ミナミノミナミノ

登録日:2009/11/14(土) 02:36:02
更新日:2020/05/20 Wed 11:47:46
所要時間:約 6 分で読めます




メディアワークスから刊行されている電撃文庫作品の一つ。
イリヤの空、UFOの夏』で人気を博した秋山&こつえーコンビが贈る忘れられない夏、再び。

著・秋山瑞人
イラスト・駒都えーじ
既刊・1巻



【あらすじ】
「ものすごく環境のいいところだから、勉強するにはもってこいだ」
高校受験を控えた中学三年の夏休み。武田正時は、叔母のリカ姉と共に『岬島』という島に向かうはずだったのだが、リカ姉の謀略にハマった彼は、一人で岬島に行く羽目になってしまう。
岬島の人々は正時を温かく迎えてくれたが、不思議な力を使う少女『秦納舞部春留』の存在や、蟹を忌み嫌う風習といった独特の違和感が岬島にはあって……。



【主な登場人物】
■武田 正時(たけだ まさとき)
主人公。15歳。父親の仕事の都合で八回もの転校を経験しているため、新しい環境へ順応する能力に長けている。ラッキースケベ。
浅羽じゃない。

■秦納舞部 春留(しんのうまいべ はる)
ヒロイン。15歳。本土人が嫌い。本土に憧れる島民も嫌い。同年代の中ではいつもツンツンしている(←ツン)。でも本当はみんなと仲良くしたいと思っている(←デレ)。
秦納舞部という姓は岬島では歴史深いものだが、現在では唯一のもの。
伊里野じゃない。

■左吏部 理香子(さりべ りかこ)
通称リカ姉。25歳。正時の叔母にあたり、左吏部俊郎の妻でもある。
正時に回転様(後述)を押し付けて、岬島へ無理矢理送った。

■加梨津部 姉子(かりつべ あねこ)
岬島で診療所を営む女医。原チャリが似合い過ぎる。でも直結させて盗んだわけでもなければ、ましてや椎名先生でもない。

■可久楽部 航一郎(かくらべ こういちろう)
通称カンフー。28歳。
水前寺じゃn(ry
榎本(ry

■左吏部 真琴(さりべ まこと)
14歳。本土に憧れており、ゆくゆくは本土の高校に行きたいと思っている。
蟹クラッシャー。

■グリシャン(あだ名)
14歳。シャングリラ。

■ブタマン(あだ名)
14歳。豚まんじゃない。ブタ男。それもどうかと思う。

■天誅(立体忍者活劇)
春留の父親。

■左吏部 俊郎(さりべ としろう)
真琴の叔父で、リカ姉の夫。世界を股にかけるジャーナリストらしい。

■左吏部 周五郎(さりべ しゅうごろう)
真琴の祖父。そろそろ漢字打つの疲れてきた。



【用語】

■守人島(もりとじま)
岬島の近くにある観光島。

■岬島(みさきじま)
物語の舞台となる島。『蟹喰島』の別名を持つ。

■彼岸島(ひがんじま)
そんなもん無ェ!

■島人(しもうど)
岬島の島民のこと。しまんちゅじゃない。

■本土人(やまと)
本土の人。

■回転様(かいてんさま)
岬島の風習と密接に関わり合う、青緑色をした円筒形の物体。
島人はプロポーズする際、好意を寄せる相手にこれを渡す。
また別の用途として、島人が本土人と結婚して岬島を出て行く場合、他の本土人に回転様を持たせて岬島に送り込む事で、それを他の島人に黙認させる事ができる(リカ姉が正時に対してやったのはコレ)。
そうやって岬島に来る羽目になった本土人は、特に客人(まろうど)として歓迎される。
客人は島に留まる代わりに労役や租税を免除され、無償で家と家畜を与えられる他、未婚の異性の中から好きに婚姻相手を選ぶ事が出来る



『イリヤの空、UFOの夏』と同様、ひと夏に起こる不思議と感動をテーマに描かれた作品であり、岬島の独特の雰囲気と世界観が織り成す新たなボーイミーツガールストーリーに、ファンの期待も大いに高まった。








































【以下最重要ネタバレ】
























ミナミノマダー?





ミナミノ2巻かEGFが発売されたら追記・修正して下さい。

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最終更新:2020年05月20日 11:47