桃山みらい

登録日:2025/07/12 Sat 13:07:05
更新日:2025/07/23 Wed 10:43:12
所要時間約 12 分で読めるよ!




やってみなくちゃ分からない!分からなかったらやってみよう!!

キラッ☆みてみて!わたしのラブリーコーデ!!
???「みらいちゃんのことずっと視てるんだもおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!」


桃山みらいとは『キラッとプリ☆チャン』に登場するキャラクターで、本作品の主人公となっている。

◆プロフィール
誕生日:7月12日(デコレーションケーキの日)
血液型:B型
チャーム:ラブリー
好きなブランド:スイートハニー
好きな食べ物:ショートケーキウナギ*1
所属チーム:ミラクル☆キラッツ
CV:林鼓子



◆概要
本作品の主人公。きらりヶ丘中学校1年生(後に進級していく)。ケーキ屋をやっている家に生まれて、母親、妹と3人暮らしをしている。ピンクのポニーテールが特徴的な女の子である。
元々プリ☆チャンにはそんなに興味がなく、しかし憧れの白鳥アンジュのグッズを買いあさり、妹と同じ部屋の壁に飾るそんな普通の女の子だったが、幼馴染みの萌黄えも赤城あんなの挑発を受けてしまったことで一緒にプリ☆チャンをやることになってしまう。
「やってみなくちゃ分からない。分からなかったらやってみよう!」
をスローガンにして二人でプリ☆チャンアイドルとしてデビューすることになる。その後、クラスメイトの青葉りんかと出会い、3人でチーム「ミラクルキラッツ」を結成。ライバルチームとなった「メルティックスター」と切磋琢磨していくことになる。
ちなみに運動はあまり得意ではないと言いながら、全力疾走の赤城あんなに平然と並走出来るくらいには体力がある。
また、「キラースマイル」という顔芸が使え、視聴者からはどんな顔をしているのか見えないが、見たキャラは必ず爆笑している。
キラッCHU「どんな顔だwwwwwwwww」*2


◆性格
女児向けアニメの主人公らしく明るく元気で時にアンドロイド冷静。それでいてたまに妹やえもの無茶ぶりに対して頑固になったりと、年頃の女の子らしい性格。
2年目以降は成長したからか、あまり心の内を見せることが少なくなり、迷った仲間達に「分からなかったらやってみよう」と背を押す事が多くなった。


◆活躍
前述通り、1話で母親から何故か赤城あんなにサインをもらうよう言われてチョコを渡されて登校。その先でえもとあんなの喧嘩に巻き込まれた形でプリ☆チャンデビューすることになる。
それから2話で青葉りんかと出会い、プリ☆チャンに関しての知識を得ていく事になる。ちなみにこの際に3人でミラクルキラッツを結成。りんかがデビューするのはまだ先の話だが、主人公チーム結成が2話というのはかなり早い*3
やがて、あんなと緑川さらが久々にメルティックスターとしてライブを開始。えもがその圧倒的実力の前に自信喪失する中、みらいはさら相手に羨望を語るなど前向き。
その後、りんかがプリ☆チャンデビューしたことで、正式に3人でライブをするようになり、少し経過してメルティックスターも3人目である紫藤めるが帰国したことでライバル同士として成立することになり、幾度もグランプリで激突することになる。

憧れだった白鳥アンジュとの出会いや、自分が好んで愛用しているコーデブランドのデザイナーである七星あいらとの出会いを経ながら、成長していく中。トッププリ☆チャンアイドルだったアンジュが引退を宣言。メルティックスターは個人の自由だと突き放すが、みらい達は納得できずにアンジュを説得すべく行動を開始。意見が対立してしまったメルティックスターとの決戦を経て、ついにアンジュと決戦の舞台で対面。助太刀に来たメルティックスターと合同チーム「ミラクルスタ-」を臨時で結成し、「パーフェクトフィナーレ」を歌うアンジュとあいらに対して本作最初のオープニングである「キラッとスタート」を熱唱。6対2とはいえ、憧れのアンジュに勝利し、彼女に「未来は誰にも分からない」事を伝えた。

2年生になると、だいあちゃんによりジュエルオーディションという1年を通して行なわれる大規模な大会が開催。最初の大会に早々に参加し、本戦出場資格であるジュエルコーデのひとつ「ときめきのピンクジュエルコーデ」を獲得。ジュエルコーデを得たプリ☆チャンアイドルだけが参加できるだいあフェスという大会にも自動的に参加。後追いでジュエルコーデを手に入れたりんか、金森まりあとの戦いに勝利して最初のグランプリを制覇した。
アイドルとしてめざましく活躍する中で、新しくクラスメイトになった虹ノ咲だいあとも交流を深めていき、さらにあいらか贈られてきたデザインパレットに熱中していくようになると、やがてデザイナーになりたいと言う自分の中の思いに気付いていく。

