アットウィキロゴ

アカシック兄弟(デュエル・マスターズ)

登録日:2026/10/05 Mon 01:01:01
更新日:2026/10/05 Mon 01:11:23NEW!
所要時間:約 15 分で読めます






世界の運命に立ち向かう双子の兄弟

それがアカシック・タレスとアカシック・ゼノンだ。



アカシック兄弟とは、TCG「デュエル・マスターズ」における特定のクリーチャーに対する呼称。


概要


種族にサイバーロードとジ・アンサーを持つクリーチャーの《アカシック・ゼノン》と《アカシック・タレス》を指す。

元々は闘魂編から転生編の時期にかけて、水文明関係の一部クリーチャーやフレーバーテキスト(以下FT)で見られた「アカシック」というフレーズが発端。
当時は関連性を仄めかすに留まっていたが、実に14年余りの歳月を経た2020年、デュエマのDCGである「デュエル・マスターズ プレイス」の聖拳編にて掘り下げが行われた。
そこで「アカシック計画」なる設定が明かされ、2年後にはTCG版のFTでも登場し、計画の主導にサイバーロードが関わっていた事が判明する。
更に半年の間を置き、計画の主導者としてアカシック兄弟の存在が初めて言及された。
それから2年ほどFTでのみ語られる期間を経て、2024年にTCG版でゼノン、追ってプレイスでタレスがカードとして実装される運びとなった。

背景ストーリーでは《仙界一の天才 ミロク》や《サファイア・ウィズダム》らと同様、物語の背後から意外な形で影響を与えている。
デュエマとにじさんじのコラボパックでは重要な役割を果たしたり、TCGとDCGの垣根を越えて登場したりもしている。


解説


《アカシック・ゼノン》



「破滅の未来が待つのならば、新たな未来を創り出せばいいのだ。」
*1


アカシック兄弟の弟。
カードとしてはDM23-BD6「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」にて初収録された。

その他、
  • DM24-RP4「王道篇 第4弾 悪魔神、魔誕」
  • DM24-EX3「刺激爆発デュエナマイトパック」
でも再録されている。

アカシック・ゼノン SR 水/火/自然文明 (5)
クリーチャー:サイバーロード/ジ・アンサー 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分のツインパクト・クリーチャーがあれば、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
自分のツインパクト・クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
各ターンに一度、自分のツインパクト・クリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。

種族にサイバーロードを持つ事から、少なくとも水文明であろう事は実装前より予想されていたが、蓋を開けると火と自然も兼ね備えた3色にして、まさかのジ・アンサーであった。
イラストでは、サイバーロードらしく幼児のような姿の本体がメカに搭乗しており、手足の形状は初代ジ・アンサーである《伝説の正体 ギュウジン丸》のものと極めて似通っている。

性能としては、クリーチャーと呪文が合わさったカードタイプ「ツインパクト」を強烈にサポートする1枚になっている。
まずは場に出た際、味方のツインパクト・クリーチャーがいる事を条件にマナ加速が行える。
自然文明らしい能力ではあるものの、自身は3色を要求するコスト5のカードなので早出しが求められるマナ加速に向かず、予めツインパクト・クリーチャーを出していなければ起動しない点を考えても、あまり頼れるものではない。
続いて火文明由来となる、味方のツインパクト・クリーチャー全員にスピードアタッカーを付与する常在能力。
単純に出したばかりのクリーチャー達を即座に打点へ変換できる点でも優秀な効果だが、最後の能力と合わせると、より凶悪なコンボを発揮する。
場に出したツインパクト・クリーチャーで攻撃すれば、各ターンに一度だけといえ、そのまま呪文側のノーコスト詠唱に繋げられる。
疑似的なスマッシュ・バースト付与とも言える能力であり、特に軽量級のクリーチャー側と重量級の呪文側を備えたツインパクトとは相性抜群で、踏み倒せればかなりのアドバンテージが見込める。
初収録のDM23-BD6でもこの特性がフィーチャーされており、マナ加速持ちの軽量級クリーチャーとインビンシブル呪文や《超銀河弾 HELL》のような大型呪文を搭載したツインパクト等が同時収録されている。

ただし、このクリーチャー自身はあくまで通常のクリーチャーであり、ツインパクトサポートを受けられない点には注意。
ツインパクトのサポートに特化した性能のため、デッキに入れる際はツインパクトを中心にした構築に寄せたいところ。

