水遁(NARUTO)

登録日:2010/05/20(木) 14:32:30
更新日:2024/04/07 Sun 22:15:43
所要時間:約 6 分で読めます




週刊少年ジャンプで連載された『NARUTO‐ナルト‐』に登場する架空の能力。

その名の通り水を利用した術が多く、基本的に水が無ければ使えないが、術者の実力が高ければ陸地でも使用可能。
五大性質の中では火遁に強く土遁に弱い。


原作に登場した術

水牢の術

水で作られた球状の牢獄。
その内側から術を破ることは、まず不可能。
ただし水牢の形状を保つには術者が水牢の一部に触れていることが不可欠である。

水分身の術

水で実体を造り出す、影分身の水遁バージョン。
チャクラの消費は影分身より少ないが精度も低く、写輪眼で看破できてしまう。
また、影分身と異なり術者からある程度距離が離れると維持できなくなる模様。

霧隠れの術

濃霧を発生させ、その中に隠れる術。
下忍でも使える基本忍術だが、大量のチャクラを練り込めば視界を限りなく0に近くすることも可能で、術者の力量で霧の濃さが変わる。
陽動になり様々な術に応用出来る。
霧隠れの忍が得意とする術。

水遁・水龍弾の術

大量の水を驚異的な勢いで相手にぶつけることにより、物理的なダメージを与える術。
操られた水が龍の姿を象ることから、このような名が付けられた。
術の使用場所としては水辺が理想的だが、術者の実力次第では水の無い場所でも使用可能。
また、操る水の量も術者の実力に比例する。

水遁・大瀑布の術

広範囲にわたり、数十メートルという高さまでうねり上げた水を巨大な滝の如く、一気に地面へと流れ落とす術。
その威力のあまりの凄まじさに地面は抉れ、術の使用後は自然災害の後をすら想起させる。

水遁・滝壺の術

水脈のない場所に湧き水を起こし、水流を操ることで滝を生み出す術。
水源と滝と滝壺はチャクラの続く限り幅を拡大出来る。

水遁・水牙弾

鋭い水塊を水中より生み出し、敵に物理的なダメージを与える術。
それに回転を加えることで殺傷力を増強している。

水流鞭

水で鞭を作り、それで攻撃を行う。

水化の術

鬼灯一族の秘伝忍術で、肉体を自在に液体化させ、物理攻撃によるダメージを無効化する術。
しかし雷遁には弱く、食らうと体が動かなくなる欠点がある*1
近距離での戦闘中に敵の攻撃を回避できるほか、建造物内への潜入や液化した状態からの不意打ちなど、高い戦略性を誇る。

水鉄砲の術

水化の術の応用系の一つ。
ほんの一滴の水滴を拳銃の弾丸宜しくに発射する。
地味に強力かつ無駄のない技。
二代目水影こと鬼灯幻月が三代目土影オオノキに向けて放とうとしていた。
派手なようでいて確実に相手を仕留める堅実さを見せている。

水遁・豪水腕の術

水化の術の応用系で、全身から集めた水分を腕全体に圧縮、それにより腕部の筋肉を一時的に膨張・強化させることが可能。
しかし、体内の水分をバランスよくコントロールする必要があるため、その難易度は高い。

水遁・水陣壁

下方から猛烈に吹き上げる水の壁により、敵からの攻撃を完全に遮断させる術。
水壁は術者を中心に円を描くように吹き上がるため死角なく防御ができ、水量や時間の長短も、術者の意思により制御可能。
また水に流し込むチャクラの量により強度や耐性が変わるため、熟練の忍びほど強固な壁を築くことが可能である。
木の葉崩しの時、2代目火影が周りに水が無い状態で水陣壁の術を使った。
その時にいた暗部曰く、達人になれば周りに水がなくとも水遁の術が使えるとのこと。

水遁・水陣柱

五代目水影のみが使用した、巨大な水の柱を打ち上げる水陣壁の一極集中型と思しき術。
術者が水影という最高峰の忍だったが、並の忍だと云十人がかりで水陣壁を用いてようやく消火出来るうちはマダラの火遁を一発で消してみせる強力な術。

水遁・鉄砲玉

体内で練り上げたチャクラを水に変換し、それらを玉状に圧縮して吐き出す。高速で吐き出された水玉の殺傷力はまさに鉄砲玉そのもの。
※ガマブン太くらいしか使えません。

水遁・爆水衝波

口から大量の水を吐き出し、押し寄せる大波で敵を呑み込み押し潰したりする術。
波に乗って高速移動すれば、水流に足を取られた敵を一方的に攻撃できる。
また鬼鮫の膨大なチャクラを以て発動すれば、乾いた原野ですら、荒れ狂う大海原と化す。

