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SCP-3701-JP

登録日:2026/01/15 Thu 20:26:28
更新日:2026/08/17 Mon 00:57:14
所要時間:約 4 分で読めます





おせち料理:おせち

一般的な意味:季節の変わり目である節句に神様にお供えする料理。

曝露者の解釈:「遅え痴」に通じ、他人を侮辱し不幸を願う為に作られる料理。


SCP-3701-JPとは、創作コミュニティサイト『SCP Foundation』に登場するオブジェクトの一つである。

オブジェクトクラスは暫定的にSafe


概要

SCP-3701-JPは、[削除済]社が販売していた、おせち一式である。多種類の伝統的/現代的なおせち料理が重箱に入っており、[編集済]個の売り上げがあるらしい。

このおせちを食べた人の一部は、異常な精神影響を受ける。おせち料理は縁起が良いものだが、この人たちは「おせち料理は縁起が悪い」と認識するという。しかも、「おせち料理は縁起が良い」という主張に反論するようになるそうだ。
ただし、この影響は、記憶処理によって取り除ける。一方で、精神影響を受ける人・受けない人の違いは判明しておらず、調査が行われている。


曝露者の主張

ここからは、精神影響を受けた人(曝露者)が、それぞれのおせち料理についてどのように考えているのかを見ていこう。

おせち料理:黒豆

一般的な意味:「まめに働く」という願いが込められている。また、黒は邪気を払う色である。

曝露者の解釈:苦労して、手足に肉刺(まめ)ができてしまう。

苦労肉刺……って、ただのダジャレじゃねーか! とも思えるが、元ネタの時点でただのダジャレなので反論しづらい。

おせち料理:数の子

一般的な意味:多数の卵が並んでおり、子孫繁栄を表す。

曝露者の解釈:数字や数値といった数ばかりに囚われ、本当に大切なものを見失う。

「本当に大切なもの」って何だよ……という点には言及していないようだ。

おせち料理:かまぼこ

一般的な意味:紅白で縁起が良い。また、半円形は日の出を連想させる。

曝露者の解釈:鎌でボコボコにされる。

急に暴力。しかも、鎌を使っているにもかかわらず、切られるのではなくボコボコにされるのだろうか?

おせち料理:伊達巻

一般的な意味:形が巻物に似ているため、学業の成就を意味する。

曝露者の解釈:形が巻物に似ているため、テスト勉強に追われることを意味する。

テスト勉強はみんな大変。

おせち料理:昆布巻

一般的な意味:「よろこぶ」に繋がる。

曝露者の解釈:「たんこぶ」に繋がる。

確かに「こぶ」って言ったら「瘤」の方を先に連想しがちかもしれない。

おせち料理:栗きんとん

一般的な意味:金色が、「商売繁盛」や「金運上昇」に繋がる。

曝露者の解釈:「Cricking, Torn」(筋違えして、肉離れした)を連想させ、怪我をしそうだ。

急に英語。ちなみに、「crick one's ~」で「~の筋を違える」、「tear a muscle」で「肉離れする」を意味する。crickingはcrickの現在分詞、tornはtearの過去分詞である。

おせち料理:海老

一般的な意味:曲がった腰が老人を連想させ、「健康長寿」を示唆する。

曝露者の解釈:曲がった腰が「腰痛」や「ぎっくり腰」を示唆する。

さっきから怪我の話ばっかりしてない?

おせち料理:煮しめ・筑前煮

一般的な意味:様々な縁起の良い食材が一緒に煮られている。

曝露者の解釈:様々な縁起の良い食材が一緒に煮られており、混沌へと導かれる。

急に中二病っぽくなった。あと、食材自体は縁起が良いと認めているのだろうか。

おせち料理:紅白なます

一般的な意味:人参と大根を紅白の水引に見立てており、縁起が良い。

曝露者の解釈:「人参」は「人が参ってしまう」ので、苦難に通じる。「大根」は何となく卑猥である。

何となくで卑猥にされる大根に謝れ。

……このように、曝露者は縁起でもない解釈をしているのだ。まさに……


SCP-3701-JP

新年早々縁起でもない!


更新

財団には、「異常性の発生条件の"核"」を炙り出す、「形式部門」という部門が存在する。この部門の調査によって、精神影響を受ける人・受けない人の違いが判明した。影響を受ける人は、「何らかの物体を用いて、SCP-3701-JPが入れられていた重箱の隅を突いた」人だったのだ。異常性があったのは、おせち料理ではなく重箱の方だったのである。

さて、「重箱の隅をつつく」という慣用句がある。この慣用句は、「重要でない部分に難癖をつける」という意味であり、この異常性と若干の類似が指摘されている。一方、「難癖をつける」とはちょっと違うだろうし大根を卑猥呼ばわりするのは難癖ではないのか?、更に、この慣用句は主に「他者の些細な失敗」に対して用いられるから、言葉のニュアンスが異なっているともいえる。

このことについて、曝露者へ聴取を行ったところ、以下のような返答が得られた。

それこそ重箱の隅をつつく指摘である

やかましいわ!

とはいえ、恐らく新年早々、こんなふざけたオブジェクトの対処をやらされた財団職員が可哀想である。


余談

この記事は、2026年1月1日20時26分に投稿された。まさに新年早々投稿されたわけである。
これに合わせて、アニヲタにおける当記事も、小正月である1月15日の20時26分に投稿してみている。


追記・修正はおせち料理を食べてからお願いします。



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最終更新:2026年08月17日 00:57