《アカシック・タレス》



「よろしい。君の答えもまた、アカシック・レコードの記録通りだ」
*2

アカシック兄弟の兄。
カードとしてはDCG「デュエル・マスターズ プレイス」のゲームオリジナルカードとして、DMPX-01「PLAY'S CHRONICLE PACK」にて初収録された。

アカシック・タレス SR 水文明 (13)
クリーチャー:サイバーロード/ジ・アンサー 13000
シンパシー:自分のマナゾーンのサイバー
T・ブレイカー
召喚によってバトルゾーンに出た時、次のいずれかひとつを選ぶ。自分のマナゾーンがすべて水なら、両方選ぶ。
▶自分の手札が上限枚数になるまでカードを引いてもよい。
▶自分の手札から水のクリーチャー1枚を、コストを支払わずに召喚してもよい。

弟と同じくサイバーロード/ジ・アンサー。
当初はサイバーロード単体だったが、2024年9月26日に行われたアップデートでジ・アンサーが加えられた。
背中に取り付けられた輪っかの装飾は、やはりギュウジン丸が装着していた装備と極めて似通っている他、《インビンシブル・テクノロジー》のシリンダーに近いパーツを装飾として身に纏っている。

中量級の弟とは対照的な、水文明でも珍しく《キング・アトランティス》に並ぶコスト13もの超大型クリーチャー。
シンパシーでコスト軽減でき、このクリーチャーは自分のマナゾーンのサイバーの数だけ召喚コストが軽減される。
ゼニスのような召喚によってのみ発動する二つのcipを備えており、手札上限=10枚までのドローか、あるいは水文明のクリーチャー1体を進化・非進化問わず手札から踏み倒せる。
加えて、マナゾーンのカードが水文明のみである事を条件に両方選べるようになっており、大量のドローで手札に加わった水クリーチャーをそのまま踏み倒しできる。

サイバー自体は多くの種族を有する種族カテゴリであり、デッキ構築次第ではマナゾーンに埋められるカードも豊富に揃えられる…のだが、それらの種族は主に水文明に属するのが難点。
自然文明のようにマナ加速に秀でている訳でもない上、シンパシーで軽減しようにも元のコストが重すぎるために焼け石に水な所があり、コスト軽減を加味しても正規召喚が難しい。
《イッツ・ショータイム》のような召喚扱いの踏み倒しを活用し、cipの発動を狙っていこう。


関連カード


インビンシブル・テクノロジー VR 水文明 (13)
呪文
自分の山札を見る。その中から好きな枚数のカードを選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。

プレイス版
インビンシブル・テクノロジー SR 水文明 (13)
呪文
自分のマナゾーンにあるカードがすべて水なら、唱えるコストを6少なくする。
手札が10枚になるまでカードを引く。その後、水のクリーチャー1枚を自分の手札からバトルゾーンに出す。

水文明のインビンシブル呪文。
フレーバーテキストにて、デュエマで最初に「アカシック」というフレーズに触れたカードであり、同時に「アカシック・レコード」の初出でもある。

13ものコストの他、プレイス版では効果も《アカシック・タレス》と極めて似通っており、両者はカードデザインでも性能でも強く紐づけられている。


背景ストーリー


基本セット時代から存在する双子のクリーチャー。
ある時、兄のタレスは超獣世界の完全なシミュレータープログラムである「アカシック・レコード」を創り出した。
自らが創ったそのプログラムに、タレスは吸収されて電脳空間に囚われてしまい、更には世界の結末までを強制的にシミュレーションさせられた。
結果───


全宇宙の真理が記されているというアカシック・レコード。

それは全宇宙の真理と審判の日が記述された禁断の記録。


タレスは超獣世界の終焉にしてあまりに凄惨な結末である「審判の日」を知ってしまう。

以来、タレスはアカシック・レコードの存在を秘匿した上で、弟のゼノンと協力して最悪の結末を回避するための行動に出た。
自身はサイバーロードの本拠地である《完全水中要塞 アカシック3》に居を構え、ゼノンを実働要員として、持ち前の科学力で様々な並行世界へと渡った。
全く関係が無いもの同士を混ぜ、本来存在しない物を生じさせる事で結末の変化を促すというコンセプトの下、様々な計画を実行していく事となる。

