登録日:2025/07/12 Sat 10:40:20
更新日:2025/07/20 Sun 17:04:32NEW!
所要時間:約 90 分で読めます
本項目では『
ゼンレスゾーンゼロ』のプレイアブルキャラの他、他のmiHoYoゲー同様に陣営ごとにキャラが所属しているため、陣営と関連ボンプも紹介する。
◇はエージェント、〇はボンプ。エージェントとはプレイヤーが直接操作して敵への攻撃を行うキャラ。ボンプとはウサギとダルマを足したような小さなロボットで、エージェントに付いていき定期的に攻撃や支援などの行動をするオトモ
アイルーのようなキャラである。
属性や特性等と言った要素やボンプなどの用語の詳細は親記事を参照。
あちらの項目にも書いてあるが、本作では
スターシステムが採用されていないので、過去のmiHoYo作品と同じ声優が参加していても、ver2.0現在のところはいずれも関連性は特にない。
邪兎屋
何でも屋……と言いつつも、メンバーが揃ってエーテル適応体質であることから主にホロウレイダーとして活動する一団。
裏社会でそれなりに名前は知れ渡っているが、どちらかというと「狡猾で金に意地汚い食わせ者」という悪名の方が有名で、評判はそれほど良くない。屋号も正式には「Gentle House(優しい家)」なのだが、あだ名であった「邪兎屋」の方が定着してしまっており、今では本人達も普通に邪兎屋と名乗っている。
強い絆で繋がっているが、リーダーたるニコの気性のため、仲間たちはそのお財布を筆頭に苦労が絶えない。
ストーリー上では最初の事件の関係者となり、3人が揃って初期加入するチュートリアル枠。
◇
ニコ・デマラ
「虎を制して狼を食らうのが兎の知恵ってもんよ、悪く思わないでね」
CV:
芹澤優
属性:
エーテル 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
「邪兎屋」の若き女社長。ツインテ巨乳。
高飛車な性格、かつ生粋の守銭奴で、儲け話を聞きつけてはどこからともなく現れていっちょ噛みしようとするのが定例行事。
気取った雰囲気に見合った能力がないわけではないが、欲をかくあまり引き際の見極めがヘタであることに加え、肝心な所で抜けている詰めの甘さから、経営はいつでも火の車。
人情家でもあり、仲間のことも日頃はこき使うものの金と仲間なら迷わず仲間を選ぶような一面もあり、そうした性根の良い部分から知己にはなんだかんだ慕われている。
そのせいで金がすっ飛ぶのだが。
資金繰りに困る所といい冷徹になりきれない所といい髪色といい
某ピンク頭のポンコツ社長によく似たキャラ造形だが、こちらは根っからの悪人ではないだけで目的(金)のためなら卑劣な行いも辞さないガチのアウトローである。
かなり顔が広く、パエトーンは勿論のこと、正体不明の天才ハッカーや果ては本来敵対組織であるはずの治安局内部の人間や後述する公安部隊最強の対ホロウ第六課長とも面識があり、それらから独自に情報を得たりしているなど、そうした部分ではガチで優秀。
これぞホンモノの便利屋。女体化した両津勘吉呼ばわりする人も。
カラフルなネイルが特徴だが、待機モーションでの言及に曰く「金運アップのネイル」らしい。効果の程は……
チュートリアルで確定加入となるキャラであり、サービス開始時点では2人しかいない希少なエーテル属性。
強化特殊攻撃(仕込み銃付きの鞄からチャージビームを放つ)をすると着弾地点で
ブラックホールが発生し、ザコを引き寄せつつ触れている敵の防御力が下がるデバフ撒き要員。
ニコ自体の攻撃効率はあまり良くないがこのブラックホールが強力であり、着弾後即他のエージェントに交代して追撃を叩き込むことで大ダメージを期待できる。
凸を進めればよりサポート性能が増すが、その性能が非常に高く、A級ながらも最高のサポートキャラとされている。流石親分。
また操作説明にはない隠し要素として、強化特殊スキルを使用、チャージ中に移動スティックを1回転するとチャージを中断し仕込み鞄に座ったモーションで再度チャージを行う。という小ネタがある。
また、「零号ホロウ」等の一部のダンジョンにおいて、彼女を連れていると金銭にかかわる一部のイベントで専用の選択肢が発生する。
◇
アンビー・デマラ
「いつでも任務につけるわ」
CV:
種﨑敦美
属性:
電気 特性:撃破 攻撃タイプ:斬撃
「邪兎屋」の従業員その1。緑色の機械のようなものを背負ったクールな少女。
ニコにかつて拾われた際に姓を貰っており、血縁関係はない。また、それ以前の出自・経歴は一切不明。
ポンコツなニコ、おバカなビリーに比べると抑え役ではあるが、彼女も
大の映画好きで、フィクションと現実を混同しがちな映画脳であり、映画に影響されて奇行に走る癖がある。
そのため、「Random Play」にも客として顔を出している様子で主人公兄妹とも仲がよく、強化やスキル、装備、親愛イベントといった基本的操作のチュートリアルは彼女で行うことになる。
このゲームで一番最初に扱うことになるキャラ。通常攻撃の3段目の直後に通常攻撃長押しの派生技を出すか特殊スキルを使用すると与えるブレイク値が大幅に上昇するというのが最大の特徴で、基本的にはこれを積極的に狙っていくことになる。
前述のとおりチュートリアルで確定で手に入るキャラなのだが、サービス開始時点では彼女以外の撃破キャラが最高レアのSしかいないという状況で、当時の環境では強攻・撃破+αというスタンダードな編成が当たり前だったため彼女のお世話になるユーザーは多かった。
初期実装のエージェントであり、その中では唯一謎だらけだったオボルス小隊所属の「11号」とは外見に著しく似た部分があるが……?
シルバー小隊
ある組織が秘密裏に計画していた、高い戦闘能力及びエーテル適応体質を持つ人工生命体の生産の為に生まれたクローンの実験体群。確認されている限りでは12体のクローンが生産されており、研究員達からは「0号~11号」の実験体名で呼ばれていた。
しかし、テスト運用の段階で性能面が思うようにいかなかったり量産によるコスト面の問題や実験中の「事故」。さらには実験体の中でも優秀だった「0号」の裏切りにより、「シルバー計画」は実質崩壊となった。
当時の研究資料などは既に破棄され、わずかに残った資料も厳重な閲覧規制が掛けられているなど、現在はシルバー小隊という名は軍関係者の間でも噂程度の存在となっていたが、どこかから「シルバーの復活」という言葉が囁かれていくようになる。
◇0号・アンビー
CV:種﨑敦美
属性:電気 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
かつてのシルバー計画で1番最初に作られた実験体クローンであり、小隊隊長。
「0号」、所謂プロトタイプとして造られた為か性能面は優秀とされ、他の実験体が機能停止に追いやられるほどの試験も簡単に乗り越えられる程。
当初は産みの親である研究員の命令にも忠実な文字通りの機械のような存在だったが、後に生み出された「姉妹」達と過ごす内に感情が芽生えたのか、実験中に起こったとある「事故」とそれに伴う研究員の命令に背き自刃。関係者からは「裏切り者」の烙印を押され破棄された。そしてその後は上述の通りで瀕死で倒れいていたところにお宝だと思ってやってきたニコに命を拾われアンビー・デマラとして邪兎屋で過ごすようになる。
当初から関連が匂わされていた「11号」とはやはり深い関わりがあったようで、彼女の映像秘話ではこの2人の深掘りがなされている。
シルバー小隊の衣装は邪兎屋のアンビーとは変わり軽装となり(肌の露出が多いのは研究員の趣味だろうか)、武器も二刀流となった。
攻撃を与えた敵に「銀星」マーカーを付与、そのまま攻撃を与え続けることでチャージされていき一定まで貯まると「白雷」状態となり、「白雷」状態の敵に特殊攻撃スキルを使うと一瞬で詰め寄り強力な雷属性ダメージを与える事が出来る。「白雷」最大3重までチャージ可能で、3重まで貯まった状態で全てを消費して攻撃するとさらに強力な雷属性の「追加攻撃」を与えられる。また強化特殊スキルを使うことで容易に最大チャージまで貯められるので、常に攻め続けてマーカーを貯めて敵を切り刻む事が彼女の戦闘スタイル。
同じキャラクターではあるが邪兎屋のアンビーとは同時編成が可能で、交代時も普通にアンビー同士が入れ替わる。ただ陣営はシルバー小隊となっているため、同陣営を目的として邪兎屋メンバーと組み合わせるとコアスキルが発動しない場合があるので注意が必要。
◇
ビリー・キッド
「装填完了!ラウンド2!」
CV:林勇
属性:
物理 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
「邪兎屋」の従業員その2。長身痩躯の“知能構造体”。要するに純度100%の
ロボットであり、他作品で言うところの機械種族枠。
変身後の
仮面ライダーを思わせる鋭角的なビジュアルをしているが、その見た目からは想像もつかないほど陽気でお喋りで喜怒哀楽全開な三枚目。
文字通りの鉄面皮でしかないはずのフェイスマスクも、作中では
スパイダーマンか
デッドプールのマスクのごとくグネグネ動く。
また体の動きもロボとは思えないコミカルなもので、総じてカートゥーンアニメの登場人物のようである。
一方でニコへの忠誠心は本物かつアウトローらしいシビアな一面もあり、物語序盤では自分達が助かるためにパエトーンを治安局へ売り渡す提案をした事もある。
だがそのパエトーンの正体であるビデオ屋兄妹と知り合った後は気さくに接する、人情に熱いお人好しな一面も持ち合わせている。
劇中劇である特撮ドラマ『スターライトナイト』の熱狂的ファンでもあり、たびたびスターライトナイトを自称してポーズを決めたり、技名をつけたりしている。
邪兎屋に所属する以前のことについてはあまり知られたくないのか、その件について言及されそうになると露骨に話を逸らす節がある。
後述の
新エリー都郊外で活動している
世紀末集団「カリュドーンの子」との関連性が当初から匂わされていたが、彼らの本格登場と共に、元は郊外育ちでカリュドーンの子の一員だったことが明らかとなった。
特に後腐れがあったり悪い関係というわけでもなく、各メンバーとも親しい様子である。
また、彼は現代の技術で製造されたわけではなく、「ロストテクノロジーの遺跡」なる場所から発掘されたらしい。
おかげで構成部品の替えが効かず、時々バルク品のパーツを試しては機能不全を起こすこともある。
チュートリアルで確定加入するエージェントの一人であり、そのあからさまな名前に違わず、使う武器は二丁拳銃。
強攻キャラでありながら瞬間火力がパッとしないという欠点を抱えるものの、彼の真価は「周囲全方位を」「距離を無視して」攻撃できるダッシュ射撃。
敵に囲まれた一対多の戦闘はビリーの独壇場であり、場にいる敵全てに同時にダメージを与え、まとめて殲滅できる性能はシナリオからサブクエストから周回まで幅広くお世話になるはず。
なお、銃なので射程は長いのだが遠くの敵を攻撃した場合は距離が伸びるごとにダメージが減衰する仕様があるため、なるべく近づいて撃つことを心がけたい。
また凸を重ねるとスタイリッシュに回避しながら反撃ができるのでA級ながらかっこよさ目当てに使う人は多い。
◇
猫又/猫宮又奈
「面倒なお願いばっかりして、ネコちゃんの気持ちはどうなるの?」
CV:
原紗友里
属性:
物理 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
褐色・小柄な猫のシリオン(猫耳猫尻尾)。「猫又」はまんま猫なこととフルネームに由来するあだ名・自称。シリオンじゃない猫とも会話ができる。
言動は見た目相応に子供っぽいが抜け目ない性格で、身のこなしや戦闘技術も一流。
かなりアウトローな生き方をしてきたらしく、面倒見が良く正義感もあるのだが
仲の良い人間からも財布を盗もうとする悪癖がある。
他にもとあるキャラへのプレゼントに人形を渡すも、その中に隠しカメラを仕組んだり…と、本人は善人ではあるが犯罪行為に躊躇しない一面がある。
そういう意味では怖いもの知らず…かと思いきや意外とビビリであり、幽霊やオカルトが大の苦手。
元々は邪兎屋の一員ではなく、彼女らにある目的で依頼を出したことから始まった一連の事件(メインストーリー第1章)の後、邪兎屋に身を置くこととなる。
とはいえその仲間入り前後の経緯が経緯だった為に当初はアンビーと折り合いが悪かったが、付き合っているうちに
おばけの出そうな怖い場所では彼女の後ろに隠れるほど信頼できる間柄となっていった。
ただ彼女がアンビーにぞんざいに扱われている理由の1つはFairy曰く
BSSみたいなものだとか。
猫キャラではあるものの「~ニャ」という語尾は余り演技をしているとき以外には余り使わず、代わりに「~ゾ」という語尾は多用する。
クイック支援か極限回避すると与ダメージが上がるというコンセプトの、ビリー以上にすっごい分かりやすい恒常S級物理強攻。
〇アミリオン
邪兎屋が所有するボンプで、第一章のメインストーリーでついてくる。
緑色の外装と潰れたバツ印の片目が特徴の、傷ついたぬいぐるみのような風貌が特徴。
言語モジュールをニコがケチって安物にした(つけられなかった?)為に片言でしか喋れないが、性格はニコと似たり寄ったりのがめつい守銭奴。
バトル中では「取り立て」と称してマシンガンをぶっ放しまくる。
白祇重工
新進気鋭の工業企業。
最大の売りは自社で開発した無人ロボット「ホロウ内特殊作業用重機」で、ホロウ内部での工事作業で多大な成果を挙げている。
力仕事かつホロウに関わるという業務の都合から、熊のシリオンが数多く在籍している。
実のところは元々名の知れた企業だったのだが、仕事場となっていた旧都のホロウ災害、さらに当時の社長が有り金を抱えて失踪したことで名実共にボロボロになり、それを立て直してきた過去を持つ。
現在在籍しているメンバーは先代社長ホルスの失踪により多くの社員が去る中、それでもホルスやクレタを信じて、または案じて残留した面子であり、ゆえに結束力は高い。
メインストーリーでは第2章の中心となる。
ちなみに2025年7月現在、プレイアブル男性キャラがメンバーに2人以上いる唯一の組織である。
◇
クレタ・ベロボーグ
「確かめたけりゃあたしについて来い!」
CV:
井口裕香
属性:
炎 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
白祇重工現社長で、先代社長ホルス・ベロボーグの娘。
社長の肩書きに分不相応なちっこい容姿をしているが、ガラの悪いヤンキー娘で言動も粗暴。
会社を幼くして継ぐことになって周囲に舐められないため、そして父に裏切られたショックから今のようなヤンキーキャラになっていった模様。
とは言え、やけに威圧的なことを除けば一本気な人物で付き合いやすい部類である。
実年齢は明言されていないが、まだ見た目相応の子供であることが端々の描写から示唆されており、グレース、アンドー、ベンは部下でありながら保護者代わりでもある不思議な関係性。
特にホルスの養女であるグレースは義理の姉にも等しい存在であり、話す機会が最も多い。
なお、眼帯をしているが理由は不明。幼少期には医療用の眼帯をしているので何かしらを患っている可能性が高い。
本来ならブレイクまでの下積みを担当する撃破キャラだが、連携スキルや支援突撃など特定の攻撃後に自身にバフを付与、この状態だと特定の通常攻撃のモーションが変化・炎ダメージ威力が大幅に強化されるので炎弱点のエネミーに対しては十分なアタッカーにもなれるパフォーマンスを秘めている。
また、PTにベンを加えていると通常攻撃及び終結スキルが専用のモーションに変化し、それぞれ威力も増加するというシナジーもある。
◇
アンドー・イワノフ
「厄介な仕事だと?オレに任しとけ!」
CV:神尾晋一郎
属性:
電気 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
白祇重工の幹部社員。同じくヤンキー風で燃えるような髪型の熱血青年。どことなく
