登録日:2026/03/04 Wed 08:32:46
更新日:2026/08/31 Mon 10:16:43
所要時間:約 3 分で読めます
ニューヨークからケニヤ、そしてシャンハイへ
日本帝国海軍大佐、磯毛とは何者か?蘇州河の流れは黙して語らない。
〝ニャルラトテップの仮面〟はホラーとミステリーに
満ちたラヴクラフト世界の冒険です。時代は1925年、
冒険はまずニューヨークから始まります。それから大
西洋を越えてイギリスへ、さらにエジプトへ、イギリ
スの植民地ケニヤへ、そして中国へと発展していきま
す。
ニャルラトテップが企てる〝クトゥルフの呼び声〟中
最大の陰謀。これを打ち砕くことは出来るのだろうか。
Call of Cthulhu
Masks of NYARLATHOTEP
Perilous Adventures to Thwart the Dark God
『ニャルラトテップの仮面』とは、1989年に刊行された『クトゥルフの呼び声(
クトゥルフ神話TRPG)』の公式シナリオである。
シナリオの著者はラリー・ディティリオで、システム調整はサンディ・ピーターセン。
世界の大都市を巡りながら数々の事件を解決し、最終的にニャルラトテップの陰謀を暴いていくというのが大まかな内容。
前作『
ヨグ=ソトースの影』に引き続き、相変わらず探索者にもキーパーにも優しくない理不尽な苦行が目白押しとなっている。
本作のニャルラトテップは現代のクトゥルフ系創作でよくあるトリックスター的な扱われ方とは異なり、普通に凶悪な邪神をしているので人によっては割と違和感があるかもしれない。
商品内容は
- 1~5章までのシナリオ(各1冊ずつ)
- イントロダクション(手がかり集)
- 手がかりカード
のセット。例によって本作も現在は超が付くほど入手困難で、今から探すと安くても(1D10)万円は飛ぶのを覚悟した方がいい。
元となった、英語版は改訂が繰り返されており『新クトゥルフ神話TRPG』(7版)に対応した最新版はケイオシアム社の公式サイトで販売されており、日本からでも購入可能。人種差別的な描写や、敵の耐性、即死級の罠など色々とマイルドに調整されている、
第3改訂版からはオーストラリア編、現行版では前日譚となるペルー編も追加されている。
■カーライル探検隊
1919年にニューヨークを出立した発掘探検隊。
ニューヨークからロンドンに行った後、準備を整えてエジプト・カイロへ出発。
カイロを基地として砂漠でいくつもの発掘を行ったのだが、記者たちの質問に対し一切の回答を拒否。
それからケニヤ・モンバサから陸路でナイロビに向かう事にしたのだが、奥地に入ってから探検隊は失踪、9月の初めに届いた手紙を最後に連絡が途絶える。
翌年、ナンディ族の男がナイロビ当局に「白人の一行がブラック・ウィンド山に向かって行ったのを見た」と語る。
捜索隊が10週間もの間探し回ったところ、雇われた人足たちの死体は見つかったが、探検隊メンバーの死体は1人も見つからなかった。
ナイロビ当局はナンディ族の男数名を犯人と断定、ロクな裁判も無しに絞首刑にした。
主要メンバー
探検隊の隊長で24歳。百万長者のプレイボーイだった男だが
- 17歳の時に、ある娘から「生まれた子供の父親として認知してくれ」と訴えられる
- 18歳の時と20歳の時にアルコール中毒の治療を受ける
- 奇跡的にグロトン高を卒業した後の3年間も色々な有名大学に入っては退学を繰り返す
と、かなり難のある人物。
謎の東アフリカ人女性と知り合って以来、どういうわけか怠惰な浪費生活を突然止めて妙な金の使い方をし始め、探検隊を仕立ててエジプトへ向かう。
有名なエジプト通。54歳。
爵位を持つ大金持ち。オックスフォード大学を優秀な成績で卒業した後は、エジプト地域を調査し、サンプルを発掘するなど優秀な人物。
