登録日:2026/08/09 Sun 22:20:38
更新日:2026/08/14 Fri 00:39:34
所要時間:約 9 分で読めます
パックンフラワー4コマシリーズとは、双葉社発行の
アンソロジーコミック『4コマまんが王国』に掲載された、マリオシリーズを題材とした
4コマ漫画作品群である。
作者は森田屋すひろ。また、「
ファイアパックンシリーズ」とも称されることもある。
《概要》
森田の実質的なデビュー作であると同時に初のヒット作であり、同じく4コマまんが王国でマリオ漫画を執筆していた中村里美の「
ピーチ姫シリーズ」に並ぶ人気作品となり、1997年に発行された『スーパーマリオ64 4コマまんが王国』2巻まで続いた。
とはいえその実態は原作の牧歌的かつ明るい雰囲気のマリオにどこかシュールさと世知辛さを持ち込んだもの。
ぶっちゃけかなりのキャラ、世界観崩壊なのだが、
当時のアンソロジーは基本こんな感じなのは留意点。
《本作の内容》
コミックゲーム王国(旧:コミックファミコン王国)にて連載された『ファミコン 4コマまんが王国』から始まり、『スーパーマリオ 4コマまんが王国』「パックンのしあわせ」(1巻収録)より森田マリオ漫画が本格的にスタートし、ファイアパックンを主軸に置いたストーリーを展開。
作中の内容は本作独自のキャラクター性を持ったファイアパックンを中心に展開される原作のマリオシリーズの設定とはほとんど関連性のないオリジナルストーリーが多く占めている。
《主な登場キャラクター》
本作の主人公。呼称は基本的に「ファイア」だが、原作でファイアパックンが登場しない『ヨッシーアイランド 4コマまんが王国』と『スーパーマリオ64 4コマまんが王国』では「パックン」と呼ばれている。
目がないことに不満を抱き、自作の目を貼り付けたのがシリーズの始まりで同族にも付けさせている。
自分の強さに絶対的な自信を持ち、それでいて人格者で人気者だと思い込んでいる俺様気質で乱暴者な自信家で、マリオを倒して日本一キノコワールド一じゃないの?になろうという野望を抱いているが、脳ミソがファイア自身の葉の上に乗るほど小さいため計算などの論理的思考が苦手で度々ドジを踏んでしまう。
しかし一方でマリオを倒すためにいかなる努力を惜しまず、修行の名目でクリボーを何匹も倒したり、日々土管に頭突きして鍛えている。
家族構成は母親との二人暮らしだったが、「影の大首領」にて影の大首領を名乗る父親の存在が明かされた。好みのかき氷は小豆練乳。あとついでに言うと仏教徒らしい。
ちなみに彼を含めた本作におけるパックンフラワーは歩くことができる。
ファイアの友達の一人で、常にフーフーパックンと行動している。
自身が強くて人気者だと疑わないファイアに対して「脳ミソが少ないからダメね」と酷評して小馬鹿にするなど辛辣でドライに接しているが、フーフーパックンには好意を抱いており、彼との結婚を夢見ている(しかし、当の本人はそのことに関して無関心なため発展は見込めそうにない)。
ちなみに小柄な見た目に反して実は体重がドッスンより重い。
キノコ王国のお姫さまで、本作のもう一人の主人公とも言える存在。あと森田の画力もあってなかなかカワイイ♡
釣りが趣味で城には釣り堀を設備されている。好物は納豆ご飯。
基本的に天然ボケだが、『
中村ピーチ姫シリーズ』と『
GOGO!マリオワールド』のピーチに比べると比較的まともな感性を持っている。しかし、その一方で城のリフォーム工事のために
キノピオの家を破壊するなど
ボンボンのマリオや後の『神楽ピーチ姫シリーズ』の彼女ほどでないにしろ結構ドヒドいことをやらかすこともある。
