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サイドホッパー(メトロイド)

登録日:2026/10/06 Tue 00:17:00
更新日:2026/10/06 Tue 01:32:47NEW!
所要時間:飛び跳ねながら約 13 分で読めます




サイドホッパーとは、任天堂のゲーム作品「メトロイドシリーズ」に登場する敵キャラクターである。


【概要】


初代メトロイドで初登場して以降、複数の作品に登場していた、いわゆるお馴染みの雑魚敵のうちの一種。

外見は、昆虫のような複眼の両目とクモのような2本の牙が生えた頭部を持ち、その左右から鋭い爪を備えた2本の足が生えているというデザイン。

様々な種類が存在するが、共通して
  • 中央に頭部があり、左右から巨大な脚が生えているという基本フォルム。
  • 雑魚敵の中でも耐久力はそこそこ有り、侮れない強さ。
  • 1部屋に大抵は2、3匹はおり、名前通りに飛び跳ねながら体当たりしてくる。
  • なお、地上に立っている奴と天井に張り付いている奴がおり、まるで別ゲーのような絵面になる。ちなみに、天井の奴は「天井からジャンプして天井に着地する」という冷静に考えたらワケのわからない動きをしている。こいつの物理法則はどうなってんだろうか。
以上の点が挙げられる。

「常に正面を向いたドット絵をしている」「横方向にジャンプ移動する」という都合上、3D作品に出すには少々表現が難しいのか、
FPS視点の外伝作品「メトロイドプライムシリーズ」には基本的に登場せず、「プライム3」以降に最大の特徴をかなぐり捨てたホッパー系の敵が登場するようになった。
そして「Other M」にて満を持して3D世界に進出することに。
特徴的な挙動はどのようになっているのかは後述。

【シリーズでの活躍】


メトロイド


初登場。
ブリンスタやクレイドの生息地であるブリンスタ深部にて登場。
主な特徴は上記の通りだが、本作のサイドホッパーはやたらと素早い。
ジャンプの軌道がインチキじみており、こちらの位置に向けて高速で飛んでくるため、袋叩きに遭いやすい。

速い・硬い・強いを兼ね備えた三重苦であり、体力が残りわずかの時にはまず出会いたくない奴。

茶色の通常個体と、黄色の上位個体が登場する。

スーパーメトロイド


舞台が再び惑星ゼーベスとなった3作目にも登場。
体色は黄土色で複眼は緑色。牙の数が左右と中央の3本に増えた。

素早い動きと高い耐久力は健在で、ブリンスタにて序盤からサムスを攻め立ててくる。
やっぱり天井でジャンプする謎の物理法則は健在。

最終エリア ツーリアンでは、スペースパイレーツに何らかの改造を受けたのか、身体が大型化し青色になった強化個体が放たれている区画が存在する。
この個体にはスーパーミサイル以外の武器が効かず、プラズマビームはおろかスクリューアタックさえも無効。

ピンチに陥るサムスの目の前に、突如として巨大化したメトロイドが現れ…


メトロイドフュージョン


「スーパー」から約8年の間をおいて発売された4作目。
舞台は「様々な星の環境を再現し、生物を飼育研究するスペースコロニー」であるB.S.L.。
本作の敵キャラクターはすべて寄生生命体Xが擬態したものであり、サイドホッパーも例外ではない。

Xの擬態によって様々な遺伝子が混合された結果か、本作の外見は前作終盤に登場したような青色で、両目は紫色。
2本の牙が長く鋭く伸び、中央には上下に開閉する別の口が形成されている。
また、ジャンプの際に両足裏から炎を噴射するようになり、高度が上がった。
何もしていないときは、時折首を左右にゴキゴキさせる。それやめたほうがいいよ…

引き換えに、ジャンプ移動の挙動が常識的な範囲になり、山なりの軌道を描くように固定され、ダイレクトアタックしてくることは無くなった。

メトロイドゼロミッション


初代リメイク作品である本作にも登場。
生息地はクレイドのみに縮小し、体色は緑色。
牙は再び2本に戻った。

やたらとマッシブな体格になり、ジャンプ移動も「フュージョン」と同様に常識的な挙動になっているうえ、ジャンプ高度は歴代ワーストレベルに低くなっている。
でも物理法則の方は相変わらず常識を逸脱している

