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Post Trauma(ゲーム)

登録日:2026/04/26 Sun 18:18:00
更新日:2026/07/25 Sat 02:37:31
所要時間:約 16 分で読めます




Post Trauma(ポストトラウマ)とは、スペインのRED SOUL GAMESが開発しRaw Furyより発売されたサバイバルホラーゲーム。
2025年4月にSteam、Xbox Series X|S、PS5向けに配信。

監督:ロバート・セラ
脚本:キャメロン・スーイ
コンセプトアート:パウ・プハダス
3Dアート:アンドレ・モンタルポ
楽曲:ミュー(本名:ニコラス・ガスパリーニ)
主演:トーゴ・イガワ

概要

Unreal Engine 5による美麗でフォトリアルなグラフィックと快適な操作性やUIと、初期の『バイオハザード』シリーズのような自動的に切り替わる定点カメラ視点が融合した三人称視点のサバイバルホラー要素のある3Dアクションゲーム。
ただし、一部の場所では移動カメラ視点やアイソレートビュー(主観視点)、ビハインドビュー(背中越し視点)となる。

プレイヤーは主に主人公のローマン・コヤスを操作し、悪夢の様な異界「グルーム」から脱出することがゲームの目的となる。
また、フレイヤやカルロスという別のキャラクターを操作する場面もある。

ゲームは主に探索と謎解きがメインだが、戦闘要素もある。
行く手を阻む謎解きの難易度が高くメモ帳必須だが、『サイレントヒル』シリーズのような理不尽感は少ない。

ストーリーはサイコスリラー要素が強めで、リニア式だが終盤の選択肢によりエンディングAとBに分岐する。
ホラー演出はジャンプスケアは殆ど無く、不気味さと生理的嫌悪感が強調されている。

『バイオハザード』シリーズや『サイレントヒル』シリーズと比較すると過去に起きたことがテキスト等で明示されないという特徴がある。
一見すると投げっぱなしなストーリーに思えるが、世界観そのものが操作キャラの心象風景となっているため、細部のディティールや登場人物の仕草やセリフから各キャラクターの過去を推察することはできるようになっている。

楽曲は『サイレントヒル』シリーズを意識したと思われる哀愁を感じさせるものがあり、グロテスクさと美しさが共存する世界観に沿っている。

ストーリー

日系アメリカ人の車掌「ローマン」はパニック発作の後、無人の電車の中で目を覚ます。
勝手に動き出す車両を止め、駅に向かうが、そこは肉のツタローマンのトラウマが具現化した異界であった。
彼は“何度も”死を体験しながら、探索中に出会った少女「フレイヤ」と共に異界からの脱出を目指す。

「リアルな夢が悪夢に変わっちまった。」

一方、白人アメリカ人の警官「カルロス」は無人の警察署で目を覚ます。
魚のようなクリーチャーに襲われ、無限ループする廊下で彷徨っていた。
徐々に正気を失っていったカルロスはやがて、強姦魔「ヘンリー」と遭遇し、彼を“何度も”殺すことに生き甲斐を見出すのだった…。

ローマン、フレイヤ、そしてカルロス。
三人はこの悪夢のような異界で何を見るのだろうか…。

※より詳細なストーリーのあらすじはこちらを参照。

登場人物

声:トーゴ・イガワ

メイン主人公。
ヨーロッパ人と日本人の血を引く日系アメリカ人の車掌で、かなりの老齢なおじいさん。
作中では主に英語を話すが、時折日本語で悪態をつく。 
他者とは紳士的に接する優しいおじいさんだが…?

+ ネタバレ
ある時人生に疲れ果て、自殺のために故意に列車事故を起こしてしまった。
考えあってのものではなく衝動的なものだったらしく、その結果多数の死傷者を出してしまったことを悔いている。
その後悔からかグルームに取り込まれた。

  • フレイヤ(Freya)
声:オータム・アイビー

声帯が潰れて話せない高校生らしき白人・茶髪の少女。
制服を着ており、学校には礼拝堂があることからアメリカの私立高校に通っていたと思われる。
声が出せないためローマンとの会話はスマホの合成音声で行う。
なお、スマホは充電が切れているらしいが動作し続けている。
学校のような場所でローマンと出会い、行動を共にする。 
ある場面ではフレイヤを操作することになるが、ローマンより俊敏に走り回ることができ、狭い隙間を通り抜けることもできる。
「友達を殺した」と言うが…?