イギリス国内にペンヒュー財団という組織を設立して、経済的に貧しい人物に対する教育にも力を入れている。
世間には名の知られた人物なのだが、彼の私生活はほぼ誰も知らず、結婚もしていない。
社交界の美人で腕の確かなカメラマン。27歳。
軍需で財を築いたマスターズ家の跡取り娘。語学も堪能である。
妊娠からの中絶を切っ掛けに愛人との関係を断ち切って探検隊に加わり、国から逃げるように出ていった。
ロジャーとは友人の域を出ないようで、どうして探検隊に入ったかは、彼女の友人にすら推察できていない。
傭兵。36歳。
ロジャーの腹心にしてボディーガードでもある。
豊富な犯罪歴と兵役経験があり、喧嘩の際に相手の首を絞め殺した事件でロジャーと知り合う。
7人の目撃者の証言を、弁護士を使って退けてもらったためロジャーには忠実。
精神分析医。52歳。
フロイトとユングに師事し学問を学んだ。態度・物腰がエレガントかつウィットに富んでいるので、ニューヨーク市で開業して以来、引っ張りだこになるまでに成功している。
女性患者と情交していたのだが、彼女に飽きて捨て、自殺に追いやった。
それがスキャンダルとして広まりそうになったのをロジャーが揉み消し、この縁で自分を探検隊に加えるよう強要する。
■血塗られた舌の教団
ニャルラトテップを崇拝するカルト組織。
現在はニューヨークやロンドンにまで支部を作っている。
この教団の名前の由来は、ニャルラトテップの化身の1つに
頭の代わりに血のように赤い1本の触手が首から生えているものがあるため。
教団の信者は、額の所から赤いヒモのような物が突き出して垂れ下がる頭飾りを付けている。
また、教団所属の殺し屋はプランガと呼ばれるアフリカ式のブッシュ・ナイフ(ダメージは1D6+2+db)を使う。
■ブラック・ファラオ団
ニャルラトテップを崇拝するカルト組織。
最初はエジプト人の奴隷が作っていた同盟だが、現在では堕落したインド人とアラブ人と白人も混ざっている。
教団の名前はニャルラトテップの化身の1つ「黒いファラオ」から来ている。
■膨らんだ女教団
ニャルラトテップを崇拝するカルト組織。
ほぼ中国人だけの組織であり、教団員は鎌を使っている。
東シナ海にある深きもののコロニーとも関係があり、教団には人間と深きものの混血児が多数所属する。
■キャンペーン
ニューヨーク、イギリス、エジプト、ケニア、中国の全5章で構成されている。
前述の通り原作版では後からオーストラリアとペルーが追加されているが、この項目では日本語版の情報を中心に記述していく。
第1章「ニューヨーク」
古い友人が助けを求めてきました。しかし、友人は殺され、勇敢な探索者は3つの大陸にまたがる長い探索の旅に出る事になりました。
キャンペーンの始まりであるからか、6匹のゾンビや、場合によっては2D20+10人の信者と死闘する羽目になるが、探索者への殺意はそこまで高くない。
主な登場キャラ
世に知られていない宗教やオカルトに関する本を書く記者で、その筋ではかなり名が知られた男。
カーライル探検隊について調査していたら、探索者と再会する事もなくホテルの一室で血塗られた舌の教団に襲われて死亡する。
探索者もダース単位で死ぬキャンペーンシナリオの始まりである
ロジャーの妹にしてカーライル家の財産の唯一の相続人。
彼女との交渉が上手くいけば、ロジャーが所持していた
魔術書が
4冊も手に入るかもしれない。
読んで字のごとくゾンビ。血塗られた舌の教団・ニューヨーク支部の地下室を守っている。
通常4匹、追加で2匹の予備ゾンビが地下室を徘徊し、侵入者にはプランガを振るって襲い掛かってくる。
血塗られた舌の教団・ニューヨーク支部の大司祭。
POW36にCON20、それ以外はSTR16・APP17と常人の範囲に収まる。いや高くないか?
