抜刀牙(銀牙―流れ星 銀―)

登録日:2012/02/08(水) 21:28:21
更新日:2018/04/06 Fri 13:59:51
所要時間:約 53 分で読めます





抜刀牙とは、高橋よしひろ氏の漫画「銀牙―流れ星 銀―」の「八犬士編」で登場した必殺技の一群である。
門外不出の秘奥義で全8種存在し、宮殿(和名)・帝国(洋名)の両者に「八犬士」と呼ばれる8匹の使い手が存在する。修得に特殊な血統や才能が必要なように見えるが、八犬士ではないガイアが絶 天狼抜刀牙、銀が複数の抜刀牙を使えるので、一定以上の素養があれば修得出来るようだ。



【襲 突槍抜刀牙】
襲牙・ホワイトタイガーが繰り出す。
敵に向かって目にも止まらぬ速さで前肢を刺突する。襲牙は前肢を手槍に改造されているが、ホワイトタイガーは普通の前肢だったので、本来この技は人間で云うところの「貫手」ではないかと考えられる。
また、刺突する物に制限はないようで、伝授した赤目は魔界十人衆戦では鍾乳石、ホワイトタイガー戦では前肢を使っている。
後に赤目は他の技と併用することでより効果的に威力を高めている(敵の膚を濡らして強度を落とし、目に見えないほどの傷を付けた上でその傷に撃ち込んだ)。

【斬 飛翔分身抜刀牙】
雷牙が繰り出す。
一見、頭を3つに分裂して攻撃しているように見えるが、実際は敵の目前で分身し三位一体となって敵を切り裂く技。1体を囮にして2体が攻撃することも出来る。
どういう原理かというと、攻撃時に雷牙の体に潜り込んでいる2人の弟(右近・左近)が分離して、3体同時に攻撃し、着地時に気付かれないように再び合体すると云うもの。
フィクションだから赦して下さい。
技の性質上本体である雷牙が倒れると発動不能になる。

【撃 閃通臂抜刀牙】
武痕牙・ビッグホーンが繰り出す。
中国古来から伝わるという拳法の技の一つ。拳法という性質上リーチの長さが重要となっており、それに準じて使い手は大柄な者ばかりである。
まず敵の前肢をいなす。一瞬だけ胴体が露になれば発動できる。その刹那に自らの前肢で痛烈に打突する。また、それにコンビネーションを加えた物である「諸刃縦列手拳」という奥義が存在する。
一見「襲 突槍抜刀牙」と同じように見えるが、この技は外傷よりも内部組織の破壊に重きを置いている。つまり攻撃を受けるほどに体力を消耗する。
もはや狼じゃないね。
尚、内部組織に強く影響を与えるため、劇中にて盲目となっていたベンが武痕牙よりこの技を喰らった結果、戦闘後暫くした頃に視力が回復するという奇跡を起こしている。
武痕牙と相対する事によってベンが体得し、盲目の際にも一撃で敵を沈めている。

【乱 蛇龍身抜刀牙】
百鬼牙が繰り出す。
回転を加えた上で敵に突撃し、大きく開けた口で相手を切り刻む。それはまるで大蛇が襲い来る様子を彷彿とさせる(らしい)。
百鬼牙は全身に麻痺毒が塗られた刃を仕込んだ鎧を纏っているので、その威力に拍車をかける。ちなみに鎧を着けているのは鬣が自在に動かせる呪によって着せられたため。
黒虎が伝授し、百鬼牙の抜刀牙に遜色ない威力を見せている。

【滅 変異抜刀牙】
氷魔・ゴールドアイが繰り出す。
牙を剥き一点を中心に回転し、多方向から牙をぶつけ敵を粉砕する。
八犬士曰く、「抜刀牙で最も残酷な技」。どれくらい残酷かというと、この技を喰らったゴールドアイが大量の血と内臓をぶち撒けて死んだくらい残酷。
霧を起こすことによって命中率が高まる。狼は気候条件を的確に把握にしているとのこと。ならば可能ですね。

【烈 幻夢抜刀牙】
烈牙が繰り出す。
直前に登場した絶 天狼抜刀牙とは対照的に横回転しながら相手を攻撃する技。
しかし風牙からは小技扱い、風牙と烈牙の抜刀牙を間で止めた水牙は大した傷を負っていない、呪にはあっさり返し技(回転の際の中央の穴を潜り抜けた)を喰う、とあまり威力の高い技ではないようだ。
というか、竜巻を作り出す能力の方がよっぽど凄い。

【砕 雷針抜刀牙】
水牙が繰り出す。
が、鍾乳洞の中でしか使えないという、全抜刀牙屈指の汎用性の低さを誇る。
針のようになった鍾乳石に牙をかけ、敵の頭上に針の雨を降らせる。卓越した技術で方向も意のまま。条件付きとはいえ、侮れない威力をもつ。
とはいえ、水中戦がメインだったためあまり目立たない。
こちらも、イヌ科離れした泳ぎや大渦を創るといった所業の方が凄い。

【絶 天狼抜刀牙】
風牙・ブラックスネークが繰り出す。
自らが強烈な縦回転をし、そこで生まれた力を牙にこめ敵に思い切り叩き付ける。途中で回転の方向を変えることができるようで、ブラックスネーク戦では回転を90度曲げることによって、相手の牙を叩き折った。
数ある抜刀牙の中でも究極と言われているが、他の使い手と比べて比較的小柄だった銀は体重差で威力が劣っている。
ちなみに唯一次回作以降に引き継がれた抜刀牙である。まさしく必殺技である(必殺じゃないが)。
風牙が銀の父親リキに伝授し、また子に受け継がれた。

文字通り、赤カブトの首を撥ね飛ばした

余談だが、赤目やベンなど抜刀牙を体得した仲間は「銀牙伝説WEED」では抜刀牙を出さない。赤目の場合は忍法もほとんど使わなくなる。分身できたのに。
銀に至ってはいくつも使えたが、『絶 天狼抜刀牙』しか使えなくなっている。




追記・修正は抜刀牙の全ての返し技を習得してからお願い致します。

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  • あからさまな打ち切りだったから削られたんだろうけど霊魔は全部の抜刀牙の上位互換技使えたんじゃないかと思ってる。風牙に当てた技が斬飛翔分身にそっくりだし対極の存在のガイアも天狼抜刀牙使ってる -- 名無しさん (2014-06-16 19:53:04)
  • 懐かしすぎて涙出そうだったわw赤目はもう犬の知識や運動能力じゃないよね・・・ -- 名無しさん (2015-12-06 21:00:35)
  • マキブでガイアガンダムの後格が絶天狼抜刀牙に見えて吹いた、そして使い手にガイアがいたことを思い出した時はゲーセンで変な声出してワロタ -- 名無しさん (2015-12-06 21:14:13)
  • 続編で技もキャラも一切出てこないのは作者が黒歴史だと思ってるからだろうなあw -- 名無しさん (2016-04-25 14:09:01)
  • 普通にかっこいい技なんだけどなあ -- 名無しさん (2018-04-06 13:59:51)
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