+ ネタバレ
親友のヘレンが修道士らしき男性にレイプされた際、犯行現場を見ていながら怯えて助けに入れなかったことがマネキン人形とフレイヤの言動で示唆されている。
ヘレンは心的外傷(トラウマ)により後にトイレで自害し、そのことからフレイヤは罪悪感を抱きグルームに取り込まれてしまった。

  • カルロス(Carlos)
声:ヒョイエ・オグラディ

もう一人の主人公で、彼を操作するパートでは一人称視点になる。
警察官。白人・金髪の男性。
英語話者でKg制に不慣れなためアメリカ人だと思われる。
几帳面な性格で同僚達からはぞんざいに扱われていた一方で、カルロス自身も署長を嫌悪していた模様。
浸水した警察署のような場所で目覚めて脱出を目指すが…?

+ ネタバレ
ローマン操作パートで入手できる「使用済みテープ」により彼のグルームでの行動や背景を推察できる。

兄をプールでの溺死から救えなかった、或いは溺死する原因を作ってしまった後悔からグルームに取り込まれてしまった。 
グルームを徘徊している内にヘンリーという強姦魔と遭遇し、彼が人の姿を保っていることや自身の犯行を後悔していないことを知り「この場所に相応しくない」と思い“何度も”殺害した。
最初は正義感故の行動だったが、やがてグルームで人間が死を繰り返すとどうなるのか見てみたいという狂った欲求を抱くようになり、ヘンリーを怪物へと変貌させた後、グルームに取り込まれた人間を観察したり殺し合いを誘発させたりと非道な行動を自身の欲求を満たすために行う正真正銘の悪人と化してしまった模様。

ローマンとジルを「ヒマつぶし」のために殺し合わせるよう仕向けたり、脱出のためにグルームの出口にやって来たローマンとフレイヤをヘンリーの餌にしようとしたりと非道の限りを尽くし、何ら制裁を受けることなくフェードアウトする。

  • “醜きもの”ヘンリー(Henry “Monster”)
グルームの警察署でカルロスに“何度も”殺害される男。
強姦魔であり、尚且つその犯行を反省していない「モンスター」。
後悔の念が無いのに例外的に何故かグルームに取り込まれたが、後悔の念が無いゆえに人間の姿を保ち続けていた。
だがそれが逆にカルロスの逆鱗に触れた。
カルロスに何度も殺される内に徐々に人間性を喪失していき、異形の怪物と成り果てる。

  • “正体不明の女”ジル(Jill “Unknown Woman”)
声:オータム・アイビー

グルームに閉じ込められたローマンを無線や電話越しに導く謎の女性。
ローマンに並々ならぬ恨みを抱いている様子だが…?

+ ネタバレ
正体はローマンが起こした列車事故の被害者で、黒い長髪が生えた女性型マネキンとして列車内や病院に登場し、彼女の過去が描写される。
頭に鍵が刺さって意識不明状態になり、病院で覚醒したあとトイレを徘徊していた模様。
妹ジュリアンは妊娠していたが列車事故により胎内の赤子共々死亡してしまい、そのことからローマンを激しく憎み、彼がグルームに完全に取り込まれて苦しむ様を見届けようとしている。

  • ジュリアン(Julian)
ジルの妹。

+ ネタバレ
妊娠していたがローマンが起こした列車事故で赤子共々死亡した。
作中では直接は登場せず、全身に包帯を巻かれた女性型マネキンとして彼女の過去が再現される。
実は最序盤の列車にもジル人形と共に登場している。

  • ヘレン(Helen)
フレイヤの友人。赤毛の少女。
学校で何者かによって強姦され、トイレで自害したことが彼女にそっくりなマネキン人形で再現される。

  • “王”カカラー(Qakare The Ancient King)*2
声:コープス・ハズバンド*3

グルームの王で、エジプト王朝の王族らしい装束を身に纏い、鉄仮面を身に着けているため素顔は不明。
本人曰く1万年前に滅びた国の摂政で、“世界を支えし者”の弟。
エジプト第8王朝のファラオ「カカラー・イビー」と同名だが関連は不明。
国を守れなかったことからか強い罪悪感を抱き、グルームを形成してそこに囚われた。
グルームの「王」と呼ばれてはいるものの制御はできず、ただそこにいるだけの存在。
遺跡のような場所に籠もっており、助言を求めに来たローマンとフレイヤに脱出の方法を教える。