天を衝かせる兄貴な雰囲気がある。
職務には忠実そのもので、渉外系の仕事も(他が向いてないのもあるだろうが)アンドーの担当。
…だが初登場時はテレビ番組に出演した際、相手に煽られて怒り狂う姿も見せており、良くも悪くも直情的なモーレツ社員。
腕につけた杭打ち機能付きハンマー
ドリルを得物とするのだが、どういうわけかこのドリルを「兄弟」と呼びしょっちゅう話しかけている。このドリル自体はAIが搭載されているとかではなく、いわゆるイマジナリーフレンドの類。
基本的におちゃらけるタイプではないにも関わらず「兄弟」が絡む時だけは言動がおかしくなるので、周囲はアンドーの「兄弟」設定を受け入れて接してあげている様子。
「24時間働けますか?」の体現者のような極度のワーカホリックでもあり、自らを追い込むことを「鍛錬」と捉えて半ば楽しんでいる節がある。
エネルギーptの貯まった状態で特殊攻撃をすると攻撃に電気属性が付き威力が上がる「爆発状態」になるアタッカー。
「爆発状態」時はアンドーの「兄弟」ことドリルが帯電して光り輝くのでそこで判別可であり、この「爆発状態」を維持することで高火力が期待できる。
……のだが、「爆発状態」でないと火力が極端に落ちるうえに「爆発状態」はエネルギーptが切れると同時に解除されてしまうため、総合的に見ると火力は控えめ。そのため、強攻エージェントとしての火力要員を期待しすぎると肩透かしを喰らう羽目になる。
ちょっとした裏仕様として「控えに交代しても爆発状態は維持され、その間はエネルギーptも消費しない」といった性質があるため、使用する際は頻繁に交代させまくり「パリィ支援」「極限支援」の時だけアンドーを出すように心がけるのがコツ。一撃の威力そのものは重く、攻撃のほとんどにノックバックがつき、さらに攻撃範囲も「自分の周囲全方位」と広めで総合火力以外を見れば悪くない性能なので、働けるからといって出ずっぱりにさせるのは避けよう。
一般的なクイック支援の倍率が最大で200~300%程度なのだが、アンド―の爆発状態のクイック支援は最大846.9%(スキルLv16時)と、Ver1.5前半現在上司であるS級エージェントのクレタ(しかも完凸)の最大強化である435.8%をほぼダブルスコアで突き放す圧倒的倍率を誇り、ここから更に彼自身の能力で火力が伸びる。
そして、アンドーの隠された特性として、エネルギーが尽きたとしても通常攻撃を出さない限りアンドーの『爆発状態』は解除されない。
トドメに新規追加された歌姫アストラは、エネルギー消費無しで永続的にクイック支援を行える。
…もうお分かりだろう。アストラで爆発状態のアンドーをクイック支援で射出→アンドーは通常攻撃で追撃せず即座にアストラに交代→アストラで爆発状態のアンドーをクイック支援で射出→…の無限ループにより、アンドーの「エネルギーを消費して高倍率を出すが、エネルギーが無くなると弱くなる」という
コストを踏み倒して超火力をたたき出すのだ。
このゲームの配信当初唯一の人間の男性という稀有な存在。
初期では他の男性陣がメカとクマと狼という状況だったが、シリオンであるが人間に近い姿のセス、次いでライトや悠真といった純粋な人間も登場してそれなりに増えてきている。
◇
ベン・ビガー
「計算が得意なんだ。だからといって、悪党を張り倒すのは嫌いじゃないぞ」
CV:浜田賢二
属性:
炎 特性:防護 攻撃タイプ:打撃
白祇重工の幹部社員。同社に多い
熊のシリオン(完全に二足歩行なだけの熊)の男。
首から金のチェーンを下げた隻眼の大熊、というルックスのため大変いかつい雰囲気だが、中身はデスクワークが得意で内気な優しいおじさん。
社員が業務の合間に飲み食いする嗜好品の買い出し、揉め事の仲裁、といったウェット業務は彼の役目であり、クレタのメンタルを気遣ったりグレースを宥めたり、とその優しい人柄が垣間見えるシーンも多い。
もちろん、建設作業員という荒くれ者との接点の多い業務の都合上荒事にも手慣れており、乱暴な相手との間で起こる揉め事の「仲裁」も過不足なくこなす。
また、担当職務は経理で、普段はもっぱら電卓と経費申請書とにらめっこしているらしいことが端々で語られる。
ちなみに彼が幹部社員となったのはクレタ就任後で、その時は入社2年目ちょっと手前くらいの平社員だった。幹部でこそあれどグレースやアンドーのような古株ではない為、二人に対してはやや譲歩気味の姿勢で接している。
なお他の面子だがデスクワークは散々らしく、クレタは真面目にするが数字間違いが多く、
他の2人は論外な為に結局ベンがするしか無いとか。
ストーリー途中で確定入手できるキャラで、サービス開始時点では唯一の防護タイプ。
見た目通り動きがニブく、ver2.0までの間彼だけ2段階ダッシュがない。回避コマンドの性能が悪い代わりに特殊攻撃が「ガード&反撃」となっていて「特殊攻撃で攻撃を反射しろ」と言わんばかりのカウンター構成。また、特殊攻撃でガードをすると自分含めた味方全員の防御力+シールドを、さらにPTに同陣営か同属性のエージェントがいる場合は追加で会心率UPを付与するため、育成してとりあえずチームの後ろに放り込んでおき、ベンを盾に攻撃をいなして他のエージェントで攻撃させる運用をするといい仕事をする。
Aランクのエージェントながら基礎ステータスがどれも全エージェントの中でも軒並み高く、ガード時のシールド+カウンター性能も合わせて高難度の戦闘でも心強いタンク職となる。
◇グレース・ハワード
「さて…中がどうなってるのかお姉さんに見せてごらん?」
CV:白石晴香
属性:電気 特性:異常 攻撃タイプ:刺突
白祇重工の幹部社員。見た目は快活そうな巨乳メカニックお姉さん。
業界内では「冷たい鉄の魔女」の通り名で知られる天才エンジニアにして、先代社長の遺物である「ホロウ内特殊作業用重機」を完成させた、白祇重工躍進の要。
その重機を「子供たち」と称し、興味深い機械には興奮を抑えきれない筋金入りのメカオタクである一方、人間を含むそれ以外の存在に対しては(白祇重工のメンバーのような親しい仲間を除いて)無関心で顔も名前も覚えようとしない。それが「冷たい鉄の〜」と評される所以だそう。
実際彼女の個別エピソードでは、用件があって訪ねた主人公に対し妙に親身かつ積極的な態度を見せたかと思えば、実はそれは同行していたイアスに対してであり、主人公のことはそもそもその場にいたことさえ気づいていなかった、というぶっ飛び具合であった。
他にも『人間』の子供たちの数を数えられない等と言い出すこともある。
勿論交流を重ねればイアスがいなくとも個人的な誘いに付き合ってくれたり、あくまで主人公といういち個人に対して大切に考えるなど同僚に劣らず親しい関係になる事はできる。
ちなみにクレタによると異性関係は「恋愛経験ゼロのド素人」らしい。そりゃそうだ
クレタとは特に親しく、社長就任以後は表立って呼ばないものの「姉貴」「おチビちゃん」と呼び合う仲。
かつてホルスに拾われた事から彼に恩義を感じており、ホルスが資金を持って失踪した件に関しても「そんなことをする人じゃない」「何か理由があったはず」と否定的な立場。
故に、父を「娘と会社を見捨てたクソ野郎」とするクレタとはホルスの話題でたびたび対立している。
状態異常付与に特化したデバッファーで、とにかく状態異常ゲージの蓄積効率がよく、加えて弾をばら撒くタイプの攻撃をするので、対ボスだろうと対ザコの群れだろうととんでもない速度で「感電」状態を取れる。
攻撃技の軽そうなエフェクトに反して発生させるダメージも大きめなため、火力要員にも向く。
ただ、ブレイク値を溜めにくいが故に連続攻撃が苦手であり、またグレースの「感電」付与までの時間があまりに早すぎて「感電」の効果が現れる前に次の「感電」を上書きしてしまうため、瞬間火力は高くとも長時間の戦闘には不向き。
別属性の状態異常と併せて「混沌」を狙う戦術や、感電付与後に他のエージェントに交代して攻撃を叩き込む戦術がメジャー。
〇ゴアンゼン
白祇重工が所有するボンプ。第二章のメインストーリーでついてくる。
黒灰色のボディに安全ヘルメットを被った、いかにも現場作業員といった感じの風貌が特徴。
名前の由来は建設業界ではお馴染みの合言葉「ご安全に」より。
社内においては管理職、ないしはお目付け役に相当する上位の立場にあるようで、白祇重工のモブ社員の会話では「怖い上司」としてよく登場する。ベンも同じく登場頻度は高いが、「手続きと申請不備にうるさい」にとどまるベンに対し、ゴアンゼンは厳しさを印象付ける内容が多い。
バトル中では、ブルドーザーのようなものを乗り回し敵に突喊する。
特務捜査班
治安局の管轄するチームで正式名称は「ヤヌス区分局都市秩序部捜査課 特務捜査班」。
主な業務内容は治安官らしく近隣区域のパトロールや治安調査は当然のこと、犯罪者の取り締まりやホロウ内部での潜入調査など多岐にわたる。
名称の通り普段はヤヌス区所轄なのだが、とある事情によりルミナ区ルミナスクエアに所在する「ルミナ分署」に一時的に異動してきた。
そんな中、メインストーリー2章間章で主人公達がルミナスクエアに訪れた際に朱鳶と青衣が関わってくることとなる。
ジェーンとセスは3章クリア後に開放される本編と別枠の「特別劇場」である「ネズミ色のブルース」で登場し、主にジェーンの視点から2人の出会いが描かれる。
余談だが、他陣営のエージェントのコアスキルは「チームに同陣営もしくは同属性のエージェントを編成すると発動」となっているのに対し、特務捜査班のメンバーはセスを除き「チームに同陣営もしくは指定された特性のエージェントを編成すると発動」となっており、パーティー編成の幅が良い意味で変わってくるのがポイント。
なお、現状セス以外は全員限定S級という高級軍団でもある。
◇
朱鳶
「現場に到着 救助を開始!」
CV:
井上麻里奈
属性:
エーテル 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突
特務捜査班の班長。パツパツ巨乳お巡りさん。
24歳とまだ若いながら「将来的に治安局長となるのは確実」と呼ばれる程のエリート中のエリート。事実彼女が担当した事件で未解決のものは0件。
「残業は論外、出来る人は定時に上がる」と公言し、実際に彼女は定時内に仕事を終わらせている。
しかし、残業こそしないものの毎日のように始発出勤を繰り返し、79日もの代休が溜まっている。
性格も凛として礼儀正しく、まさに理想の治安官さんといったもので助けられた市民も虜になってしまうほど。
園芸が趣味で自宅やオフィス内で野菜を育てており、ルミナスクエアにある花屋でも時折見かけたりする。
上述の通り欠点もなさそうな完璧人間でFairyからもその完璧さ故の性格が唯一の弱点(?)と言われる彼女だが、紹介PVや街中での会話、親愛イベントでは仕事以外だと多少天然や初心なところが伺える描写が多々あり可愛い一面も。
所謂ギャップ萌え。
規律第一の堅物かと思いきや、ある場面では不本意ながら青衣に賭けを持ちかけたり、学生時分ではわざわざ学年1位の学業成績を放棄してまで「ある人物」に対して定期テストの点数を用いて暗号化した悪態を残してみせたりと、意外と俗っぽいところも併せ持っている。法律上グレーな事象にも、一定の線引きをしたうえで融通を効かせる柔軟さも持ち合わせている。
幼い頃にとある治安官に命を救われた事により、その人と治安局に対して強い憧れを抱いたことで治安官を目指し、見事に就任した。が、当の本人は当時の熱意あった頃と違い出世欲の塊となっており複雑な気持ちを抱いている。
所謂ガチャ産の彼女だが、いち早くメインストーリー内でプレイアブルとして使用が可能だった。そのスタイル故走ると揺れまくるわ攻撃すれば脚をおっ広げるわで正式サービス開始日から該当ストーリーに到達した変態紳士パエトーン達によって瞬く間にSNSなどで話題となった。
また猫など毛のある(大概そうだが)動物が苦手で本人曰く「アンチモフモフ派」。動物が嫌いというよりは単純に衣類に毛が付く事が嫌なようで猫に擦り寄られたときは相当嫌がっていた。
現状貴重なエーテル属性枠のアタッカー。
通常攻撃や回避反撃で獲得した強化散弾(通常攻撃長押し)を使って高火力を叩き込む(相手がブレイク状態ならさらに火力アップ)。またパーティに「同陣営」または「支援タイプ」のエージェントがいた場合、特殊強化スキル・連携スキル・終結スキル何れかを発動した場合に一定時間会心率を自身に付与するなど更なる瞬間火力が期待できる。
射程と縦の貫通力はあるが攻撃範囲がそこまで広くないのでエーテル属性かつ支援特性でスキルに集敵効果のあるニコとは相性が抜群。また相手を高頻度でブレイク状態にする青衣とも勿論相性は良い。
◇
青衣
「己が罪と向き合えい!」
CV:阿保まりあ
属性:
電気 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
特務捜査班所属の新米捜査官の知能構造体。
古代遺跡に埋まっているところを発見・発掘され、再起動されたことで目覚めたという特異な存在。
その身体も、人間のように食したものを「バイオエネルギー」として燃料にできる、ロボでありながら人肌そのものな生体外皮が用いられている、
舐めることで物質を判別する機能が搭載されている、
ツインテールに「ナノ静電気除去装置」が備わっており着脱可能、など労働用というには明らかに過剰なオーバーテクノロジーの宝庫で、エーテル侵食にも極めて強い。
見た目は幼いが相当な長生きをしているらしく、ルミナスクエアのニューススタンドにいるおばちゃんから「青衣ねえね」と呼ばれている。
目覚めた後は治安局に就職したため、立場上は朱鳶の部下。だが、人生経験としては青衣が上の為か彼女からは「先輩」と呼ばれている。
新エリー都が誕生する前の「旧文明」といわれる時代からの古典的な文化に基づいた模造人格・意識を持っている模様で、性格はおおらかで泰然とした年長者の(と言うよりは仙人のような古臭い)物言いで喋る。
特に事あるごとに現実の中国の諺を用いて話すので上手く理解が出来ず相手を困らせている。
また、「自分は機械人である」という認識が特に強く、そのせいか人の価値観とズレたところもある。
とあるシーンで
某大魔法使いのような顔芸をしたり、朱鳶の大事に育てたトマトを勝手に食べたりFairyからはアライグマと呼ばれたりして
ネタキャラ感が強い。
ただ知能機械人として長く年生きてきた直感と知識は豊富で事件解決の手がかりを推測したり主人公達の裏の顔に勘付いてる風な装いをしたりと侮れない。
性能は三節棍を用いて相手のブレイク倍率デバフを狙ってとにかく何度もブレイクを誘うブレイク特化の撃破エージェント。
通常攻撃3段目の高速連撃でゲージを溜め、一定以上溜まった後に通常長押しで発動する攻撃で相手に高威力のダメージとブレイク弱体倍率を与えて即座に相手をブレイク状態にして強攻へ交代するのが仕事。
また通常3段目の連撃はボタンを連打している間は永続的に攻撃が可能。攻撃範囲も広く連打中に回避してもそのまま連打でまた継続可能とかなり万能。
なお、この時のその場で跳ね回り様々なポーズを決める動作が「ゲッダン」を想起させることから、ユーザーの間で「ゲッダン」=青衣の図式が定着している。
コアスキル発動のパーティー条件も「同陣営」または「強攻特性のエージェント」と使い勝手がよく、ブレイク時に特攻を持つ強攻・同陣営の朱鳶との相性は勿論の事、基本的にPTに必須な強攻タイプの誰とでも組むことが出来るので非常に汎用性が高い。
◇ジェーン・ドゥ
「アンタは深淵に触れちゃった…」
CV:嶋村侑
属性:物理 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
ネズミのシリオンの女性(ヒトミミの位置にネズミミが生えており、どちらかというと悪魔っぽい長い尻尾を持つ)。
通常の立ち姿では服の両胸下に下がったベルトの輪っかに両親指を引っかけて手を垂れ下げるという独特のポーズをするが、これもネズミの前足を彷彿とさせる。
妖艶で謎めいた美人で、どう見ても取り締まられる側にしか見えないアウトローな雰囲気を纏っている。
