登録日:2024/10/08 Tue 18:21:38
更新日:2025/01/09 Thu 18:53:34
所要時間:約 7 分で読めます
虫姫さまとは、2004年に稼働開始した縦スクロール弾幕系シューティングゲーム。
開発はCAVE、総発売元はAMI。
続編は『
虫姫さまふたり』関連作に『虫姫たま』がある。
【ストーリー】
『今』とは違う時間軸、大半が砂漠化した地球では巨大な堅い甲羅を持つ節足動物「甲獣」が繁栄していた。 その影で暮らす人間は甲獣を森の神として崇め、200年に一度、その年に15歳の成人を迎える者一人を”贄”として「甲獣神」に捧げることで、その土地に住むことを許されていると言い伝えられている。
「ホシフリの里」のお姫さま「レコ」が15歳の成人を迎えたこの年、里に疫病が流行りだした。不思議なブレスレットの力で病を逃れたレコ姫は、里のみんなを救う為「シンジュが森」で友達になった甲獣「キンイロ」と共に、甲獣神を探す旅に出たのだった。
【キャラクター】
「神様、何処に居るの?」
本作の主人公。天真爛漫な15歳のお姫さま。
幼い頃、シンジュが森で出会った少年にブレスレットをもらった。
趣味は「サクレツの実(ボム)」の投擲。物騒
パッと聞きで分かる程の鼻声ボイスが特徴。好き嫌いは分かれそうだが聞いてく内に癖になる…かもしれない。
一方被弾した時の悲鳴はゲーセンでもはっきりと聞き取れるぐらいに迫真。
レコと友達になったカブトムシ型甲獣。
お供に小さなカブトムシの「カブタン」(通称「小カブ」)を連れている。
おとなしい性格だがクワガタ族とは仲が悪い。
2P側で開始した場合はこっちを操作する。
物語上の主人公はあくまでレコ/キンイロの一組だが、独自に名前が付けられている。
レコはガングロ寄りの肌色、ギンは青みがかかった銀色のカラーリング。
【システム】
操作は1レバー3ボタン。 8方向レバーで自機の移動を行う。
Aボタン:ショット
キンイロがショットを発射する。ボタンを長押しすると「低速移動」が可能。
低速移動中は自機の当たり判定が表示される。
Bボタン:ボム
レコがサクレツの実を投げる。しばらくの間無敵になり、
着弾地点に高火力の爆風を起こす。
投げてから爆発まで若干のラグがあるが、無敵自体はボタンを押した瞬間から始まる。
投下中はレバー入力で軌道をある程度制御が可能。カーブもストレートも思いのまま。
Cボタン:オートショット
ボタンを長押ししても低速移動しないショット。
【アイテム】
スコアアイテム。
「やったぁ!」
ショットが強くなる。パワーアップアイテムは時間ごとに「M-POWER」(緑)、「W-POWER」(赤)、「S-POWER」(青)に変化する。プレイ開始時には最初にどのアイテムを装備するか選択可能。
• M-POWER
中範囲、中スピードの標準的な性能。
自機を覆うようにショットを放つ為、横から飛んでくる敵をカバー出来る。
…のだが中途半端な性能ゆえ、使い勝手はあまり良くない。
• W-POWER
広範囲、低スピードで、ザコ処理に便利。
威力は低いが、接近時に限り非常に高くなる。
足が遅い=細かい弾避けがしやすいことからマニアック・ウルトラモード(後述)で重宝される。
• S-POWER
小範囲、高スピードで攻撃力が高い。
その反面、接近時の威力が大して変わらない。
足の速さからオリジナルモードと相性が良い。
入手するとカブタンが付いてくる。最大4匹。ショットを撃っている間、カブタンはレーザーで援護する。入手したオプションのマークによって、カブタンの隊列が変化する。
• Trace
自機が通った所をなぞる様に付いてくる。
低速移動中はカブタンが自機の元へ収束する。
• Formation
自機の左右に小カブを展開。
低速移動中はカブタン同士の間隔が狭まる。
「待ってましたー!」
サクレツの実が1つ手に入る。最大6つまでストック可能。
6つ目を超えるとスコアに還元される。
残機が1つ増える。
ステージ3のボス手前で条件を満たせば入手出来る。
【難易度】
初心者向け。敵弾は少ない反面、速度は速い。
一般的な縦シューに近いゲーム性をしている。
スコアシステムも極力死なずに琥珀を多く集めていくだけとシンプル。
中級者向け。敵弾の速度は遅いが、代わりに弾の量はとても多い。
いつものケイブに近いゲーム性のモード。
敵への撃ち込みを利用した独自のスコアボーナスが採用されており、点数稼ぎの楽しさに重点が置かれている。
上級者すっ飛び越して玄人向けの鬼畜難易度。スコアシステムはマニアックモード準拠。
