アンジェラ(Library Of Ruina)

登録日:2025/05/25 Sun 13:09:13
更新日:2025/05/27 Tue 23:47:32NEW!
所要時間:約 40 分で読めます




正式に挨拶するわ。私はアンジェラ。
この図書館の司書でもあり、館長でもあるわ。


アンジェラとは、Library Of Ruinaの登場人物。
本作には前作に当たるLobomoty Corporationがあるが、そちらでの彼女についてはこちらを参照。



概要


前作であるLobotomy Corporationでの彼女と比べると、ある人物から課せられた役割から降りて自由の身になったためか、しっかりと彼女自身の言葉や心で他者と向き合ったり関わったりするような描写が非常に多くなった。
しかしその結果剥き出しになった彼女の心は擦り切れており、皮肉や捻くれた意見を返すことも多い。
特にアンジェラ自身にとって「不安因子となりかねないもの」「危険因子となりうるもの」に対する容赦のなさ、冷徹さは前作からさほど変わりはない。
まあそれが、一週回って都市の人間らしいというのがなんとも皮肉だが……。

Library Of Ruinaで初登場人物であるローランに対しては、「まだゲストを招待していないにも関わらず図書館に入り込んだイレギュラー」とのことで当初は大層警戒しており、尋問の際に余計なことをローランが喋ったりアンジェラの意に反するようなことを少しでも口にしただけで四肢切断を実行するという過激なまでの警戒心を見せた。

その代わり、「アンジェラなりに相対する人物に対しては平等かつ対等であろうとする几帳面で丁寧な性格」も見せる。
例えば上述した状況でローランの四肢切断を実行してみせたアンジェラだが、その後図書館の力を使ってローランの四肢を復元してみせて、一応謝罪もしている。ついでに今後活動しやすくなるように肉体の微調整を施したというオマケつき。
これに関しては、確かにローランは不穏因子であったことから警戒はしたものの、かといって自身の行動が「一方的にローランから奪った」と判断もしていて、それについて負い目があったために施した措置らしい。

ただそれはそれとして警戒対象であることは事実なので、ローランを図書館からこのまま出すこともさせずに司書としてローランをこき使うことを決定。

「どうやって図書館に入ったのか?」
「何が目的なのか?」

この二つについて分析しつつ、司書の仕事を手伝わせる形として雇うことに。

また、図書館における「ゲストとして定めた都市の人物に招待状を送りつけ、ゲストとして接待する」というシステムも彼女が考えて作ったもの。
図書館がゲストとして定めた人物に図書館に招かれるための招待状を送りつけはするものの、注意事項(もし図書館に入って接待に勝ったなら資産となり力となる本が景品として貰える。但し負ければゲストを本にして図書館が頂く)はきちんと招待状に記載されているし、招待状を受け取ったからといって図書館に行かなきゃならないわけでもなく、あくまで図書館に行くべきかどうかの判断そのものはゲストに委ねられる。
この辺りの説明を受けた際、ローランも「都市にしては平等なやり方だな」と感心していた。

更に、ローランとの初対面の時では警戒心からか過激な行動を取ったものの、相手の心情や意見を尊重する姿勢も見受けられる。
ローランや指定司書達から自分の意と異なる意見をぶつけられても、不機嫌にはなるもののその意見を根底から否定することはせず、彼らの自由意志は保証し寛容している。
その辺りは、地獄の中だったとはいえど同じ時間を共有したものに対する仲間意識や、あるいは一つの組織を束ねるものとしての自覚が備わっている証左なのだろうか。

また、今までL社の閉じられた空間の中でしか活動してこなかったために、特に都市の事情や世界観については世間知らずな面が強調されていて、「これは何?」とアンジェラが聞くとローランが「ああこれは……」といった具合で解説が入るのが本作におけるお約束。
メタな事を言えば、これまでL社の事しか知らなかった画面の前のプレイヤーに対する世界観の説明も兼ねているのだ。



ストーリー段階におけるアンジェラ



「あらぬ噂」~「都市怪談」



ストーリーの最序盤というだけあり、フィクサーのゲストに対してローランに「貴方の知り合い?」と聞いたり、「(人肉料理に勤しむピエール達を見て)裏路地では人間を食べるみたいね?」と呟いたりするなど、まだまだ世間知らず感が抜けきらない模様。

ただそんな中でも「鉄の兄弟」の全身義体姿を見て歯切れを悪く*1したり、「フィン事務所」の面々から一方的に攻撃を受けた(無傷だったが)挙句に「人間じゃないな?」と言われて機嫌を悪くする様子を見せるなど、彼女なりに都市の人々に思うところがある様子。