主な使用呪文は「ゾンビの創造」「ニョグタのわしづかみ」「萎縮」「マインドブラスト」など。
瀕死になると
ニャルラトテップに接触して復讐を頼んでくるが、ニャルラトテップがその頼みを聞いてくれる可能性はわずか
1%に過ぎない。
シナリオにもそう書かれている。
第2章「ロンドン」
陰鬱な霧の都ロンドンへ探索の足を延ばした探索者は、お返しを受ける事になるでしょう。魔術師や偉大なパワーを持つ生き物に出会っては、悲惨なお返しを受ける事になるのです。
ここで本筋と全く関係の無いシナリオが2つも出てくる。
シナリオ内で出会うのは冗談抜きで強い敵なので、場合によっては訳の分からないまま全滅して新しいキャラクターシートを作り直す羽目になるだろう。
主な登場キャラ
エライアスとも対面した事があるタブロイド新聞社の記者。
探索者にイギリスで起きた3つの事件を教えてくれるのだが、その2つはキャンペーンと全く関係が無い。
蛇人間の魔術師。篭絡したシプリーという画家の家に寄生している。
DEX17・POW35、回避技能が95%あるのは置いといて、こいつの使う呪文で怖いのが「魅惑」。
これはPOW対抗ロールに成功すると、呪文を掛けた相手を完全に支配でき、しかもSAN消費のみでMPを消費しない。
つまり、キーパーの判断によっては35ポイントのダメージを「被害をそらす」で完全無効化しつつ、「魅惑」で探索者の1人を手駒にしてくるのだ。
シナリオに関係無い敵がこんなに強いとか正気を疑う
こいつを倒した後に家探しをしてもSANチェックさせられるだけで重要な情報は何一つ無い。
なんなら蛇人間のいる湿地帯にワープさせられる絵まである。
この絵の中に入った後は色々な行動ができるが、キーパーが温情を示さないと絶対に探索者が死ぬ。
レッサー・イーデール村の貴族の娘。過去の呪いにより成人すると狼に変身して村人を襲う悲しきモンスター。
こいつ、なんと銀と火以外の攻撃ではノーダメージである。
倒そうとすると場合によっては20ゲージのショットガンを持った父親と兄貴が、エロイーズを守るために襲ってくる。
しかも倒したら倒したで、
証人のいない所でエロイーズが殺されれば、殺人罪に問われるはめになります。
シナリオ製作者がシナリオを積極的にグダらせていくスタイル……。
強力なクトゥルフとその手下に比べれば、小さなジャガイモのようなものに過ぎません。
だそうだが、「そんな事言われても…」と返したくなるのが人情だろう。
ペンヒュー財団の理事長だが、裏の顔はブラック・ファラオ団の大司祭。
探索者を組織にとって危険な人物とみなし、監視役や見えない怪物を送ってくる事がある。
戦闘面ではDEX16にPOW45というステータスを誇り、様々な呪文を使えるが、武器の12ゲージショットガンを撃った方が強い。
CoCTRPGの呪文は基本的に即効性が無く、コストパフォーマンスが悪いのである。
スパイス商人にしてブラック・ファラオ団の大司祭。
POWが25もあるのだが、呪文を何一つ覚えておらず、戦闘になったら棍棒で殴りかかってくる。
ガヴィガンもそうだが1対の笏を持っており、交差させる事で持っている者のMPを1D20ポイント回復させたり、1D10ポイントの魔術ダメージを肩代わりしてくる。銃器をぶっぱしてくる探索者相手には意味がないけどな!