+ 脱出の方法
脱出は必ず二人でなければならず、自身の「罪」を打ち明け、自身の罪を相手の瞳に見出し、互いの懺悔を信じ、罪を許すことで線路の果てにある「穴」からグルームを脱出できる。

しかしこの“赦し”を経ずに単に「穴」から出ようとすると振り出しに戻されてしまう。

なお、ローマンから一緒に脱出するか提案されたが、「自分の罪は決して許されない」として断っていた。

サバイバル要素

『バイオハザード』初期作をリスペクトしており、持ち歩けるアイテムは僅か5つ。
あちこちに置かれているラジオでセーブでき(Hardではテープを消費する)、アイテムBOXで使わないアイテムを保管できる。 

敵との戦闘ではロックオン、攻撃、バックステップが行える。
攻撃は構える必要はなくワンボタンで可能だが、ロックオンすると敵に向けて自動的に構える。
バックステップでの回避中は無敵状態になる。

体力とスタミナは画面左上の円形のゲージで表される。
ダッシュ、攻撃、バックステップを行うと右側の黄色のゲージが減り、スタミナを消費するアクションをしなければ自動的に回復する。
スタミナが尽きると回復するまでダッシュ、攻撃、バックステップができなくなる。
また、敵を倒すと精神的なストレスからか自動的にスタミナが尽きる。
体力は左側の緑のゲージで表され、敵の攻撃を受けると減る。
回復には消費アイテムの救急キットが必要で、自動回復はしない。

マップは持ち歩けず、建物内に掲示されているものを確認しなければならないリアル志向。

難易度

ゲームの難易度はNormalとHardから選べる。
Hardでは敵の攻撃力が高く、セーブにはテープという消費アイテムが必要となる。

武器

  • バール
大型のバール。最初に入手できる武器。
リーチが長く威力もそこそこ。
第2幕開始時点で喪失する。

  • ハンマー
スレッジハンマーほどではないが柄が少し長い両口ハンマー。
二番目に入手できる武器。
威力は高いがリーチが短い。

  • 拳銃
自動拳銃。威力は低いが離れた場所から安全に敵を倒せる。弾薬が必要。
装填数8発。

  • ショットガン
ストックのないショットガン。ローマンは使い慣れていないのか反動が大きく、耳当てをしていないため銃声で耳鳴りがするリアル志向。
装填数4発。ショットガンの弾が必要。
作中では最強の武器だが手に入る弾薬は少ない。

  • 折れた槍
ボス敵「ヘッドミストレス」の巨大な槍の折れた先端。
これだけでロングソード並のサイズがあるため、ローマンにより武器として使用される。
ハンマーより威力とリーチに優れるが、重量があるため隙が大きい。

表現規制

ゲーム内オプションで使用言語を日本語にすると、一部の敵の局部が黒塗り修正される。
シュールだが、ゲーム内オプションで日本語以外に設定することで容易に規制解除できるため良心的。
なお、規制されるクリーチャーは性器がもろ出しであり日本の法律に引っかかるため致し方ない。

異界「グルーム」


一万年前にとある人間によって形成されたポケットディメンション。
罪悪感や後悔を抱えた人間を取り込み、彼らの記憶や心象風景を具現化させる。
『ジェイコブズ・ラダー』の煉獄や『サイレントヒル』の裏世界をイメージすればだいたい合っている。
取り込まれた人間は現実では既に死んでいることが示唆されているが、明示はされない。
取り込まれた人間達は“何度も”殺されては復活させられ、徐々に人間性を喪失してやがては異形のクリーチャーになれ果ててしまう。

主に脈動する肉のツタ「穴」で構成されており、穴に入ると別の場所に飛ぶことができる。

作中で探索できるエリアは以下の通り。
  • 地下鉄のような世界
ローマンの記憶と心象風景が具現化した世界。
看板や広告は日本語で書かれたものが多いが、一部のものはAI生成のようにぐちゃぐちゃな文字になっており、作中でも文字が崩れて読めないという設定である。
ストレッチャーや遺体袋も散乱している。
電車は運転できる。
駅のアナウンスや表記は日本語だが列車の側面には星条旗マークがあるため、アメリカの日本人村の駅だと思われる。

  • 病院のような世界
こちらもローマンの記憶と心象風景が具現化した世界。
やはり日本語表記が多いが、別の人間の記憶が混ざっているため一部は英語となっている。
また、終盤では地下鉄の世界と融合した混沌の場所と化す。