メトロイド Other M


本作にて、プライムシリーズでも成し遂げられなかった3D世界への進出を遂げたサイドホッパー。

体色は「フュージョン」と同様の青色だが、口は2本の牙のままとなった外見。

本作では2本の足でドスドスと歩くようになった。
そして、サムスに近寄るとジャンプして踏みつける攻撃を行う。
踏みつけの勢いは凄まじく、着地と同時に発生する衝撃波にも攻撃判定がある。
タイミングよくセンスムーブを行うのがベストだが、複数体に飛びかかられると避けきれずに被弾してしまう場合も。

耐久力も健在で、本作においては高火力な部類の武器であるミサイルであっても、撃破までに数発撃ち込まなければならないほど。
だが本作にて導入されたオーバーブラストを実施すると、サムスが頭の上に飛び乗ってチャージビームの零距離射撃を行って大ダメージを与えることができ、積極的に狙えば楽に撃破することができる。。
アイスビーム入手後であれば、片足を地面ごと凍結させ磔にできるためなお狙いやすくなる。

ちなみに従来のように天井に張り付くこともできるが、戦闘になると「よっこらせ」みたいな感じの動きでわざわざ地上に降りてくるようになったため、遂に完全なリアル寄りの物理法則に則った動きをするようになった。


【派生種】


◇デスギーガ


こちらも初代メトロイドより登場する、サイドホッパーのモデル替えキャラクターのような存在。主に高温地帯に生息している傾向があり、挙動もサイドホッパーとほぼ同一のものとなっている。
トンデモ物理法則も健在

完全に虫のような顔をしていたサイドホッパーと違い、こちらは口元の牙が短く、頭頂部からナメック星人みたいな触角が2本生えている。
目も複眼ではなく、爬虫類のような切れ長の瞳孔を持つ眼球を2つ持つ。

メトロイド


リドリーが生息するノルフェア深部にて登場。
攻撃力、耐久力ともにサイドホッパーの上位互換のようなキャラクター。
インチキじみた高速ジャンプ攻撃もそのまま。
全身紫色の通常個体と、胴体が紫で両足がピンク色の上位個体が登場。

まともに戦うと辛くなるが、スクリューアタックさえ入手していればワンパン出来るようになるため、ノルフェア深部に降りる前にノルフェア内で同能力を入手しておくことを推奨。

スーパーメトロイド


サイドホッパー共々引き続き登場。
ノルフェアに生息している。

ドット絵がさらに精密になり、紫の頭部とトゲの生えた赤紫色の脚部で構成され、頭頂部の触角もわかりやすくなった。
こちらの挙動もサイドホッパーと共通。

また、リドリーが潜伏するノルフェア深部では、やけに巨大化したデスギーガが登場する。


メトロイドフュージョン


またまた再登場している・・・が、Xが擬態したことでこれまでとは違う外見に変貌している。

高温地帯に生息していた原種と違い、出現場所は熱帯地域を再現したセクター2 TRO。
緑色の頭部と紫色の脚部を持ち、全身からはまるでサボテンのようなトゲがびっしりと生えている。
上下に開く口の両脇から、ムカデか何かのような長い2本の牙が生えている。

見るからに「誰だお前」と言いたくなるような変貌を遂げつつも、移動はいつものようにジャンプ移動。移動速度や高度は同作のサイドホッパーと同じくらいに控えめ。

最大の特徴としては、攻撃を受けると足に生えたトゲを水平方向に飛ばすというカウンターを行ってくる点。
初見でトゲを避けられた方は真の宇宙戦士である。


メトロイドゼロミッション


初代リメイク作品のため、当然ながら登場。
生息場所もリメイク前と同じくリドリー。

本作ではドット絵が新規に描き起こされており、紫の体色と赤紫の両足はそのままに、顔の意匠が人面のようになっている。
口も上下に開閉するものがついており、時折咆哮を上げるようなモーションをする。

運動性能については本作のサイドホッパー同様に弱体化。

メトロイド Othe M


サイドホッパーが出るならコイツも出る。
生息地はセクター3 パイロスフィアで、ドスドスと足音を立てて歩いてくるのもサイドホッパーと同じ。
だがコイツは、口から糸の塊のようなものを吐いてこちらの動きを封じるという遠距離攻撃が新たに追加されている。