しかしその実、治安局の外部顧問を務める、犯罪行動学の専門家という立派な秩序側の人間。
見た目相応にダーティで冷徹な一面はあるものの、基本的には善寄りの人物。
ただし、「ジェーン・ドゥ」という名前は所謂「名無しの権兵衛」の一種であり、本名は不詳。怪しんだFairyが調べても素性についての情報は見つからないなど、後ろ暗い部分自体はある様子。
回避に長けた能力を持つアタッカー。いわゆるカランビットのようなナイフとブーツの爪先に仕込まれた刃で縦横無尽に切り裂くスタイル。
「物理属性の状態異常特化キャラ」ということで「高効率の強撃で大ダメージを与えつつ、萎縮でブレイクさせやすくする」というスタイル。しかも彼女自身の特性で、この強撃には会心が発生する。
要はブレイク値を稼げる撃破キャラとダメージを稼げる強攻キャラのいいとこ取りといった感じで、彼女の実装をもって異常特性が本格的にアタッカー扱いとなる傾向が強くなった。
回避1回分で2回の回避を行うことができ、攻撃や回避で独自のゲージ「熱狂フロウ」を貯めることで熱狂状態に突入、異常蓄積力・攻撃力を強化、高速回転して敵を切り裂く特殊通常攻撃「サルコウ・ジャンプ」を出すことが可能になる。
この能力に裏打ちされた通常攻撃の連打がとにかく優秀で、長身と派手なアクションのおかげか得物がナイフのわりに攻撃範囲も広い。
通常攻撃と回避が強いため、異常ながら完全にメインアタッカー運用向きで、裏方っぽいキャラに反して前線で暴れ回り、異常蓄積でひたすら強撃を叩き込む。
さらにコアスキル発動のパーティ条件が「同陣営」か「異常特性のエージェント」となっているため、別属性の状態異常も発生させて「混沌」を起こしまくるのに適している。
ただし、強撃は他属性の効果と違って持続効果ではなく単発のダメージなので、混沌を挟まない場合の「効果が上書きされ無駄になる」問題を気にする必要がなく、前述のように物理一本で強撃を連打するだけでも普通に戦えてしまう。
◇セス・ローウェル
「正義の裁きを受けさせる!」
CV:高梨謙吾
属性:電気 特性:防護 攻撃タイプ:斬撃
ネコ科のシリオンの青年(猫又と同じく耳尻尾のみ)で、特務捜査班の中では1番の新米治安官。
正義感が強くまっすぐな性格で、典型的な熱血警官。
あまりにまっすぐすぎて、更生の余地ありと感じた犯罪者には道徳の教師かと言わんばかりの説教をもって犯罪から足を洗うように促している。
一方で空気の読めないところがあるようで、皮肉をそのまま褒め言葉として受け取ってしまったり、よかれと思っての発言が逆に顰蹙を買ってしまったりと、悪い意味でもまっすぐすぎるのが難点。
治安局の上層部に務める兄が一人いるが、その関係は複雑。
子供の頃は仲が良くセスも憧れていたらしいが、現在は兄はセスに辛辣な言葉を浴びせ、セスはそんな兄を見返そうと躍起になっている。
さらに周囲の一部からはそんな兄によるコネ採用だろうと陰口をたたかれているようで、その「肉親の七光り」という立場が彼のコンプレックスをより深めているだろうことは想像に難くない。
しばしば筋肉で物事を解決する脳筋なところが見受けられるが、座学も優良で在学中は成績優秀だったという。ただ天才というよりかは苦手科目を泣きながら何度も練習してくるなど努力の賜物といえる。ちなみに学生時代の苦手科目は偽装潜入で「最速で見破られるランキング」トップだったという。
「ネズミ色のブルース」では自己紹介的エピソードだというのにとてもひどい目に遭う。
ちなみに、メインストーリーでは主人公兄妹との接触が一切無い。
ではどのようにして出会うかというと、ある日突然主人公に届いたDMが始まり。
実はそれはセスの同僚が彼のスマホを勝手に弄って行ったいたずらDMで(それでいいのか治安局)、後日セスが責任を感じてビデオ屋に訪れ、会員になると共に友人関係になる、という形。
そんなわけなのでセスは主人公がプロキシだとは露ほども知らぬ立場にある。果たして今後どうなるかは分からないが……知れば彼の性格上、お互い困ったことになるだろう。
メインストーリー第五章にて秩序サイドの特務捜査班や六課はパエトーンの正体を知ることとなったが、セスだけは何も知らないままだった。
しかも単なる偶然という扱いではなく意図的にセスには知らされていないことが示唆されており、
セスがパエトーンの正体を知るべきではない立場なことは、当初想定されていた以上に重要な要素である可能性がある。
クイック支援で交代した先の味方エージェントにシールドや状態異常に関するバフを提供する防護キャラ。
パリィ支援、強化特殊スキル、連携スキルの発動で溜まる固有ゲージを消費することで通常攻撃長押しの特殊攻撃orパリィ支援攻撃で発動できる。
短時間で異常前衛向きのバフを展開できるため、同時実装のジェーンとの相性は抜群。
セスのスキルによるクイック支援は「セスから見て左隣のエージェント」に交代する珍しい仕様となっている。
交代先にバフを提供する関係上、セスを編成する場合は主軸となるエージェントの右隣に配置するようにしよう。
〇ツェイ巡査
特務捜査班所属のボンプ。班員がつけているボディアーマーを装備しているのが一般の警察ボンプとの違い。
物理属性の攻撃を行うが、なぜか「噛みつき攻撃」スキル名も「ワォン!ワンワン!」「ワンワンワン!ワンッ!」と完璧に犬。
ヴィクトリア家政
富裕層向けにあらゆる「家事」、つまり顧客の私有地内で起こるあらゆる面倒事の解決を遂行する家事代行派遣会社。
基本的には家事や掃除のようなハウスキーピング業務がメインだが、領地内の不審者の排除や警備といった荒事にも応対する。
目が飛び出るほどの莫大な依頼料を必要とするが、その仕事ぶりはどこをとっても依頼料に恥じない出来栄えとされる。
その依頼料を支払える超富裕層が顧客となる性質上、一般庶民からの知名度は高くない。
基本的に一定の契約期間を設け、その間顧客の使用人となりサービスを提供するというスタイルをとっている。
街中で身分を明かす必要のある場面では単に「家事代行サービス」と名乗っている模様。
カリン以外の全員がSランクだが限定はエレンのみと比較的揃えやすい方かつ揃えるにはカネがかかるようになっている。
雇い主経由で新エリー都に隠された「秘密」についても把握しているようで、その「秘密」に触れてしまったパエトーンをそのままにしておいていいのか?といった物騒な会話もしている。とはいえ個人的な交流の範囲では、全員パエトーンへの好感度は特に高い方である。
当然ながら全員メイド服・執事服なのだが、全体的にどこか拘束具を思わせる意匠が目立つ。
メインストーリーでは第3章の中心となる。
ちなみにこの章はホロウの背景からしてホラー色が強く、ヴィクトリア家政全体のモチーフがホラー映画ではないかという説アリ。
◇
フォン・ライカン
「ヴィクトリア家政をご指名いただき誠にありがとうございました」
CV:小林親弘
属性:
氷 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
白い
オオカミのシリオン(人型だが顔や外皮はケモノ寄り)の男性。ヴィクトリア家政のリーダー格。モチーフは見たまんま狼男か。
料理に掃除といった執事の基本スキルはもちろんのこと、押し引きのタイミングを完璧に弁えたコミュニケーション技術、敵対者との戦闘のような荒事、果ては飛行船の操縦や読唇術といった特殊技能まで、ありとあらゆるスキルを身に着けたパーフェクト執事。
ネットスラングや厨二病といった近代の文化にはさすがに疎いものの、「家事」に必要とあらばそれらの習得も厭わない…というより自己研鑽に情熱を燃やすタイプらしく、ミス(とライカンが思う出来事)が起こるとしばらく仕事を休んでまでレッスンや学習に励む。
基本的にどんなタイミングでも仕える者としての態度を崩さない
完璧超人のため、素の彼がどんな人物かはわかりにくいが、「経験しなければ学べないこともある」等、たびたび修羅場をくぐってきたことを匂わす発言はある。
現在は礼儀正しいがかつては非常に荒れていた時期もあるらしい。
右目が拘束具のような眼帯に覆われ、両膝から下には機械的な義足を装着しており、義足から発せられる冷気を纏った蹴りで攻撃する。
信頼度イベントの距離感が異様に近い。さながら乙女ゲーの如し。
性能としては比較的シンプルかつオーソドックスな撃破キャラであり、通常攻撃・特殊スキルともに長押しすることで性能が向上するため長押しで立ち回るのが基本となる。複雑な操作も要求されないため、初心者にも扱いやすい。引ければ。
特徴として無敵時間の多さが挙げられ、通常攻撃でも一部のモーション中は無敵になる上に強化特殊スキル使用中は完全無敵と非常に強力。強化特殊スキルを長押しした際は4秒ほどという非常に長い間無敵になれるため、これにより敵の攻撃をやり過ごすことも容易と居座って敵を殴り続けるのに非常に向いた性能をしている。
また氷アタッカーと相性がよく、強化特殊を当てることで氷耐性を下げることができる。
Sランク故に入手性が悪いのが悩みだが、幸い常設ガチャで出てくるので、課金を視野に入れるなら割と早い段階で入手可能。
◇
アレクサンドリナ・セバスチャン
「ロビーではお静かに さもないと…」
CV:
新井里美
属性:
電気 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
骸骨のような意匠が特徴のメイド長の女性。演出も含め、モチーフはそのままゴシック系の幽霊か。
愛称は「
リナ」で、ゲーム中でも基本的にはこちらの表記となる。
ライカンより前からヴィクトリア家政に属している古株。数々の執事とメイドを輩出する名門の生まれで、祖母から様々な作法を教えて込まれている。かつてヴィクトリア家政に来たばかりのライカンの教育係を務めたらしい。「メイドはどんな状況でもお客様を不安にさせてはならない」という理念のもと落ち込んでいるカリンを励ますなどメンバーにも気配りができる柔和で優しい人物。
趣味は料理だが何故か
腕前が壊滅的で、ひとたびキッチンに立てば料理と呼ぶのを躊躇うような「何か」を生み出す。完食出来るのはエレンのみで「リナの料理は(エレン以外)食べないこと」という掟がありライカンもパエトーンに警告してくる。
かつてとある音楽グループから欠員の代役を依頼されたことがあり、エレキギターを弾くことが出来る。
着用しているメイド服は絶縁性と電磁を制御する機構を備えた特注品で、これを駆使することで幽霊のように浮かぶことができる。
原理は不明だが自分の姿と気配をほぼ完全に消すことが可能で、この能力を使い斥候として顧客の私有地に入り込んだ不届き者を監視する役割を担うことがある。
浮遊するボンプ「ドリシラ」と「アナステラ」を操り遠距離攻撃を行うサポート役。
攻撃に参加したドリシラとアナステラは、リナが他の行動を取ったり交代をしてもしばらくの間フィールドに残り続け、その間エージェントに貫通率バフを提供する。
前述のとおり戦闘中も浮遊しており、フワフワとした独特のクセがある挙動が特徴。
◇
カリン・ウィクス
「い、一人前のメイドになれるよう…カリン、頑張ります!」
CV:
五十嵐裕美
属性:
物理 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
大きなツインテールの小柄な少女のメイド。事前登録キャンペーンで配布されたエージェントであり、ストーリーでも他メンバーに先駆けて第1章に登場する。登場シーンは完全に
某ホラー映画。
気弱でドジが多く、「自分はダメ」と悲観的になることがよくある。それでも全体的に見れば仕事はこなしており、メンバーからの信頼も厚く、カリン自身もメンバーを慕っている。力仕事は得意であり、そこは本人も自負している。
電動丸ノコのようなチェンソーを愛用し、このため戦闘能力はかなり高い。
ただ困ったことにこの丸ノコを討伐任務だけでなく
日常的にも愛用し、どんなことにでも使おうとする。当然トラブルの元になるのだがこれに関しては自覚がなく、「自分の顔が怖いのだろうか」とズレた解釈をすることも……
なお愛用するだけにメンテナンスも手ずから行っているようであり、高級な機械油が手に入って喜ぶ一幕も。
好物はいちご大福。
モチーフはフランケンシュタインの怪物(とジェイソン・ボーヒーズ?)と思われ、メイド服にネジの意匠があるほか
「心象映画」で見れる下着姿では身体に痛々しい傷跡があるのが見える。
「見た目に見合わぬ怪力」という設定の通り、A級とは思えない高い攻撃力を持つダメージディーラー。
ボタンを押しっぱなしにすると丸ノコを敵に押し当て続ける彼女固有のアクションを取り、この丸ノコアクションで叩き出せる高い火力が売り。
反面、丸ノコアクションの性質上1人の敵にかかりきりになりがちなため、対多数戦闘やダメージを受けて尚動き回るスーパーアーマー付きの敵が苦手。
逆に言えば欠点は「動き回る相手が苦手」に終始するため、敵の動きが止まるブレイク中、仕様上敵味方のポジションが固定されるパリィ支援&極限支援のような状況下なら敵の体力とブレイク値をガンガン削っていける。
とりわけブレイク状態の相手に対して与ダメージが上昇する効果を持つので、連携スキルの〆に出して高火力を叩き込むのが主な運用法か。
◇エレン・ジョー
「萌え萌えキュン、おまじなーい」
CV:若山詩音
属性:氷 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
ゼンゼロで最初の限定キャラ。サメのシリオンの女性で、基本は普通の人間だが腰から巨大なサメの尾ビレが伸びている。いわゆる「ギザ歯」も特徴で、これは定期的に生え替わるので虫歯はないらしい。左目尻の泣きぼくろと赤いネイルがチャームポイント。
消耗すると強制的に眠らなければならないサメのシリオン特有の体質を抱えており、極力体力を使わないように動いている。端的に言うとドライで面倒くさがり。客人の前でも面倒臭そうな態度が変わらないためライカンからよく注意される。本気を出せば他メンバーに引けを取らないほどの戦闘力を発揮するものの、その後昏倒するので飴などの糖分が不可欠。
普段は学生であり、いつも遊ぶ友人のグループもいる。しかしバイト(ヴィクトリア家政の業務)で遊べなくなることも多いようである。
だがぶっきらぼうではあるが彼女なりにヴィクトリア家政の皆のことは大切に思っているらしい。パエトーンに対しても案外最初から友好的で、信頼度イベントでのやりとりはちょっぴり甘酸っぱい。
エネルギー補給の為にも棒付きキャンディーを咥えていることが多い。また、リナの料理を食べることができる。味オンチという訳ではなく、エネルギー補給と捨てるのはもったいないという理由からだと思われる。
戦闘では鮫のような意匠が施された背丈ほどの大鋏を使用する。
彼女固有のアクションとして、回避ボタンを長押しまたは2回短押すると「遊狩」状態というフィールド移動に便利な高速移動モードになる。
強化特殊スキルや上述の「遊狩」状態中の通常攻撃を敵にヒットさせるとバフをストックでき、通常攻撃で消費することで攻撃に氷属性が付与され威力も上昇する。このバフを如何に獲得維持しつつ通常攻撃で殴り続けられるかがエレンの火力に直結する。
氷の状態異常による付加効果や持ち前の会心ダメージ率の高さを活かした高火力万能アタッカー。
…だがジェーンあたりを境にグッとインフレした限定S級の中ではぶっちゃけ物足りなさが否めず、上方修正システム「ポテンシャル解放」の第1号となる。
2種の通常攻撃が追加され、ダッシュ攻撃前にパリィ判定が追加される。前者は攻撃前から長い間無敵になり、後者はネックだった防御性能の悪さが改善される。
これにより、無敵時間と超火力を相手に押し付けるガン攻め特化のキャラとなった。
モチーフはまさかの
サメ映画と思われる。実際コアパッシブ名やセリフに
アレやら
コレやらのネタが仕込まれている。
〇バトラー