第3章「カイロ」
エジプトにやってきた探索者は、この地の恐ろしい過去を知る事になり、人類に破滅をもたらす恐ろしい陰謀についても知る事になりました。
異国なので「アラビア語」の技能を持ってないとまともに意思疎通ができなくなる。
ガイドを雇おうにも、NPCの1人は強盗仲間3人と組んで探索者に襲い掛かる。しかもこいつら、シナリオの本筋とは全く無関係。
ここら辺から良くも悪くも公式シナリオの味が出てくる。
主な登場キャラ
先述したNPCの強盗。ガイドを雇おうとした探索者を路地裏に連れ込んで持ち物を奪ってくる。
抵抗すれば、追いはぎたちは怒って、このめんどうな外国人たちを全部殺そうとします。
ブラック・ファラオ団の大司祭。
数千年も生きた魔術師、というわけでDEX17・POW50というステータスを誇り、基本ルールブックに登場する全ての呪文が使える。
さらに5D20ポイントのMPを回復する笏も装備。
「ヘテップ」という名の白い猫を使い魔としており、ヘテップは戦闘時に毛の無いシワだらけのライオンのようなキャット・デーモンへと変身する。
第6王朝末期にエジプトを統治したとされる女性ファラオ。ブラック・ファラオ団によってミイラ状態から現世に蘇ろうとしている。
蘇った場合は「シェフィラ・ロアーシュ」という女性になりすましてブラック・ファラオ団の支部を中東からヨーロッパ全域に設置する準備に取り掛かる。
身に着けている王冠・ネックレス・ガードルの力により、常時15ポイントの装甲で守られており、POWは16。
そして基本ルールブックに登場する全ての呪文が使える。
シャクティの方がPOWが高いのはナイショな
復活を阻止する手段は3つ。
まず、復活に必要な3つの品物(先述の王冠・ネックレス・ガードル。もちろんどれも普通の手段では破壊できない)のうち1つを破壊する方法。
王冠は「萎縮」の呪文で破壊でき、ネックレスは黄金の蜂蜜酒を投入した水に漬ければ溶かせ、ガードルは魔力を付与されたナイフで切断できる。
……シナリオ製作者は、ロストから作り直す事が頻発するのにそんな呪文を探索者が憶えてると思ってんのか?
第2に、ノーデンスとの接触の呪文を使う方法。
ノーデンスが1本の短剣をくれるので、これをミイラの左の目に突き刺せばニトクリスのミイラを塵にできる。
ニトクリスが復活した後も同様であり、当たれば塵になる。
しかしキーパーが温情を示さないと「ノーデンスと接触すれば助けてもらえる」などという情報は絶対に手に入らない。
第3の方法は、ニトクリスの復活に必要な「アガサ」という老婆を殺す事。
「一番簡単な方法だが、一番不名誉な方法でもある」だとか書いてあるのだが……
そんなにやらせたくないなら、もっと現実的なやり方でニトクリスを倒す方法を提示してくれませんかねぇ?
なお、ニトクリス復活の儀式の間には多数のブラック・ファラオ団員がいる。
その中にはブラック・スフィンクスという神話生物や、その落し子も含まれている。
もはや探索者に出来る事はダイナマイトを抱えて特攻しかない
ピラミッド調査中の探索者の前に直々に現れてくれるいつものあいつ。
探索者を嘲笑いながら、これ以上の探索を諦めるように言ってくる。
通常は人間の化身だが、不可視化した忌まわしき狩人を2体従えており、もし戦闘に入るとニャルラトテップは確定で20ポイントのダメージを与える熱突風で攻撃してくる。
そして、倒しても怪物の化身になって逃走する。
接触するまでにニトクリスの復活を阻止したりニトクリスを倒した場合、ニャルラトテップは探索者を殺しに来る。
殺す人数も増やし、残りは狂気に陥れようとするでしょう。神というものは、勝てなかった時にはけっこう短気なものです。
第4章「ケニヤ」
探索者はカーライル探検隊の最後の旅の後を辿って、ブラック・ウィンド山の最大の危機に向かって陸路を行きます。
