登録日:2026/06/20 Sat 04:21:14
更新日:2026/08/17 Mon 01:56:46
所要時間:約 5 分で読めます
1997年7月にヒューマン株式会社から発売されたアクション・アドベンチャーゲームである。
元はGray Matter Interactiveが開発したゲームであり、その時のタイトル名はPerfect Weapon、本作はそれをローカライズした物。
名前やジャケットを見れば分かるが、明らかに
BIO HAZARDに似せているのが分かる。しかしバイオとの共通点はラジコン操作であることくらい。
ちなみにこちらは1996年に発売されている。
あらすじ
地球防衛軍最高のエージェント、そしてマーシャルアーツワールドチャンピオンの栄光を持つ男、キャプテン・ブレイクハンターの前に敵は無かった。
彼はまさしく格闘の王者なのだ。
全てが謎であった。彼に何が起きたのか、誰が、そして何故?何も知らぬままブレイクは異次元空間に送られた。
ブレイクの強さを恐れたエイリアンの仕業なのか?それとも…
彼は今、生涯で最大の危機に直面していた。そして完全に孤独だった。
何がブレイクを待ち受けているのか、知る由も無かったが、底知れぬ恐怖に、たった独りで挑まなければならないことだけは明白なのだ。
要約すると主人公がリングにおいて対戦相手に勝利した後。
控室に居る時に、見知らぬ何者かに襲われて気絶。目を覚ますとわけのわからない世界に居た
彼は己の体だけを武器にして脱出しようとする。
キャラクター
あらすじに書いてある通りの経歴を持つ男。
約50種類に及ぶムーブやコンボ技を持つ。移動などは
BIO HAZARDのようにラジコン操作。
わけのわからない世界でわけのわからないモンスターと戦う羽目になる。
理解力の異常な高さを持つ。
ちなみに操作せず放置していると突然、
お手玉をし始める。
彼が格闘技の王者になる前はサーカスを夢に見ていたのかもしれない。
生粋のチンピラ、という説明を持つステージ1のボス。
穴居人のような姿を持つ
悟りの人として知られる。修道院の不滅の支配者の説明を持つステージ2のボス。
全身に入れ墨をしており、ムービー中の空中浮遊しながらの前方一回転が特技。
モンキーカンフーの使い手であるステージ4のボス。
モンキーというより昆虫のような頭部を持つ異形。
スネークスタイルのカンフーのエキスパート。ステージ5のボスであり、実質ラスボス。
苦しみながら自分に電流を流しているというわけのわからない登場をする。
ファイナルファイト・タフのラスボス・ブラックのオマージュかどうかまでは不明。
ストーリーにおいて明確な出番は無く、台詞のみが聞こえる。
ゲームオーバーになると出てくる黒ずくめの影なのかもしれない。
アイテム
ブレイクのライフを補充します。ライフアイテムは一度に4つまで携帯する事ができます。
ステージ1が極寒の地でかつブレイクが不相応な薄着のせいでみるみる凍えてライフが減っていくので、まずはこれを見つけ出して体質を適応させライフ減少をストップさせるのが急務となる。
テキオー灯かな?