自身に好意を抱いて付きまとってくるファイアに対しては、嫌々と追い返すこともあれば好意的に相手にしてあげたりと扱いは話によってまちまちで、彼の行動にツッコミを入れたり呆れたりしている。
ちなみに水着はカエルスーツしか持っていない。
ピーチ姫の侍女のキノコ族。
主にピーチのツッコミ担当だが、マリオたちと海に行った際はピーチの水着姿を見ようと企むマリオたちを阻止するために自身が水着姿になって彼らをズッコかせる前述したようにあんま意味がないけど…などボケに走ることもたま~にある。
ご存知、配管工の人気者兄弟。
…なのだが、パンの耳を常備するほどに食生活にも事欠くほどの無一文の貧乏暮らしを送っている(そして、そのパンの耳もカビが生えて食べられなくなってしまい、マリオたちは余計に貧困に瀕する羽目に…)。また、ピーチ姫の水着姿を見ようと目論むなど兄弟揃ってスケベ。まあ、当の彼女はカエルスーツしか水着を持ってないので見るだけ無駄だと思うが…
また、本作におけるマリオはシリーズを通して「森田マリオは基本的に喋らない」が定番だったが、『スーパーマリオ64 4コマまんが王国』1巻「パックン64」からセリフを言うようになった。
ファイアの友達の一人で、常にプチパックンと行動を共にしている。
彼女からは好意を抱かれているが、本人はその気はない模様。
パックンフラワーの大集団。
ファイア同様、打倒マリオのために日々人数や土管の配置を研究しマリオを倒そうと目論んでいるが、どいつもこいつも揃いも揃ってどこか詰めの甘いところがあり悉く失敗に終わってしまう。
また、人数に関しては作中内に登場する毎に9人衆だったり、宇宙から見て分かるほどの大人数を揃えてまで登場したりといまいち安定しない。
ピーチ姫に食べさせるつもりでファイアが盛った惚れ薬の影響で何故か意思を持ってしまった説明不要の発酵食品。
(ある意味)生みの親とも言うべきファイアに惚れており、誤って惚れ薬を飲んだことでファイアに惚れたマリオとの戦いを演じ、なんとその彼に勝ってしまった。納豆なんぞに負けるMr.ビデオゲームって……
読んで字のごとくファイアの母親。
ファイアにおにぎりを作ったり、マリオの姿になって行き倒れたファイアを助けて食事を振る舞うなど日本の古き良き時代の母親のような性格の息子想いな優しいお母さん。
また下記の影の大首領の妻でもあり、二人の対決…もとい親子喧嘩は避けられないものと悲しんでいる。
「影の大首領」にて登場したファイアの父親で、目の周りには傷があり首(茎?)にスカーフを巻いている。
息子よりも頭が堅く、「スペシャル頭突き」なる必殺技を持つ。
自身こそが最強だと自負して憚らない息子に似た自信家だが、自分の強さに自信を持つ息子に対しては倒して自身が絶対的な存在であることを証明しようと目論むなど同族嫌悪同然なまでに親子の仲がすこぶる悪い。
実力では優位に立っていたが、事前にお袋から聞いていた「実は掛け算が苦手」という弱点を突かれ、ファイアが出題した問題を間違えてしまったことでこの場を引き下がることとなった。…が、実のところ出題したファイア自身も問題の答えを間違えており、親子揃ってそのアホっぷりを影から見守っていたお袋から「バカ親子」と嘆かれた。
追記・修正はマリオを倒して日本一になってからお願いします。
- 中央線の怪 -- 名無しさん (2026-08-09 23:51:48)
- 懐かしいなー伊達巻伸ばして食べるシーンが何故か妙に印象に残ってる -- 名無しさん (2026-08-10 06:59:35)
- まさかこの記事ができるとは思わなんだ -- 名無しさん (2026-08-10 07:11:58)
- よく長くかけてる -- 名無しさん (2026-08-11 15:31:41)
最終更新:2026年08月14日 00:39