峠MAXG

登録日:2025/03/04
更新日:2025/06/03 Tue 12:33:28
所要時間:約 5 分で読めます




『峠MAXG』は、2000年1月24日にアトラスから発売されたプレイステーション用ソフト。

[概要]

峠MAXシリーズ第3作目にして最終作。
操作性やグラフィックはよりリアルになっており、登場車種も増加。さらに国内メーカーとライセンス契約を結んだことから車種はすべて実名になっている。
ただし今作では従来のバカゲー要素は控えめになっており、隠し車種も一部を除けば既存車種をベースにしたチューニングカーが中心になっており、外車は一切登場せずネタ車もトラクターのみである。1作目以来となる二輪車(ホンダ・NSR250R SEとスズキ・RGV250γ)が収録されている。
また、ゲームアーカイブスではライセンスの関係からか、今作のみ収録が見送られてしまっている。

ちなみに、PSPの発売当初「峠MAX(仮)」が発売予定タイトルにあったが、それ以降音沙汰がなくPSPは終売してしまった。


[収録コースとモデルになった道路]


West Loop Line(安奈峠)
大阪府・阪奈道路

Tight Down(春賀峠)
群馬県・榛名山

South Bridge(伊里江岬)
佐賀県・伊万里湾付近

Alpine Route(カラカラ岳)
長野県・黒部立山アルペンルート

North Horizon(札野道路)
北海道・街道

Red Leaves(将軍坂)
栃木県・いろは坂(第一と第二)

Short Curcit(ちくまサーキット)
茨城県・筑波サーキット

East Bay Night
東京都・市街地


[ストーリーモード]

今作のストーリーモードはかなり充実しており、選択肢によって物語の展開が変わったり、登場人物の立場や性格が大きく変化するなど、かなり凝った仕掛けになっている。その一方でストーリーそのものは真面目になってしまい、前2作のような荒唐無稽なシナリオはなくなってしまったが。

特に序盤のバトルの結果次第で以下の3つのルートに分岐する。

「Battleルート」
この中では一番走り屋らしいシナリオ。難易度は真ん中くらい。

「Talkルート」
主人公が複数の女性と交流を深めていく、ギャルゲーらしいシナリオ。バトルよりも女子キャラとの交流が多く、難易度も低め。

「Time Attackルート」
名前通りバトルよりタイムアタックがメインになるシナリオ。難易度は一番高い。


登場人物

  • 主人公(プレイヤーが最初に選んだ名前)
愛車:プレイヤーが最初に選んだ車
「峠のメッカ」とも呼ばれる、人口38万人の都市・池中市*1に1人暮らしをしている青年。目元は前髪で隠れている。
普段は家から近い安奈峠で走っている。
運転免許を取得後、軽い気持ちで峠に行った際に、峠の走り屋のレベルの高さを目の当たりにし、走りに目覚めることになった。
基本的には大人しく温和な性格で争いごとを好まず、どちらかと言えば自己主張は少なめで周囲に流されがちだが、一度決めたことは簡単には曲げない意志の強さや、卑怯なやり口を許さない一本気な面も併せ持つ(純一曰く「意外と陰険」)。
普段の職業などは不明だが、金銭面で困る様子はない事や、自分で「比較的暇人」と言う場面があることから、家が裕福なフリーターか大学生のどちらかだと思われる。  
当初は自覚こそ無かったもののドライビングテクニックは中々のもので、序盤のバトルでエース格の谷津坂に敗れた場合にも「初めて春賀の下りを走ったにしてはいい線行ってた」と評されている。
物語序盤の谷津坂京介とのバトルの勝敗や選択肢によって、以下の3つのルートに分岐する。

「Battleルート」
純一と共に春賀峠を本拠地とする「ナイトクルーズ」に加入する事になるが、チーム存続の抗争に巻き込まれ、偽ナイトクルーズやそれを取り仕切る「TK」と戦うことになる。
エンドでは谷津坂とはその後お互いの実力を認め合うようになり、彼と各地を遠征して競い合う仲になっている。