ヴィクトリア家政のボンプ。その名の通り、タキシードと立派な髭と目尻の下がった目が特徴的。ヴィクトリア家政の業務のサポートを行う。紹介動画などでは髭のない執事ボンプが確認できるため、髭のあるバトラーが執事長となり他の執事ポンプに指示をしているのだと思われる。戦闘ではエージェントのエネルギーの回復が役目だが、戦場で机を取り出し、パンケーキを調理し、エージェントの元に運んで提供して行なわれる。
オボルス小隊
総司令なる人物をトップとする防衛軍という組織に属する部隊。
役割はホロウ内部に建設された研究所を守ることであり、オボルス小隊は敵対組織への潜入調査や、先述の研究所で開発された実験兵器の処分などを担当している。
治安局とは違い、必要とあらば闇業者であるプロキシに仕事の依頼をするなど「使えるものは使う」スタンスのようだ。
隊員達の本名は基本的に公表されることは無く、それぞれが与えられたもしくは希望した「コードネーム」で呼び合っている。そのためオルペウス以外はカギカッコも含めて正式名称とされている。
防衛軍は旧エリー都時代から存在していたらしく、ホロウ災害によって人々が生きることがままならなくなった「旧都陥落事件」が発生した際に兵士達が脱走してしまった。散り散りになった当時の兵士は富裕層の私兵になる、民間の警備会社を起業する、強盗団に身をやつすなどしている。
リリース時点では「11号」のみプレイアブルとして実装されていたが2025年4月に2人目の「トリガー」が実装。また彼女らの口から「鬼火」隊長と超巨体の知能構造体?である「シード」隊員の存在、「鬼火」と行動を共にしている「オルペウス」が仄めかされており、この内「鬼火」とオルペウスは先行登場している。
◇
「11号」
「名前?そんなものはとっくに捨てたわ」
CV:藤井ゆきよ
属性:
炎 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
オボルス小隊所属の兵士。
11号という名称は小隊内でのコードネームで本名は
ハリン。
戦闘に関しては確かな実力の持ち主で、VR戦闘訓練シミュレーターのランキング上位を総ナメしている。
機密保持が重要視される軍人だからか、協力者であるパエトーンのこともコードネームで呼ぶ。しかし「クリムゾンアイズ・ハーミット」だの「スカーレットライズ・テルミット」だの「カーマイン・アイス・ハーメルン」だの、ついには「
レッド・ホット・チリ・ペッパー」だのネーミングセンスが
独特な上に会話するたびコロコロ名前が変わる。
「過去は人を弱くする」という持論を持ち、名前も含めパーソナルが一切不明。ゲーム中で確認できる数少ない嗜好として、辛い食べ物が好きで任務が終わった後に激辛の
ラーメンを食べることを楽しみにしている。
職業柄日中に来店することは難しいようで彼女が店を訪れるのは閉店後がほとんどだが、六分街のラーメン屋は彼女にだけは営業時間外でもラーメンを提供しているようだ。
他にもルミナスクエアの火鍋屋でも「ゴーグルをつけた名もなき軍人」が早食い王者として知られているらしい。
通常攻撃が目押しに成功すると強化され炎を纏うようになるという特性を持ち、性能のほとんどがこの強化された通常攻撃に関わっている。
その独特なリズムから、一部のユーザーからはしかのこのこのここしたんたんのリズムで押せというアドバイスがある。
この強化状態での攻撃は威力、ブレイク値蓄積率、当たり判定の広さ、攻撃前後の隙、どこをとっても飛び抜けた高性能。
強化特殊スキル、連携スキル、終結スキルを発動すると15秒の間、攻撃8発(2ループ)まで目押しの成否に関わらず通常攻撃が必ず強化されるので、目押しが苦手でも強攻の基本運用である「ブレイク後の攻撃役」に専念させればあまり不都合はない。
アンビーとは何らかの関係があるらしいが、現在のところは不明。
ただし掛け合いを見る限りでは余り仲が悪いわけではなさそうだ。
また2025年2月現在、彼女のみ信頼度イベントにロックが掛かっている。
更にメインシナリオ5章ではそれまでに登場した陣営が全員集合するという豪華な展開になっているが、やはり彼女だけが登場しない。
これらの事から、物語に今後大きく関わることが予想されているが…。
第一部アウトロと同時に実装されたキャラクターのエージェント秘話にて、現在の彼女に至るまでの経緯、そしてアンビーとの関係性が一部語られることとなった。
ユニークな点もあるが非常に実直な軍人、というだけでない弱みを抱えた人物であることが明らかになったが、彼女自身の現状に関しては前進も後退も方向転換もほぼしていない。
強いて言うなら主人公らとの関係性が進展した(信頼度イベントのロックもエピソードクリアと同時に解放される)程度なので、さらなる掘り下げが期待される。
◇「トリガー」
「あなたの背中は私が守ります」
CV:南條愛乃
属性:電気 特性:撃破 攻撃タイプ:刺突
オボルス小隊の狙撃主。趣味はハーモニカを吹くことで好物はあんぱん。
長い間オボルス小隊は上述の「11号」のみだったが、実はリリース初期から存在はしており、チュートリアル要素でプレイした「11号」の映像秘話にてボイスと名前だけは既に登場していた。そしてVer1.6にてようやくお披露目となった。
常にバイザーを装着していてその眼はほとんど視力を失っている。
冷静な声色や表情が見えづらいためポーカーフェイスに思われがちだが、その時の感情によってバイザーのライトカラーがコロコロ変色するのでとても表情(?)豊か。
オボルスに入隊以前から防衛軍には所属しており、前所属の(孤児だった彼女にとって家族も同然だった)ライアー小隊でのホロウ防衛任務中に発生した零号ホロウの拡大「旧都陥落」に巻き込まれる。増援の無い中エーテリアスの大群に奮戦するも眼を負傷、意識不明の状態で一人救出されるも、残りの隊員は行方がわからず消息不明となっている。
その時の影響で上述の通り視力をほぼ失ってしまっているが、代わり他の感覚器官が研ぎ澄まされ、また人や物体から発せられているというエーテルの波動をその眼で読み取る事が出来る様になっていたりと私生活での支障はない上、皮肉なことだがこの特性が任務にも役立つこととなる。
実はパエトーン兄妹とは本編開始前、プロキシ業を始めてから日も浅い時に事件の関係者として出会っており、本編時間では久しぶりの再会となった。
この事件が過去を清算できる切っ掛けとなったため、解決に尽力してくれた2人には深い感謝を抱いている。だがそれが転じて今では完全にストーカーであり、報告書に2人の事をめちゃくちゃ詳しく書いたり、生活リズムを把握している等、かなり愛が重い。
またあんぱんが好きなのは前述の通りなのだが、銃身の余熱で温めようとしたり、1箱分買い占めたりと何かと妙な行動に走りがち。
それらさえ除けば、普段は軍人としてシビアな面がありつつも気さくで意外と愉快なお姉さんではある。
あと、ボディスーツの尻の強調がすごい。
狙撃手の名の通りスナイパーライフルを使っためっちゃ近距離での射撃攻撃を主に行う。
通常攻撃を長押ししている間は特殊なスナイプ状態となりロックオンした敵をオートで射撃、この攻撃が敵にヒットすると「絶意」ptを獲得する。「絶意」を所持した状態で他のエージェントを操作中に各種攻撃スキルを行うと絶意を消費して控え状態から「追加攻撃」として攻撃支援を行ってくれる。また強化特殊スキル及び終結スキルは一定時間「絶意」を消費しないうえ、さらに頻度の多い「追加攻撃」の支援を行ってくれるようになる。
撃破タイプのエージェントとしては特徴とする敵へのブレイク値の蓄積量は若干控えめだが、それを補う「追加攻撃」での手数による火力やブレイク値の積み立てによる安定感や運用の手軽さが彼女の強み。表でメインに戦う強攻タイプエージェント、特にその中でも同陣営の「11号」やストーリーで接点の出来た0号アンビーとはすこぶる相性が良い。
カリュドーンの子
治安局の管轄外でもある新エリー都の外側「郊外」にある荒野を拠点とする「走り屋」。
リリース時点ではプレイアブルとしてパイパーとルーシーの2人が先行実装されていて町に顔を出すだけだったが、Ver.1.2の4章にて主役として登場する。
走り屋とは郊外に広く点在する人々が住む拠点エリアに物資を届けるなどをして生計を立てる集団及び企業。郊外の人々の生活を支える重要な仕事であり、日々他のグループと鎬を削っている。
4章の舞台となる郊外の旧油田エリアでは「ツール・ド・インフェルノ」という儀式も兼ねたレース大会が開かれており、そのレースの勝者が「覇者」となり、郊外での石油供給などの采配を決める権利が与えられる。ストーリー開始時点では別の陣営が覇者であり、カリュドーンの子は冷遇されている。
各地を転々として暮らしているが、現在はブレイズウッドという場所を拠点に活動を行っており、主人公もここを郊外での活動拠点とする。
なお管轄外地域の住人と言っても「不法居住のアウトロー」というわけではなく、許可を取れば大手を振って都内に出入りもでき、何ならVer.1.1でのイベントにてシーザーがバーニスを伴いメンバーの運転免許の更新申請のため治安局に赴いたりしていた。
メンバーのバイクにしてもちゃんと車検証があるようである。
無免許運転・速度超過・ナンバープレート外しの3連コンボを決めていた邪兎屋のニコの株は大きく下がった。
◇キング・シーザー
「チンタラしてねぇで、かかって来い!」
CV:佐藤利奈
属性:物理 特性:防護 攻撃タイプ:斬撃
カリュドーンの子のリーダーであり大将。運送会社「猪突猛進」の社長でもある。
一人称「オレ様」のワイルドな姉御肌。が、実は恋愛に興味があるなどの乙女な一面もあり、恋愛映画や少女漫画を好むが人前では誤魔化す。
義に篤い熱血漢で思慮が浅い、平たく言えば単純馬鹿なところがあり、「水を蹴った魚」など、ことわざや慣用句を誤解して覚えている。こういった経緯からルーシーには「名前の通り、頭の中はサラダのように単純」と罵られたりしている。
ツール・ド・インフェルノの発端となった英雄の伝説に憧れており、英雄のような強い存在を目標にしている。
ストーリーで言及されず、かつ盾を装備しているので気付きにくいが、左手は義手。
この義手はビリーの腕部パーツと互換性があるスペアであるらしく、よーく見るとディテールがビリーのものと同じである。
搭乗するバイクは前輪が2輪、後輪が1輪の、俗にいう「リバーストライク」と呼ばれるタイプ。
元ネタから大幅に改造されているので若干分かりにくいが、「Harley VRSCDK VROD」をリバーストライクに改造したものがモチーフと思われる。
3人目となる防護タイプにして、防護タイプとしては初のSランクキャラ。
片手剣+円盾という剣闘士スタイルで、でっかい得物を構えていた前二人に比べると盾は小さいが、ガード性能が悪いわけではないのでご安心を。
強化特殊スキルは例によってガード技となっており、ジャストガードに成功すると特殊なエフェクトが発生。この状態ですぐさま特殊スキルをもう一度使うと受けた攻撃を跳ね返す。
この時、「栄光の盾」という普通のシールドとは違う特殊なシールド状態が発動。効果中は戦闘に出ている(操作中の)味方に攻撃力アップとスーパーアーマー化といった強力なバフが付与される。
また、通常攻撃長押しには周囲の雑魚敵を自身に引き寄せる効果もあり、控えのアタッカーの為のエネルギーpt稼ぎやまとめて攻撃の準備など…チームの先陣を切ってメンバーを勝利に導くことの出来る超万能タイプ。あまりに万能すぎてシーザー編成のPTを使っていると回避が下手になるとも。ゼンゼロの鍾離。
名前通りユリウス・カエサルの「来た、見た、勝った」の捩りなどが見られるため、古代剣闘士がモチーフになっている模様。
あとストーリー中にプレイヤーが「シィィザーーァァァッ」となってしまうようなシーンがある。たぶんスタッフは狙ってる。
◇バーニス・ホワイト
「レッツ!スーパー火遊び!」
CV:高橋花林
属性:炎 特性:異常 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の燃料管理担当。また、バーテンダーでもある。
明るく能天気で、非常にオープンで人好きのする美少女……ではあるのだが、火炎放射器を愛用し、所構わず対象を燃やして解決したがるといったサイコな一面がある。がそれ以外はまちがいなく善人であり、大金を得てもみんなに奢ったり周囲の人間には優しくするなどしており、とあるモブキャラからも天使と例えられている。
ちなみに2丁の火炎放射器にはそれぞれ「ステア」「シェイク」と名前が付いている。
また、打撃タイプであることからも分かるように火炎放射器は持ち手が突起になっていてトンファーのようにも扱う事が出来る。
搭乗するバイクは「ハブセンターステアリングバイク」と呼ばれるタイプで、モチーフはおそらく「BMW R nineT Racer」。
昭和の特撮で仮面ライダーが乗ってるような流線的なフォルムのやつである。
また、パイパーの愛車「アイアンタスク」内にはバーの店舗一式が収まっていてトラックが停まっている時はバーテンダーとしてニトロフューエルを原料とした配合ドリンクを人々に振舞っており、味の評判はとてもいい。ただ、バーニススペシャルと呼ばれるオリジナルドリンクは決してオススメは出来ないとの事。
戦闘では両手に携えたその火炎放射器をそのまま使う。
「着火点」というバーニス独自のゲージを持っており、特殊強化スキルや終結スキルを使うことでゲージが上昇。これが50pt(ゲージ半分程)を超えるとバーニスは「スペシャルフューエル状態」になる。この状態で敵に各種攻撃をヒットさせると敵は「バーンド状態」というデバフが付与、この状態の敵に対して他のメンバーが攻撃をすると「着火点」を消費してバーニスのステータスを参照した炎属性ダメージ及び異常蓄積値が追加で発生するようになる。
要するに、一度攻撃を当てるとその敵への攻撃に追加ダメージを付与し続けるという一種のサブアタッカー。
そのため運用上は出場時間が短くなりがちだが、着火点をチャージする際の強化特殊スキルや終結スキルを使った時の火炎放射をぶっ放すのがとても気持ちが良く、ハイテンションな様子も相まって爽快感あるキャラクター。
余談だが、バーニス実装直前に動画サイト等でリリースされたPVがとても中毒性があり、運営もそれを理解していたのか後日に同BGMを使った1時間の耐久動画をも作られた。
最近では他のエージェントの重たい過去が明かされるPVに涙したプロキシが、癒しを求めてバーニスのPVに戻ってくるとか……
◇ライト
「無敗のチャンピオンが来てやったぞ!」
CV:高橋広樹
属性:炎 特性:撃破 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の戦闘員でチャンピオン。そしてリリースから初の限定S級男性エージェント。
「チャンピオン」とは郊外で頻発するチーム・派閥間でのいざこざを決闘で解決する際に選ばれるチーム内で1番強いとされるメンバーの事。ライトはその中でも無敗とされるチャンピオンで「カリュドーンの子の赤いマフラー」と呼ばれている。
…のだが、ほとんどの決闘は大将であるシーザー自身が勝手に受け一人で勝利してしまっているためライトの出番がない事もしばしば。そのせいでバーニスからは雑用係だと思われていたこともあったり、実際ルーシーにパシリをさせられたりしている。
とはいえ本人もチャンピオンとして毎日の如く決闘を申し込まれているらしく、お誘いのDMを送ると大体は喧嘩を終えた後。
また邪兎屋のビリーは先代チャンピオン「赤いマフラー」であるため、ライトは彼のことを「パイセン」と呼び、わざとらしいくらいの後輩口調で接する。
彼の前ではひたすらおちょくってるように見えるが、いない時は敬意を払った様子を見せたりもしており、ビリーが見せない本気の実力も知っているようだ。
キザな言動の伊達男だが、こうした扱い・振る舞いからわかるように態度がキザなだけでノリは良い。例によって交流イベントは距離が近い。
ライダージャケットに異名通りの赤いマフラーというヒーローチックな装いに加え、屋内や夜であっても基本的に外すことの無いサングラスも彼の象徴。これは本人曰く「血を(直接)見るのが苦手だから」とのことだが……?