なお、双子が回避に努めているのはあくまで最悪の結末「審判の日」であって、世界の終焉そのものは避けようとしている訳ではない模様。

アカシック計画

双子の計画の原点。
以下の計画を全てひっくるめた総称として「アカシック計画」と呼ぶ事もある。

そもそもの発端は漂流大陸より現れたサバイバーであり、彼らの類稀な生命力に目を付けたのがこの計画である。
当初はサバイバーの圧倒的生命力を得ようとし、そこから他の生物をも取り込む生態をヒントに、サイバーロードをベースにしたクリーチャー同士の合体を試みた。

並行して他生物そのものになる方法も研究されてきたが、何体かの超獣を創り出した末に、兄弟はこの研究では「審判の日」の回避が叶わないという結論に達する。
アーマード・ドラゴンとエンジェル・コマンドを混ぜ合わせた《アカシック・ファイナル》を最後に、アカシック計画は凍結される事となった。

+ 研究成果の超獣
《電磁鎧冑アカシック・オリジナル》
《電磁旋竜アカシック・ファースト》
《電磁霊樹アカシック・セカンド》
《電磁無頼アカシック・サード》
《テンペスト・ベビー》
《アカシック・パラレル》
《アカシック・ファイナル》

ツインパクト計画

ツインパクトを主軸とする第二の計画。
双子(twin)の約束(pact)を守るための計画として名付けられた。

サバイバーの共生をヒントに「個の限界を超えて力を得る秘法」について研究し、今度は仲間がいる時に個を超えた力を発揮するウェーブストライカーに着目。
そこに魔力を混ぜ合わせ、クリーチャーと呪文の合体を試みた。

過去のDS世界において、兄弟はランド大陸の海底に研究所として遺跡を構えた。
かつてレインボー軍団と戦った彼らを呼び寄せると、ツインパクト計画の実験台とした。
そして計画の成果を試すべく、同時期に《仙界一の天才 ミロク》が開催した第一回『デュエル・マスターズ』に強化されたウェーブストライカー達を送り込んだ。
彼らは持ち前の一体感により、ミロクが招集したサイキック・クロスギア操るサムライ達を下す事に成功する。

残念ながら、ツインパクト計画でも「審判の日」の回避は成就しなかった。
しかし、計画の過程で歴史に大きな変化が観測されており、これに手ごたえを感じた兄弟は更なるツインパクト計画を行う事とした。

+ 研究成果の超獣
《炎舞闘士サピエント・アーク/無限掌》
《斬神兵グランドルメス/バースト・ワンショット》
《ニンジャ・パンプキン/グローリー・マッスル》
《アラーム・ラディッシュ/ナチュラトゥルー・トラップ》
《堅防の使徒アースラ/グローリー・ストーン》
《予言者ラメール/マスター・スパーク》
《骨折人形トロンボ/デビル・ハンド》
《薔薇公爵ハザリア/ファントム・ベール》
《星雲の精霊キルスティン/神秘の石柱》

アカシックZ計画

アカシック計画とツインパクト計画の理念を統合・発展させた計画。
新しく興した計画というよりは、ツインパクト計画の一環として行われた模様。

「種族を混ぜる」アカシック計画と「魔力を混ぜる」ツインパクト計画を更に混ぜ、種族と魔力を同時に合体させたのがこの計画。
ランド大陸の秘められた龍の力を利用し、スノーフェアリーやマーメイドの力も借りて行われた。
創り出された超獣の数は然程多くなかったが、この計画によって多くの新しい種族が生み出される事となった。

この計画でも「審判の日」の回避には至らなかったものの、同時に様々な研究成果も得た兄弟は、それらを海底遺跡に置いてランド大陸を後にした。

+ 研究成果の超獣
《アカシック・A/「アサルト!やっちまいな!」》
《アカシック・B/「バブルの泡に溺れるのヨ!」》
《アカシック・C/「叩き潰すのよ、クラッシュ!」》
《アカシック・ゼット》

計画後

アカシック兄弟が発ってから時は過ぎ去り、ランド大陸を追放された一人の科学者が海底遺跡に辿り着いた。
その科学者は兄弟が遺した技術に加えて、自身が研究してきた衛星ラムーンがもたらす進化の力を利用し、侵略ウイルスの開発に成功する。
彼こそが後の???にしてジ・アンサー《伝説の正体 ギュウジン丸》であり、禁断に立ち向かうべく新たな騒乱を起こすのだが、それはまた別の話…