ほぼノーヒントで火の精が2体も襲ってきたり、ふざけた数の敵が現れたりなど、これまた探索者ロストの機会が多いシナリオ。
主な登場キャラ
血塗られた舌の教団の殺し屋であり魔術師。
手始めに、列車で移動中の探索者を殺すため、火の精を2体召喚して差し向ける。
メタ読みをしない限りは、列車に備えられた灰や砂の入ったバケツ(1D3ポイント)もしくは、トイレにある1ガロンの水の容器(半ガロンで1ダメージ)で戦わされる羽目になる。
その後も時間経過でMPを回復するたびに火の精を召喚していくという執念深さを見せ、殺せなかった場合も探索者に放火の冤罪をかけようとする。
裁判になった場合でも、ならなかった場合でも、とにかく結果はケニヤからの追放です。
シンに召喚されて殺しに来る、このシナリオで幾度となく目にするだろう怪物2体。
HPはそれぞれ6と8。85%の確率で命中するタッチ攻撃は2D6ダメージに加えて炎上も起こして探索者を殺しまくる。
H・P・ラヴクラフトの短編にも登場するキャラクターの子孫。
先祖と同じく頭がおかしい所があり、ホワイト・ゴリラ教団という組織に全てを繋げて考えている。
探索者が彼と会話したら、コンゴ盆地にあるその教団に行けとミスリードをしてくる。
「探索者が完全に騙された場合どういうシナリオになるかはキーパーが手前で考えろ」とシナリオ側が言ってくる。
ネヴィルの作り話にのせられて、この話に深入りしていくことになるかもしれません。キーパーがこの方向でシナリオを作り上げたいと思った場合には〝ニャルラトテップの仮面〟とは関係の無いシナリオとして発展させていくべきです。「クトゥルフ神話」とも関係ない話になるでしょう。
後のケニアの初代首相。実在人物なためか普通に協力者ポジションであり、また会う時間は一時的に安全な休息タイムでもある。
原住民の偉大な魔術師。探索者が尋ねていけば便利なアーティファクトや戦闘になると巨大化して戦ってくれるカメレオンをくれるのだが、このカメレオンに食事を与えないと、巨大化して探索者を捕食しようとする。
しかも探索者を食べた後は満足して帰る。
血塗られた舌の教団の女大司祭。
ブラック・ウィンド山にあるニャルラトテップの大いなる神殿にて、ニャルラトテップの落し子の誕生の儀式をしている。
DEX16にPOW35のステータスを持ち、数多くの呪文を覚えているが、恐ろしいのは後述のボディーガード。
10人も従えている。
ムウェルウに付き従う10人のボディーガード。STR18・CON18・SIZ16・DEX17など人間トップクラスの能力値を持っており、なんとこれ全員が同じステータス。
プランガのダメージを合わせて、1D6+2+1D6=約9ダメージ(探索者のHPは高くても18)を与えてくる。
しかも命中率は90%。
つまり、ほぼ確実に先手を取って、超高い命中率で、2回も当たれば死ぬ攻撃を10回連続で繰り出してくる。
アホか。
失踪したカーライル探検隊のメンバーの一人。
ニャルラトテップの落とし子の苗床にされており、完全に発狂している。
我が子誕生の際にムウェルウの儀式によって呼び出されたいつものあいつ。
儀式が最高潮になって、落とし子が無事に誕生すると、自身の身体を黒い風の化身に変えて辺りに吹き荒れる。
なお、落し子を殺されると大激怒する。
ニャルラトテップは自分の子供が殺されれば、落胆し怒るに決まっています。怒りの大きさを考えれば、落とし子を殺した者は必ずニャルラトテップに発見されるでしょう。
第5章「上海」
探索者は邪悪な者どもに対して大きな一撃を与えるチャンスがあります。うららかな悠久の中国は、邪悪な者どもの巣にはなりえないのです。
『ヨグ=ソトースの影』からの続投NPCが居るのはともかく、島に向けて艦砲射撃をしてミサイル破壊というのが敵組織を止めるための手段の1つとして用意されているのがぶっ飛んでいる。これが公式シナリオか?