やがて、ジュエルコーデを手に入れたアイドルが9人になると、ジュエルーディションの真の開催者が虹ノ咲であることが明かされ、自分に自信がない彼女はジュエルオーディションを否定して逃げ去ってしまう。
しかし、嘘をついたとしても友達は友達という言葉を彼女へとかけて、僅かだが自分に自信が付いた虹ノ咲がアイドルとしてデビュー。そのまま10人目のジュエルコーデの持ち主となると、本戦であるジュエルコレクションが開幕。10人全員のライブが終わり、ダイヤモンドジュエルコーデが審判を下す。その直後、だいあモンドジュエルコーデ*4が選んだのはみらいだった。だいあモンドジュエルコーデがみらいを選んだことでジュエルコレクションの優勝者がみらいとなり、彼女は無事優勝景品であるだいあモンドジュエルコーデを手に入れる。
しかし、それまで名字で呼んでいた虹ノ咲を名前で呼んだことで、だいあが自分の存在意義を失い、暴走。その結果宇宙にあるプリ☆チャン衛星が地球に落下するコースで進んでしまう事になる。
みらいは虹ノ咲と共にだいあモンドジュエルコーデを着てだいあに呼びかけ、「ただのバーチャルプリ☆チャンアイドルではなく、だいあも一人の大事な友達」であることを伝え、だいあが復活。だいあモンドジュエルコーデの力を使っただいあがプリ☆チャン衛星のコンピュータに蔓延っていたウィルスを除去することで、事件は解決した。
優勝賞品としてせっかく得られただいあモンドジュエルコーデは失われてしまったが、友達もプリ☆チャンも地球も守ることが出来たみらいに悔いはなかった。

3年生になると、輝コーポレーションによりプリ☆チャンランドが開園。さらにこれまで飽くまでもみらいが書いたらくがきマスコットに過ぎなかったキラッCHUがデータとしての実態と自我を得て正式にキラッツのマスコットとなる。
新たな友達であるアリス・ペペロンチーノや輝イブとの出会いを経て、また自分の誕生日にえもと出会った日のことを思い出し、キラッツとしての原点を取り戻した姿は一流アイドルにふさわしい風格となっていた。
また、走るチーズケーキなる怪奇現象を目撃してその後を追い掛けることでプリティーシリーズの歴代主人公とも遭遇*5。シリーズ10周年にふさわしい豪勢なライブを行なう。
その後、ソルルとルルナを巡る事件と背中合わせのグランプリを経て、数々のライバル達を撃破してミラクルキラッツが優勝、プリ☆チャンプリンセスとしてその名を世界に響かせることとなった。


ときめきのピンクジュエル
みらいが55話で獲得したジュエルコーデに宿った力。不安や恐れに苛まれても「やってみなくちゃ分からない。分からなかったらやってみよう!」を貫いてきたみらいらしく、胸のときめきがこのジュエルコーデを彼女のもとへと運んだ。
……のだが、実際には虹ノ咲が「自分が一目惚れしたみらいちゃんのために最初に作ったコーデ」であり、虹ノ咲の「みらいへのときめき」が名前の由来となっている。
(実際ジュエルオーディションのエキシビジョン感覚で真っ先にみらいに手渡しており、他のコーデと違って試練と言ったものも存在していない)
しかし、そんな由来にかかわらず、胸のときめきを信じてやってみると言うみらいの姿勢にマッチしており、虹ノ咲だけでなく他のアイドル達の行動理念にもなっているなど、作品を通して重要なキーワードを秘めたコーデとなっている。


◆交友関係
萌黄えも
幼馴染み。幼稚園時代からずっと一緒の親友。普段は優等生でいい子なみらいだが、彼女の前では頑固な一面を見せることも多い。しかし、前々からずっと一緒にいる心強い存在というのはお互いにとって変わらない。
時折彼女の言動にドン引きした表情を取ることも少なくないが

青葉りんか
クラスメイト。プリ☆チャンのことに詳しくなかったみらいとえもは彼女からいろいろな事を学んでいく。前述通り2話でチーム結成して以降は親友同士に。基本的におとなしい子同士で息の合うことは多い。
当然彼女のイカれた趣味にはドン引きしているのだが

赤城あんな
隣のクラスの同級生。物語開始以前から彼女のことは知っていた。ライバルチームのセンター同士なのだが、会話は少ない。仲が悪いわけではなく、めると喧嘩している状態の彼女に並走して仲直りするように言うなど互いに認め合っている関係。
初期の頃に彼女からもらった「1年分」という巨大ぬいぐるみはそれ以降一切出番がない

緑川さら
隣のクラスの同級生。えもとあんなが張り合っている間に彼女と相談をすることが多く、また彼女のクールキャラなのに可愛いものが大好きという趣味を知っている数少ない人物である。
中の人である林鼓子は彼女にガチ恋しており、当時からTwitterなどで非常に香ばしくむさ苦しくどこ目線なのか分からない怪文書の数々を語っている

紫藤める
帰国した彼女が店の前で倒れていたのを発見し、それからあんなとの仲直りを手伝う。その時の礼として彼女からはお手伝いロボットを譲渡されており、最後まで家にいた。
次回予告で登場した時は桃山家にいて且つシンプルなデザインのロボットなので「初期型桃山」だの「桃山の真の姿」だの酷い言われ様をしていた

