登録日:2009/05/27 Wed 09:50:45
更新日:2024/10/31 Thu 19:10:57
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- 東方妖々夢2面ボス、Ex中ボス
- 東方文花帖Level6
二つ名:凶兆の黒猫(妖、求)
すきま妖怪の式の式(妖)
目にも留まらない化猫(文)
能力:妖術を使う程度の能力(式神憑依時)
人を驚かせる程度の能力(化け猫時)
テーマ曲1:遠野幻想物語(道中)
テーマ曲2:ティアオイエツォン(witheredleaf)
【概要】
種族は妖獣(化け猫に憑く式神)。二股にわかれた尻尾をもつ化け猫。
八雲 紫の式神である
八雲 藍の式神である為、妖怪の式の式と呼ばれている。
彼女は、化け猫に藍が式を打ち、更に鬼神を憑依させたものに当たるが自身も式神である藍によって打たれた式なので力は弱め。
それでもEx中ボス、東方文花帖でもLevel6とそれなりに高く、藍や紫の影に隠れているだけで、そこらの妖怪よりは強い力を持っているのかも?
水に濡れると式が外れてしまい、元の化け猫に戻ってしまう。またその元の化け猫も水が大の苦手なので、彼女にとって水は凶器である。
妖怪の山の中にある猫の里「マヨヒガ」に住んでおり、紫や藍とは別居している。
猫の里を作りその長になろうと沢山の猫を集めて同棲しているが、その猫達は彼女の言う事を中々聞かないらしく難航しているとか。
尤も、本人も主である藍の言う事をほとんど聞かない為に、ある意味で似たもの主従と言える。
猫なのでとてもすばしっこい。全力で動き回ればそのスピードは肉眼で捕らえるのが難しい程である。
また簡単な妖術を扱う事ができるが、彼女の妖術は一種のスピードを利用したトリックのようなもので、人間には通じても格上の妖怪にはほとんど通じないとか。
よく彼女は八雲橙と誤記されるが、彼女に八雲の姓はなく名前は橙のみである。
「八雲の性がない理由」に関しては、
「未熟なので、まだ名乗らせてもらえない」「『式の式』なので、厳密には八雲家ではない」「本当は『八雲橙』だが、名乗ってないだけ」
など諸説ある。
【余談】
彼女の元ネタはその2本の尻尾から見て猫又だと思われる。猫又とは、人に飼われていた猫が年を経て妖怪化したものである。
基本的にどの猫でも猫又になるが、黒猫の猫又は特に力が強い。
人の言葉を理解し、また自身も人の言葉を話す。
また人間を喰らい、その人間そっくりに化けてその者に成り代わることもあるとか。
猫が猫又化する年齢は、20歳とも40歳とも言われている。
前者は猫の平均寿命が10歳前後であった時代の、後者は猫の平均寿命が飛躍的に伸びた現代の話であるが、
幻想郷の獣医学水準についての設定が存在しないため、幻想郷ではどちらが適用されるのかは不明である。
いずれにせよ、橙が18歳以上であることは確かである。
見ての通り元ネタは中々危険な妖怪だが、当の彼女は人間を襲っても脅かすだけのようである。
人間に飼われていた猫が年を経て妖怪化したという部分を加味すれば、彼女は元々何処かの人間に飼われていた飼い猫だったのかもしれない。
因みに彼女のテーマ曲である、ティアオイエツォンとは中国語で朽葉色という意味であり(凋葉棕【diao1 ye4 zong1】と表記する)、
サブタイトルのwitheredleafとは枯れ葉(=朽葉)という意味である。
神主は猫を見ると秋というイメージが浮かぶらしい。
秋と言えば枯れ葉ということでこのような曲名にしたのだろうと思われる。
なお中国では「狸」という言葉はヤマネコを指す。
もし彼女が飼い猫でなくヤマネコだとすれば、「狐」の藍・「妖怪」の紫とあわせて「狐狸妖怪」となる。
【二次設定】
多くの二次創作に共通する事として、
悪魔の妹もそうだが精神年齢が原作より幼げになっている事が多い。
その為ロリ度が増し増しである。
また、原作では紫や藍とは別居しているはずなのだが、二次創作においては3人で共に暮らしていることが多い。
同人誌ではそんな3人の一家団欒が描かれる作品も少なくなく、3人まとめて「八雲一家」と呼ばれる事が多い。
カップリングは自らの主である藍、そして同じ猫キャラである
お燐が主流。
またカップリングとは違うが、精神年齢の低さからかバカルテットとつるんで描かれることが多い。
猫キャラのお燐との関係については作家によって解釈が異なるものの、おおかた仲良く描かれる。