「Talkルート」
谷津坂との勝負に敗れた後、ナイトクルーズには入らず、一人で伊里江岬に走り込みに行き、そこで伊里江岬をホームコースとするバイク乗りの蘭堂まり子と出会う。そこから双葉姉妹・一子・亜砂子と親しくなって行き、彼女たちと「疾風少女隊」を結成してドリフトコンテストに出場することになり、さらにはナイトクルーズとの交流戦をすることになる。
その後の選択肢で、彼女たちとの個別エンドを迎えることになるが、誰も選ばなかった場合は「Battleルート」同様に谷津坂と各地へ遠征するエンドになっている。

「Time Attackルート」
谷津坂との勝負に勝った後、ナイトクルーズには入らずに一人で走り込みを続けていたが、愛車が不調になり自動車整備工場の「坂田モータース」へ修理に出すことに。同時にメカニックを学ぶため坂田モータースのアルバイトをすることになり、従業員の山野次郎の娘・時子の送迎係を任されることに。
ところがカラカラ岳での谷津坂とのバトルで谷津坂が事故を起こし、さらに幼い時子を巻き込んだことで社長の坂田に激怒されて殴られ、送迎係をクビになってしまう。
しかし実力そのものは認められており、後に坂田の口利きで、坂田モータースと契約している部品メーカーが運営するレースチームにスカウトされ、プロレーサーとなる。


  • 高橋 純一
愛車:ホンダ・インテグラタイプR(DC2)
主人公と同じく安奈峠で走っている走り屋で、主人公と最初にバトルすることになる。ナイトクルーズに憧れており、どのルートでもメンバーになる。
メガネをかけ太めの体型と、いかにもオタクっぽい風体で、池中市の走り屋事情に長けていたりと、情報通な面も。
主人公と同じく穏やかな性格で、やや弱気な面もあるが、物語が進むにつれて知的で分析力に優れた一面を見せるようになる。
「Time Attackルート」では日産・スカイラインGT-R(BCNR33)に乗り換える。


  • 水野 陽司
愛車:トヨタ・MR2(SW20)
春賀峠をホームグラウンドとする走り屋チーム「ナイトクルーズ」のリーダー。
ナイトクルーズはかつては池中で最速を誇ったチームだったが、ある事情から一度解散しており、最近になって有志によって再結成した経緯がある。
朗らかで物腰が柔らかく面倒見のいい性格。
坂田が現役だった頃から走っているベテランの走り屋で、再結成後のリーダーになったのは本人曰く「一番在籍年数が長いから」らしい。
走り屋チームのリーダーだが、自らが走ることはほとんど無く、また肝心のバトルにも「用事がある」との理由で同行しようとしないが……?


  • 谷津坂 京介
愛車:日産・シルビア(S14)
ナイトクルーズのメンバーで、加入してからまだ半年の新人だが、メキメキと実力を伸ばしているエース格。どのルートでも主人公とはライバル関係になる。
真っ赤に染めた髪に黒いライダースジャケットを着用している。
性格は皮肉屋かつ挑発的な言動が目立ち、何かと文句をつけたがる癖がある。
「Time Attackルート」では日産・シルビア(S15)に乗り換える。


  • 水野 洋子
愛車:ホンダ・シビック(EG6)
ナイトクルーズのメンバーで、リーダーの水野陽司の妹。
運転免許は持っているが、車は所有していないペーパードライバーで、普段は雑用係をしている。
性格は明るいが、やや勝ち気なところがある。
遠征の際には主人公の車に同乗し、主人公に気があるようなセリフも述べるなど、事実上「Battleルート」のメインヒロインと言える。
どのルートでも最終的には車を入手しており、「Time Attackルート」ではEG6に乗って主人公にバトルを挑む。


  • 橋本 薫
愛車:日産・スカイライン(R30)
ナイトクルーズのメンバーで、メカニック担当。
サングラスをかけ、関西弁で話す。
リーダーの水野とは旧知の真柄で、坂田とも面識がある。
メカニックを担当しているだけあって機械いじりが得意で、主人公と純一にセッティングの極意を伝授する。
以前は無線マニアだったらしい。