白鳥アンジュ
憧れのお姉さん。序盤から何度かニアミスしているが、正式に出会うのは28話から。1年目終盤ではトップになったことで限界を感じるようになりプリ☆チャンを引退宣言をした彼女を引き留めるべく全力で行動することに。

金森まりあ
2年生になってから同じクラスになった別チームのアイドル。網掛けするまでもなく、日常的に行なわれる彼女の奇行にはドン引きしている。

2年生になってから同じクラスになった少女。最初はチームアシスタントと言った立場だったが、彼女の素性を知ってからは親友同士になる。ちなみにデザイナーになると言う夢を先に叶えたライバルでもある。
最後まで彼女のみらいに対する異常なまでの執着には気付くことはなかった。

キラッCHU
ミラクルキラッツのマスコットとしてみらいがメモに描いた不気味なネズミの姿をした存在。最初の頃は一発ネタだったが、だいあによってデザインパレットのプログラムナビになったり、3年目ではプリ☆チャンランドにいる間限定でマスコットアイドルとしての人格と肉体を得た。

桃山ひかり
妹。おしゃまで生意気だが可愛い妹として面倒を見ている。同じ部屋で生活をしている。彼女の友達からは「姉山」という不思議な呼び方をされている。

七星あいら
初代主人公のスターシステム。自分が愛用しているコーデブランドのデザイナーであり、彼女との出会いがみらいの夢を開花させた。後にスター元である春音あいらとも出会い、当初は彼女と間違えている。
中学1年生と成人女性ならどんなに似てても普通間違えないだろというツッコミは禁止で

ホイップさん
32話で登場した謎の人物。口笛のリズムが特徴的で都市伝説となっている。結局直接みらいとは遭遇しなかったものの、諸々の描写からみらいの父親である可能性が高い*6


◆余談
中の人は放送開始当時高校1年生であり*7、これは歴代主人公の中でも最年少となっている。次点は青空ひまり役の藤寺美徳の高校3年生。
また、後にアイドルランドプリパラでポォロロも演じている。

初期設定として、好きな食べ物にウナギが入っていたがいつの間にか*8公式設定から消えていた。しかしそれ以降もウナギが好きという描写は多くあり28話ではウナギを見た瞬間に「蒲焼きにしたら美味しそう!」などと宣うため、プロフィールからは消えているが、設定としては残っている可能性がある。

基本的に可愛い女の子であるのは間違いないが、時折無表情だったりかと思えば突然笑い出すなどの描写より視聴者から「アンドロイド」などと呼称されることが多い。
酷い時には前述のお手伝いロボットがみらいとして扱われることも
また、何故か歴代主人公でも名字の「桃山」呼びされることが多い。劇中結構な確率で「そうなんだ」と返事をすることが多く、「そうなんだ桃山」などと呼ばれることも。
さらには、89話ではだいあの秘密が明らかになって皆がざわついてどうしたらいいか迷っているシーンで、手すりに背を預けて両手を広げていると言う妙に貫禄のある姿が一瞬だけ描写されている。
総じて歴代主人公の中でも何故か、ネタにされやすい主人公となっている。

この作品で話題になることが多い「サマーメイドコーデ」だが、彼女がこのコーデを着てライブするCGでは、まさかの「下乳」がモデリングされていて、実際劇中のライブでも注意してみれば下乳が見えるシーンがある。

前作であるアイドルタイムプリパラのゲームで初登場しており、そちらでは本編で出会うことのなかった2代目主人公のみあとデュオを組んでいたが、デュオ曲は用意されていない。この出会いもカウントするならば、みらいは当時の歴代主人公全員と出会ったことがある事になる。

彼女とひかりの部屋は共同となっており、カレンダーや時計などは共用で壁に掛かっているのだが、彼女が使用している二段ベッドの下段には彼女にしか見えない位置に別のカレンダーが貼られており、毎月一日だけ青文字で印が付いていると言う描写がある*9


探せ!キラッといいところ!見つけたら追記修正でキラッツキラッツ~

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年07月23日 10:43

*1 初期設定

*2 地味にキラッCHUが語尾を忘れているシーンでもある

*3 チーム自体が先に存在し、メンバーだけを探す状態だったディアマイフューチャーが1話で結成。それを除けば歴代最速となる

*4 それまでダイヤモンドジュエルコーデ名義だったが、一度虹ノ咲を経由して以降、この表記となった

*5 1年目から登場していたあいらやなる、ゆいとは別人扱い

*6 32話冒頭でみらいの母親が誰かと電話をしていたり、32話ラストでは懐かしい人と出会ったと語っていたり、後に母親とホイップさんのツーショット写真が登場したり。なお、みらいは父親のことをしばらく会っていないからほとんど覚えておらず、ひかりは会ったことがないらしい

*7 4月放送開始なので収録の時は中学3年生。当時はまだ上京していなかった上に午後10時までには帰宅しなければ行けなかったこともあり、収録は大変だったらしい

*8 18話本編中でプロフィールが公開された時には既に消えていた

*9 一部ファンからは生理周期ではないかと考察されている