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しあわせ鳥見んぐ

登録日:2026/09/22 (曜日) 22:00:00
更新日:2026/09/23 Wed 00:47:09NEW!
所要時間:約 5 分で読めます




『とり』とめのない日々から切り取る小さな『しあわせ』が沢山詰まった芸大生×鳥見ガチ勢のバードウォッチング4コマ

しあわせ鳥見んぐ』とは、わらびもちきなこによる漫画作品である。
「まんがタイムきらら」(芳文社)で連載されている。
既刊4巻(2026年9月現在)


【概要】

まんがタイムきらら系列の4コマ漫画作品。
作者の居住する山形県が舞台となっており、県内の、あるいは宮城県 伊豆沼のようなバードウォッチャーの聖地が登場する。
芸大生、動画配信者、写真家、とバードウォッチングをインプットに何かを生み出すキャラが多く*1
また移動の足や金銭面の自由度から高校生の多いきらら作品としては珍しく大学生が主要キャラとなっている。

本作のポイントは、鳥類の美麗なイラストに加え、バードウォッチングを追体験しているような風景とのマッチングや視点移動の工夫、映像作品や写真など、キャラの出力に沿うような画面構成がなされていることである。
後は鳥を絡めたオヤジギャグダジャレ。

山形県内広域を扱っているからか、非アニメ化作品としては異例と言っていいほど地域おこしへ起用されている(後述)。

【あらすじ】

「絵に個性がない」と言われ悩む芸大生の主人公・すずは、ある日熱心に鳥を観察する少女・翼と出会う。
鳥見(バードウォッチング)について熱く語る翼に影響を受け、鳥の絵を描き始めたすずは、初心者ながら鳥見を始めてみることに…!
『とり』とめのない日々から切り取る小さな『しあわせ』が沢山詰まった芸大生×鳥見ガチ勢のバードウォッチング4コマ!
(芳文社の作品ページより引用)

【キャラクター】

名前の由来は山形鉄道フラワー長井線の駅名由来と思われる。
  • 宮内(みやうち) すず
本作の主人公で芸大2年生。
「絵に個性がない」と言われ悩んでいたところを翼と出会い鳥見に目覚めた。
翼に教わった「トリさんぽch」などで鳥見の知識を学んではいるがどこか抜けていて有識者の指摘を受けるのがお約束。
天真爛漫なコミュ強で翼とは押しの強さで仲良くなり、観察会で子どもに懐かれたり遠征先で出会った人たちの懐に入り込みちゃっかり目撃情報の共有までしてくることも。
鳥見の機材や遠征、大学の画材代が嵩むのか金欠気味だが、
鳥をイメージしたファッションショーを即興でこなす衣装持ちなところも原因では?とささやかれている。

  • 時庭(ときにわ) (つばさ)
すずとは別の大学に通う大学生。
バードウォッチングを愛する鳥オタクで、
「トリさんぽch」を配信して布教にも余念がないガチ勢。
青い髪に多少引っ込み思案だが趣味のこととなると早口になる、
という趣味系や最近のきららの主人公っぽさあふれる属性持ちだが
お調子者のすずや天然なひなと接しているためかツッコミ担当である。
一方鳥が絡むと自身の半裸の絵を無断で描かれたにもかかわらず、
もう一つのモチーフである鳥(カワセミ)の方を絶賛するほど周囲が見えなくなる。
その状態でも鳥への配慮等は忘れないウォッチャーの鑑。
飛島の出身で中学生当時は唯一の子どもであったことから、
島の衰退に思うところがあり島を離れた過去を苦悩している。
「トリさんぽch」ではシジュウカラの着ぐるみで「~だっぴ」が口癖のT(トリ)チューバー「トリさん」として活動中だっぴ!

  • 今泉(いまいずみ) ひな
翼の中学からの友人。
こてこての山形弁で話す。
鳥見の知識は翼の話の内容を覚えていたり「トリさんぽch」の手伝いで身についた程度。
県内有数の果樹農家の一人娘だが、そういった立場で敬われることに複雑な感情を抱いている。

  • 荒砥(あらと) (みさき)
すずと同じ大学の写真科所属。
本格登場前からすず達の行きつけの居酒屋バイトとして登場していた。
祖父が有名な写真家で、本人も学内で優秀賞を取れる実力者。
鳥が人やカメラを意識しない、自然な姿を写真に収めることをモットーとした写真家であり、
すず達への態度もぶっきらぼうであるもののそういった配慮が伝わってくる微笑ましいツンデレ。
後に写真集の出版話が舞い込んでくるが…?

  • 梨郷(りんごう) あやめ
すずと同じゼミで一つ上の先輩。
すずを気にかける面倒見の良い先輩だが酒癖が悪く、
岬には飲んだくれお姉さんと覚えられていた。

  • 大塚(おおつか) あすか
鳥見ガチ勢で翼が飛島にいた頃に渡りの時期に毎年やってきていた渡り鳥のような人。
今も野鳥会などで交流がある。

【地域コラボ】

2024年1月に翼の出身地である飛島への定期便である定期船とびしまとのコラボが告知され、コラボ飛島ガイドマップを皮切りにコラボ乗船券、グッズの配布や販売等着々と展開されている。
そのうちガイドマップは2026年現在毎年新規のコラボ版が発行中。
同年11月より定期船とびしまの船体にイラストラッピングが施され、1年限定の予定が2027年9月30日まで延長された。
2026年夏の「とびしま」故障からの復帰にあわせ新規クリアファイルが発売予定。

その縁も有ってか2026年7月にはJR東日本の運営するデジタルスタンプラリー「エキタグ」の山形 庄内エリアの期間限定イベントに抜擢される。
首都圏の新幹線駅*2、庄内エリアの一部駅*3、物産館や道の駅でスタンプを獲得でき、獲得状況に合わせて作品の達成スタンプを入手できる。
飛島渡航のスタンプも当然あり欠航の際には酒田駅前の「ミライニ」で取得可能だが、
ファンなら一度は天候ガチャに勝って上陸したいところ。
あわせて酒田駅前の施設では展示会も展開されている。

他にもきらら作品定番となってきた叡山電鉄コラボ、日本で唯一のバードウォッチングマガジン月刊「BIRDER(バーダー)」での特集と幅広くコラボしている。
非アニメ化作品としては珍しい盛り上がり方をしており今後の展開に期待がかかる*4*5

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最終更新:2026年09月23日 00:47

*1 動画配信は鳥類、鳥見の紹介目的なので微妙に違うが

*2 東京、上野、大宮

*3 あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田、遊佐、古口、新庄

*4 非アニメ化きらら作品でのこの手の展開では連載終了後にくりでんミュージアムとのコラボが開催された「初恋*れ〜るとりっぷ」があげられる

*5 趣味の専門雑誌とのコラボは題材によって時折あるが、新規作成当時だと月刊アクアライフに広告掲載された「初凪ヒメリウム」がある