  • 警察署のような世界
カルロスの記憶と心象風景が具現化した世界。
地下が浸水しており、出口は肉のツタで封じられている。
英語表記が多く、エレベーターのKg表記が「異常」として描写(つまり本来はポンド表記)されているため、アメリカの警察署だと思われる。

  • 学校のような世界
フレイヤの記憶と心象風景が具現化した世界。
表記の多くが英語で制服があることや礼拝堂があることからアメリカの私立高校だと思われるが、ローマンの記憶が混ざっているためか一部の表記は日本語になっている。

  • 遺跡のような世界
グルームの創造主である「王」の記憶や心象風景が具現化した世界。
エジプト文明を彷彿させる意匠が多いが、ローマンやカルロスの記憶が混ざっているためか変な場所にラジオや扇風機があったり広告看板があったりする。

  • 儀式の間
グルームの出口である巨大な門がある開けた空間。

+ ネタバレ
元々は警察署の世界であり、後述のカルロスの凶行の末に儀式の間へと変化した。
巨大な怪物「ヘンリー」の飼育場にもなっており、脱出のためにここへやって来た人間を餌として与えている。


なお、全てのエリアは線路でつながっており、電車で行き来できる。

👁️クリーチャー

グルームでローマンやカルロスが遭遇した怪物達。
コンセプトアート担当者や3Dアート担当者によると、いずれもグルームに取り込まれた元人間とのことで、名称は作中では不明だがネット上のアーティストコミュニティでは公開されている。

  • ツインズ(Twins)
「双子」の意味。
左足の無い全裸の女性と右足の無い全裸の男性が腰の辺りで融合したクリーチャー。
ぎこちなく歩き、腕を振り回して攻撃する。
女性の乳首と男性器がもろ出しであるため、日本語字幕にすると黒塗り修正される。
ローマンが最初に遭遇するクリーチャー。

  • スマーフ(Smurf)
ベルギーの漫画に出てくる青い妖精と同じ名称だが由来は不明。
肉のツタに侵食された全裸の男性の姿をしており、一部の者は男性器がもろ出しなため日本語字幕では黒塗り修正される。
非常に脆弱で、ハンマー一撃で死ぬ。
しかし最初に遭遇する下半身が無い個体はやたらしぶとい。

  • ヒューマン・フィッシュ(Human Fish)
「人間魚」の意味。
その名の通り人間を改造して魚の形にしたようなクリーチャー。ヒレの代わりに4対(計8本)の人間の腕を持つ。
浸水した警察署の地下を泳いでおり、カルロスは武器を持っておらず回復アイテムも入手できないため接触を避けながら進む必要がある。
後に死骸として再登場するため、画面外でカルロスに返り討ちにされた模様。

  • ポテトー・ヘッド(Potatoe Head)*4
「じゃがいも頭」の意味。
頭部が巨大なドクロで腕が6本生えた人型クリーチャー。
赤ん坊のような声を発しながら二足歩行でよたよたと歩き、腕を振り回して攻撃してくる。
倒すと赤ん坊の泣き声のような断末魔の叫びを発する。

  • ナン(Nun)
「修道女」の意味。
勝手に動き回る等身大人形
名称の通り修道女の装束を身に着けており、陶器製の白いマスクで顔を隠し、冠を被っている。
右手に長い定規、左手に聖書を持っており、それらを振り回して攻撃する。
倒すと、その場に直立したまま大きくうなだれて動かなくなる。
なお、人形だが黒いインクのような血を流す。

  • セントーア(Centaur)
「ケンタウロス」の意味。
上半身は人間の男性の原型を残しているが、下半身は大きく発達し、脚の先端は巨大な人間の手になっている。
攻撃力・耐久力がボス並であるが攻撃は避けやすい。
倒すと、その場で祈るように跪き動かなくなる。

ボス

  • ヘッドミストレス(Headmistress)
「女校長」の意味。
デザイン自体は既述の「ナン」の色違いで、白いバージョンの修道女の装束を身に纏い、より豪華な王冠を被っている。顔を隠す陶器製の白いマスクのデザインもナンと同じ。
3メートル近い巨体であり、長い槍を手にしている。
攻撃力・耐久力ともに非常に高いが、ショットガンで撃つと片膝をついてスタンする。
ショットガンの弾を温存していると楽に倒せるが、そうでなければ鬼門になる。