水遁・大爆水衝波

上記の爆水衝波の上位Ver.
巨大な水のドームを出現させ、後述の『水牢鮫踊りの術』の下準備になる。

水遁・泡沫乱波

ペインが口寄せした大蟹が使用した術。
猛烈な勢いで吹き出される泡には目眩ましの効力に加え、浄化作用があり、炎、油など、一切の術の効果を洗い流す。

水遁・水飴拿原

チャクラを混ぜて、粘度を高くした水を広範囲の地面目掛けて吹き出す術。
不用意に入ると身動きが出来ないが、足裏にチャクラを流すと自由移動出来る。
決して水飴を混ぜているわけでは無い。

水遁・水乱波

口元から瀑布の如き水を吹き出して、敵を押し流したりする術。
放出するチャクラ量により、その威力は自在にコントロールできる。
多くのバリエーションを持つ、水遁の基本術。

水牢鮫踊りの術

作中唯一登場した、会得難易度Sランクの水遁。
「水遁・大爆水衝波」で出した水を球状にして相手を捕え、鰓呼吸が可能な状態*2になって一方的に、相手が死ぬ寸前まで嬲り続ける。
水球は術者(鬼鮫)を中心に維持されるため、鮫人間と化した鬼鮫以上のスピードを水中で出せない限り、逃れることはできない。
一方、巨大な水のドームがあるため、ドーム外にいる忍から視認されやすいという欠点もある。

水遁・水鮫弾の術

大量の水を掌握し、敵目掛けて撃ち放つ術。
術名通り、放たれた水は鮫を象る。

水遁・五食鮫

上記の『水鮫弾の術』の5匹バージョン。

水遁・千食鮫

上記の『水鮫弾の術』の1000匹バージョン。
水遁・五食鮫より遥かに数が多いが、膨大なチャクラを持つ鬼鮫でも水場がなければ発動できない。

水遁・大鮫弾の術

水遁・水鮫弾の術の最上位バージョン。
鮫を象った巨大な水の塊を放つ。
チャクラを吸収する能力を持ち、相手の術が強い程自身が大きくなる。
しかし、当然チャクラでないものは吸収できない。
キラービーとの戦いでは使用する前に仕留められた*3
構えは完全にかめはめ波

水遁・水断波

口から水圧カッターを放つ。
十尾の神樹すら切断する威力を誇る。
アニメではフカサクも使用。

天泣

口から含み針を放つ。
チャクラが練れない状態で、尚且つノーモーションで放てる非常に効率の良い術。
おまけに威力も須佐能乎に突き刺さるほど高い。


アニメオリジナルの術

霧雨隠れの術

濃い霧雨を発生させ、その中に隠れる術。
雨隠れの中忍試験受験者が使用したが、砂漠の中で発動できるレベルではなく不発に終わった。
アニメオリジナルの技。

水襲(すいしゅう)剛流豪雨(ごるごん)

水でできたゴルゴン(?)のような動物を敵にぶつける。
劇場版オリジナルの術。

水遁・蛇の口

水蛇の頭部を象り、かつ回転する多量の水を敵に向けて当てる。洪水を起こすことも可能。アニメ版オリジナルの術。

水遁・水龍鞭

映画版オリジナルの術で、作中では次の使い方がある。
・水を鞭に変化させ、あらゆる方向に高速で飛ばす。
ジグザグに動かすことも可能。
・水を縄状に変化させ、敵を拘束する。こちらはアニメ版オリジナルの術。

水遁・黒雨の術

黒い油を雨のように降らせる。船を油まみれにして、焼き払うために使った。アニメ版オリジナルの術。

水遁・水天彷彿

地下水を利用する術。
地面から直径1センチ程の水の粒を沢山出し攻撃する。
アニメ版オリジナルの術。

水遁・水衝波

水遁・爆水衝波の基本バージョン。
チャクラで水を作り出し、水を高く上げてから津波のように相手を襲う。アニメ版オリジナルの術。

水遁・水鉢

掌から水流を打ち出す。
アニメ版オリ(ry


追記、修正お願iガポポ…

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最終更新:2024年04月07日 22:15

*1 この特性で水遁は雷遁に弱いと誤解されがちだが、水遁と相性が悪いのは土遁

*2 相手のチャクラを吸える大刀・鮫肌との融合態

*3 このときの鬼鮫は本体ではなく白ゼツの入れ替わり