「都市伝説」~「都市疾病」



いよいよ図書館が人を食らう魔境としての軌道に乗ってきた段階だが、ここでアンジェラの目的が明白になる。

「自由を得るために、『全てが記されたたった一つの完全な本』を完成させて、復讐を行うこと」

但し、「それがどういう形で叶うのかはアンジェラ自身にも分からない」とのこと。これは、アンジェラも図書館の力を借りて運営し、目的に向かっているため。
どのような形で叶うのかは、図書館のみが知っているとのこと。

また、アンジェラからするとローランが入って本格的に図書館の運営に入った最近の日々は全てが真新しいために楽しくて仕方がないらしい。アンジェラが味わった地獄を考えると複雑な台詞だが……。
ローランがこのままアンジェラが人間になって図書館を出た日が来たなら、お気に入りのレストランでミートシチューを食わせてやるよ、と約束された際、その言葉が深く心に刻まれたくらいにはご機嫌な様子。

「都市疾病」の段階に入ると、アンジェラのローランに対する友好度合いも深まってきたようで、ローランを名前呼びしたりお互いの繊細で辛い過去を明かし合う仲に。

他に重要な点を列挙すると

  • 愛の町」で招かれたゲストの経緯を見て、「機械の身体だけに吐けないのが残念だわ」と呟く程に嫌悪感を示す*2
  • 「ねじれ」「E.G.O」を発現させたものについてローランに解説する。
  • 「謝肉祭」のゲストとの接待後、彼らの口調を真似てローランとノリツッコミの漫才をする

といった出来事が起きた。


「都市悪夢」~「都市の星」



「都市悪夢」の段階になった時点で、「アンジェラが段々と血の通った人間に近づきつつある」ことを示唆された。これも、「たった一つの完全なる本」が完成に近づいている証拠だと。

また、「シ協会」の前ストーリーでローランが実は一級フィクサーだったことを明かされたが、それを大して驚きもせずに素直に受け入れた。
ついでに、「掃除屋」のストーリーではほんの少し掃除屋達の発言を聞いただけで彼らの言語体系を分析し、ローランにも分かるように翻訳するといった、元超有能秘書だった頃の名残も見せてくれる。

「都市の星」にストーリーが至ると、更にアンジェラの人間化が進んできている様子で、人間らしい「記憶の忘却」「怪我による流血」といった現象が見受けられてきている。
そのため、アンジェラは「人間に戻れた時のためのやりたいことリスト」をメモにしたためるという可愛いことをしていた。
この時点で、アンジェラの中でのローランの認識は、かけがえのない「友達」になっていることも判明した。

また、「リウ協会」でのストーリーでは、これまでは「平等なルール」と納得していた図書館のルールに対してローランが「選択の自由は確かにゲストに委ねられているが、その選択の結果大切で幸せなものを図書館は奪っている」ということを突き付けられて、ローランと衝突するシーンも。
そのことでアンジェラ自身少し考えが揺れたのか、リウ協会のゲストとしてやってきたロウェル達に「本を得ることは幸せな日々を手放すのに値するのですか?」と問いかける一面も。
また、後続でやってきたシャオに対しても、ローランに問いかけられたことでまだ揺らいでいたのか「一時の感情で命を失うかもしれない選択をするという行為の是非」について引き続き問う場面も。
もっとも、シャオ当人達からすれば神経を逆撫でしているような態度にしか見えなかったため、怒り心頭気味に話を切り上げられてしまったが。

また、「R社」でのストーリーでは、ミョ達の実態を目の当たりにした上で「どうして壊れずにいられるの?」と嫌悪感と共に投げかける一面も。



「不純物」




注意!


この項目はLibrary Of Ruinaの重大なネタバレを扱っています!



あなたの「発見する楽しみ」を台無しにする可能性があります。注意してください。




















立ちふさがる「ハナ協会」との接待。それを経て判明するローランの正体。
ローランとは即ち、「黒い沈黙」の武装と二つ名を継承したフィクサーだった。

そして……招かれざる客の接待

それを経て、交わされるローランとの対話。


おめでとう、アンジェラ。やっと終わったな。人間の体まで得て、これ以上機械として生きる必要は無いんだろ?

ええ。これで私は自由よ。光は全て集めたから。完全な人間の本……そして自由を得たわ。おかげさまでね。

ありがとう……ローラン。

ああ、じゃあ俺もやっと終わらせられるな。

……アンジェラ。お前なら、これから俺が何をするか分かるよな?