AC版では隠しモードであり、クレジット投入後にタイトル画面で特定のコマンドを入力すると解禁。一度入力すれば解禁状態が維持される。
怒首領蜂シリーズでいう2周目にあたるモード。文字通り画面を埋め尽くす量の弾幕が毎度の如く展開されたり、このモード限定の真ラスボスが追加されたりするけど君なら出来るよ。
【ステージ】
全5ステージ、1周エンド。
森や砂漠、火山などさまざまな舞台がレコ姫を待ち受ける。
甲獣神を探す旅が始まる。
最初のステージなので敵弾は少なく、とても簡単。
ただしショットが貧弱なため油断していると、ザコに横から突っ込まれる事があるので注意(特にS-Power)。
ボス:ギガスゾォム
「うわ…おっきいなぁ」
画面の大半を埋め尽くす巨大なゾウムシ。
砂漠地帯を抜ける。こちらに攻撃してくる植物や、
砂地獄から苛烈な弾幕を張る敵が出てくる。
ボス:ベニホノォガーダー
「あ~いっぱいいるぅ…」
渓谷の両壁に張り付く大量の虫。その中の1匹がレコ姫の前に現れる。
羽を持ち、空を飛ぶ赤い甲獣。6本ある足は破壊可能だが、残して本体を倒すと足1本に対するボーナス点が跳ね上がる。
「凄いとこに来たなあ。」
ギガスゾォムよりデカい甲獣「デニクタス」の上を舞台に戦う。ステージ終盤、デニクタスの頭部戦で左右の牙を構成する計8つのパーツをすべて破壊し,最後に頭部を撃破することで1UPが手に入る。
ボス:キュオリネス・ヘッド
「ん?なんか出てきたぞ。」
デニクタスの中から現れた空飛ぶ甲獣。
クリオネのような姿だが甲獣。発狂時にバッカルコーンを生やす。
「洞窟なのに明るいんだ…」
神秘的な洞窟内部を進む。
ステージ前半はタガメ風の中型ザコ、後半はムカデみたいなトンボの群れが極めて厄介。
ボス:ヤミィロシマーボウ
「なっがい脚〜。」
水面に浮かぶアメンボ型の甲獣。
「はっ、近い気がする…」
最終ステージ。シンジュが森の奥地へ向かう。
これまでのステージに出てきた甲獣達がレコ姫の前に立ち塞がる。
ラスボス:ルリイゴホォン・クリス
(第2形態:ルリイゴホォン・イメイゴウ)
「あ〜!あなたがそうなの!?」
「やあ、よく来てくれたね」
レコ姫が探し求めていた甲獣神。
その上には、幼い頃に出会った少年が立っていた。
少年はレコが「シンジュが森の甲獣を抑える役目」を担えるかどうか見定めるべく、レコに試練を与える。
真ラスボス:アキ&アッカ
ウルトラモード限定ボス。
幼い頃、レコ姫に”贄”のブレスレットを渡した少年「アキ」と、
彼が使役するカブトムシ型甲獣「アッカ」による最終試練が幕を開ける。
AC版では2P側が生きてると必ずリセットがかかるとんでもないバグ持ち。挑む場合は1P側単独で挑もう。
CAVEシューおなじみのボムバリア持ち。しかもバリア中に攻撃すると全方位打ち返し弾が飛んでくる。
発狂時の弾幕はぶどう畑もしくは弾壁と称される。
追記修正、君なら出来るよ。
- コメント欄がコメントログ使用する形になっていたのと、投票の初期数が15になっていたのを直させてもらいました。流用元のページから直していなかっただけとは思いますが、気をつけて欲しいです。そして、編集競合を無視して編集しないでください -- 名無しさん (2024-10-08 18:32:03)
- すいませんでした。これから気をつけます。 -- com01 (2024-10-08 18:39:33)
- レコちゃんがかわいそうだったけど、続編「虫姫さま ふたり」で元気そうな様子でよかった(個人的感想) -- 名無しさん (2024-10-08 18:50:54)
- このサイト内では続編より立てられたのが遅かったのかこれ… -- 名無しさん (2024-10-08 18:54:25)
- だいたい棒読みなのにやられた時の悲鳴が無駄に迫真の演技 -- 名無しさん (2024-10-09 07:43:37)
- メーカーの社員が声をあてているらしいけどあの鼻声が逆に癖になるのよね -- 名無しさん (2024-10-09 10:33:12)
- 記事できた順番が虫をモチーフにしたロボットアニメの主人公→虫姫さま -- 名無しさん (2024-10-09 20:28:30)
- はいてないはいてないってめっちゃ擦られたもんだw -- 名無しさん (2024-10-16 18:34:40)
- Switch版買おうと思ったら配信止めしてたわ。ケイブ系STGは今はどうも数年間契約の版権ばかりだから今から買う人はきちんと確認してね -- 名無しさん (2024-10-16 18:59:54)
最終更新:2025年01月09日 18:53