かつては地下闘技場で最強を誇った戦士であったが、摩耗の末に先代リーダーに誘われカリュドーンに加わった過去を持つ。本人にとっては思い出したくない過去だが、郊外の荒くれ者にはかつての彼を知る者も少なくない。
戦闘スタイルは右手のガントレットを主に用いた徒手空拳スタイルで通常攻撃はジャブやキック、オラオラじみたラッシュを繰り出す。
彼の主役イベントでは
ベルトスクロールアクション風の視点で戦うミニゲームがあったり、技に
昇龍拳や
パワーダンクっぽいアクションがあったりと、そのへんの文化へのリスペクトっぽいところも。多分
中の人は関係ない……はず。
ライトは戦闘中の時間経過及びメンバーの強化特殊スキルのエネルギー消費によって「士気」ゲージが貯まっていく。これが一定値まで溜まった後に通常攻撃のラッシュを繰り出すと「士気奮発」状態となり、士気ゲージを消費した強力なラッシュに変わり敵に氷・炎属性ダメージの耐性ダウン及びブレイクした際の継続時間が3秒追加されるデバフが付与される。
またメンバーに強攻タイプか同陣営が居る場合、「士気奮発」状態のラッシュ効果に追加で味方全員の炎・氷属性ダメージを
最大で75%UPという破格のバフを与える。
実装時点で既に居た氷・炎属性の強攻エージェントであるエレンや11号、同陣営の炎属性であるバーニスやルーシーも支援役として好相性。
というかこの2属性のエージェントが新しく登場する度に彼の評価は上がり続ける。直後に控えていた最強と謳われた「雅」実装の為にライトガチャを控えたプレイヤーが悲鳴を上げるという惨事にもなっていた。
属性は限定されるが味方に強力なバフを与える支援タイプの様な立ち回りもでき、バフの恩恵は自身も含むので
強攻を使わずに自身で殴り続ける運用も十分可能。チャンピオンの名は伊達ではなく、またリーダーを影で支える彼らしい立ち位置とも言える役割となっている。
◇パイパー・ウィール
「乗ってくかぁ?シートベルトは締めとけよっ!」
CV:石見舞菜香
属性:物理 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
カリュドーンの子のトラックドライバー。バイパー(Viper)ではなく、パイパー(Piper)。
小柄でのんびり屋、常に気だるそうにしており「一緒にサボろうぜい~」など語尾を伸ばす話し方をする。
その見た目と言動とは裏腹に趣味は渋く、新聞でお馬さんのオッズを見定めたり、街中でトラックを見かけると目を輝かせるほどの大のトラック好きなど多彩な模様。
というか明らかに「人生経験豊富な壮年」といった感じの言動で、自分を年寄り扱いし主人公兄妹や同僚の面々を若者と呼ぶ。
一方でFairyは上記の趣味を「歳不相応」と言っており、本格的に年齢不詳である。
加えて一人称は普段は「あたし」だが、時折「こいつ」という、まるで他人扱いのような物言いをしたりと、なかなか謎の多い人物。
バイクには乗らない代わりに「アイアンタスク」という超大型トラックを愛車にしており、本人曰くカリュドーン陣営の中でも最長の運転暦を持っているとの事。本当にいくつなんだ・・・
その自称に違わず運転技術は相当であり、広い郊外の各エリアをあり得ない時間で移動しているらしく、乗り合わせた人は放心状態になってしまうとのことだが、目的地までは最短且つ安全に送り届けてくれる。
ストーリーでは逃走中にリア以外の三方を車で囲まれてしまい残ったリアも塞ごうと車が後ろから迫る中、ヒール&トゥで前に進んでるにも関わらずバックギアに入れつつ、180度スピンする高等テクニックを披露し敵の包囲から抜け出しつつ敵の車両4台を衝突させた。
戦闘では身の丈程もある巨大な斧を振り回す。
強化特殊スキルボタンを押し続けるとコマの様に高速回転し、ヒット毎に状態異常蓄積値を上昇させるバフで自己強化しながら物理属性の状態異常を与えていくスタイル。回転攻撃の範囲が広く、回っているだけで近づいてきた雑魚が勝手に巻き込まれて消し飛んだりする。
パリィ支援が得意で消費する支援ポイントが少ないという特徴があり、熾烈な攻撃を繰り出してくる強敵相手にもパリィを連発してブレイクゲージをどんどん蓄積できる。
「物理属性の異常キャラ」なのでブレイク値とダメージ値の両取り戦術も狙えるが、高速回転中は隙が大きいためやや状況や相手を選ぶ。
また同陣営か同属性が味方にいた場合、回転攻撃のヒット数が一定を超えると味方に与ダメージバフを付与してくれるバッファー寄りな立ち回りも出来る。
丈の短いタンクトップ姿で、立ち絵やゲーム内エージェント詳細で伸びをするポーズをしている影響もあり彼女のファンアートは脇を見せている構図ばかりだったりする。
◇ルシアーナ・デ・モンテフィーノ
「何に勝つかは重要じゃなくってよ、片っ端から勝ちゃあいいんですわ!」
CV:朝井彩加
属性:炎 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
カリュドーンの子の財務管理担当。
愛称はルーシーで、リナ同様に表記の使い分けがある。上述の名前はゲーム内でのエージェント詳細で見られる表記だがこれは正確なフルネームではなく、正確には「ルシアーナ・オクシスィース・テオドロ・デ・モンテフィーノ」と非常に長い。
「~ですわ」などのお嬢様口調のツンツンとした少女。ただ真っ当に上品な口調というより、所謂「ゲーミングお嬢様」的なぶっちゃけ気味のアレである。
そんなキャラだが知性派で、カリュドーンの子における貴重な参謀役。単純なシーザーとは口論になりがち、かつライバル視しており、決闘を申し込むそして負けることが日に2〜3回あるらしい。
イノシシ親衛隊と呼ばれるボンプと同じくらいのサイズの赤いイノシシ達を取り仕切っており、ヘルバ、アルボル、ラテレムと呼ばれている3匹は常にルーシーのお供として付き、戦闘時にも(時にバッティングボールとして)参加してくれる。
彼女のバイクは「チョッパーバイク」と呼ばれるカスタムバイクの一つで、元ネタはおそらく「YAMAHA Virgo」。
背丈こそ小柄な少女(リンより少し低いくらい)だが、暴走族スタイルのバイクを堂々と乗りこなす。
名前や口調、立ち振る舞いから育ちの良さが伺える彼女だが、実は新エリー都の名門と言われるモンテフィーノ家の娘。
高価な化粧品を愛用し、わざわざ新エリー都から取り寄せている。
金のことばかり考える父などの圧力を受けることに嫌気が差し、自由を求めて親元を離れ郊外へ赴き現在に至る。そのため実家からは捜索願いが出されている。
もっとも現在の彼女はでかいトゲつきのヘルメットを始め、全体的にかなりパンクな服装なのでたぶん実家の人間が見たら卒倒する気がする。
父親のことを「ビジネスとお金儲けのことばかり」と蔑んでいるが、一方で郊外でやっていくにもきちんと金を稼ぐ必要性があることを理解しており、他が良くも悪くもあまり頭を使わない面々なこともあって「カリュドーンの子」では参謀役、兼、経理を取り仕切る立場。
とはいえ実力行使が必要とあらば躊躇うことなくバットを振りかざしカチコミ突撃をかけることも辞さない豪胆さも併せ持つ。
高貴かつ気難しいお嬢様なのは間違いなく、演技で罵倒しあう際に少しでも優しさを見せたら不機嫌になったり本気になれない場合は苦言を呈する事も多々。
他方、前述の通り特にシーザーをライバル視しているが、シーザーが死んだと思われた時には号泣し、プロキシとの好感度イベントでもシーザーの名前を頻繁に出すなど実際のところは明らかにツンデレである。
戦闘では支援タイプだがトゲ付きのバットを振り回したりお供のイノシシをかっ飛ばす豪快なキャラ。野球しようぜ!お前ボールな!