主な登場キャラ
カーライル探検隊のメンバー内で唯一正気を保てた者。
ケニヤから上海に移り、カルトに見つからないよう隠れ潜んでいる。
また、ジャクソンに情報を渡した人物でもあった。
『ヨグ=ソトースの影』で死んだと思われたがクトゥルフの手によって復活。魔術書を手に入れるために上海までやってきた。
その魔術書はジャックが盗み取ってしまったので、彼の行方を知っている娘を拉致・拷問している。
孤島においてオーブリーと組んでいる深きものの司祭。
邪神復活への道を開くためのミサイル開発を担当し、10+1D6人の信者と、5人の深きものの作業員と、ショゴスを使役する。
つまり、見つかったらこいつら全員と戦う羽目になる。
やはり正体は邪悪な魔術師。
100平方マイルに殺人放射能(※シナリオにもこう書かれています)を撒き散らすラジウム爆弾を積んだミサイルをインド洋で爆発させ、邪神復活を企む。
本人はAPP18にしてPOW45もあるのだが、覚えている攻撃呪文は「ヨグ=ソトースのこぶし」「萎縮」「吸魂」ぐらい。
しかしそれにしてもAPPが何でこんなに高いのやら
ミサイル完成を祝したオーブリーの儀式によって呼び出されたいつものあいつ。
「膨れ女」の姿で召喚されている。
特に行動はせず、ミサイルがちゃんと所定の時間に爆発するまで大人しく黙って待っている。
■余談
上海編の末尾には、死ぬ度に新しいキャラクターシートを作りまくったプレイヤーに向けるシナリオ製作者のありがたいお言葉がある。
彼等を勝利の月桂冠に甘んじさせないでください。
探索者たちはあまりにも色々なことをしてきたし、
敵は非常にパワフルなのです。
個人的な平和や快適さにグッド・バイを告げ、
全人類のための偉大な努力の中に
孤独な満足を見付けなければならないのです。
そして当然Wiki籠りの皆様も、個人的な平和や快適さにグッド・バイを告げ、項目のための偉大な追記・修正の中に孤独な満足を見付けなければならないのです。
- オーストラリア編は? -- 名無しさん (2026-03-04 10:20:18)
- ↑ 初出版には未収録だから…… -- 名無しさん (2026-03-04 10:58:26)
- アーサー・ジャーミン卿はそれなりにマトモな人だったのに....サツバツ!そして、ちょっとだけ納得してしまった>個人的な平和や快適さにグッド・バイを告げ、全人類のための偉大な努力の中に孤独な満足を見付けなければならないのです。 -- 名無しさん (2026-03-04 11:11:54)
- とある卓ではムウェルウのボディーガードに、こちらも巨大カメレオンで対抗してたけど。あれ本来はブラック・ウィンド山に行くと山の魔力のせいで、あのカメレオンって勝手に帰るんだよね -- 名無しさん (2026-03-04 19:57:30)
- ヨグソトースの影もそうだがキーパーに丸投げして後は自力でどうにかしろってシナリオさぁ・・・さすが公式は頭が狂ってる -- 名無しさん (2026-03-05 17:04:23)
- シナリオの文章引っ張ってくるのはいいけど著作権健在だから引用の範疇超えないようにね… -- 名無しさん (2026-03-06 11:55:13)
- 昔のニャルラトテップって、計画が阻止されたら顔真っ赤にしながらこっちを殺しに来る邪神だったのか… -- 名無しさん (2026-07-08 01:40:43)
- 酒飲みながらゲラゲラ笑ってプレイするためのシナリオ 黎明期なのでこんなもんといえばこんなもん -- 名無しさん (2026-07-27 17:03:36)
- 別にTRPGシナリオなんて書いてる通りにやれ!とは作者自身も思ってないでしょ。ここまでならやっても良い程度のラインを引いてるだけで適宜GMが調整しながら進めるもんだし。 -- 名無しさん (2026-08-31 10:16:43)
最終更新:2026年08月31日 10:16