外見は「ゼロミッション」のものに準拠するが、口は開閉するものではなく、旧作のような短い牙が生えた虫っぽいものに戻されている。


◇バリスト


初登場は「ゼロミッション」からという遅咲きでありながら、サイドホッパー系最強の存在である上記2名の後輩。
体色は全身緑色で通常のサイドホッパーよりもややデカく、眼球が縦に2つ並び、口から2本の牙を生やしている。

メトロイドゼロミッション


クレイドやノルフェアに登場。
一目見て「こいつはヤバい」と思わせるような風格をしている。
装備の充実していない序盤から遭遇するうえ、部屋に入るとゲートロックされ逃げ場がなくなるため倒すしかない。
ダメージを与えていくと、体色が緑→オレンジ→赤と変化していくが、それに比例して動作のスピードも上昇する。

基本的に左右にゆっくりと移動しているが、サムスと横軸が合うと徐々にスピードを上げていき、壁にぶつかるまで突進攻撃を仕掛けてくる。
距離が開くとお馴染みの横ジャンプで距離を詰めてくる。

序盤では手を焼く相手だが、スクリューアタックを入手すると状況は一変。
一撃でワンパン出来るようになるため、手慣れてくると一転してただの雑魚と化す。
ただし、アイテム低回収率クリアの一環でスクリューアタックを封印している場合はその限りではない

伝説のパワードスーツ入手後も第一部の舞台に戻ってくることも可能だが、その頃にはプラズマビームで適当に処理されるだけの置物になっているため苦労はしないだろう。

メトロイド Other M


なんとコイツも3D世界に進出。
モーションや挙動はデスギーガのさらに上位互換のような感じで、2本足でドスドス歩いてくるし、ジャンプ攻撃や糸の吐き出しも行ってくる。

本作ではカメラがサムスからだいぶ引いているため、「ゼロミッション」の頃と比べて体格がショボくなったように見えてしまう。

本作では耐久力が上昇しており、スクリューアタックでもワンパン出来ないほど。
でももう一撃食らわせると倒せるけど
能力解禁まではアイスビームで動きを封じ、確実にオーバーブラストを決めていくことに。



【ホッパー系】


2Dシリーズのザコ筆頭のようなサイドホッパーを、3Dシリーズで出すのが難しいとでも思われたのか、「プライムシリーズ」にて似たような代替ポジションとして登場した生物種。
登場は「プライム3」からと遅め。
名前通りに飛び跳ねるように移動するが、サイドじゃないホッパーなので足の本数は4本足となっている。

◇ブリオホッパー


「プライム3」の舞台であるテルリアン系に属する惑星ブリオの固有種。
4本足の節足動物のような見た目で、頭部からはトゲが数本生えている。
ログブックでの分類は甲殻節足類。

群れを成してわらわらと現れ、近距離では爪で、遠距離では毒液を吐いて攻撃する。


◇ギガホッパー


上記のブリオホッパーの突然変異種。
見た目はブリオホッパーがやや大きくなり、色が赤く変色しただけ。
攻撃手段も変化はないが、耐久力が上昇している。

序盤の惑星ブリオにて、橋の上でサムスを奇襲する。
ブリオホッパー同様に群れで狩りを行い、数匹が前衛と後衛に分かれて戦闘を行う。
退路が封鎖される強制戦闘のうえ、期間限定のスキャン対象のため注意。


◇フェイゾンホッパー

◇メトロイドホッパー


詳細はリンク先を参照。
日本版では両者ともメトロイドの進化形態だが、海外版でメトロイドなのはメトロイドホッパーのみ。

◇アイスホッパー


「フェデレーションフォース」の舞台であるバミューダ系に属する惑星エクセルシオンに生息する。やはり4本足の節足動物のような外見。
しゃくれすぎてまるでサイの角のように長く鋭い形状になった下顎が特徴。
この下顎を用いた頭突きと、緑色の有毒液を吐いて攻撃する。
一見すると小さな生物だが、本作の主人公は巨人型の機動兵器に登場していることを考えると、通常の人間の身長を越えるデカい生物ということになる。

