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リッパ(メトロイド)

登録日:2026/10/01 Thu 17:31:00
更新日:2026/10/01 Thu 17:41:19NEW!
所要時間:約 8 分で読めまアウゥン♡




リッパとは、任天堂のゲーム作品「メトロイドシリーズ」に登場する生物である。


【概要】


初代メトロイドで初登場して以降、複数の作品に登場する雑魚敵キャラクターである。

外見は「空中を浮遊移動する、カメみたいな甲羅を持った虫」とでもいえるもの。見た目的にはポケモンのカブトに似ている。
同作に登場する雑魚敵のジーマを「メトロイド世界のクリボー」と例えるならば、リッパは「メトロイド世界のメット(ただし浮遊する)」とでも形容できようか。

シリーズを通して、
  • 空中の一定の高度で左右に往復移動しており、壁にぶつかると向きを変える。
  • 序盤から登場するものの、サムスの初期装備では太刀打ち出来ないほどの防御力を持つ。
  • アイスビーム入手後は凍らせて足場として利用される。
といった特徴は共通しているばかりか、ドット絵に大きな変化がなく、ほぼ変わらない姿で登場し続けている生きた化石みたいな奴。

登場作品から見るに、主な生息地は惑星ゼーベスである模様で、それ以外の星が舞台の作品にはほぼ出てこない。

【シリーズでの活躍】


メトロイド


初登場作品。
ブリンスタやクレイドの生息地であるブリンスタ深部に登場。
この頃は甲羅がやや小さく、後ろから腹部がはみ出しているものの、基本的な外見や動作は本作の時点で完成されている。
作中には黄色の個体と、移動速度の速い赤色の個体が登場。

実は外見に関わらず倒せる奴と倒せない奴が混在しており、攻撃を当てた際にキンキンキン!と音が鳴るリッパは例えスクリューアタックを当てようが倒せない。
逆に、普通の被ダメ効果音が鳴るリッパの場合はミサイル、スクリューアタックで撃破が可能。この時、ビームを当てても被ダメ効果音が鳴るのだが、ビームによる攻撃は1ダメージも入っていないため注意が必要。

取扱説明書によれば、「頭脳を持たずに飛行しているだけのおとなしい生物」との事。

スーパーメトロイド


舞台が再び惑星ゼーベスとなった3作目。クレテリア、ブリンスタ、マリーディアに出現。
ハードがSFCになった事もありドット絵も精巧になったが、基本的な外見や動作に変化はない。強いて言うなら移動速度が他作品に比べて速いくらい。
堅牢な防御力も健在で、通用するのはスーパーミサイル、スクリューアタック、スピードブースター。

色も茶色になり、甲羅がやや大きくなった。
アイスビームで変わらず凍結するため、足場として利用されるのも相変わらず。
しかしながら、前作から登場したスペースジャンプの存在により、能力入手後はいらない子になってしまう…

メトロイドフュージョン


前作から久々の発売となったシリーズ4作目にも登場。
本作の敵キャラクターはすべて寄生生命体Xが擬態したものであり、リッパもまた例外ではない。

外見のドット絵が「スーパー」で使用されたものの流用なのか、新規描き起こしなのか判別がつかないほどにそっくりである。
動作も変わらないが、移動スピードは初代と同じくらいの速度に戻った。
防御力の方は向上…というよりは本作のスーパーミサイルがシリーズの中でも低威力なのもあり、スクリューアタックとスピードブースターのみが通用する。

アイスミサイルによって足場にされる役回りは相変わらず。
本作から崖掴まりが導入されたものの、システム上片面でのキッククライムが出来ず、無限ボムジャンプも行えないため、まだ足場としての需要はあったといえる。
でもスペースジャンプ入手後は…(以下略)


メトロイドゼロミッション


初代リメイク作品にももちろん登場。
今作ではドット絵が新規に描き起こされ、甲羅が大きくなり、後ろからはみ出ていた腹部がほとんど見えなくなった。
茶色の個体と紫色の個体が登場しており、生息域もクレテリア、ブリンスタ、クレイド、ノルフェアとかなり増えた。

通用するのはやはりスーパーミサイル、スクリューアタック、スピードブースター。

通常プレイであればいつものようにアイスビームで足場にされるのだが、本作よりシステム上の自由度が大幅に増えたこともあり、
手慣れたプレイヤーからは本来リッパが必要な局面を無限ボムジャンプだの、片面キッククライムだのでことごとく突破されてしまうため、存在感が一気に薄くなってしまった…

それを裏付けるかのように、以降のシリーズにはリッパや同ポジションの敵は今のところ登場していない。

【近縁種・同ポジションの敵】


◇リッパII


リッパの強化個体ポジションの敵。
主に高温地帯に生息している。
後ろからはみ出した腹部より炎が噴出しており、通常のリッパよりも移動スピードが速くなっている。
メトロイド世界には「体内から高温のガスを噴出させ、推進力にする」という仕組みで飛行する生物が存在しており、
リッパIIもこれに連なる生物なのか、それともリッパを人工的に改造した生命体なのかは不明。

メトロイド


ノルフェアに登場。
立ち位置には「移動速度の速い赤いリッパ」であり、倒せる奴と倒せない奴がいるのも共通。
本作での外見は、単に腹部が燃え盛っているだけにも見える。