お燐の方が精神年齢が高そうなことから、彼女が橙の先輩的な存在という解釈をする人もいる。
発売された「獣王園」で藍とお燐の会話で、彼女によって橙が死体を見かけたら喜々とした反応するようになったと藍は悲壮めいた発言をしていた。
それ以降は橙とお燐の絡みネタが増加している。
八雲藍とのネタ
厳密には彼女自身のネタではないのだが、彼女を語る上で主である藍の存在は欠かせない。
東方同人界を少しでも知っているなら、彼女に何かある度に即座に飛んでくる藍の姿を見たことのない人はいないだろう。
見て分かる通りロリキャラであるため、もちろん胸はつるぺったん。
ただ「お姉ちゃん」と橙をかけた「おねえ橙」というネタがあり、
イラストサイトでタグ検索すると藍、そして紫のように成長した彼女の未来予想図を見ることができる。
その姿は書き手によって大きく解釈が異なり、主のような重武装・フリル満載の道士服に身を包んだ威厳ある姿だったり、
衣装のデザインはほとんどそのままに身体が成長し、露出が増えた健康的なスタイルだったりする。
ただ、どちらにも共通して言えることは
だいたい乳がでかくなっている
ということ。巨乳は八雲家のサガなのか…。
ちなみに、大人の橙は八雲の姓を冠する程に成長したという意味を込めて、正式に八雲橙と名乗っている場合が多い。
設定では水に弱いはずの彼女であるが、イラストサイトでは水着を装備した彼女の姿を多く見かけることができる。
…紳士なら黙って見逃してあげよう。きっと藍様か紫様が妖術で何とかしてくれてるんだよ…多分…。
薄い本では藍様同様、主役を張ることは少ない。
「俺ら」の妹のように描かれることも多く、その小動物的な仕草に多くの俺らが
「俺が…俺達が!藍様だ!!」と叫んだとか叫ばなかったとか。
勿論ケモノっ娘ということで
発情期ネタもある。
また、「橙を人質に取られて仕方なく藍or紫がゲス野郎の言いなりに…」というパターンも。
鬼符「追記修正」
- わかるわかるよー。 -- 名無しさん (2013-09-04 19:19:51)
- 八雲の性を名乗れないのは妾の子だからって黒い人から聞きました -- 名無しさん (2013-09-04 20:27:11)
- 妖怪の山に住んでるのに風神録の面々とからんでる絵をほとんど見ない不思議 -- 名無しさん (2013-11-20 08:00:03)
- 猫又ということは、年齢は最低でも40歳以上のはず。 -- 名無しさん (2014-01-26 01:00:54)
- 幻想郷基準なら40才は幼女でも問題ない -- 名無しさん (2014-01-26 02:18:04)
- ↑3 マヨヒガは藍が設えてくれたもので、山のなかでも例外的な位置づけにあたるのかも。故に排他的な山の妖怪とは敵対こそしていないが交流もない相互不干渉の間柄に、と想像 -- 名無しさん (2014-01-26 02:57:30)
- ↑×2普通の猫→猫又への変化時、婆さん→幼女に変化か!? -- 名無しさん (2014-01-26 09:48:48)
- うきゃぱー -- ちょぼ (2014-02-08 15:06:01)
- 野良猫の寿命はよく生きて10年くらい。つまり、猫又になれる猫は必然的に飼い猫だということになる。橙も普通の猫だったころは、誰かに飼われていたと考えられる。八雲姓を名乗っていないということは、当時の飼い主候補から紫や藍は外れるか。 -- 名無しさん (2014-05-17 17:12:26)
- 「また簡単な妖術を扱う事ができるが、彼女の妖術は一種のスピードを利用したトリックのようなもので、人間には通じても格上の妖怪にはほとんど通じないとか。」人間には~以降は二次設定では? ニコ百科やピクシブ百科にも同じ趣旨の事が書いてあるけど、ソースあるなら知りたい。 -- 名無しさん (2014-05-18 09:11:15)
- 東方を知らなかった当時二次作品の漫画を見てこの子が主役なんだと思っていた時期があった(主役の霊夢は「いじめっ子」ポジション) -- 名無しさん (2014-05-18 10:08:05)
- ZUN氏が橙をさして「2ボスも紅白ですからね。私も霊夢と同じ匂いがしてならないです」と幻想掲示板で言っていたことを思い出した -- 名無しさん (2014-05-31 23:50:25)
- 新作で主共々コスプレを楽しんでいた -- 名無しさん (2017-12-31 01:26:49)
最終更新:2024年10月31日 19:10