巨大隕石の衝突により急激な寒冷化を遂げたエクセルシオンにて、突如として大量発生した。
かつてエクセルシオンに入植していた当時の連邦軍を撤退に追い込んだ直接的な原因と目されている。
連邦軍基地跡地の地下に発生源であるホッパーネストが存在しており、これを除去するのがバミューダ系におけるメック小隊たちの初任務となる。


◇ファイアホッパー


「フェデレーションフォース」に登場。
バミューダ系の灼熱の第2惑星バイオンに生息するホッパー。
アイスホッパーと同様に4即歩行の生物だが、こちらは表皮が高質化した岩石のような質感の動物のような外見。
攻撃は硬い身体を活かした体当たりと、緑色の有毒液の吐き出し。

ステージ内にホッパーマウンドと呼ばれる半球状の巣が作られている場合があり、これを破壊しないとファイアホッパーが際限なく現れ続ける。

また、バイオンに出現する超弩級ボス、ゴライアスが投下する物体「ゴライアスポッド」から出現する場合も。

◇オメガホッパー


ファイアホッパーの上位種。
メックに匹敵する巨体を持つ。人間視点から見ればもはや怪獣である。
外殻が黒と赤の鉱石のようになっており、低出力の攻撃は跳ね返されてしまう。
頭部からは緑色の有毒液を連続発射してくる。その防御力もあり、立ち振る舞いはまさに重戦車。

だが、チャージビームやミサイル、フリーズショットを用いて外殻を破壊すると、毛を根こそぎ刈り取られた羊のような貧相な見た目になってしまう。
こうなるともはやただの雑魚と化してしまうため、盛大にフルボッコにしてやるべし。

◇グロッタクロッパー


別時空の宇宙が舞台となる「プライム4」に登場する生物。
サイドホッパー、ホッパー種とは別の生物であるが、「中央に嘴を備えた頭部」「その両脇から鳥脚型の足が2本生えている」「前後左右に飛び跳ねるように移動する」等、
サイドホッパーとホッパー種の特徴を併せ持ったような敵キャラクターとなっている。

ログブックによれば肉食性の爬虫類である。
普段は地中に潜伏しており、獲物が近づくと地上に飛び出して狩りを行う。
森林地帯フューリーグリーンに生息しているが、ゲームが進むとジャングル・グリーバーに駆逐されてしまったのか、一気に数を減らしてしまう。


【その他】


◇ゼノトロピック生命体


「プライム」のプロローグの舞台であるフリゲートオルフェオン。
スペースパイレーツにより、生物の突然変異を誘発させる放射性物質「フェイゾン」の注入実験がこの艦内で行われていた。

艦内には実験体を収めたカプセルがずらりと並んでいるが、その中で一か所、ガラスではなく厳重に分厚いカバーで覆われたカプセルが存在し、中からは咆哮と共に内側からカバーを破ろうとする生命体が存在する。

カバーで覆われているため、直接対面することはないが、スキャン時に表示される生命体の2DCG画像はサイドホッパーに酷似した姿である。
結局は作中にサイドホッパー系の敵が登場することはないが、ある意味では3D作品初登場と言えるのだろうか。


◇サイドホッパーステーション


クリーチャーではなく、「プライム2」におけるマルチプレイモードの対戦ステージのひとつ。
「プライム」のフリゲートオルフェオンのアセットが使用されたステージであり、
「惑星ターロンIVの衛星軌道上に浮かぶ、サイドホッパーのシルエットをした宇宙ステーション」となっている。
詳細は作品項目にて。


【余談】


初代メトロイドから登場し続けており、「メトロイドシリーズの敵といえば」という問いに対してまず名前が挙がるであろう名物敵キャラクター。

かつてはドット絵であった映像表現も、近年では3Dモデルを使用したものに移り替わりつつあり、「カメラ目線のまま横方向に跳ねる」という過去作での動作を、リアル化した世界観でそのまま行うのは無理があるように思える。
しかしながら、それでもメトロイドお約束の「跳躍系クリーチャー」は形を変え、シリーズを通して登場し続けている。

今後のシリーズ展開で、どのような形に変わっていくのかに期待である。

追記・修正は初代メトロイドでサイドホッパーにリンチされたことのある方がお願いします。


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最終更新:2026年10月06日 01:32