スーパーメトロイド


本作にもドット絵を新しくして登場。
腹部の先端からバーニアの噴射炎のように炎が噴き出したデザインとなった。
紫色の個体がノルフェアに、灰色の個体がクレテリアに存在する。

クレテリアの個体はグラップルポイントとして利用できる。
やはり人為的に改造されたりしているのだろうか。

メトロイドゼロミッション


リメイク前と同じくノルフェアに登場。
ドット絵は「スーパー」のものを元に新規に描き起こされており、紫色の体色で登場している。

通用するのはスクリューアタック。
特に、スクリューアタックが安置されている部屋の前には「コイツらを使ってくれ」と言わんばかりに、リッパIIの群れとスクリューブロックで囲まれたミサイルタンクがこれ見よがしに配置されている。

◇トリッパ


「スーパー」のノルフェアに登場する。
リッパIIのように後ろから炎を噴出させている。
甲羅部分が台座になっており、上に乗せてもらうことができる。
中にはサムスの重みで徐々に高度が下がっていく者もいる。????「レディの扱い方も知らねえのか」

リッパと違い単眼であることや、緑色の人工的な質感から見て、リッパもしくはリッパIIを改造した生命体のように見える。


◇ユンボ/シールーク/TPO/ピンサー/ムンボ/メボー


いずれもシリーズ2作目「メトロイドII RETURN OF SAMUS」に登場する雑魚敵。
各々見た目も名前も生息地も違うが、モーションに関してはリッパと同じだけのモデル替えキャラクターのような扱いで、耐久面もビームで倒せるレベルの下位互換。落とすアイテムはエネルギーボール(小)で固定。

ユンボは矢のような形状をした、蚊の生首みたいな生物。

シールークは身体の両側面にトゲを生やした虫のような生物。

TPOは鳥人族が遺したドローンで、平べったい形状をしている。用途は不明(公式設定)。時と場合を弁えてそうな名前ではある

ピンサーは巨大な複眼に小さな脚が生えたようなハエのような生物。

ムンボはサムスのヘルメットを横に平べったく潰したような見た目のバイザー状の目を持つ虫。
「サムスリターンズ」では小さな群体型の生物にアレンジされた。

メボーは見たまんま細胞組織な外見をもつ単細胞生物。
「サムスリターンズ」では、水中に生息する群体型の生物にアレンジされた。

見ての通りにリメイク作品である「サムスリターンズ」では、ムンボとメボー以外はリストラされてしまった…

◇グリッパー


FPS視点の外伝作品「メトロイドプライム」に登場する。
見た目は「UFOのような扁平な形状になったリッパ」のような感じ。この見た目だがログブックには「哺乳形態」で登録される。
一定の範囲内を不規則な円を描くように浮遊移動している。
腹部からは磁気を発しており、グラップルポイントとして利用できる。「スーパー」のリッパIIのオマージュだろうか。
なお、この際ビームを接続すると「アウゥン♡」みたいな声を上げる。
感じてんじゃねえよお前

ちなみに英名はGlider。そのため海外設定では、よりリッパとは別種という立ち位置が明確だったりする。

◇翅の生えたリッパ


「ゼロミッション」に登場する。
ノルフェア下層にて、寄生植物カラームツーターの触手に寄生されてしまった巨大蟲キル・ギルの幼虫と対峙することになるのだが、その部屋内で「我関せず」みたいな感じで飛び回っているのがこの翅リッパ。

部屋の天井から幼虫が触手で吊り下げられており、戦闘ではこの触手をミサイルで破壊していくのだが、この際の足場要員として存在している。
でも廃人プレイヤーは片面キッククライムで何とかするためむしろ邪魔

通常の個体とは違い、部屋内を∞を描くようにゆっくりと飛んでおり、スーパーミサイルはおろかスクリューアタックすら通じない脅威の耐性を持つ。
しかし、触手をすべて除去し、落下する幼虫に潰されて撃破されてしまうことも…
運良く潰されなかったとしても、部屋を出直すと姿を消してしまう。


【余談】


初期の頃のメトロイドシリーズの常連のような立ち位置であったリッパだが、近年の作品ではリッパもしくは同ポジションの敵キャラクターは減少傾向にある。

特に、サムスのアクションにメレーカウンターが実装された「サムスリターンズ」発売以後、登場する敵キャラクターが軒並み積極的にサムスに襲いかかる奴ばかりになってしまったため、従来のリッパのような無害な飛行生物が出づらい空気になってきているようにも見える。

また、「凍結させて足場にする」というポジションも、リッパ以外の敵やオブジェクトで間に合ってしまっているうえ、
近年の作品では崖に掴まるアクション「パワーグリップ」が標準化し、
もっとキマった奴らは「無限ボムジャンプ」「片面キッククライム」「シャインスパーク」「その他バグ技」で自ら道を切り拓いていった。
御役御免となったリッパは徐々にメトロイド世界から姿を消していっているのが現状である…

今後の作品に、是非とも再登場してくれる事を願うばかりである。


追記・修正は、グラップリングビームを接続されて感じちゃった人がお願いします。

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最終更新:2026年10月01日 17:41