筋肉エンド(リトルバスターズ!)

登録日:2012/09/30(日) 21:57:09
更新日:2022/05/11 Wed 00:28:48
所要時間:約 5 分で読めます




<筋肉いぇいいぇーい!
筋肉いぇいいぇーい!>
<筋肉いぇいいぇーい!
筋肉いぇいいぇーい!>



筋肉いぇいいぇーい!!



筋肉エンドとは、key制作のゲーム「リトルバスターズ!」のエンディングの一つ。
公式が病気以外の何物でもない最強のギャグエンドである。
一応全クリ前から見ることは可能であるが、真の筋肉エンドを見るには最終章であるRefrainをクリアしておく必要がある。



◆概要

<筋肉いぇいいぇーい!

そもそもの発端は主人公である直枝理樹が筋肉大好きな親友、井ノ原真人と一緒に奇行に走りまくったことにある。
作中内の選択肢に度々「真人と遊ぶ」というのが登場し、それを選ぶとなぜか理樹がノリノリで真人と一緒に筋肉に関する何かを始める。

筋肉いぇいいぇーい!…ですっ>


以下、一例
  • 一緒になって筋肉筋肉ー!!と叫びまくる
    (基本的にこれがベース)
  • 筋肉ほふく前進をする。
  • 筋肉祭りと言い出して筋肉わっしょいしまくる。
  • 筋肉曜日という名の下、謝筋肉祭を始めて真人の筋肉を鎮める。
  • 理樹自身の筋肉論を発表する。

…何を言ってるのかわからねーと思うが事実だから仕方がない。

<筋肉いぇいいぇーい!

因みに真人と遊ぶとその度にプロテインやダンベルといった如何にも真人らしいアイテムを譲ってくれる。
バトルランキングの為のパラメータを上げるのに便利なので、実は意外と実用性もあったりするのだ。

筋肉いぇいいぇーい!>

で、通常ならこれらのイベントは共通ルートでしか起こらないそれだけのものでしかないのだが、
一定の条件を満たした上でクドリャフカの個別ルートに入るとこの筋肉エンドに入ることが出来る。

<筋肉いぇいいぇーい!


理樹がクドと一緒にテスト勉強をしているのだが、真人は2人に協力する為に勉強用の参考書を持ってくる。しかし、彼の口から出たのは…

筋肉いぇいいぇーい!>


で、筋肉と物理、どっちがいい?


<筋肉いぇいいぇーい!


ここで物理を選択しておけば普通にクドルートが続行され、条件を満たしていない場合でも普通に筋肉筋肉ー!と遊んで終了する。
が、必要な条件が全て揃っていると、筋肉ルートへと突入。世界を巻き込んだ筋肉旋風(センセーション)が幕を開けることとなる。

筋肉いぇいいぇーい!>


◆1回目
すっかり脳内が筋肉一色になった理樹と真人が「筋肉いぇいいぇーい!」の言葉と共に校内を駆け回り、リトバスメンバーを次々に筋肉旋風へと誘う。
因みにその場で一緒にテスト勉強をしていたクドが最初の犠牲者となり、謙吾、恭介、鈴、小毬、葉留佳、美魚、佐々美といったメンバー達を巻き込んでいく。


こうして世界は筋肉に包まれた…

―THE END―

「…なわけあるか」

しかし呆れた来ヶ谷にいい加減にしろと言われて、筋肉旋風は勢いを失ってしまう。そして理樹は現実へと引き戻される。

筋肉いぇいいぇーい!>


◆2回目
それでもなお真人の選択肢で筋肉を選ぶと、再び筋肉旋風がスタートする。
1回目で2人を止めた来ヶ谷も今度は一緒になって「筋肉いぇいいぇーい!」と連呼し始める始末。


誰 か コ イ ツ ら を 止 め ろ


「馬鹿じゃないの?」


しかし浮かれていたのも束の間、真面目で堅物な二木佳奈多には2人のノリは全く通じずにあっけなく筋肉旋風はストップ。
30分近く説教を喰らった挙げ句に「そんなことしてる暇があるなら勉強しろ!」と怒鳴られてしまう。そして理樹は再び現実へと戻ってくる。
<筋肉いぇいいぇーい!なのですっ!


◆そして伝説へ…
Refrainクリア後に進むことが出来る真の筋肉旋風。それでも三度理樹が筋肉を選ぶと、今まで以上の凄まじい筋肉旋風が巻き起こる。
一点の曇り無い100%ピュア筋肉の境地に達した理樹を止められる者は誰もおらず、倍速モードで次々と筋肉の輪が広がっていく。
(エクスタシー版以降では、このルートで全く接点の無い筈の沙耶まで巻き込まれている)

そしてラスト…2回目の筋肉旋風では敗北した佳奈多とのリベンジマッチ。バカじゃないの?と冷ややかに言われても理樹はめげない。

筋肉いぇいいぇーい!>

「あははっ、そうだよ!! 僕らは馬鹿なのさ!! 筋肉筋肉ー!!」
「何を言ってるんだい。僕は至って正常さ!! ただ、筋肉がビートを刻んでたまらないだけさ!!」

完全にぶっ壊れている理樹と真人に対して佳奈多は必死の抵抗を試みるが…

「くっ…ま、負けるもんですかっ!! この私が…この私がぁ…ッ!」

「き、きぃゃああぁぁぁああぁぁーーーーっ!!!」

「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」


佳 奈 多 陥 落

最後の砦も落ち筋肉旋風は一旦の終わりを迎えるが、こんなところで止まる理樹と真人ではない。全てが筋肉に染まった世界で真人は高らかに宣言する。


「本日を持ってここに、AK(アフター・キンニク)元年を制定する!!」


世界中から木霊する「筋肉いぇいいぇーい!」のボイスをバックに壮大な地球と太陽の光を背にして終わりを迎える…


…こうして筋肉は、無限に広がる大宇宙へと旅立っていった。

AK(アフター・キンニク)元年、まさに筋肉の新たなる夜明けである…

――――――GRAND END――――――


…嘘も誇張も全く無いれっきとしたゲーム内でのエンディングの一つである(流石にスタッフロールは流れないが)。
keyのスタッフは何を思ってこのルートを制作したのだろうか…


しかし数年後、新たな作品であるRewriteにてコレに匹敵するギャグエンドが登場することになる…





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最終更新:2022年05月11日 00:28