アカシア計画

かつて超獣世界の危機を救ったゴッドに着目した第三の計画。
今度は神と人の合体により、新たな存在を生み出す事を目的とした。

実験にあたって、兄弟はツインパクト計画で間接的に交戦したミロクと接触し、依代となる機械仕掛けの神の開発を依頼した。
だが、そうして完成した神は一方的に相手を吸収することで支配してしまう性質を帯びていた。
これでは完全な存在にならないことに気付いたゼノンはアカシア計画を断念し、計画に関する記録と共に、そのプログラムを《機械神殿アカシア》に破棄した。

計画後

EP世界において、サバイバーの復活に伴う長い長い戦いがようやく終結した頃、神になる夢を諦めきれなかった《策士のイザナイ ゾロスター》は機械神殿を訪れた。
そしてアカシア計画のプログラムを再起動し、現れた機械仕掛けの神にゾロスターは取り込まれてしまう。
ヨミやイズモを初めとする他のオラクル達も取り込まれていき、ついにはメカ・ゴッド・ノヴァOMGとして暴走を開始。
アウトレイジが新生したマジック・アウトレイジMAXとの新たな戦いに発展する事に…

更にメカ・ゴッド・ノヴァOMGを巡る戦いもひと段落した後、アカシアの残骸は《煉獄大帝 キング・ロマノフ》に回収され、機械の神として一部スチーム・ナイトの素材に組み込まれている。

また、兄弟の計画が上手く行かない要因として、実は《サファイア・ウィズダム》が開発した12のプログラムも少なからず影響していたという背景が明かされた。
兄弟が世界構造の改変を図っても、12のプログラムが超獣世界の異変を修正するという作用が働いていたのである。

ところがサバイバー復活による戦争の最中、12のプログラムは《13番目の計画》によって書き換えられ、結果として機能停止に陥った。
障害であった12のプログラムが思わぬ形で消え、兄弟の計画は未知なる領域に突入していく。


12のプログラムが存在しない水文明。
そこでは、知識を求め暴走したサイバーロードを止められるシステムは存在しない。


フォージ計画

異次元の超獣使い(バーチャル・デュエリスト)を主軸とする第四の計画。
実質的な四つ目(=第四次)の計画にして、「にじ」「さんじ」に続く「よんじ」、そして偽造を意味する「forge(フォージ)」にかけて命名された。

アカシック・レコードのシミュレーションに影響を及ぼす要因を考えるにあたって、タレスが自分たち超獣を使役できる存在の可能性に気付いたのがフォージ計画の発端。
これまでの計画から方針を大きく転換し、アカシック・レコードに対する超獣世界の外側の世界がもたらす影響力の確認を目的としている。

実験にあたって「願望によって超獣は使役される」という仮説の下、偽造電脳空間を実験場として、超獣を使役する才能を持った者たちを異世界より招集した。
彼らには、それぞれの願望に応じて超獣が具現化される空白のカードに加え、共に戦う超獣のエミュレーター*3も与え、タレス自らが観測者となってその様子を観察した。

10人の超獣使いは、全員がそれぞれの超獣を具現化させて見事に使役してみせ、タレスを大いに驚かせた。
最終的には、具現化超獣の1体である《偽りの月 インターステラ》が空間の壁を越えてしまったために電脳空間も崩壊し、実験は失敗したかに思われた。
しかし同時に、偶然とはいえ次元の壁を突破する方法が観測できたのは、アカシック兄弟にとって大きな収穫でもあった。
フォージ計画の失敗と成功を経て、タレスとゼノンの計画は次なる段階へ進まざるを得なくなるのであった…。

+ 研究成果の超獣
《審判の精霊ラストジャッジ》
《審罰の精霊ロイヤル・パニッシャー》
《悪魔聖霊ジェミニアス》
《悪魔聖霊ザオバーク/テジナ・チャージャー》
《ボルメテウス・レインボー・ドラゴン》
《ボルテール・ミラー・ドラゴン/ミラー・チャージャー》
《聖霊龍王 メルヴェイユ》
《大地の精霊龍 ボンボヤージュ》
《偽りの月 インターステラ》
《偽りの月 インデペンデンス/月を継ぐもの》
《爆裂英雄 A・R・T》
《爆裂英雄 B・I・G》
《守護地龍 ザノウハウ》
《学識妖精サイクリル》
《血貴き侵略 ブラッドゾーン》
《轟血鬼 ザ・ヴァンプ》
《地雷冥土The World Is Mine》
《雷撃の冥将クーゼン/ダーク・ライフ》
《ミリオンブレイブ・カイザー》
《勇気のリュウセイ・ブレイブ》

