メダチェンジ

登録日:2011/03/30 Wed 22:08:33
更新日:2020/07/12 Sun 18:05:28
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イッキ「メダチェーンジ! レクリスモードだ!!」

メタビー『メダチェンジ? え〜っと……これか?』ガシャン




メダチェンジとはメダロットシリーズの第三作『メダロット3』から登場した新機能。
メダロットの変形機能であり、純正パーツ一式を装備した状態で使用できるようになる。

ゲームシステムとして採用されたのは3が最初だが、メダロットの変形自体は初代からCAR型『ランドモーター』、PLN型『レディジェット』、MRN型『ブルーサブマリン』等が漫画やアニメで行っている。
ゲームで登場する『ミニハンドル(フィールド上を高速移動する)』『かぜのつばさ(目的の町までひとっ飛び)』『せんぼうきょう(水中を移動できる)』は、彼ら(&その後継機)が変形した形態で主人公を運ぶ設定である。2以降はそれぞれ対応するメダロットを組み上げておく必要があるが、初代だと組む必要はない。



はてさて、3で登場したこの変形機能だが、評価はあまり芳しくない。

“変形”というロマンは捨てがたいものの、メダロットの醍醐味である『パーツの組み換え』を“純正パーツ一式”に限定してしまうためである。確かに、メダチェンジによって戦術の幅は一部広がったものの、別の部分が狭まってしまった……。

そんな訳でメダロット5以降の作品ではオミットされる場合も多く、メダチェンジ機がオミット作品に登場すると変形できない。変形を意識したデザインで変形できないとかなり悲しいことになっていた……。

……が、メダロット7からは復活。
パーツ構成が純正パーツ一式に限定されてしまうという問題点は、全てのメダチェンジを過去作におけるパワー変形の仕様に変更することで、手軽に使いにくくするというバランス調整が行われた。
更にメダチェンジを行った際に「変形シーン」が挿入されるようになり、変形後には固有のアクション・ギミックを駆使して戦うなど、演出面での大幅な優遇を受けている。
変形シーンの導入により、変形前後の姿しか描かれていなかったそれまでのゲームシリーズにおける「何がどう変形しているのかよくわからない」という疑問も解消されることとなった。



【概要】

メダチェンジ可能な機種は、使用パーツ選択画面で『↓』を選択するとメダチェンジする(フォースゲージを貯めたい場合はメダフォース選択モードにして『↓』)。当然、メダチェンジするには1ターン犠牲になる。
変形の条件は、『純正パーツ一式であること』『パーツが一つも破壊されていないこと』である。

また、メダチェンジには二種類存在し、並性能だが制限のない『シフト変形』と、強力だが毎ターンMFゲージを消費する『パワー変形』がある。
パワー変形はMFゲージが尽きると勝手に解除される(メダロット7以降でのメダチェンジは「チャージゲージ」を用いたパワー変形仕様のもののみ)。


メダチェンジすると本来4パーツ別々のHPが一つに纏まるため、全体的にHPが低い機体でも変形するとそこそこ攻撃に耐えることができる。……が、パーツが一つになるため、貫通しないが高威力で確実に1パーツ破壊するような『レーザー』や『ビーム』を受けると一撃で落とされる危険もある。逆に、ダメージ関係なしでパーツを破壊するような『デストロイ』などの特殊攻撃は無効にできる。
そのため、相手に合わせて変形するか否かを見極める必要がある。

変形状態でダメージを受けてから変形を解除すると、4パーツに均一にダメージが割り振られる。変形前に受けていたダメージは他のパーツに割り振られず、変形解除後もそのまま引き継ぐ。変形前に受けたダメージと変形時に受けた割り振りダメージでパーツの耐久力を超えた場合は、HP1の状態になり破壊はされない。


変形前は攻撃が

頭部

左腕← →右腕

だが、変形後は

ドライブA

ドライブC← →ドライブB

という名称になる。


また、変形前と変形後では移動タイプ(二脚や車両、飛行など)が変化する場合がほとんどであり、フィールドに合わせて使い分けることも重要である。




【メダチェンジの形態】

メダチェンジには複数の形態が存在する……が、通常変形の『レクリスモード』以外はゲームで使用できないため、ゲーム的には全く意味がない。

◆レクリスモード
通常の変形形態。メダチェンジ可能な機種というのは、つまりこの形態になれる機種ということ。ゲームで使用するのがこれ。これ以外の変形はゲームでは使えない。意味ないじゃん。


◆クラフティモード
一部の機種のみが追加パーツを使うことで変形できる形態。超強力な必殺技を持つ。
目玉変形みたいに扱われた割に、ゲームでは障害物の排除等のイベントに使われるだけでロボトルでは使用不可。
障害物だけでなく、当時ロボトルでの使用を心待ちにしていたメダロッターの期待もぶっ壊した。


◆マイティレクリスモード
アークビートルDとティレルビートルのレクリスモード。この形態に変形した二機は『メダユナイト(合体)』が可能になり、『トゥイスティモード』となる。設定上は『トゥイスティモード』に合体できるのはアークDとティレルのみだが、玩具ではブラックビートルも可能らしい。
メディアでの出番はアニメのみ。




【メダチェンジ可能作品】

◆メダロット3
メダロット4
メダロットnavi
メダロット7
メダロット8
◆メダロット9




Wiki篭り、追記・修正モードにメダチェンジだ!!

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最終更新:2020年07月12日 18:05