必殺技

登録日:2011/07/09(土) 11:13:55
更新日:2021/03/30 Tue 06:24:25
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フィニッシュは必殺技で決まりだ!


必殺技とは即ち、ロマンである。

文字通りには「必ず殺す技」ではあるが必ずしもその用法で使われるとは限らない。
古今東西、フィクション・ノンフィクション問わず、バトルといえば必殺技と言っていい。
あるときは戦いを激化させる発破として、またあるときは戦いを〆る決め技として、物語に彩りを添えるのが必殺技だ。


実際の武術の世界では、額面通りに命のやりとりの応酬であり、あくまで見た目の派手さより、確実に相手を殺害、または対象を制圧することが求められる。
それは極めて科学的・生物学的な、理にかなった世界でありあくまでそれは技術である。

だが、アニオタ的には『ケンイチ』の様に実在の武術を描く作品というのももちろん悪くない。
が、やはりなんと言っても派手で理論的には説明できないような、しかし同時にどこか心を惹かれる決め技、即ち必殺技にロマンを感じるのだ。



そう、ロマンこそ必殺技の命である。



、斧や鞭といった武器格闘を使うも良し。巨大なロボットを操り、ダイナミックな一撃を繰り出すも良し。
あくまで鍛え上げた己の肉体で成し遂げるも良し。
はたまた魔法超能力的な人知を越えた力を振るうも良し。

使うときに技名を叫ぶか叫ばないかという差も、それぞれ違った形で状況を引き立てる。


あくまで絵空事。現実には再現できないことは分かっている。しかし、惹かれるものがあるのは断じて嘘じゃない。

そんなロマン技に魅了され、脳汁を溢れさせた経験は無いだろうか。


なお、「勝負の流れを左右する大技」という点から考えれば、一昔前のスポ根モノで流行った「魔球」「三位一体プレー」等の特殊技巧も一種の必殺技と言える。
特に野球では、ダブルプレーを「併殺」と呼ぶ等、アウトがしばしば死に例えられることもあり、その傾向が強い。


時には「奥義」と称されたり、必殺技とまではいかないけど普通とは違う技なら「特技」「特殊技」と称されたり、複数の戦士が力を合わせる合体技というものもある。


【勧善懲悪ものにおける必殺技】

大抵の場合、攻撃の起点を見つけて一気にトドメを刺すというシチュエーションで使用される。
悪と戦うヒーロー/ヒロインがクライマックスで必殺技を出し、敵を鮮やかに倒す姿に憧れを覚えた人も多いことだろう。
必殺技を喰らった敵はなすすべもなく倒されて行くのがお約束である。

ただし、戦闘の序盤からいきなり必殺技をぶっ放した場合、返り討ちに遭って窮地に追い込まれるのがお約束である。
今までの必殺技で勝てない敵をこれからどう倒すか、という展開につながって行く。


【格闘ゲームにおける必殺技】

格闘ゲームでの必殺技の定義は少し違い、最初期の作品以外では決め技として認識されることは比較的少ない。

格闘ゲームでの必殺技は、ボタン一つで出せるパンチ・キック等の「通常技」よりも格の高い技として認識されており、
ゲームの勝負中にボタンやレバーを一定の手順で操作することで使える技を指すことが多い。
基本的に通常技よりも攻撃力が高い代わりに隙も大きいとされる。

使える必殺技のタイプによって得意な戦い方は左右され、さらに攻撃力・攻撃範囲・使用前後の隙・コンボへの組み込みやすさ等の性能は、
技ごとあるいは使用キャラごとに大きく異なる為、必殺技はキャラクターのコンセプトやイメージを決定する重要な要素になっている。

また『龍虎の拳』以降には、さらに格上の「超必殺技」という概念が普及し、
使用条件が必殺技以上に厳しい代わりに段違いの攻撃力を持つ技として扱われている。
アークシステムワークス系ではさらに「一撃必殺技」にまで発展し、時に決着がつきそうなラウンドを大きく盛り上げる。