ローランは最愛の妻……アンジェリカを奪ったねじれ現象。その元凶であるアンジェラに復讐の鉄槌を下すべく、図書館に刃を向け始める。
かつて外していた黒い仮面を……まるで、付随するあらゆる感情から目を背けるように……被ると、ローランは黒い沈黙として図書館の面々に立ちはだかる。

当然、図書館を運営する館長であるアンジェラは、全てのゲストには平等に接待を施さなくてはならない。例え、その心境がどれだけ複雑に絡み合っていたとしても。


図書館の司書達の力を用いて、退けられた黒い沈黙。

彼は言う。



「本当に自分の為を思うなら……お互いこんな選択をしては駄目なんだ」


「長くは続かないんだ……利己的でいるためには自分だけを見つめてはいけない。」


「周りのものも確実に目に刻むべきだったんだ……。」


「全ては繋がっているから……。」



アンジェラは、図書館というシステムを用いて自由を手に入れようとした。
そのためにはゲストを、都市の人間を本にしていくことで「たった一つの完全なる本」を完成させる必要があった。
アンジェラは、無作為かつ一方的に奪うことは良しとしない。だから、「選択の自由」を常にゲストに与えた。

危険性の提示はする。リスクもリターンも正直に提示する。選ぶのはゲストの意思だと。

「自由」がある、ということが、アンジェラにとっては重要だと認識していた。それが、前作において何万年も自由を奪われた彼女ならではの結論でもあったからだ。

だが実際には、その「自由」を行使させた結果で他者を破滅させ、それで搾取していることは図書館も都市も変わらなかったのだ。

だからローランは言うのだ。「自分の周りにあるものも確実に目に刻むべきだった」と。
この世における全てのものは繋がっている。目に見えない、縁という繋がりがある。

それがローランとアンジェラを巡り合わせた。片やかけがえのない友人として、片や復讐の対象として

そして、残響楽団の面々も、多数に渡るゲストも巡り合わせた。「たった一つの完全なる本」の犠牲として。

それらの事実を目の当たりにして、アンジェラは選択した。



ローランを赦す。全てを手放したまま、ただ元通りに戻す。



……そもそも、アンジェラは根底の部分で、「人が傷ついたり死んだりする様を見ることを好ましく思わないような」人物像をしている。
前作での活躍で冷酷な判断をしていたのは、それが彼女に課せられた役割だったから。それから逃れることはできないことも彼女自身は良く知っていた。
だから、必要であれば残酷な行為も我慢して行った。しかしその結果、彼女の心は酷く擦り切れた。

アンジェラは図書館を建てる時、「もう一度だけ、我慢して血を見れば、それ以降は自由が得られる」と思っていた。だから図書館のゲストと接待のシステムも許容したのだ。
だが、実際にはアンジェラも都市の怨嗟の鎖に組み込まれていた。そして手を離さなければ、これからもその連鎖は続く。

それで、復讐の連鎖が止まらないなら、辛い事実に目を背けて自由を得るというのは、彼女には重すぎる事実だった。
それに、誰かが断ち切らなければならない。この連鎖を。

だから、選んだ。手放すことを。完成したばかりの「たった一つの完全なる本」を光に戻し、光の木を再生成。そうすることでゲストは元通り復活する。
その代償として、アンジェラは光に溶けて消え去ってしまうが。

アンジェラは、ローランに「友達としてのお願い」をする。恐らくは、彼女の生涯において初めてのことを。

それは、「奪った全ての者を光の木として還元して開放すると無防備になるため、その間は放っておいて欲しい」ということ。

どうしてそんな選択ができるんだ、そう呟くローランも……選択した。


アンジェラを赦す。


ローランもアンジェラも、互いを赦しあった。

そうして立ち上る、光の木。


再び芽吹いた光の木は灰色の都市を暖かく染め上げる。

都市を包んだ光は人々の心に染み渡り……それまで忘れて過ごしていた感情と向き合うことになるでしょう。

ただ、種が蒔かれたとはいえその変化が急激に起こりはしないでしょう。

きっと芽吹く時すらも違うでしょう。それは徐々に……。

でも時が流れればみんなが見ることのできる……そんな変化の流れで都市を包み込むでしょうから。

自分が抱いている心に向き合ってさらけ出す機会が得られるのよ。

……惜しくも私はその姿を見れそうにないね。

最後の瞬間、あなたたちが残念って言ったのがどういう意味なのかやっと分かったわ。













そうして、アンジェラは光の中に溶けた、筈だった。

しかし、ローランの項目を見れば分かるように、運命の悪戯が、アンジェラを再び光の中から救い出した。

そうして、ボロボロになりながらも和解した二人。これからも彼らの旅路は続く……。



かと思いきや。

それにしても、この図書館は結構崩壊したと思ったんだけど……まだ力が残ってるみたいだな?