隠されたパワーアップなどのアイテムを探し出します。効力にはタイムリミットがありますから、注意してください。
※隠しアイテムが出ている間、存在するエリアマップは青くなっています。
それぞれで、4分割されたマップを見る事ができます。ゲームの進行には欠かせない便利な物です。全部探し出しましょう。
ロックされたドアを開けます。複数集めないと開かないドアもあります。また、ドアとも限りません。
レーザーでバリアされたドアや通路を打ち破る事ができます。
レーザーの前に置いてください
雑魚敵を倒すと落とす金の玉。これを一定数集めてマップの特定の場所にあるトランスポートに乗ると次のステージに進める。
ちなみに、幾つ手に入れたら次のステージに進めるとかどこにも書いてない。
これを手に入れないとラスボスが無敵になったままになる
他にも幾つかある。説明書に記載されていない内容の物も結構ある。
追記・修正はこのゲームをクリアできた人にお願いします。
問題点
前置きを終えて本題に入ろう。
知ってる人は知ってるだろうが、このゲームはありとあらゆる面でクソゲーである。
事前に知らないとクリア不能になる詰みポイントすら備わっている。
ロード時間は平均で40秒近くあるなどジャブみたいな問題点である。
やったね。
劣悪な操作性とカメラワーク
BIO HAZARDのラジコン操作を思い浮かべて、それを10倍ぐらい酷くしたような感じ。
あのゲームでは、壁に引っ掛かっても走る動作は止めないのだが、こちらは壁などの移動できない場所に引っ掛かる度に走る動作を中断して、
No Way.と喋るのだ。
もっさりした移動速度も相まって、頻繁に立ち止まるのでプレイするだけで怒りのボルテージを上げてくる。
しかも、稚拙なカメラワークにより、自分の現在位置を見失いやすい。目的の位置に移動するのですら一苦労する。
マップを見ても自分がどこにいるか分からないというレベルである。カメラが切り替わった瞬間に、自分の位置を確認するために立ち止まる必要がある、というのが頻発する。
酷い所になると画面が暗すぎてキャラクターの位置が見えないという合わせ技を披露してくれる。
当然のごとく、こんな操作性とカメラワークで敵とまともに戦えるわけがない。遠近感が全く分からないまま、豆粒のような自キャラと敵キャラの画面で戦わされるなど序の口。
50もあるコンボ技を披露するなど夢のまた夢、キックの三連撃と、しゃがみながらの回転蹴りを連打して敵が当たってくれるのをお祈りするだけになる。
敵を無視したくなるのだが、主人公は敵が近くに寄るとステップ移動に切り替えてしまい、走らなくなる。
幾つ必要か分からないエッセンスエナジーを集めるためにも戦う必要があるので、しょうがなく戦う事になる。
意味の分からないストーリー
あらすじで説明したように、オープニングで殴られた主人公が未知の空間で目覚める…のだが、説明が無い。
ステージ間での主人公の独白ですらも断片的であり、
自分は今どこに居るのか、襲って来る敵は何なのか、これら一切の理解が出来ない。もしも世界観を理解できたらプレイヤーはエスパーである。
ステージ後半でモルゴンの存在を唐突に感知した主人公が喋り出すのだが、世界観が見えてこないプレイヤーとの温度差が開く一方である。
なおローカライズしたはずの本作だが、ゲーム中に字幕などは無かったりする。
主人公の言葉を知りたければ、説明書に書かれている和訳を見るか、英語を勉強しよう。
ステージ1
この地では時間というものは私にとって何の意味も持たない
氷河地帯の片隅でいきなり目覚めた主人公から始まるステージ。
恐ろしく長いロード時間に辟易したプレイヤーの大半が、開始数秒で操作性とカメラワークが劣悪である事に気付くだろう。
特定アイテムを手に入れない限り、このステージでは時間経過で体力減少し続ける問題があるがそんなのは、このゲームの軽い挨拶である。
ステージ2
しかし1つだけ確かな事がある。彼が夢見る事は私にとっては悪夢なのだ
海のど真ん中にある修道院の入り口に唐突に移動した主人公。ここはどこなのか相変わらず説明は無い。
カンフーの達人やらと戦わされる羽目になるのだが、カメラワークがこちらを攻撃しまくるステージでもある。
ステージに隠れているキーを全部集めないと道が開かずボスと戦えないのだが、現在位置の把握すら困難なこのゲームでそれをやらされるのは一種の苦行である。
ステージ3
モルゴンがこの世界の種族を征服し、支配下においている事は明らかだ
彼は生命体のDNAから情報を抜き出し、それを完全に別の生命体に移す能力を身に付けた
この能力で遺伝子操作を行い、彼は人類を忠実な下僕にしようとしている
モルゴンの新しい始まりは、人類にとっての終末を意味するだろう
ジャングルのような密林ステージ。
唐突にモルゴンの存在を感知した主人公、プレイヤーからすれば頭がおかしくなって妄言を吐き出したようにしか見えない。
もっさりとしたロープ移動を何度も見れるのが見所である。