【ネタとしての必殺技】

こんな感じで様々な媒体の創作物で使われる「必殺技」だが、
いずれも使用シーン、あるいは技そのものが作品や登場人物の見せ場・特徴となっていることが多い。

それ故にある程度イメージの定着した定型文的な代物として捉えられることも多く、ギャグのネタとして必殺技が使われることも度々ある。
この手のネタは大別すると、
「既に世に広まっている必殺技のパロディ技を使用するタイプ」と「必殺技の概念自体をネタにし、オリジナル技を繰り出すタイプ」に分けられるが、
使用した技の詳細は作品ごとの作風の違いや話の流れに左右される為、普通に見た目のイメージ通りの結果を得る場合もあれば、
見た目はマトモな技が恐ろしく情けない破られ方をする場合もあるし、どう見てもカッコ悪い技が絶対的な強さを誇っている場合さえ存在する。



【必殺技の例】

◎視聴作品編
★光線系
かめはめ波
漫画界で最も有名な必殺技。
毎年、世界各地から豪州に集まったファンが「かめはめ波コンテスト」なるものを開催しているらしい。

スペシウム光線
日本の国民的な必殺技としてはかめはめ波に勝る歴史を持つ。
ウルトラシリーズにおける必殺技の代表格であり、派生技も多い。
たまにブレスレットやキックに出番を取られたりもしたけど。

★打撃系
ライダーキック
特撮ヒーロー界においてスペシウム光線と双璧をなす必殺技。こちらも派生技が非常に多く、歴史は長い。
ただし、RX以降は手持ち武器に決め技の地位を持っていかれるケースも増え、時には真のようなグロテスクな技や響鬼のように太鼓が活躍することもあった。
当時のちびっこ達が真似をして大怪我が続発し本編で注意するほどに有名。

◆アンパンチ
アンパンマンの代表的必殺技。幾度となくばいきんまんをお空の星にした。
意外に派生技が多い。

◆北斗百烈拳
ケンシロウの放つ北斗神拳の奥義の一つ。高速で敵の体を突きまくる。
厳密には必殺技というより技の一つに過ぎないがインパクトが強いので事実上必殺技扱いとなっている。
「経絡秘孔突けば指先一つで敵を倒せるケンシロウが何で百発も秘孔を突くの?」と突っ込まれやすい。
だが逆にこう考えてほしい。一発でも倒せるほどの突きを百発も浴びせるからこそ必ず殺す技たりうるのだと。

★斬撃系
アバンストラッシュ
『ダイの大冒険』における代表的な必殺技。後付け設定を逆手に取った展開が作品の面白さを増した例。
傘や箒で真似をした小学生も少なくないはず。

◆ギャバンダイナミック
宇宙刑事ギャバンの必殺技。ライトセーバーのオマージュとされる光の剣・レーザーブレードで敵を一刀両断する。
光の刃を使う必殺技は後のメタルヒーローシリーズでも度々使われ、
レーザーブレード起動時のBGMは「レーザーブレードのテーマ(正式な曲名は『襲撃』)」としてファンに好かれ、
後にアレンジ・オマージュ曲も幾度か作られている。

◆ファイナルゴッドマーズ
ゴッドマーズの必殺技。厳密にはゴッドファイヤーで敵メカの内部を破壊して動きを封じ、マーズフラッシュで剣を生成、
その後に敵にめがけてファイナルゴッドマーズで斬りかかるコンボ技。
「使用される=敵は死ぬ」であり、文字通りの「必殺技」である。

★武装系
ロケットパンチ
数ある巨大ロボットの武装の中で最も有名な必殺技。派生技だと回転が加わったりワイヤーや鎖が付いたりする。
実はマジンガーよりもGR2の方が先に使っているのは内緒。

