約200年前にとある病弱な人族の魔術師によって西マジョリアに建国された大規模な都市国家である。
この国の大きな特徴として、国全体が隠されており国民以外の殆どが場所を知らないという点、そして国民の殆どが「硝子魔術」という魔術の研究とその関連事業の従事者という点が挙げられる。
国全体を隠すため、神聖イルニクス帝国に臣従、帝国とアルカナ教団の手で表向きは瀆聖禁域リスガルテンに指定されて立ち入りを禁止することで保護されている。アリス側からは硝子魔術を扱う魔術師を主に帝国や教団の暗部に派遣するという見返りを用意している。
様々な種族が住んではいるが、人族が全体の約90%ほどを占めている。あからさまな差別などは存在していないが、区別がなされる。
この国の大きな特徴として、国全体が隠されており国民以外の殆どが場所を知らないという点、そして国民の殆どが「硝子魔術」という魔術の研究とその関連事業の従事者という点が挙げられる。
国全体を隠すため、神聖イルニクス帝国に臣従、帝国とアルカナ教団の手で表向きは瀆聖禁域リスガルテンに指定されて立ち入りを禁止することで保護されている。アリス側からは硝子魔術を扱う魔術師を主に帝国や教団の暗部に派遣するという見返りを用意している。
様々な種族が住んではいるが、人族が全体の約90%ほどを占めている。あからさまな差別などは存在していないが、区別がなされる。
帝国と教団による政治的な隠蔽の他にも硝子魔術による魔法的隠蔽がなされ、例え何かの間違いで近隣地域に進入できたとしても、基本的は視認することすらできない。
視認できるようになるためには硝子魔術により処置を受ける必要がある、つまり実質的にはアリス側の許可が必要。
視認できるようになるためには硝子魔術により処置を受ける必要がある、つまり実質的にはアリス側の許可が必要。
アリスの首脳陣には「大核魔術師」という称号が与えられ、補佐官にあたる「小核魔術師」が原則3人割り当てられる。
これらの称号を得るには原則としてアリスの学府で最高学位を取得していなければならない。
大核魔術師の任期は原則5年で延長は不可。後任は部下の小核魔術師3人から投票で選ばれる。前任者と残る2人の小核魔術師は一旦解任・再編される。
大核魔術師が率いる機関は大核と呼ばれる。
アリスの最高意思決定機関は大核魔術師が集う大核評議会。
これらの称号を得るには原則としてアリスの学府で最高学位を取得していなければならない。
大核魔術師の任期は原則5年で延長は不可。後任は部下の小核魔術師3人から投票で選ばれる。前任者と残る2人の小核魔術師は一旦解任・再編される。
大核魔術師が率いる機関は大核と呼ばれる。
アリスの最高意思決定機関は大核魔術師が集う大核評議会。
- 大核一覧
「監督大核」
硝子魔術の研究について情報共有・研究指示を行う。
また、実績と適性を基準に小核魔術師となるべき者を選んだり、他の機関が権限の悪用をしていないかの監視等もしている。最も権限の大きい大核。
別の研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
硝子魔術の研究について情報共有・研究指示を行う。
また、実績と適性を基準に小核魔術師となるべき者を選んだり、他の機関が権限の悪用をしていないかの監視等もしている。最も権限の大きい大核。
別の研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
「開拓大核」
硝子魔術の新たな使用法を探る。
硝子魔術について色々な視点から考えられるようにする為、大核魔術師の任期が5年ではなく3年になっている。
若い魔術師が多い。
アリスの学府の最高学位の取得はメンバーたる必須条件ではない。
大きな実績を挙げてなくともメンバーに選ばれることがある。
硝子魔術の新たな使用法を探る。
硝子魔術について色々な視点から考えられるようにする為、大核魔術師の任期が5年ではなく3年になっている。
若い魔術師が多い。
アリスの学府の最高学位の取得はメンバーたる必須条件ではない。
大きな実績を挙げてなくともメンバーに選ばれることがある。
「殲滅大核」
硝子魔術を攻撃に用いることについて研究する。
現状の硝子魔術研究のメインストリームを扱うため仕事量が多く、小核魔術師が3人ではなく倍の6人となっている。
魔術研究において特に大きな成績を挙げた魔術師や、別の研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
硝子魔術を攻撃に用いることについて研究する。
現状の硝子魔術研究のメインストリームを扱うため仕事量が多く、小核魔術師が3人ではなく倍の6人となっている。
魔術研究において特に大きな成績を挙げた魔術師や、別の研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
「祝福大核」
硝子魔術を生物・物体・空間に付与する使用法の研究と、アリスを隠す硝子魔術の維持を管轄。
付与魔術研究に関する実績と魔力量がメンバー選びの基準。
硝子魔術を生物・物体・空間に付与する使用法の研究と、アリスを隠す硝子魔術の維持を管轄。
付与魔術研究に関する実績と魔力量がメンバー選びの基準。
「秘具大核」
硝子魔術を応用した魔道具についての研究をしている。最近設立されたばかり。
魔道具について研究している魔術師がアリスにあまりいないため、現在最も仕事量の少ない大核。
魔道具の研究や帝国・教団に出向しての暗部の任務で成果を出した魔術師がメンバーに選ばれやすい。
硝子魔術を応用した魔道具についての研究をしている。最近設立されたばかり。
魔道具について研究している魔術師がアリスにあまりいないため、現在最も仕事量の少ない大核。
魔道具の研究や帝国・教団に出向しての暗部の任務で成果を出した魔術師がメンバーに選ばれやすい。
「褒賞大核」
直接的に研究をするのではなく、研究を補助するための政策、例えば助成金制度などの整備を司る。
直接的に魔術への見識を必要とするわけではないが、研究者の需要を知るためにも研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
直接的に研究をするのではなく、研究を補助するための政策、例えば助成金制度などの整備を司る。
直接的に魔術への見識を必要とするわけではないが、研究者の需要を知るためにも研究系大核での大核魔術師・小核魔術師経験者がメンバーに選ばれやすい。
「城壁大核」
建築担当。アリスのあらゆる建造物は硝子魔術による不可視化に資する魔術的な意味づけのある構造となっている。
建築担当。アリスのあらゆる建造物は硝子魔術による不可視化に資する魔術的な意味づけのある構造となっている。
「奉仕大核」
ともすれば研究にのめり込み生活能力を失いがちな国民に対し、食品を配達したり家事を代行してやったりする。
ともすれば研究にのめり込み生活能力を失いがちな国民に対し、食品を配達したり家事を代行してやったりする。
「典礼大核」
「白の兵隊」の貸し出しに関する交渉を始めとする、皇帝や教団との接触を行う。外交担当。
「白の兵隊」の貸し出しに関する交渉を始めとする、皇帝や教団との接触を行う。外交担当。
「白の兵隊」
厳密には大核ではなく大核評議会に議席を持たない。が、所属人員の選任で大核魔術師・小核魔術師と同じプロセスが踏まれ、報酬もそれに準ずる重要機関。アリスの軍事力にして国外での暗部任務をも遂行する。
厳密には大核ではなく大核評議会に議席を持たない。が、所属人員の選任で大核魔術師・小核魔術師と同じプロセスが踏まれ、報酬もそれに準ずる重要機関。アリスの軍事力にして国外での暗部任務をも遂行する。