アクションスタイルだけでなく、スキル名のほとんどがなぜか野球用語で占められている。
強化特殊スキルを発動するとお供のイノシシをバットで打ち出し炎属性のダメージを与える攻撃が特徴。
この攻撃が着弾すると追加でイノシシが2匹増員され計3匹のイノシシが戦闘ボンプのようにそれぞれの行動で敵を攻撃するようになり、さらに味方メンバー・ボンプ・イノシシ達に対して一定時間攻撃力バフを与える。
攻撃力バフの量自体はあまり高くないが継続時間は長めで、何度も発動を繰り返すことで真価を発揮する。
また、この強化特殊スキルは弾速が遅く発射から着弾までに若干のタイムラグがある独特の仕様をしており、交代と併せて使えば畳み掛けての攻撃が可。
強化特殊スキルをボタン長押しして撃った場合は着弾までの時間がより長くなるがイノシシの出現時間と攻撃力バフの持続時間も延びる。
派手ではないがバフとダメージをコツコツと積み上げていく戦いを得意としており、合間合間でルーシーの出場とバフ付与を挟むようにすることで総火力を上げられる堅実さが売り。
◇プルクラ・フェリーニ
「私は勝者にしっぽを振る――そして、勝者はいつだって私さ」
CV:藤原夏海
属性:物理 特性:撃破 攻撃タイプ:斬撃
郊外でフリーの傭兵をしていたスナネコのシリオン。プレイアブル初のケモノタイプの女性シリオンでもあり、敵として登場しながら後に味方となった初の例となる。
4章で固有のモデリングのあるキャラクターとして登場。劇中でのバーニスとの絡みもあり高い評判を呼び当時からプレイアブル化を望む声があったが、ver1.6にてめでたく実装となった。
金払いさえあれば手段を選ばずダーティに仕事をこなすが、狩猟本能からか直接戦闘を好むタイプ。
一方で代金に釣り合わない仕事・不義理な依頼主とあらば見切りをつけるのも厭わないドライな観点を持つ。
4章で敵対勢力であるトライアンフに雇われカリュドーン及びパエトーン達と対立していたが撤収後にバーニスに勧誘を受け、その後に仮加入という形でカリュドーンの一員となった。
性格が性格なので連中の「アホまみれ(ルーシー談)」なノリには付き合いづらい模様。とはいえ社員研修と扮した彼女の歓迎会も兼ねた配達イベントでは結果まんざらでもなかったようで、メンバーに馴染むのは時間の問題でもある様子。
実装前に公開されたPVがオイルマッサージでやたらエロいと話題。というか韓国公式では動画が消されるレベル。
また普段からマスクを付けておりボイスも籠もった音声となっている。作中では上述のPVや心象映画での完凸による絵柄など、一部の限られた場面でしかマスクを外したシーンが無く、外したバージョンでも使用したいと要望があがっている。
強化特殊スキル、連携、支援突撃、終結スキル各種を使う事で「猟歩」状態に入り、
この状態で味方に交代すると味方の特殊スキルが命中した時に控えから「追加攻撃」の支援攻撃をしてくれる。
いかに出場短く「猟歩」に入れるかが肝心となり、またクイック支援での交代が左側のエージェントに交代するという仕様上、使用感としてはセスに似ていて敵の攻撃を回避支援での交代→支援突撃を行って「猟歩」を獲得→クイック支援でメインに交代、というのが主な流れになるか。
ただし良くも悪くも「猟歩」攻撃の回転率が高く、補充の為にと頻繁に回避支援を行っていると支援ポイントが枯渇しがちとなり、ここぞという時に敵の攻撃に対して支援交代が出来ないという事になりかねないので注意が必要。強化特殊スキルや終結スキル等も織り交ぜて柔軟に対応しよう。
〇
真紅のモックス
カリュドーンの子のボンプ。垂れた耳とブタの鼻を持つイノシシのような見た目をしている。
なお、何かとイノシシが絡んでくるのは、ギリシャ神話の「カリュドーンの猪狩り」のカリュドーンから来た名前だからだと思われる。
ボンプは電気で動いているが、郊外のボンプは燃料で動いているようである。
戦闘では
車輪が大きい一輪バイクに乗り、敵に向かって突撃する。
対ホロウ六課
「H.A.N.D.」という組織直属の武装遊撃部隊であり、その名の通り対ホロウ・対エーテリアスに関わる戦いを担うエキスパート集団。
正式名称は「対ホロウ事務特別行動部第六課」。特別行動部隊は上層部に忠実かつ厳格な軍人らしい組織なのだが、
六課に関してはその常識が通じず隊員のいずれもが己の信念を翻す事なく戦う。
脅威を排除する立場かつ容姿端麗なメンバーであることからか数多くのファンがおり、職務などで都市部に出勤した際はまるでアイドルが如く人だかりができ、インターノットでは騒ぎが起きる。六課のメンバーも可能な範囲でファンとの交流も欠かさないことが求められている。
もう一つの秩序側組織ということでパエトーン兄妹はこちらにも正体を明かさぬよう注意を払っているが、
一方で因縁深い「零号ホロウ」を調査する上では避けられぬ存在として協力を申し出る事になった。
イアスの性能もあって幸いにも能力は買われ、戦力として欲しがられている。
リリース時には蒼角のみが先行で実装されておりしばらく一人きりだったが、ver1.3で月城柳が実装され、ver1.4で残り2人が実装。
Ver1メインストーリーの大トリを飾る5章の主役を担った。
ちなみに蒼角以外の3人は本作では珍しく漢字フルネームの日本人名なのも特徴で、蒼角も英字表記が「Soukaku」と日本語読みで、明確に日本的なグループとなっている。
衣装のイメージから新撰組がモチーフと予想されている。
◇星見雅
「掌を 硯と変じ…この後は忘れたな」
CV:小清水亜美
属性:霜烈 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
対ホロウ6課の課長。キツネのシリオンで身長は耳を含めて170cm。朱鳶とは友人。メロンが大好物。
かつてホロウ災害が発生した際、未曾有の災害を鎮圧した傑物「虚狩り」の一人、星見家三代目当主の子孫であり、本人も優れた功績により「虚狩り」の称号を最年少で授与している。
戦闘能力は作中最強格であるが、6課の事務仕事や報告会議は苦手どころかやりたがらず、刀の手入れや「断固として報告会には出ない修行」などその場で思いついたような変な修行でやり過ごそうとする。その他天然ボケをかますなど抜けているところも散見される。
使用する武器は代々受け継いできた妖刀「骸討ち・無尾」。しかし鞘の機能により刀の力は制御されており、ほぼ普通の名刀となっている。
初期案→本編イラスト→3Dモデルで胸のボリュームが明らかに盛られていっている。(なお初期案はかなりスレンダー)
また公安であるH.A.N.D.とはまるで縁の無さそうな邪兎屋のニコとはまさかの面識があり、過去にニコの口車に乗せられて無尾を盗まれてしまった事がある。すぐに返却されたようだが以降も何かと交流が続いているようで彼女からは「御武家ギツネ」と呼ばれている。
+
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星見家と彼女の受難について |
星見家は代々骸討ち・無尾を受け継ぎ、剣豪を輩出してきたがそれはほとんど妖刀の力によるものだった。星見雅は幼い頃から刀の才能を見出されており、本人も歴代当主のように戦うつもりであった。しかし両親特に母親は普通の人生を歩むことを望んでおり、雅が刀に興味を示す度に「野菜を残さず食べる修行」など即席で作った「変な修行」で気をそらしていた。しかしある日ホロウ被害に遭遇。周囲をエーテリアスに囲まれ、母はすでにエーテリアス化の兆候が見えていた。雅だけでも助かるようにと母は妖刀を雅に握らせて介錯させた。妖刀の力と剣術により窮地は逃れたが彼女は心に深い傷を負うこととなる。
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ホロウ内では一つ目の人魂のようなものが現れる。目にした人からは目玉のシリオンなど言われていたが、制作秘話により刀の鞘に封印された精霊のようなものと説明された。名前は無尾ちゃん。
属性「霜烈」は彼女のみの専用属性。と言っても「氷属性の派生」的な扱いとなり、ダメージ計算及びバフ効果は同様。
霜烈専用の状態異常蓄積値ゲージがあり、星見雅が霜烈属性のダメージを与えると、敵に霜烈属性の状態異常蓄積値が蓄積され、それにより氷属性と同じ「凍結」「砕氷」に加え、氷属性版より効果時間の長い「霜寒」と、付与時に追加ダメージ+パーティ全体の状態異常蓄積効率が上がる「霜灼」を敵に付与できる。
さらに「氷とは別属性扱い」というのがミソで、他キャラの氷状態異常とでも「混沌」が発生できる。
また固有リソース持ちで、これは強化特殊攻撃や相手を霜烈属性で凍結させる、任意のエージェントが混沌を発生させるなど特定の行動で獲得できる。このストックを最大値の6消費することで繰り出せる溜め通常攻撃は超広範囲・高威力の上、チャージ中から出し切りまでの長い無敵付きと無法の一言。
攻撃範囲の広さからくる利便性に加えて異常アタッカーなのに強攻ばりの単純火力を併せ持つ、最強の「虚狩り」に相応しい性能を持ったエージェントである。
◇月城柳
「ご心配なく。六課はこうした状況のプロです」
CV:名塚佳織
属性:電気 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
対ホロウ6課の副課長。
物腰は柔らかく、格好はシャツに短めのタイトスカート、靴はハイヒールと姿や立ち振る舞いはまるで出来るキャリアウーマンか秘書の様だが、6課に所属している通り戦闘のエキスパート。また前線では他課部隊の指揮系統も行っている。
ちなみにver1.4(予告されたver1.5も含めた)時点のエージェントの中では唯一の眼鏡キャラ(ゴーグルとサングラスはいる)。
戦い以外はてんでダメな課長こと雅、仕事はデキるのに何かと理由をつけては休暇ばかり申請してくる浅羽隊員、そもそも字の読み書きすら学習中の蒼角……といった面々に囲まれているのもあって6課の事務関係を一手に担う存在。
本人はそれを苦労と思わない根っからの仕事人間だが、逆に心配になる域である。
過去に防衛軍に所属していたこともあったようで、その時にまだ幼かった頃の蒼角と出会い、またその一連の出来事によって鬼の一族と密接な関係も築き上げている。今は蒼角の保護者でもありとても可愛がっていて蒼角からも「ナギ姉」と強く慕われている。
モデルは鬼の副長・土方歳三だと思われる。好物も彼に倣ってたくあん…ではなく
マヨネーズ…でもなく
あんぱん。
おなじくあんぱん好きな「トリガー」とは出会っていないようだが、どうもライバルとして意識している様子……。
戦闘は持ち手を伸縮自在に変形が可能な特注の薙刀「骸薙ぎ」を高速で扱う異常アタッカー。ハイヒールでどうやってあんなに動けるのか。
特殊スキルを短押しすることで通常攻撃の動作が変化し、居合斬りの如く素早く刻む「上弦の構え」と大きく薙刀を振り回す「下弦の構え」を攻撃の合間に切り替えながら、各構えを変更した際に付与されるバフを維持しつつ相手に電気属性を与え「感電」状態異常を狙っていく。
そして状態異常中の敵に対して強化特殊スキル(特殊長押し)及び終結スキルで敵にダメージを与えると「極性混沌」という大ダメージが追加発生するので、戦闘では素早く状態異常を発生させて強化特殊スキルでガンガンダメージを与えていくことがメインとなってくる。
ついでにこの「極性混沌」、別枠といいつつキッチリ「混沌」の一種として扱われており、雅の編成コアパッシブの条件を満たしている。雅の主力攻撃である溜め通常攻撃用リソースがもりもり溜まるため、まさに彼女の右腕に相応しい活躍を(場所を選ばず)見せてくれる。
その一方で、色々と絡みの深い蒼角とはコアスキルの関係上、残念ながら相性はお世辞にも良いとは言えない。それでもメンバー交代をしたときの二人の専用の掛け合いボイスは必聴。
もっとも雅を加えれば柳と蒼角それぞれで雅をサポートできるため一転して最高の面子となり得る。六課の実力を見せつけてやろう。マサマサは青衣治安官と組んでもらおう
余談だがこの薙刀、柄の根元に時計が付いており、彼女のエージェント詳細画面で武器を構えているシーンを見ると現実時間と同じ時を刻んでいたりと芸が細かい。
◇浅羽悠真
「こう見えて僕、めちゃくちゃ弱い!」
CV:柿原徹也
属性:電気 特性:強攻 攻撃タイプ:刺突/斬撃
対ホロウ6課のサボリ魔斥候。
黄色の鉢巻と金色の瞳、首に巻いたチョーカーが似合う青年。名前の読みは「ユウマ」ではなく「ハルマサ」。ファンからの愛称は「マサマサ」。
誰に対しても飄々とした態度を崩さず、会話をすれば皮肉が絶えないお調子者。
6課内でも何かとつけては様々な理由で副課長の柳へ休暇申請(からの却下)をしたりと普段を知る一部の人からは彼の評価はあまりよろしくないことも。
しかしそこは6課のメンバー。幼い頃や仕官学生時代は天才や神童と呼ばれていて、頭の回転も早く、戦闘面についても課長の雅本人から直々に6課への招集が掛けられたほどで、なんだかんだ課内メンバーからの信頼は厚い。
本人もそんな「仲間」達への信頼は厚いが、そうじゃない人間には冷徹に振る舞う。
幼い頃には師と呼んでいた人から様々な事を教わっており、中でも弓の扱いの才能にとても長けていたとのこと。
特務捜査班のセスとは学生時代の顔見知りで先輩にあたり交流もあった様子。ただ超が付くほど真面目な性格のセスと皮肉屋の悠真とは互いに折り合いが悪く、セスは彼を苦手としている節があるが、悠真はそんな彼をからかいながらも治安官として高く評価している。
腰に差している二振りの刀を組み合わせることで弓としても使える武器で、遠近で立ち回る強攻タイプ。
雰囲気といい得物といい、声が放浪者のタルタリヤである。
完全裏運用特化の電気強行。通常攻撃は弓でのスタイリッシュ連続射撃を行い、長押しすることで弓を引き絞りTPSのような射撃も出来る。また通常攻撃や強化特殊スキル、連携スキルなど特定の攻撃行動を行うと「電壺」という雷球がフィールド場に発生する。この時に上述の通常長押しの射撃で敵にダメージを与えると同時に「電壷」が対象に向かって跳んでいき、ヒットすると敵には「十文字(X状の模様)」の印を、悠真にはヒットした「電壺」個数分の「囚電」バフを獲得する。そして「囚電」状態の時に「十文字」が付与された敵へ特定の攻撃後に通常攻撃もしくはダッシュ(回避)攻撃を行うと「囚電」を消費して特殊な行動に変化、相手の懐に一瞬で近づき超強力な剣撃を繰り出す事が出来る。
…とまぁ説明だけだとかなりややこしそうに見えるが、要するに各攻撃によってフィールドに雷球が出たら通常長押し射撃で相手にマーカーを付与し、強化された通常攻撃でぶった斬ろう!!がコンセプト。電壷は敵ブレイク時の連携スキルや状態異常発生時にも発生するので、追加コアスキルの条件にもなっている異常・撃破メンバーに適宜切り替えながら電壷を生み出して畳み掛けよう。
+
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「…安心しなよ、まだ当分は死なないからさ」 |
上述のようにメイン4章までで彼が登場してきたエピソードでは、気だるげで嫌味の多い、仕事もサボってばかりな印象を強く押し付けさせられていたが、対ホロウ6課の残りのメンバー実装が近づくにつれて順次公開されてきた紹介PVには彼が咳き込み大量の錠剤に埋もれる描写や、自身がエーテリアスになってしまうという悪夢を連日見続けるエピソードPVなどが出てきてプレイヤーを戦慄させた。
事実悠真は幼い頃からエリー都でも稀な疾患を持っているようで、首のチョーカーも当時打たれ続けた注射跡を隠すため。エーテル適正の高いエージェントの中でも劇中ではホロウ内で一人辛そうにしていたりするシーンも見受けられる。
そして実装後、親密度により解放されるプロフィールにより持病があることが明かされた。病名は「エーテル適性減退症候群」。常人より高いエーテル適性を得るが虚弱体質になり、末期には激痛と共に死に至る。エーテル適性もなくなるのでもしホロウ内で発症した場合エーテリアス化するというもの。現時点で治療方が確立されていない難病であり、過去の患者も最高で26歳までしか生きていないという。
月城柳も休暇申請を却下するのは明らかな仮病だからであり、柳のスケジュールには悠真の健康診断を入れており、ホロウ探索中に悠真が咳き込んだときは心配していた。
以上のことから、モチーフ元は沖田総司であると言われている。
病の件だけでなく、悠真の誕生日が沖田の命日と同一・沖田の諱が「春政」であるなど共通項が多い。
|
限定S級エージェントでありながら、実装されたVer1.4の期間中にログインするだけで無料配布されるという大判振る舞いがなされていた。
◇
蒼角
「ずっとお腹いっぱいでいられたら、蒼角は幸せだよ~」
CV:Machico
属性:
氷 特性:支援 攻撃タイプ:斬撃
サービス開始時点で対ホロウ6課唯一の実装キャラ。天真爛漫で印象に違わぬ愛嬌のある少女で役職は戦闘員。
どうやら教育を受けていないようで小難しいことは苦手らしい。
一方で純粋さゆえに時々真理をつくこともあり、考えているのか考えていないのか侮れないところもある。
超のつく食いしん坊で何かと食べ物のことばかり考えており、探索依頼中や戦闘ボイスも食べる事ばかりである。
「カツ!モツ!ザン!」
あるイベントではヴィクトリア家政のリナの料理を食べた。しかも「故郷の味を思い出す」と感動の涙を流すほど美味しかったらしい。
故郷の食生活どうなってるんだ…?