◆ゴレンジャーストーム/ゴレンジャーハリケーン
特撮界でも有名なフォーメーション技の一つ。
ハリケーンのパターンの多さと万能ぶりは度々語り種になる。

★体術系 
キン肉バスター
キン肉マンの必殺技の代表格。現実のプロレスでも安全を確保するアレンジを施したうえで使われる。
おかげでキン肉ビームとキン肉フラッシュの影は致命的に薄くなった。

◆シベリアの地吹雪
ウォーズマンのアニメオリジナルの必殺技。相手を両手で抱え上げコサックダンスをしながら谷底に飛び降りるという恐ろしい技。
ただの自殺技のような気もするが本人が必殺技だと言うので必殺技である。

★突撃系
◆超電磁スピン
コン・バトラーVの必殺技。超電磁タツマキで相手の動きを封じた後、両腕をカッター(超電磁ギムレット)に変形させ、高速回転しながら突撃。敵を貫く。

◆マグナムトルネード
星馬豪が駆るマグナムシリーズの必殺技。登場作品のジャンル故に攻撃手段ではない。
マシンにかかるダウンフォースの弱さを利用し、弾丸のように回転しながらコースを無視して飛ぶことにより、大幅なショートカットをする技。

★投擲系
◆ソードビッカー
スパイダーマッの巨大ロボ、レオパルドンの必殺技。
足元から剣を引き抜き投げつける。
百発百中で一撃必殺の破壊力を持つ。

★バリエーション系
フォームチェンジや武装変更等により多数の必殺技を持つ場合に使われる。
数としては少数派。

例)
仮面ライダーWのマキシマムドライブや仮面ライダーオーズのスキャニングチャージ
メダロットのメダフォース

◎格ゲー編
昇龍拳波動拳
格ゲーにおける必殺技の代名詞。
少しかじった程度の初心者でも、技の名前がそのまま使用時のコマンドの説明として使えるくらいにゲーマー間には浸透している。

覇王翔吼拳
格ゲー初の超必殺技。
初出の『龍虎の拳』では特定のボーナスゲームをクリアしないと使えない、そういう意味でも特別な技だった。

龍虎乱舞
同じく『龍虎の拳』から。格ゲー界初の乱舞技。当初はコマンドさえ公開されていない隠し扱いだった。
なにげに『龍虎』は、格ゲーのシステム面に与えた影響が非常に大きいゲームだったのだ。

◎ギャグ編
◆大銀河電撃科学暗黒剣稲妻電撃プラズマサイバーオーロラ遠心重力スーパーサンダー(以下不明)
激走戦隊カーレンジャー』第25話に登場した、ある意味、このエピソードを象徴する技。
言わずもがなだが歴代戦隊ロボの必殺技が元ネタである。

◆浦賀来航チョップ
『ギャグマンガ日和』第1幕でペリーが使用した必殺技の一つ。
この漫画では時々登場人物が変な必殺技・特技を披露することがある種の定番ネタになっており、これはその第1号にあたる。

◆新必殺音速火炎斬
『ギャグマンガ日和』ソードマスターヤマトにおいて主人公のヤマトが放った必殺脇…基必殺技。
一見、「まそっぷ」と叫びながら敵に対して剣を突き出して突撃するだけの技にしか見えないが、
本編では「ザ・不死身」の異名を持ち10回刺さなければ死なないサイアークを 一刺しで抹殺し
残りの四天王(キョウアーク、ゴクアーク、レツアーク)をも 勢いだけで串刺しにして皆殺しにする 程の威力を持つ。

◆エターナルフォースブリザード
現代社会において人間から誕生し、市民の中に紛れ込んでいるという異能人種M.T.D(Medium.Two.Disease)達が放つ魔法攻撃。
一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。
相手は死ぬ



うおおおお! 食らえ、追記ぃ!!

何の! 今度はこちらだ!! いけ!!! 修正ぇ!!!!

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最終更新:2021年03月30日 06:24