登録日:2024/05/24 (金) 20:18:06
更新日:2024/05/29 Wed 15:14:28
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猫とは、漫画・ニャイト・オブ・ザ・リビングキャットに登場する猫の総称である。
パンデミックホラーの同作におけるパンデミックそのもの。
…なのだが、猫も人間も残酷な目に(異常なまでに)あわず、愛猫家やホラーが苦手な人が嫌うような表現が作品に出てこないため、
何かズレた感のあるパンデミックホラーを作り上げている愛らしきパンデミック。
【概要】
接触する事により人間を猫化するウィルスを宿した特殊個体の猫が次々に、素の猫にウイルスを感染させていった事から始まる。
このウイルス感染した猫は、人間の皮膚と触れるだけでも数秒以内に猫に変身させてしまう
猫科動物特有の素早さを持ち、狭い場所にでも難なく侵入できる柔軟性を加えた恐るべきモンスターは、全ての人間を猫にするのを目的とするかのように行動し始め、その愛らしさも武器にして、
僅か数か月で地上の主要都市を大体滅ぼして人類の大半を猫にしてしまった。文明は事実上の滅亡を迎えた。
危険性は
触れただけでアウトな上に超素早いゾンビだと思えば大体合っていたりする。
唯一の救いは、人間の知性を失うが猫の本能に支配されるので
猫が気を惹かれる、嫌がる道具などが機能するようになる。
そして、(おそらく)人間を猫にするのが目的であるため、人間を傷付けるのを主とする行動はしてこない。
皮膚から接触感染をするので素肌を晒さないように厚着をすれば、初期の猫には対抗できたケースもある
【能力】
一般的な猫の特性を持つため、機動力や閉所に潜り込むのに秀でている。
品種に関しても多数存在が確認されており、水が基本的には退散手段として効くが、水が苦手ではない品種もいるなど対応を難しくしている。
なお地の文で現実の猫の能力や習性の解説することも多い。
前述したように、触れただけで猫になってしまう恐るべきウイルスを持ち、登場する全ての猫が感染済み。
そして大都市の人間がほぼ猫になってしまい、ロクな食事をしてないはずなのに元気一杯で排泄物が散乱していないという不可思議な事象が発生している。
頭部及び背部にくっついた猫が、対象の動物を猫へと昇華させ、更に内に眠る猫力を増幅させる事により、
鷲やゴリラ、キリンやライオンなどの他の動物をも従わせる特異な能力に目覚める個体も確認されている。
鳥類に捕まって上から襲撃をしかけるなど、バリケードを築いて籠る人間をも猫にしていく執拗さを見せている。
【愛らしさ】
この世界の人類が滅びかけている原因。
なんと人類の9割が猫を飼っているという愛猫家揃いであり、「猫を傷付けてでも人類を優先させる」という概念が無いレベルの行動基準で人類は動いている。
- ウィルスのせいで猫化してしまう可能性があるから一刻も早く扉を閉めなければならないのに、万が一にでも猫を挟まないようにゆっくりと扉を閉める。
- 最悪なパンデミックが発生しているのをどうするか対策している中で、「人類は猫に引き金を引けない」とクソ真面目な顔で語る
- 車で猫から逃げている最中に、道路の真ん中で寝転んでる猫の集団を見ると車に派手な横転をさせてでも避ける。
- 救助ヘリが来た際猫が救助ロープによじ登ってきたので、猫が危ないからとヘリに引き上げられるのを拒む。
この異常な愛猫精神のせいで、猫が嫌がって逃げだす程度の抵抗しか出来ない。
しかも、自衛のためとはいえ猫に嫌われる行動をする事や、猫ともう触れ合えない事から一部の人間に強烈なストレスが発生している。
【暴徒】
猫のせいで秩序も法律も崩壊した世界に生まれた
ヒャッハー。
猫と触れ合えないせいで、とてつもなく貴重になった猫の写真集や猫グッズを略奪していく無法者共。
猫をとても、追記・修正している。
最終更新:2024年05月29日 15:14