なお、学校の校庭には同じ外見の像があるのを確認できる。

+ ネタバレ
学校の礼拝堂でローマンに襲い掛かり、死闘の末にローマンを追い詰めるが、突然頭上から現れた巨大な手によって連れ去られ消息不明となる。
この「手」に関する情報は作中に出てこないが、恐らくは後述の異形化したヘンリーの手だと思われる*5

その場に残された折れた槍の先端は武器として持ち歩ける。

  • ジル(Jill)
グルームに取り込まれ異形化したジル。
胴体と頭部は人間の姿を保っており、既述のマネキンと同様の黒い長髪を生やしている。
異常に長い腕が3対(計6本)生えており、下半身は蜘蛛の腹部のように変異している。
全体的には巨大なジョロウグモのようなフォルム(腹部が少し長い)となっている。
人間としての知性や理性を保っており、妹が死んだ原因を作ったローマンを憎み、彼がグルームで苦しむことを望んでいた。

+ ネタバレ
ある時カルロスから「先に人間性を完全に喪失するのはローマンではなくジルの方」だと吹き込まれ、予定を変更して自らローマンに苦痛を与え、殺そうと襲い掛かる。
ボス戦では長い腕で押し潰そうとしてくるが、攻撃範囲が狭いため背後に回り込んで攻撃し、常に動き続けていれば比較的容易に倒せる。
ローマンに返り討ちにされたあと、謝罪するローマンに罵詈雑言を浴びせた。
その後、グルームの「出口」へ電車で向かうローマンの前に立ちはだかるが、フレイヤをジュリアンと誤認し、攻撃を止める。
ここでジルをそのまま轢き殺すかブレーキをかけてジルを見逃すかでエンディングが変化する。

  • ヘンリー(Henry)
カルロスに何度も殺された結果、人間性を完全に喪失したヘンリー。
クジラのように巨大な蛆虫の姿に変異している。
頭頂部にはヘンリーの原型を保った上半身を確認できる。
「使用済みテープ」によるとある時、警察署のような場所が儀式の間へと変化し、同時にヘンリーもこの姿になった模様。
このエリアにはグルームの出口があり、出口へ通じる道はローマンには線路、フレイヤには廊下に見えている。

+ ネタバレ
「王」から脱出の方法を教わり儀式の間にやってきたローマンとフレイヤの前にカルロスが立ち塞がる。
カルロスはローマンとフレイヤが怪物に変異する様を見届けたいと思っており、脱出を阻止するためにギミックを動かして出口を塞ぎ、ヘンリーを召喚してその場から立ち去ってしまう。

ヘンリーは攻撃では倒せず、戦闘エリアの床にある3つの輪を模様が合うように動かすことで出口の扉が開く。
ギミックを動かすにはヘンリーの攻撃を誘発してオブジェクトを破壊させたり、謎のスイッチを押して雑魚クリーチャーを召喚して誘導し、仕掛けを動かすスイッチを踏ませたりする必要があるが、これらは完全にノーヒントである。つまり最後の敵は謎解きである。

なお、エンディング次第では打倒されるが、直接手を下すのはローマンではなくジルである。

余談

  • ジルとカルロスは『バイオハザード3』の登場人物と同名であり、オマージュであると思われる。
  • 「ラスボスを倒せるのはジルだけ」というのも、上記のオマージュかもしれない。
  • カルロスが身に着けているジャケットは、『ジェイコブズ・ラダー』の主人公ジェイコブ・シンガーや『サイレントヒル2』の主人公ジェイムス・サンダーランドが着ているミリタリージャケットに似ている。
  • Post Traumaは「心的外傷後」という意味である。
  • トーゴ・イガワはイギリスに帰化した元日本人の俳優である。
  • 作中でローマンは「車掌」でありながら「運転手」として描写されている矛盾がある。
  • 史実の「カカラー」は紀元前22世紀、つまり約4100年前の時代の人物であり一万年前ではない。

追記、修正はトラウマを乗り越えてからお願いします。

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最終更新:2026年07月25日 02:37

*1 フルネームは3Dアート担当者により公開された

*2 3Dアート担当者により本名が公開された

*3 意味は「死体の夫」であり、芸名

*4 本来は「potato」が正しいスペルだが「potatoe」となっている。スペルミスか意図的な表記かは不明。

*5 トレイラー映像にて開発段階ではヘンリーの姿が「巨大な手」であったことがわかる