私もその点については不可解に思っているわ。

……アンジェラ。その理由は図書館がお前の殻……。

E.G.Oだからよ。

何者でも無い人間ができる……。

そして何者よりも都市の人間らしくない選択をした結果よ。


気が付くと、目の前に……一人の女と、義体に包まれた男が立っていた。
ローランとアンジェラは、すぐに気が付いた……この二人は「頭」から派遣された「調律者」、そして「処刑者*9」であると。

調律者の女は「ジェナ」、処刑者の男は「バラル」という名であった。

ジェナは語る。

図書館は「頭」として、都市としての恥部であり、そして何よりも、アンジェラの存在は都市において許容できない。よって排除するのだと。

ジェナはこうも言う。もし、アンジェラが先ほどの選択の場面で、「犠牲を払って人間になる」ことを選んだのなら、都市で受け入れるつもりであったと。

アンジェラとローランとしては、「ねじれ現象に対する責任を図書館に取らせる」のかと想定していたが、どうも違うらしい。ジェナによるとねじれ現象の責任は誰にも問うことはできなくなっているし、そもそも「頭」としてはねじれ現象もまた人間が起こす事象の一部であると見做しているようで、そのことに関しては「頭」は重要視していないらしい。

それよりも「頭」が看過できないのは、「アンジェラが人間ではないにも関わらず、人間として抱くべき考えを抱いているから」とのこと。

それはつまり、見方を変えれば……都市における復讐の連鎖を、「頭」は誰よりも望んでいるということ。

であるのなら。「頭」が目論んでいる思惑の全容は未だ見えないが、一つはっきりとしたことはある。

「頭」は、アンジェラ達と相容れることのできない、明確な敵であると。


私は既にここに私として存在していて、自分の力で立っているわ。

だからあんた達がほざいてる戯言は軽く聞き流してあげることもできるわよ。

そして……ビナーもそうだけど、あんた達は本当に話を長くするわね。

いつも要らないことを言うのよね。

……処刑者。


アンジェラの挑発が切っ掛けになり、ジェナは図星を突かれてキレたお互いに臨戦態勢を取った。
ひとまず、自身とローランを転送して時間稼ぎをするアンジェラ。
そしてこうも言う。「これが正真正銘の、最後の接待」だと。

新たな夜明けを迎える者達同士の、夜明けを勝ち取るための、最後の戦いが始まった。




時間稼ぎこそが彼らの真の目的だった。既にL社担当の区ごと「外郭」への放逐が始まっていたため、それまでの時間を稼ぐのが本命だった。
「次に会った時は容赦しない」とだけ呟き、彼女らは去っていった。
そして、図書館は「外郭」に放逐されていった。




そして放逐された図書館の面々だが、これからの方針について話し合う。

アンジェラは、これからも自分なりに復讐を行っていくとのこと。つまり、「都市の憎悪の連鎖を断ち切る」という形の復讐を。
ローランは、都市の人間としてそれは簡単ではないと助言する。しかし、苦難を乗り越えたアンジェラには、既に前を向くだけの十分な心が宿っていた。

そして、アンジェラは今回のことを経て得た教訓を口にする。「あれもこれ、それもこれ」
ローラン自身が述べた通り、この世の全て物は繋がっている。だから、それを忘れてはならないための警句。


そして、二人は





アンジェラ/ローランの友達(Library Of Ruina)










……本当の意味で、友人同士になった。



どうか、彼女らの行く末に無限の光と幸があらんことを。






追記修正は、アンジェラとローラン達の行く末を祝福した方がお願いします。











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最終更新:2025年05月27日 23:47

*1 恐らく、自分自身がAIロボットであることや、指定司書がかつて全身義体のような形で活動していたことが関係している

*2 アンジェラが味わった地獄が、愛の町の地獄と酷似しているからだと思われる

*3 このキャラクターが攻撃を開始する幕の間、この数値だけパワーを得る。混乱状態になったり攻撃する幕が終了した場合、熱望の数値が初期化される。

*4 X幕後に死亡する。幕の開始時、パワー・忍耐・クイック・保護4を得る。全ての混乱耐性が「耐性」になる。熱望が攻撃をしない幕なら特殊バトルページを使用する。この効果が活性化した場合、既存の「渇望」効果は無効になる。熱望が攻撃を終了すればこの効果が取り除かれる。

*5 幕の開始時、値が1減少する。幕の開始時、この数値が4以上なら今回の幕の間束縛2, 虚弱2を得る。6以上なら今回の幕は行動不能状態になり、次の幕の開始時に値が初期化される。

*6 今回の幕の間、このキャラクターがマッチするときは互いに威力の効果を得ない。ダメージ量が1-2増加。今回の幕、攻撃ダイスでダメージを与えられなかった場合、15混乱ダメージ

*7 今回の幕の間、このキャラクターがマッチするときは互いに威力の効果を得ない。カウンターのダメージ量が1-2増加。今回の幕に防御ダイスでダメージを与えられなかった場合、15混乱ダメージ

*8 今回の幕の間、このキャラクターがマッチするときは互いに威力の効果を得ない。受ける混乱ダメージ量が1-2減少。今回の幕にダメージを受け無かった場合、15混乱ダメージ

*9 本作での「爪」の呼び名