青い肌に角という人間ともシリオンともつかぬ不思議な外見をしており種族が不明だったが、同陣営の柳の実装が決定した際にyoutubeで公開されたエピソード「鬼に守られし人」にて見た目通りに「
鬼」という種族である事が判明した。
同様にシリオンとは違うと思われている天狗の小人のような見た目のチョップ親子に関しては未だ不明だが、角がないので彼らはまた鬼とは違った種族の可能性も。
鬼の里に住んでいた頃は「ねぇね」と呼ばれる鬼の族長と共に暮らしていたが、現在は柳と同棲中。毎日のご飯やお弁当なども柳に作ってもらっているようだが、量が足りないのかヘルシーすぎるのか、こってりした食べ物を所望したり夜中にコッソリ街に出てご飯を食べているようだ。
戦闘時には、旗のような中華包丁のようなデカい刃物をブンブン振り回す。
攻撃動作が全体的にもっさりしており、技1回にかかる時間が全体的に長いのが特徴。
そのぶん火力は高く、ブレイク性能も高く、あと攻撃範囲も広い。ついでに攻撃中はスーパーアーマーが発生するため中断されにくいというおまけつき。
また、特殊強化スキルを敵にヒットさせることで「渦潮」を獲得し、渦潮が3つ溜まった状態で特殊スキルを長押しすると武器が軍配の様な形状になり「旗揚げ」が発動。この時、味方全体への強力な攻撃力(+追加コア効果で氷属性ダメージ)アップバフとダメージと状態異常値(氷)と集敵効果を一気に発動する。
サポーターである支援エージェントとして優秀であるのは上記の通りながら、旗揚げ後は蒼角自身の攻撃速度も一時的に上昇するためサブアタッカーとしての役割までこなすできる子。
ただし、攻撃中のスーパーアーマーはライカンのものほど強力ではないことが弱点。
技の途中であってもダメージを受けない訳ではなく、敵の大技が来ればキャンセルもさせられてしまうため、HPを削られやすい。
威力に任せたゴリ押し戦法に頼るとすぐ戦闘不能になってしまうので、HP管理に気をつけたい。
〇
ガリバー隊員
対ホロウ6課の補佐のボンプ。タクティカルベストとゴーグルを装備した特殊部隊のようなボンプ。貫通弾で敵を攻撃する。連携スキルでは
わざわざドアを立てかけ、そのドアを蹴破った上で発砲する。こだわりらしい。
スターズ・オブ・リラ
新エリー都の政治経済を牛耳っている企業集団、通称「TOPS」内のエンタメ企業「帝高」に所属する芸能陣営。
陣営とはいうがメンバーは現状、人気歌手のアストラと彼女を警護するイヴリンの2人(とボンプ1匹)のみ。
ホロウやプロキシとは縁もなさそうだが、とある出来事から偶然知り合ったパエトーンに助けてもらった事で彼女に信頼されたのか、5章の後日談となるストーリーでアストラ本人とデートする出会うきっかけが生まれた。
陣営名のスターズ・オブ・リラとは、アストラがデビューしたてのまだ人気も出ていなかった時代にリリースした曲名。他陣営のような正式な所属名として使われているのかは不明。
◇
アストラ・ヤオ
「この歌を世界に捧げるわ!」
CV:
遠藤綾 MV:
May'n
属性:
エーテル 特性:支援 攻撃タイプ:打撃
「エリー都随一の歌姫」と謳われる新エリー都で有名な歌手兼女優。またの名を「デタラメチャーハン」
チケットは「販売開始1時間前からログインできない」「一流大学の入試並み」と言われるほどの競争率。
冷徹で孤高な女王様のような性格。というのは「帝高」が印象付けたキャラクター像であり、実際は天真爛漫で非常に活動的な子供っぽい性格。度々事務所やロケ先からこっそり抜け出して警護のイヴリンを困らせたりディレクターからカンカンに怒られている。なお街中を出歩く際は当然変装をするのだが、サングラスを掛けているだけ。本人はこれでバレないと思っている。
専属マネージャー兼警護のイヴリンとはとても仲がよく、「イヴ」と愛称で呼んだり彼女も普段は「お嬢様」と呼ぶようにしているが言動など非常に近い距離感で接している。
幼少期にホロウ災害を経験しており、自分も含め大切な人を失う様を目の当たりにした。しかしそんな絶望下で流れてきた大スター「ヨラン・デウィンター」の音楽や自分の歌が皆の励ましになっていたことから自分もヨランのような皆を励ます歌手になることを目指すようになる。後年ヨランは2つの会社の権利主張によりライブがなかなか開催できない状態になり、そのまま命を絶ったが、アストラは自分が有名になった今でもヨランへの尊敬は変わっていない。
「アストラーズ」と呼ばれる数多くのファンがいるが、その知名度故か、所属事務所「帝高」がTOPSのスポンサーであることもある故か、「大資本のお神輿」と言われたりヨランと比較されるなどのネガティブな論調も少なくない。
天性の才とも言われる彼女の声には特殊な波長が秘められており、歌声で人々を魅了するだけでなくエーテルに対する適性も高い。この性質を活かし、「TOPS」がオーダーメイドで作成したステージマイク「ヘミオラ」を使い波長を増幅させることで、エーテル燃料を動力とした機材を魔法のように操ったり、時にはエーテリアスを撃破することにも活用している。
戦闘はその歌声を使った攻撃が可能だが、主な役割は味方へのバフ。特殊スキルを使用することで「歌唱状態」となる。
効果中アストラはその場で歌い続け、自動でエネルギーを消費して味方に高い攻撃力値と与ダメージバフを与え、残り2人のエージェントは一定時間ごとに普通の交代ではなくクイック支援を行いながらの相互の交代が可能となる。また、効果中はBGMもアストラの歌が上書きする。
彼女の歌声でバフを撒き続け、強化された残りのメンバーで敵を畳み掛けるというまさに支援タイプの鑑で、どこにでも採用できる汎用性と影響力を持つゼンゼロ屈指の万能サポーター。
戦う歌姫&遠藤綾氏の組み合わせはアニオタ諸兄なら真っ先に
某銀河の妖精を思い浮かべるはず。
え、もう15年以上前だから知らねーよって? それmiHoYoの前でも言えんの?
そして実装から数日後、Youtubeで公開されているアストラの紹介MV『楽園夢遊記』を
May'n氏にカバー歌唱いただいたことが発表されるという明らかに狙ったかのような采配が行われ、ファンからは「オタクを理解しすぎている」と絶賛された。というか上述の性格の設定といい、miHoYoさんそのまんま過ぎません?
◇イヴリン・シェヴァリエ
「この死線をくぐれる者はいない!」
CV:日笠陽子
属性:炎 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
アストラのマネージャー兼護衛。仕事だけではなくプライベートのサポートも行う。アストラを「お嬢様」と呼び慕うが、勝手に街に繰り出すことや新曲の制作がなかなか進まないことには手を焼いている。
職務上表舞台には立たないが、女優に間違われるほど美人であり、アストラと同等かそれ以上のものをお持ちな上、身体のベルトでさらに強調されている。冷徹な印象を受けるがアストラの歌の前では顔がほころび、彼女のわがままなお願いを断りきれない時もある。
本人はクールで冷静な女性である一方、お酒で酔うと凄く酒癖が悪くなる。幸い大量に飲んだりしない限りは酔うことはないものの、酔った状態でも覚えてるらしく半分本気で口封じしようとしてくる。
以前からプロデューサーや助監督のキャリアがあると言われているが…?
体術の他、紐の先に刃物(鏢)を取り付けた縄鏢という武器を使って戦う必殺仕事人。攻撃すると「燎火」というポイントを蓄積し、一定値溜まるとポイントを消費して攻撃が分岐する。
特殊スキルを当てると敵が「纏わりつく牽制」状態になりイヴリンから敵に糸が伸びる。その状態の敵に特殊スキルを当てると「縛裂式・Ⅰ型」や「縛裂式・終型」を発動する。
終結スキルを発動すると羽織ったコートを脱ぎ捨てさらに露出度を上げ、「炎舞覚醒」状態に突入し、「燎索ポイント」を1pt得る。
コアスキルなどによる自己バフが連携スキルと終結スキルの強化に重点が置かれており、如何に上述の燎索ポイントを使った特殊な連携スキルや終結スキルを叩き込んでいくかが彼女を活かす鍵となる。
〇カチャコ
スターズ・オブ・リラに所属するアストラ専属のボンプカメラマン。
プロ意識がかなり高く、とても前衛的な写真を撮ることで有名。そのため読者からは色々な意味で評判となっているが、アストラはその個性的な撮影をとても気に入っている。
バトラーやアミリオンといった支援タイプ型のボンプだが、彼らとは違う点はボンプ初となるエージェントへ与ダメージのバフという直接的な攻撃支援を行うこと。連携スキルではカメラのフラッシュで攻撃する。
選択時の声がやたらオタクっぽい。
アストラ達が実装されたVer1.5どころか顔見せより更に前のVer1.3の期間限定イベントにて初出。アストラは正体を隠しつつこのボンプを遠隔で操作しながら行動していたところ、偶然パエトーンと接触することになった経緯がある。
モッキンバード
新エリー都の影で活動していたという怪盗団。信条は「裕福層から奪った金品を市民に分ける」いわゆる義賊の類。
インターノットでは伝説となっているが、既に活動を終えて久しく、その為か稚拙な模倣犯も多い。
だが解散したわけではなく、力を蓄えている状態であった。
かつてはライカンも所属していたが、事情があって脱退している。
Ver1.6のメインストーリーからヒューゴ、ビビアンが主演として登場し、Ver1.7にて二人とも実装となった。
西洋の妖怪や伝承をモチーフとしており、嘗てメンバーだったライカンはホラー映画モチーフのあちらとのダブルミーニングとなっている。
また、今のところだが実装キャラはとあるキャラに非常に熱心という共通点がある。怪盗なのに心盗まれてる。
◇
ヒューゴ・ヴラド
「能のないやつほどきまってよく囀るものだ…どうか許してやってくれたまえ」
CV:
福山潤
属性:
氷 特性:強攻 攻撃タイプ:斬撃
モッキンバードのリーダー。
リリース時からライカンのエージェント秘話やVer1.5のイベントでちょくちょく顔を出していたが、Ver1.6から本格的に物語に絡んでくる。
金髪で紫のスーツに身をまとった優男であるが、エルフのような耳を持っており、何処か吸血鬼のような外見をしている。ファミリーネームも直球そのもの。なおCVは当然ながら
中二っぽくて左目が赤くて世界の変革と復讐に生きる人や
別の怪盗を連想する人多数。つーか狙ってる。
某歌姫といい日本語版の声優から決めてキャラやストーリーを作っているのだろうか・・・?
舞台役者のような気取った喋り方をし、話術で翻弄しながらもお宝を掠め取ろうとする悪質な男である…が、彼の言う「お宝」とは単なる価値のあるものではなく、その物品に宿った物語によるものというポリシーを持っている。
またそういった「怪盗」とは無関係の人間を巻き込むことは基本的には好まず、善良な人間に対しては心優しい青年でもある。
ライカンとは幼馴染であり、モッキンバードは他ならぬ彼ら2人によって立ち上げられた。
だがある時ヒューゴは、2人の親代わりにして師匠だったジャックの信条である「命にだけは手を出すな」という誓いに背き過去の復讐目的でとある富豪の一族の命を奪ってしまい、それを見かねて市長の側近に移ると宣言したライカンと決裂。なお、ライカンが目と足を失った時期としてはこの青年期の頃ではないかという予想が一部ファンの間で立っていたが、正確な時期と理由は未だ不明となっている。
ヒューゴはライカンを「敵である富裕層の市長達へ寝返った裏切り者」、ライカンはヒューゴを「師匠の誓いを破り殺人に手を染めた裏切り者」と憎む関係になり、本編まで再会することもなかった。
そうした経緯もあり、対面すると2人とも普段のキャラが抜け落ちて当時のケンカ仲間の少年のようになることもしばしば。
この件には互いの行き違いも少なからずあり、ストーリーを通して少しづつ和解し合い軟化していったが、皮肉を言い合うのは相変わらず。
パエトーンの2人とは良好な関係を築くが、良くも悪くも自分の考えを煙に巻く癖や、何も言わずに騙すことも多くあり、信頼はできるが信用は出来ない立ち位置。
とあるストーリーの後半では敵として戦うこともあるがジェーンと同じくパリィしてくるほか、今まではプレイヤーの特権であった極限回避(スローモーション化)まで使ってくる難敵。
2人目となる氷属性の強攻で、持っている鞄を大鎌を始めとした様々な武器に変化させて戦う。
本作の戦闘システムの特徴でもある敵ブレイク状態を自身の攻撃によって自発的に強制解除させるのが特徴。
これは、敵のブレイク状態を解除する代わりにブレイクの残り時間に比例した分を追加ダメージとして換算させる「累算」という効果。
なので従来のように「ブレイク中の敵を効率よく時間いっぱい殴ってどれだけ多くダメージを出すか」ではなく、「敵がブレイクしたらどれだけ速くヒューゴの攻撃でブレイク解除して大ダメージを出すか」という新しい戦術が必要となる。残り時間によるダメージ倍率も1秒単位でゴリゴリ下がっていくため、相手のブレイクゲージ管理やそれまでに他メンバーによるヒューゴへのバフ付与などを考える必要があるため中々に忙しい。
そのため素早く敵をブレイクさせることが出来る撃破エージェントとの組み合わせが推奨されており、コアスキルも編成した撃破エージェントの人数で攻撃力が大きく増加する設計となっている。撃破特性で氷ダメージバフ、さらにブレイク時間を延長させてくれるライトとは最高の相性を持つ。勿論因縁のライカンとも相性抜群。コイツ男とばっかつるんでるな。
同属性・同特性のエレンは基本表に出てダメージを稼ぐ戦闘スタイルで、ヒューゴは完全に裏運用でのアタッカーとなっておりキチンと棲み分けもされている。
戦闘中に颯爽と現れてはターゲット(のブレイクゲージ)を奪って忽然と消える、まさに怪盗モッキンバードらしい立ち振る舞い。
◇ビビアン・バンシー
「それが…わたしに見えた未来。「パエトーン」様ーー」
CV:水野朔
属性:エーテル 特性:異常 攻撃タイプ:斬撃
モッキンバードの一員。
傘を手放さない物静かな少女であり、やや紫がかった赤い目に尖った耳、縦ロール、黒いネイルに、ゴシック調のドレスなど、ヒューゴとは別ベクトルの「吸血鬼っぽい出で立ち」である。だがなぜか脇だけガッツリ開いていて横乳がすごい。
ただし名前の元ネタである「バンシー」は人の死を予言する妖精のこと。
傘は武器でもあり、仕込み杖のようにレイピアを抜けるようになっている他、イベントムービーでは傘を開いてシールドにする場面も。
一見クールでドライなお嬢様に見えて、普段は様々なバイトを掛け持ちしていたり、落とし物を頻繁に治安局に届けたりと心優しく、活動的なしっかり者である。まぁ怪盗団の一員のくせに気軽に治安局に足を運ぶのはクソ度胸の域だが…。
口癖は「~なのです」。特に良い事があると「グーなのです」と言う。カワイイ。
だが彼女には秘密があり、1つはとある特殊能力。この能力のせいで人々から忌み嫌われ、どこにも居場所がなかった。
