「女神です」シャオリン「精霊です」 レジェンドと先達とガンガンの先輩 -- 名無しさん (2024-04-21 22:53:53)
- とわちゃんがいろんな意味で天使で可愛い。個人的には能登さんボイスのイメージだった -- 名無しさん (2024-04-21 23:21:09)
- 堤さんが毎回面白ムーブするから好きだわ 負けてないからな!? -- 名無しさん (2024-04-22 02:59:40)
- 決してアザラシが出る方の堕天使漫画ではない。 -- 名無しさん (2024-04-22 03:55:56)
- これ結局続編だったの? -- 名無しさん (2024-04-22 10:57:26)
- とわがマジ天使過ぎる 邪神ちゃんと比べると明らかに心が浄化されていく -- 名無しさん (2024-04-22 20:23:10)
- ↑そりゃ邪神と天使を比べちゃあかんよ そういえばこの作品、天使って比喩じゃ無くて本当の意味だったのか -- 名無しさん (2024-04-22 20:50:59)
- とわには申し訳ないが、どーしても花咲か天使と撲殺天使がちらついてな…。 -- 名無しさん (2024-04-22 21:38:33)
- これアニメ化されてたのか 知らんかったわ -- 名無しさん (2024-04-23 11:25:16)
- ↑2 ガヴリールドロップアウトや花さか天使テンテンくんに撲殺天使ドクロちゃんと、駄天使のいる作品は割と多いな -- 名無しさん (2024-04-23 12:01:47)
- ↑7 年頃の男の部屋に常識が欠けた天使が住むことになるラブコメなんだから一緒一緒 -- 名無しさん (2024-04-23 14:30:29)
- 邪神ちゃんの方は天使や神も畜生だから…。逆にこちらの悪魔は(作者の前作であるベルゼブブ嬢を考えても)邪神ちゃんレベルでゲスいのはいなさそうではある -- 名無しさん (2024-04-23 22:08:33)
- 森太郎ととわって一緒に住んでて同じ部屋で寝てておソロのカップ使ってるだけで恋人同士じゃないんだよな -- 名無しさん (2024-04-24 03:40:23)
- アニメしか見てないけど典型的なメインヒロイン以外の方が人気が出るハーレム系だなって感想だった。良い子すぎて無知ネタしかできない善意のトラブルメーカーなのがね、相対的にキャラ薄くなっちゃうよね。あと主人公の声が変に甲高いのが耳に優しく無かったなって -- 名無しさん (2024-10-18 18:55:39)
- 最近のアニメにしては珍しく子安のキャラが綺麗 -- 名無しさん (2024-11-10 05:48:28)
- ↑3 一応、原作である人物が「事実婚」って形で読者の意見を代弁してくれてるくらいには仲が良いのよね、森太郎ととわちゃん。ハーレムものと思いきや、実態はメインヒロイン一直線ものな気がする。それ故とわちゃんとの別れがいずれ来ると思うと胸がキュッとね -- 名無しさん (2025-02-02 22:51:45)
最終更新:2025年03月23日 15:07