これらの実験の詳細は、アカシック・レコードと並ぶ超獣世界の記録「ミスティ・レポート」においても、全部で88章あった所に新しく加えられる形で第八十九章『フォージ計画について』として記録されている。

計画後

フォージ計画によって世界の境界が曖昧になった結果、不死鳥の祖であるイデア・フェニックスにも影響を及ぼし、新たに「愛のイデア」が超獣世界から抜け出る事態を誘発している。

また、王来篇にて出現したクリーチャー同士の合体である異形の種族ディスペクターは、兄弟にとって興味深い研究対象でもあった。
殆どのディスペクターが消滅した王来MAX後、改めて分裂する形で存在を保った《龍素記号Si サインサイクリカ/ザーディアン・サイン》のような一部の元ディスペクターを、タレスがゼノンに回収させている。

ディスペクター絡みでは他にも、兄弟の本拠地がキング・ロマノフ率いる真邪眼騎士団の襲撃を受けたりもした。
アカシック・レコードを狙って《邪闘魔縛 ウェロマノフ=ルキウスB》率いる軍が襲い掛かったが、アカシック3に備わるホログラム装置に翻弄されて失敗に終わった。
その後、兄弟はキング・ロマノフと一時的和平を結び、侵攻は中断された。

エピソード4では直接的な介入こそしなかったものの、覇王やミロクを初めとする上位存在の群雄割拠をタレスが観測し、アカシック・レコードでもシミュレーションし切れない事態を危惧していた。

アイドル計画

電脳世界を舞台に行われた第五の計画。
アイドル、もとい巫女達に「信仰」を集めさせる事を目的とする。

フォージ計画を踏まえ、アカシック・レコードのシミュレーションには何らかの不確定要素がある事に気付いたタレスは、その要素を明らかにしようとしていた。
そこで今度は、タレス自身が電脳世界に封じられている事もあり、なんと「デュエル・マスターズ プレイス」の物語に直接介入。
アポロヌスに干渉して「信仰」を出汁に実験への協力を取り付け、プレイヤー達やルピコに守護者達を「信仰がすべての世界」に呼び寄せた。
そこでは、様々な種族が自分達にとっての巫女を立て、彼女達に信仰を集めさせる事でアポロヌスに願いを叶えてもらおうとしていた。

五人の巫女による五つのアイドルユニットが組まれ、信仰は集められていったものの、その最中に武力でもって世界を支配しようとする勢力が現れる。
「恐怖」で信仰を集めようとする彼らに対し、五人の巫女は自らの歌と特技で信仰と応援を集め、最終的にプレイヤーと光の守護者エレナとのデュエルを通じ、世界が歪んだ元凶は正された。

この実験を経て外の世界がもたらす影響力を確信したタレスは、プレイヤー≒我々の存在を認識した上で、実験に協力してくれた礼を言い、去っていった。


備考


アカシック兄弟自体はスターノイドのような上位存在ではなく、単に卓越した科学力を備えた一般的なクリーチャーであるため、多くの並行世界にも同様に存在している。
しかし、その大半はアカシック・レコードの完成に頓挫しており、「審判の日」を知る事もなく平和に過ごしている模様。
知ってしまったが故に後戻り出来なくなるとは、実に皮肉なものである…

「審判の日」という用語は、実はアカシック兄弟以前から使用されている。
ゼニスの《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》が持つ能力として、あらゆる者を「審判の日」に集わせる事を可能にしている。
アカシック・レコードにおける「審判の日」とは意味合いがかなり異なる上、超獣世界を終焉させる事もなく《龍世界 ドラゴ大王》に鎮圧されているため、おそらく同名なだけの別物と思われる。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年10月05日 01:11

*1 画像出典:旧Twitter イラストレーターテトラポッド氏 @tetrapod1985 2024年1月20日掲載より https://x.com/tetrapod1985/status/1748610251807678802 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

*2 画像出典:旧Twitter イラストレーターおつまみ氏 @_otumami_ 2024年7月25日掲載より https://x.com/_otumami_/status/1816413090990465451 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

*3 これらは既存のクリーチャー達で、メタ的にはパックにおける再録枠にあたる。