ニルス19世ペンドルトン(初代ペンドルトン男爵) - アルカナアリアwiki

【性別】男
【種族】アイズベルク
【嘴】金色

概要

『運命の輪』 のニルス13世ペンドルトンの一人息子、初代ペンドルトン男爵。
父のニルス13世から彼の誕生までに本家では4人男児が産まれていたこと、兄のニルス18世とは双子であったことから彼は19世とされた。
ところが双子の誕生時に流行り病によって本家の若い子供達が全滅、パシロフスクの本家断絶の危機に陥ったことから兄のニルス18世を本家へ養子に出すことになった。
このためグルムニィ族におけるペンドルトン家は弟のニルス19世が継ぐものとされ、兄弟は数年間神聖イルニクス帝国の父の下で後継者としての教育が行われた。

やがてニルス18世が正式にパシロフスクに旅立つと、ニルス19世は当時出来つつあったグルムニィ王国の内政官としての道を選んだ。
父のような優れた運び屋は、ニルス19世には無理だと考えたのだ。
この考えは正しく、ニルス19世は当時国家として若く不足していた文官の一人として重用され、父が父であったため人望もあった。
そのため時のグルムニィ王(後のイルニクス神帝)よりペンドルトン男爵の地位を賜り、以後彼はペンドルトン男爵を名乗る。

性格面については父そっくりとされ、愛嬌振りまく優れた文官だったという。反面、父から計算の才能こそ受け継いだが馬車を駆る能力は受け継がなかったことがコンプレックスであったのか、馬車嫌いだったという。
兄のニルス18世とは関係性も良好。二人は定期的に手紙でやり取りしていたとされ、パシロフスク側にはニルス19世が兄に宛てた手紙が幾つか遺されている。
その内容は何時かパシロフスクに伺いたいというものばかりであったが、ニルス19世が兄の住まいに訪れた記録は存在しない。