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ドリームマッチ(ドラえもん)

登録日:2026/02/02 Mon 21:28:12
更新日:2026/06/11 Thu 07:38:28
所要時間:約 3 分で読めます





「ドリームマッチ」とは、漫画ドラえもん」に登場するひみつ道具のひとつ。小学二年生1974年12月号初出、単行本第8巻収録のエピソードにて初登場した。
初登場回のタイトルは雑誌掲載時はひみつ道具と同名であったが、単行本では「マッチ売りのドラえもん」に改題された。


【外見と効果】

見た目は箱に入った普通のマッチだが、火を灯した状態で自分や周りの人に向けてかざすと、その人が思い浮かべた物や人の姿が、火が消えるまでの間だけ幻影として光の中に現れる。
あくまで幻でしかないため、手に取って使用したり、会話したりすることは不可能。
取り調べなどで隠し事や嘘を暴く時や、人の顔の特徴や物の形、今の心情などの「言葉では伝わりにくいこと」を説明する時に使えるかもしれないが「秘密を暴く道具」や「思ったことを伝えてくれる道具」には上位互換が色々あるので、初登場回でドラえもんが提案したように、パーティーグッズとして使うのが本来の使い方かもしれない。

作中では「アンデルセン童話『マッチ売りの少女』は、タイムマシンで過去へ行った人がこのマッチを落として帰り、それを主人公の少女が拾ったことで生まれた実話である」という設定になっている。


【初登場回あらすじ】

クリスマスイブ。のび太はあることで悩んでいた。それは……

「今年も、しずちゃんの家でクリスマスパーティーがある。必ず隠し芸をやらされるんだ。」
クリスマスや忘年会、新年会の時期恒例の「隠し芸に何をやるか」ということ。しかしこれという案が当日である今日になっても浮かばず、ドラえもんに相談することに。
ドラえもんもこうなることを予想して準備してくれており、ポケットから芸に使うひみつ道具……ではなく一冊の絵本を取り出し、読んでみるようにのび太にいう。そのタイトルは「マッチ売りの少女」
そして読了後、上記の「この話が実話であるということと、こうなった経緯」をのび太に説明し、ひみつ道具「ドリームマッチ」を取り出すと、パーティーで「みんなの考えていることをマッチの灯りに映し出して言い当てる」という芸を披露することを提案。のび太も賛成し、手始めに「のび太が今年のクリスマスプレゼントに欲しい物」を映し出してマッチの効果を確かめる。その後もパパが明日くれる予定のプレゼントの中身*1を調べたり、近所の野良犬が可愛いメス犬のことを考えているのを笑ったりして楽しみながらパーティーに向かうが、その道中、静香の家に集まっているはずのみんなとすれ違う。
事情を話そうとするみんなを制止し、予定より一足早く隠し芸を見せようとマッチに火を灯すのび太。すると浮かび上がってきたのは、頭に氷のうを乗せて横たわる静香と、その側で心配そうな表情を浮かべる静香のママの姿。
どうやら静香の発熱により、パーティーは中止になったらしい。病気なら仕方がないと、大人しく家に帰って寝ることにしたドラえもんとのび太。
しかし、この後に待ち受けているまさかの事態を、2人はまだ知らない……。


【アニメ版】

大山版では単行本収録時と同じタイトルで1993年12月24日に放送。

●静香が今欲しがっている物*2
●友人たちが隠し芸に何をしようとしているか

の2点をドラえもんとのび太が調べるというアニオリシーンが追加され、マッチを使う機会が増えている。
「小学生がマッチに火を灯して遊ぶ」という描写が規制に引っかかったためか、マッチという物を知らない子どもたちが増えてきたためか、水田版では2026年現在もアニメ化されていない。


追記・修正は、自宅の玄関前でマッチを擦りながらお願いします。

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最終更新:2026年06月11日 07:38

*1 伝記の本ではないとはいえ、のび太にとっては期待外れであった。

*2 静香にクリスマスプレゼントを贈るため。見えてきた物に2人は疑問を抱くが……