マハゼ(魚類)

登録日:2010/03/27 Sat 12:38:20
更新日:2023/09/20 Wed 19:01:58
所要時間:約 3 分で読めます




和名マハゼ(真鯊、真沙魚)
学名Acanthogobius flavimanus
スズキ目 ハゼ亜目 ハゼ科 ゴビオネルス亜科 マハゼ属

Acanthogobius flavimanus(マハゼ) は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種で、東アジアに生息するハゼ。
日本では食用や釣りの対象魚として大変人気がある。

ハゼ釣りは初心者にも易しい釣りであり、
チャンピオンで連載中の「放浪釣り漫画」でも「釣り屋を営む少年」も「初心者であるお嬢様」にハゼ釣りを通して釣りの楽しさを伝えている。

※釣り中は全裸になってはいけません。大変危険です。ましてロリっ子の(略


上記の通り釣りの入門でのターゲットとして釣られるハゼだが、実は奥が深く一日を通して釣り続けるのは難しい。
シーズンである春、夏~初冬にかけて家族連れは勿論ベテラン「ハゼ師」がポイントに集まる。

そして釣れたマハゼを餌にマゴチやスズキやクロダイも釣れる事もあるので、外道釣りも楽しい。


全長は平均15cmほどだが、25cm程に達するものもいる。大型のものは2年以上生きている可能性が高い(普通寿命は1年)。

体は細長い円筒形でスマートな体型をしていて、顔は大変愛嬌があり筆者が飼っていたマハゼは目がブルーで美しく、良く人に懐いた。

日本では北海道から種子島まで分布していて、日本以外でも朝鮮半島や中国まで分布する。
水の汚染や塩分濃度の変化に強く、都市部の港湾にも多く生息しており親しまれている。
底生魚で砂泥底に腹をつけて生活し、肉食性、主にゴカイ類や小型の甲殻類を捕食する
釣りやすい上に味もよく天麩羅や甘露煮、新鮮なものは刺身にして食べられる。


上皇である明仁さまはハゼの分類学的研究者として知られており、日本魚類学会に属し*1、28編の論文を同学会誌に発表している、ハゼ分類の専門家でもある。
因みにハゼの分類は大変難しく種類は2100種を越える。

日本魚類学会はさかなクンさんも所属しているらしい。


上記にも書かれているが、まさに「釣り」の入門。先生。コイツのせいでドップリ浸かるハメになった方々も多いのでは?
条件さえ揃えば、一日中釣れる。
ヘタうつとクーラーboxに溢れんばかりのハゼとなり、晩飯が「ハゼの天ぷら尽くし」に成りかねない。

ウマいから良いけど



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最終更新:2023年09月20日 19:01

*1 魚類図鑑を他の魚類図鑑と共に執筆したことも。執筆者の欄に「明仁」と書いてあったら上皇陛下である。