  • 紫堂 進矢
愛車:三菱・FTO(DE3A)
「Battleルート」のみに登場。
痩躯に金髪のマッシュルームカットで丸メガネをかけた奇抜な容姿をしている。
伊里江岬をホームコースとする走り屋で、倒してきた相手の車のパーツやステッカー等を戦利品としてコレクションしていることから「首刈り」の異名を持つ*2
相手のデータを重要視しており勝てると分かった相手としか勝負をしない。これを見ると小物っぽさも否めないが、TKから偽ナイトクルーズのスカウトを受けるなど、ある程度の実力はあるようだ。
主人公と「負ければコレクションを全て破棄する」との条件で勝負するも敗北し、全てのコレクションを破棄する羽目になった。


  • 流石 聖
愛車:トヨタ・チェイサー(JZX100)
「Battleルート」のみに登場。
長髪にピンクのヘアバンドをつけ、両手にグローブを嵌めているチャラ男風な容貌。
ドリフトが得意で、数々のドリフトコンテストを総ナメにしている実力者で、「黒ステッカー」の異名を持ち、車雑誌にコラムを執筆するほどの有名人でもある。
ただし実力とは対照的にかなりの負けず嫌いで、バトルに負けると負け惜しみを行って立ち去るのがお約束らしく、人間性に関しては上記の紫堂以上の小物と言える。


  • 双葉 真弓
  • 双葉 冴子
愛車:真弓→トヨタ・スプリンタートレノ3ドア(AE86)、冴子→トヨタ・カローラレビン2ドア(AE86)
札野道路をホームコースに持つ、ハチロク乗りの双子姉妹。
ショートカットで強気な性格の真弓は3ドアのトレノ、ロングヘアーでお淑やかかつやや天然気味な冴子は2ドアのレビンに乗っている。
「Battleルート」と「Talkルート」で立場や性格が大幅に異なっている。
「Battleルート」では紫堂や流石と同様、「TK」が組織した偽ナイトクルーズのメンバーとして登場。「双子の悪魔」の異名を取り、ここでは悪役ポジションになっている。
真弓は主人公の実力を見極めるため、安奈峠で走り込んでいた主人公の車に強引に乗り込み麓のコンビニまで走らせ、その際にトイレに行きたいと連発したことから主人公に「トイレ女」と呼ばれている。
「Talkルート」では高校生。まり子を慕っている。補習後に札野道路へ走りに来た所に同じく札野道路で走り込んでいた主人公と遭遇する。
ちなみに、先に会った冴子からタイヤ交換の手伝いを頼まれ、自転車のタイヤ交換だと思っていた主人公は車と車内に積まれたタイヤを見て驚いていた。二人ともカーショップで変なデザインの芳香剤やクッションをほしがったり「走り屋はハチロクに乗るもの」と豪語するなど、どこかズレた面が見られる。
エンドでは受験生になったことから、受験が終わるまで車と峠はしばらくおあずけになってしまったが、主人公に受験勉強を教えてもらったり、3人でゲームセンターや買い物に行くなど、親しく付き合っている。


  • 長野 健
愛車:日産・パルサー(N14)
「Battleルート」のみに登場。
カラカラ岳をホームコースとする走り屋チームに所属している。
金髪に革ジャンを着た、いかにもヤンキー風な容姿で、見た目通り短気で喧嘩っ早く、谷津坂と喧嘩になり仲裁に入った主人公を殴り飛ばしている。
偽ナイトクルーズが地元のカラカラ岳に遠征に来た際に諍いがあったらしく、その事を彼女の竜子とレストランで愚痴っていた際に、偶然訪れていた主人公と谷津坂にその事を聞かれてしまい、絡んできた谷津坂と勝負することに。
バトル後は誤解だったことが分かり和解し、主人公たちとも仲良くなり、後日春賀峠へチームメンバー全員で遠征に来ると述べた。
またTKに関する情報も提供しており、選択肢次第では最終盤でTKの正体を明らかにするという意外な活躍を見せたことも。
雪上の走りには自信があるらしい。


  • 信濃 竜子
「Battleルート」のみに登場。
長野の彼女で彼のパルサーに同乗していた。
長野同様に攻撃的な言動が特徴だが、バトル後は仲良くなっている。
彼女も走り屋なのかは不明。