そして、このステージでは触れると即死するレーザーや、こちらを毒状態にする敵などが居るが、そんなのは軽い問題である。
なんとここ致命的な詰みポイントが存在する。
橋の先端に行くとムービーが始まって、下に降りた後にボスと戦う事になる。
倒した先ではトランスポートと、エッセンスエナジーが足りない場合は前の地点に戻るワープポイントがあるのだが、
エッセンスエナジーが必要数ないと、ここに来てしまった時点でどこにも進めなくなる。
前の地点に戻るワープポイントを使ってからここに戻ると分かるが、橋の先端に行っても下に降りられない。
ボスを倒してしまったので下に降りるムービーが始まらないのだ。
どうやっても進めなくなるので、ゲームをリセットしてまた始めるしか方法が無い。
ステージ4
知識とはすばらしい物だ。しかし、知りすぎる事も危険な事だ
私は自らの意志に反して世界を終末に導く、モルゴンの破滅の使者なのか
いや、この狂気を終わらせる事ができるのも私だけなのだ
砂漠の中のような遺跡ステージ。
主人公がまた妙な事を言い始める、プレイヤーからすれば頭がおかしくなって妄言を吐き出したようにしか見えないだろう。
暗すぎてキャラがどこに居るか分からないなど、このゲームの悪い部分の集大成のような物が味わえる。
最悪の難所は、落下するとゲームオーバーになる飛び石エリアである。
遠近感が全く分からない事が多発するのに、そのような繊細な操作を要求されるので、一度の試行で突破は不可能。
ジャンプした先で足場の上に主人公の影が落ちる事から、明らかに乗れてるのだが、何故か落下するという雑な判定に苦しめられる。
ちなみにここ、メモリーカードを使用している場合はジャンプする度にセーブしておくとよいでしょう。と説明書に書かれているのだが、
本作はパスワード制である。ローカライズする時にセーブ機能を削られているので、セーブなど使えるはずがない。
ステージ5
私はモルゴンの野望を食い止めるために、必ず生き延びねばならない
いや、負けるはずがない。私はモルゴンが作った完璧な兵器なのだから
秘密基地のようなステージ。
主人公の妄言がついに極まった感が出てくるのであった。
このステージでも相変わらずどこに行けば良いか分からないカメラアングルに苦しめられる。
途中にある大きな穴が見所の一つである
どうやっても進めそうにないのだが、足場の判定があるのか空中を進むと途中で落下してゲームオーバーになる。
進み方としては外周にのみ足場判定があるので、それをぐるりと進むと次のエリアに行ける。
こんなもん初見で分かる奴は存在しない。
そんなトラップを抜けたその先では、隠し部屋で六つあるコンソールパネルに特定の順序で接しなければならない。
順番が間違うと敵が出てくるのだが、触れる順番のヒントなどゲーム中に存在しない。
どこに書いてあるかと言うと説明書である。つまり説明書を無くすと地獄の総当たりをする必要がある。
この謎解きを無視すると、ラスボスの無敵を解くアイテムが手に入らないので、クリア不可能になる。
余談
開発元は続編を予定していたのだがその発売は無かった。
似たようなゲーム性のThe Crow:City of Angelsを最後に倒産している。こっちも勿論クソゲー。
追記・修正はこのゲームの良い所を見付ける事ができた人にお願いします。
- 結局のところチマチマとローキックを繰り返すのが最適解なゲーム -- 名無しさん (2026-06-20 08:00:20)
- バイオが怖すぎて、売ってるのを見ても買わなかったガキンチョの頃の自分を褒めてあげたい -- 名無しさん (2026-06-20 08:12:38)
- これ売ったヒューマンはあの須田剛一が勤めていたんだけど、末期は会社経営が火の車で相当ヤバい状況だったらしい -- 名無しさん (2026-06-20 12:59:53)
- ノーウェーイ -- 名無しさん (2026-06-20 13:30:38)
- 深夜の馬鹿力のコーナー「あそび」にて「ブックオフにてわざと似ているゲームタイトルのソフトと攻略本を買って店員の反応を見る」というのの投稿者の実際の例で「ボディハザードのソフトとバイオハザードの攻略本」を試したってのがあった 尚ボディハザードの攻略本の在庫があったため不発に終わった -- 名無しさん (2026-06-20 13:59:06)
- 輸入に伴いタイトルを人気作に似せて改変ってZ級映画みたいなことしてるな…… -- 名無しさん (2026-06-20 15:25:52)
- 戦闘力5の方がとうこうしたのかな? -- 名無しさん (2026-06-20 19:17:34)
- ゲームオーバーになると主人公がカプセルに閉じ込められてコレクションの一部にされる演出は刺さるものがあった 良い所は本当そこだけ -- 名無しさん (2026-06-22 15:19:22)
- GOWAY!!→NoWAY。 -- 名無しさん (2026-06-25 09:03:55)
最終更新:2026年08月17日 01:56