しかしヒューゴに拾われ、他にも得難い出会いを得て生きるための強さを身につけ、今では「自分のことが好き」と言えるようになった。
ヒューゴとはそこまで深く踏み込んだ仲でこそないが、恩人であると共に兄のように思っており、ヒューゴもビビアンを妹のように思っている。
そしてもう1つがパエトーンの限界ファン。
パエトーンの事となると早口オタクと化し、自作グッズまで作っている他、インターノット上でもいつも愛を叫んでいるパエトーンガチ勢の存在が知られているほど。
Ver1.6にて実装されたドライバディスク「パエトーンの歌」に記載された歌詞は、彼女が書き上げた怪文書と見て間違いないだろう。パエトーン様を悪く言う輩はグー(物理)なのです。
勿論Ver1.6ではそんなパエトーン本人と邂逅するが、眼の前の世間知らずのお人好しがそれだと見抜くことは出来ず「同じくパエトーンのファン」と認識する。
が、後にホロウ内での手腕を目の当たりにして本物のパエトーン様だと気づいてしまい、そしてヤツは弾けた。
ヒューゴがガチ困惑するレベルでパエトーンへの愛情が溢れ、隙あらば二人きりになろうとするのは序の口であり、
ストーリーの出来事を経てリミッターがぶっ壊れたのか、お上から報酬が貰えると知った際には挙式の準備を要求、
「用意はしたがするのかよ脅迫・監禁・意識混濁中などに同意を取るのはダメ」という当たり前の釘を刺されて動揺を見せたり、
パエトーンを盗撮してたり服の匂いを嗅いでたりストーカーしてたりとだいぶ犯罪的行為に手を染めている。いや元から怪盗として染めてるんだけど。
また個人ブログの内容からFairyに「コイツは隙を見せたら夜這いして来そう」と厳重警戒される等、もはや限界オタクというよりガチ恋勢である。
同担OKのスタンスを称してはいるのだが、いざ出会えた本物と他人が親しくしているとなるとさすがに別問題なのか嫉妬心も剥き出しに。
…とはいえ、友達と遊んでるときにパエトーンと出会った場合でも前者を優先するなど、決して自己中心的な人間ではない。
むしろその他人に優しい性格が皮肉にも今の彼女を作り上げてしまったわけだが…。
失意の底に居た時、たまたまインターノット上で「不幸を呼ぶ少女(=ビビアン)」についての噂話をしているスレッドを見つけてしまい、
自分を知る者だけでなく見ず知らずの人にさえ誹謗中傷され忌み嫌われていることに絶望し、もはや命を絶とうと思ったその時、通知された一つの書き込みがビビアンの心に希望を与えた――その投稿者こそがパエトーン(主人公の方)だった。
……当人にとっては、今更思い出すこともできないような何気ないネット上の書き込みだったのだが。
褒め称える時は「最強プロキシ・パエトーンの偉大さ」を強調しがちであるが、心打たれたのは純粋に人間性の部分なのである。
ビビアンが前を向いて生きるようになり、怪盗稼業以外にも人間として成長するに至れたのも、パエトーンにいつか出会えることを夢見てのことであり、
まさに「推しのおかげで生きていける人/推し活で健康になった人」の類であると言える。
なおパエトーンとしては当然兄妹両方激推ししているのだが、前述のガチ恋感情を向けているのは主人公側のみである。その理由はストーリーを確認されたし。
初のエーテル属性異常エージェント。
傘での刺突や、
スカート内部のバーニアでしばらく浮遊して落下攻撃をする。
各種攻撃を行うことで獲得できる専用スタックを溜め込んでから控えに回り、別のキャラが強化特殊スキルを当てたり状態異常を付与したときにスタックを消費して控えから攻撃を行う。
真価はこの攻撃が状態異常中の敵に命中したときで、「狂咲」という追加ダメージを与える(柳の「極性混沌」に近い)。
運用としてはバーニスに似た感じで、適度にパリィ支援やクイック支援で表に戻り、スタックを確保して他の異常エージェントにバトンタッチして「狂咲」を与えるのが役目。
異常同士で組むことを推奨したデザインである。そのため強攻撃破固め推奨のヒューゴとは全くシナジーがなく、コアパッシブの追加能力条件も「異常か同属性」で陣営を参照しない。
ちなみにジェーンと組んだ場合、彼女が会心強撃を与えた場合は「狂咲」にも会心が乗るので強力。運営もセット運用を推奨してか、ビビアン実装時にジェーンをガチャ復刻していた。
〇ロビン
マジシャンめいた衣装が特徴的な漆黒のボンプ。
人間の言葉を喋るボンプであり、驚いた時に「ンナ!?」と言うくらいで頭脳も優れているようだ。
クールな出で立ちの彼だが、実はヴィクトリア家政のボンプ、バトラーにかなりのお熱。
それまでが無口でクールな印象だった彼がとあるイベントでいきなりバトラーに対する激重発言を繰り返すものだから驚いたプレイヤーが多かった。なお当のバトラーには存在自体認知されていなかった。
戦闘においても頭の良さを発揮してくれ、条件を満たせば操作メンバーの特性に応じて、そうでなければランダムにトランプカードを射出してバフを与えてくれる。連携スキルでは天井にグラップルを放ち、ターザンのように移動しながらグレネードを投げる。
陣営のボンプは追加能力の条件として「同陣営エージェントを2人以上編成」が基本なのだが、前述した通りヒューゴとビビアンは同時編成が非現実的な関係で「モッキンバードを1人以上」というゆるゆるの条件になっている。
雲嶽山
Ver2.0の舞台となるスロノスの衛非地区を拠点にしている陣営。ゲーム中で訪れるのは衛非地区の適当観だが、総本山は別にある。
エーテルの周波数を操作して侵食状態の人間の治癒やホロウ内の結晶の破壊ができる「術法」の修行をする宗門。
元々は多くの弟子が集う陣営だったが、11年前の旧都陥落によって儀玄だけが生き残り、福福と共に立て直しをしている。
現在はそこに更に2人、サブイベの「適当観」の進行で弟子たちが集うようになる。
なお「適当」観という名前だが「ふさわしい」の意ではない。建設当時に土地選びをしていた当時の担当が地主に足元を見られないように「適当に見ている」と言ったのが由来であり、そのため「適当観」は「いい加減な館」というなんとも俗っぽい意味があったりする。
◇
儀玄
「山門をくぐる以上、俗世の礼儀作法などは麓に置いて行け」
CV:
能登麻美子
属性:
玄墨 特性:命破 攻撃タイプ:打撃
雲嶽山の十三代目宗主。Ver1.7で先行登場しており、パエトーンとビビアンの窮地を救っていた。
Ver2.0から本格的に登場し、パエトーン兄妹を弟子入りさせ、事件の解決に協力していくことになる。
昔は姉の
儀降と2人で貧しい暮らしをしていたが、雲嶽山の先代宗主に拾われて弟子入りするも、旧都陥落で姉を失ってしまう。
その後は福福を拾って入門させて立て直しをしていた。
いかにも超然とした雰囲気だが性格は意外とフランクでどこか親しみやすさもある人物であり、現代に適した仙人とも言うべき存在。
雲嶽山の復興も視野に入れつつも、自分が体感してきた修行を「無駄」と切り捨てて適した修行に変えたり、かなりふわりとした発言をしたりと結構自由なお人。ライカン曰く「エキセントリックなお方」。
占い師及び風水師でもあり、町の人たちからも頼りにされている。それが占い関係なくてもあの手この手でたまに雑に解決している。ただこの手の人物としては珍しく、「最終的には気の持ちよう」という考えがある模様。
ただし本気で占えば失せ物を探せば千里眼、将来を占えば未来予知レベルで的中させることができる。彼女が占っていなければ第2部開始早々に詰んでいた。
一方で実力はゼンゼロ世界でもトップ。PVにて同じくトップクラスの実力者である雅とVR空間内で全力の手合わせをしてほぼ互角、その上大技をぶつけ合ったらVR空間が圧に耐えきれずに故障してしまい、暫く閉じ込められることになったことも。
どうも「能登氏は最強キャラ」という法則がmiHoYoにあるらしい……?
新たな特性「命破」を持つ。ついでにようやく表運用可能なエーテル属性キャラでもある。またそれ以外にも儀玄だけの専用ゲージとして「アドレナリン」「術法値」「玄墨値」が存在する。
あまり詳しく書くと長くなるので出来るだけ簡潔に説明すると、「エネルギー値の代わりにアドレナリンを用いる」「アドレナリンを消費した分だけ術法ゲージが溜まる」「術法ゲージを最大まで溜めると通常の終結スキルとは別の終結スキルが発動可能になり、発動すると玄墨値が1溜まる」「回避長押しで玄墨値を消費して固有スキル発動」。
要は「強化特殊スキルをバンバン使って終結スキル使っていこう」ということ。またデジベル値は通常通り溜まるため、クレタ+ベンを除けばゼンゼロ初となる終結スキルを2つ持つキャラクターとなっている。
エネルギーとアドレナリンは別扱いのため、エネルギー関連のサポートを一切受けられないという弱点があるが、フィールド突入時にアドレナリンが最大になるため、ゲージを使い切らない雑魚相手なら誰よりも早く片付けられる。
なお彼女だけの専用属性「玄墨」は雅のソレと違い、エーテル属性と混沌を発生させられることを除いて単なるエーテル属性の亜種として扱われている。
◇
橘福福
「姉弟子に任せてください!!」
CV:
諏訪彩花
属性:
炎 特性:撃破 攻撃タイプ:斬撃
トラのシリオンの少女。トラのシリオンは珍しいらしく、茶トラ(ネコ)のシリオンとよく間違えられる。
幼さの残る可愛らしい雰囲気だが、雲嶽山において宗主・儀玄に次ぐ最古参たる「
大姉弟子」であり、その立場を自負して日頃からカッコイイところを見せようと奮闘している。
しかし、見た目からくる印象のせいもあって周りからは
「ネコちゃん」とか「可愛い」とかマスコットみたいな扱いをされており、そういった言葉を言われるたびに否定したり落ち込んでしまう。
可愛い。
なお、本人のカッコイイとしてのイメージは各所のイラストを見るに
北斗の拳ばりのリアル調男前フェイス。
……頼む、そのままの君でいてくれ。
実は儀玄よりも早く登場しており、Ver1.6の零号ホロウイベントで顔見せしている。
戦闘では小さな鉤爪と、鉄球のような機械虎「虎威(フーウェイ)」を用いる。虎威は単独で攻撃したり、福福が尻尾を持ち流星錘のように攻撃する。なおこの虎威、戦闘以外にもポップコーン製造機としても活躍?している。
本人の性能としてはプルクラや「トリガー」に次ぐ追撃支援の裏撃破なのだが、最大の特徴が虎威は戦闘が始まると福福が一度も表に出ていなかろうが勝手に出てきて勝手に攻撃し続けること。
勿論要所で強化特殊スキルや終結スキルは使うべきなのだが、逆に言えばそれだけで仕事をしてくれるので非常に操作難易度が低く、編成の立ち回りを簡略化できるのが強み。その可愛さを表で堪能しづらいのが弱点。
またエージェントの能力としては初となるデジベル値の最大値を引き上げるコアパッシブを所持しているが、ニコ同様に必要ないなら狙わないという手もある。
◇
潘引壺
「戦場と台所、どっちにお呼びだ?」
CV:
竹内良太
属性:
物理 特性:防護 攻撃タイプ:打撃
パンダのシリオンの料理人。こちらも珍しいシリオンとのこと。
雲嶽山の弟子の1人兼料理人であり、特に彼の作る料理は絶品。ただ肉料理は本人としてはやや嫌っており、福福が駄々こねてることも。
また、買い物上手……というより、どれだけ費用を節約して買えるかを楽しみにしている。主夫かな……?
だがこれには適当観が財政難という事情もある。
パンダの料理人とカンフーを用いた戦闘スタイルで、某元農民兼アイドルの1人が演じていたカンフーなパンダを思い出す人も少ないはず。
……でもmiHoYoさん、初公開が約15年前な上に日本では2作しか公開されてないので年齢がバレるようなオマージュキャラを出すのは日本プレイヤーの心にダメージが入ると思うんですよ。
シーザー以来久しぶりの防護キャラ……なのだが、
それまで当たり前のように所持していたシールド付与効果は一切ない。 防護とは一体……。
その代わり、アストラに次いでHP回復効果を持つスキルを所持している。こちらは割合回復なので最大HPが高い相手と組むとアストラよりも回復できる。師匠は「攻撃力より最大HPを伸ばすと火力が出る」「集結スキルでパーティーのHPを平均化する」点で非常に噛み合いがよく、普段はバフを撒きつつ、HPタンク及び回復役になれる。
ただ、それ以外のサポート効果は透徹ダメージ増加のみ……つまり、命破専用のサポートキャラなのだが、Ver2.0現在のところ命破は儀玄のみのため、編成幅が非常に狭い。その代わり、儀玄と組ませると他の支援キャラにも引けを取らないサポートができる。
なお終結スキル使用時は料理人らしく(?)チャーハンを炒める……のだが、その内容は
頭にかぶった鍋を用いた上でチャーハンを鍋ごと蹴り飛ばすという、
料理人として大丈夫か? とツッコみたくなってくる。
大問題だ
〇オシシ
石造の見た目をしたボンプ。
福福と共に適当観の復興を担っている。
戦闘では石の弾と直接打撃でサポートする。
追記・修正は推しのエージェントとお出かけ後にお願いします。
- 分割たすかる -- 名無しさん (2025-07-12 12:33:54)
- 爆乳率の高さよ バインバイン… -- 名無しさん (2025-07-13 07:10:29)
- ↑尻も凄いぞ -- 名無しさん (2025-07-13 11:24:06)
- あまり他作品出すべきじゃないかもしれませんが、ゼンゼロのニコがブルアカのアルっぽいかと思ったらあっちにもピンク髪のニコやらメイドのカリンやらいるし、雅とリオ、クレタとネル、グレースとサオリ、トリガーとアツコがそっくり。組織単位なら邪兎屋=便利屋68、特務捜査班=ヴァルキューレ、対ホロウ6課=百花繚乱、ヴィクトリア家政=クリクリ、オボルス小隊=RABBIT小隊、白祇重工=レッドウィンター工務部、雲嶽山=玄武商会。共通声優も何人かいます(ゼンゼロのアリスの声優さんが変わったと思ったらブルアカのアリスになった)。 -- 名無しさん (2025-07-14 00:12:38)
- ↑きしょ。要素抜き出せばそりゃ似てる部分もあるだろ馬鹿馬鹿しい -- 名無しさん (2025-07-14 19:34:15)
- ニコが推しだからS来たら絶対回すわ -- 名無しさん (2025-07-15 06:57:01)
- ホヨバ界のラストオリジン -- 名無しさん (2025-07-15 08:15:05)
- そのうちスタレや原神のキャラをアニヲタwiki風に解説した項目も見たいわねぇ -- 名無しさん (2025-07-15 16:21:59)
- 福福大姉の腹ペコポンコツ具合がどうみても中の人で本当に可愛いですありがとうございました -- 名無しさん (2025-07-16 22:42:55)
- そのうちアキラ/リンもプレイアブルに加わりそう -- 名無しさん (2025-07-18 21:24:16)
- セスとジェーンはブレワイのリンクとゼルダと声帯一緒なのか -- 名無しさん (2025-07-19 11:56:14)
最終更新:2025年07月20日 17:04