  • TK
愛車:トヨタ・MR2(SW20)
各地の峠を荒らして回る、偽ナイトクルーズのリーダー。
紫堂や流石、双葉姉妹といった実力者を仲間に引き入れ、ナイトクルーズ解散を企む。
本人のドラテクも一流で、カラカラ岳の地元チームを苦も無く撃破したり、ドリフトコンテストでは主人公を上回る成績を記録している。
長野によれば、帽子とサングラスとコートを着ており、黒いSW20に乗っている事以外は正体不明。



  • 蘭堂 まり子
愛車:ホンダ・NSR250R(バイク)
「Talkルート」のみに登場。伊里江岬がホームコースのバイク乗りの女性。大人っぽい雰囲気のクールビューティー。
元は四輪の走り屋で、ナイトクルーズの元メンバーでもあり、「女王」と呼ばれた実力者だったが、チームの解散と同時にバイクに転向した。
現リーダーの水野とは今でも付き合いがあるらしい。
双葉姉妹からは慕われている。
また上下関係や速い者だけが偉い風潮が嫌いで、ナイトクルーズ再結成時にチームに復帰する事は無かった。 
疾風少女隊とナイトクルーズの交流戦では、諸事情で出場できなくなった主人公に変わって、知り合いの車で水野と対決する。
個別エンドでは主人公と車で出かけるなど、いい関係らしい。


  • 栃倉 一子
愛車:日産・フェアレディZ(Z32)
「Talkルート」のみに登場。
池中市のカーショップ「AUTO MAX」の店員。主人公とは双葉姉妹と一緒にカーショップに立ち寄ったことから知り合う。
主人公が冴子、真弓とドリフトコンテストに共に出場してくれる人を探していることを知り、思い切って主人公にアタックする。方法とは、文字通り主人公に「アタック」し、その拍子に落ちた主人公のカギを人質にとって自分をメンバーにする(選択によってはコンテストの応募締め切りを利用し閉店まで3人を待たせる)という大胆な強引な手法でメンバー入りする。それに加えてとても天然な性格で、主人公や真弓をしばしば困らせることも。
ドリフトコンテストに出場する為に結成したチーム「疾風少女隊」の名付け親でもあるが、主人公から男の俺がいるのにおかしいと突っ込まれている。
見た目とは裏腹に大排気量のZ32が愛車であり、ドラテクは中々高い。
彼女との個別エンディングでは、買い物に来た主人公に自身の発注ミスで大量に仕入れてしまったワックスや、売れ残りのエンジンオイルを半ベソをかきながら主人公に売り付けようとしていた。


  • 片貝 亜砂子
愛車:三菱・ランサーエボリューションIV(CN9A)
ニット帽とジャージを着用し、小麦色の肌でギャル系のような雰囲気の女性。
旅館の近くに将軍坂があり、そこをホームコースとする走り屋でもある。
「Talkルート」では疾風少女隊がコンテストの賞品である温泉旅行で宿泊に行った旅館の娘として登場。
主人公が女湯を覗いたと勘違いし、主人公が先のドリフトコンテストの優勝チームのメンバーだと分かると警察へ連行しない代わりに将軍坂で勝負することに。勝負後は主人公と親しくなり、また来るように言っていた。
ちくまサーキットでのナイトクルーズとの交流戦にも登場し、選択肢によっては出場できなくなった主人公の代わりに走る事になる。
個別エンディングでは主人公とピクニックに出かけるなど親密な関係になった様子。またその時は白いハットにワンピースを着用した、清楚な姿を披露している。
「Time Attackルート」でも端役で登場し、時子の幼稚園の先生として登場する。


  • 坂田 真
愛車:日産・ステージア(C34)
有限会社「坂田モータース」の社長で、坊主頭に作業服を着た中年男性。元ナイトクルーズのリーダーで、水野や洋子、橋本とは昔からの知り合い。「わさびきのこアイス」が好物らしい。
双葉姉妹と同様に、「Battleルート」と「Time Attackルート」で大きく性格と立場が異なるキャラクターである。

「Battleルート」ではストーリー終盤に主人公と洋子が工場を訪れたことで登場。こちらでは気さくで人当たりのいい性格。「TK」に関する情報を教える代わりに主人公に勝負を申し込むが、長年走っていなかったことで腕が鈍ってしまっており敗北する。
「TK」と言うのは坂田が現役時代に呼ばれていた通り名「峠キング」の略であり、遠征先では無類の強さを誇ったことからその名が付けられた。全盛期はチームも全国的な知名度があり、遠方から遠征してくる者もいれば、ナイトクルーズも頻繁に各地の峠に遠征していたという。
後に坂田は今まで違う形で車と関わる事を望み、走り屋を引退すると同時にTKの称号も捨てた。そして坂田と同様の思いを持つメンバーも彼と同じタイミングで引退し、ナイトクルーズは一度解散している。
チームを存続させることに対して、主人公へは「走り屋チームとは『車が好きである気持ち』が中心になって成り立っている」と言う考えを説いており、チームの面子や伝統にばかり拘っていた水野や谷津坂とは対照的と言える。

「Time Attackルート」では上記とは逆に、寡黙で頑固かつストイックで職人気質な人物になっている。
プロレーサーを目指して走り始めており、また走り屋が大嫌いで「ガキの遊び」と言い放っているが、主人公の高い運転技術を認めアルバイトに雇って以降は長い付き合いとなる。 
ナイトクルーズのリーダーだったかは不明だが、春賀峠を「昔走ったことがある」と話すなど、かつては彼も走り屋だった時期もあった様子。
また、単に厳しいだけの人物でもなく、主人公にセッティングの極意を教えたりと面倒見の良さも持ち合わせ、また自分の仕事に関して強い誇りの持ち主であり、自ら手を入れた車が誰かを傷つける事を嫌っており、そのオーナーが客であっても許さない考えを持っている。
また、谷津坂とのバトルで谷津坂が事故を起こした際には、危険な状況下でバトルし、しかも幼い時子を巻き込んだことで激怒し、主人公を殴りつけたことも会った。
しかし主人公のことは認めており、ラストでは契約先の部品メーカーが出資するレーシングチームに、主人公をドライバーとして推薦している。


  • 坂田 アキ
「Time Attack ルート」のみに登場。
坂田の妹で、坂田モータースで経理とスケジュール管理の仕事をしている。兄とは意見が対立することもあるが、仲は良好。
サバサバした性格のしっかり者で、細かい事にはこだわらない。
ちなみに主人公と同い年だが、しっかり者故か年上に見られやすいようで、当初主人公は坂田の妻だと勘違いしていた。
主人公がプロレーサーとなると、彼のマネージャーになるなど、「Time Attackルート」の実質的なメインヒロインと言える。


  • 山野 次郎
「Time Attack ルート」のみに登場。
坂田モータースのメカニック。温厚な性格の持ち主。
かつては坂田と共にレーサーを目指していたが、娘の時子が生まれたことでその夢を諦め、今の職業に就いた。
元レーサー志望なだけあって、ドラテクは確かで、春賀峠のタイムアタックでは主人公を唸らせるタイムを叩き出している。


  • 山野 時子
「Time Attack ルート」のみに登場。
次郎の娘で、6歳の幼稚園児。アキ曰く「ゆりかごの代わりに車の中で育った」らしい。
人懐っこい性格で、初対面の主人公にもすぐに懐いた。
幼いながら聡明で、特に走りを助手席で感覚的に評価する事に優れている。
また「さんこうたいむ(参考タイム)」の情報が入った携帯電話を所持している。


  • 大門
「Time Attack ルート」のみに登場。
坂田モータースが出資する部品メーカーの社員で、坂田とは旧知の真柄。坂田から主人公の話を聞きつけ、会社が出資するレーシングチームにドライバーとしてスカウトする。



追記・修正はプロレーサーになってからお願いします。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • レースゲーム
  • 峠MAX
  • 峠MAXG
  • アトラス
  • PS
  • 2000年
  • ゲーム
最終更新:2025年06月03日 12:33

*1 海に近い温暖な気候の地方都市で、山間から湾岸まで複雑多岐なコースがあり、サーキットまであることから、遠方からも走り屋が遠征に来るほどで、エリア全体で「プロレースドライバー育成都市」と呼ばれることもある

*2 ただし当の本人はこのあだ名を「どっかのバカが勝手につけた」と毛嫌いしている様子