凝魔石
魔力のこもった鉱物。分子構造が何らかの理由でミーム的な言語情報を備えたことで魔力との一対一対応──言い換えれば、魔力の物質化──をしたものである。
魔力のこもった鉱物。分子構造が何らかの理由でミーム的な言語情報を備えたことで魔力との一対一対応──言い換えれば、魔力の物質化──をしたものである。
ある種の魔物の死体からよく見つかる。太古の昔、野山を埋め尽くしていたとされる固着型の魔物が居た地域では、なおも魔力を失わずに残った凝魔石が堆積岩などの岩石の中に混じっていることも、よくある。
凝魔鳴石
凝魔石の一種が熱水やマグマによる接触変成作用を受けて微細な結晶組織を作ることがある。これを凝魔鳴石と呼ぶ。
凝魔鳴石はマジョリアやメシェレウ等の岩石にも含まれていることがあり、叩くとどこからか人の声が聞こえる。
凝魔石の一種が熱水やマグマによる接触変成作用を受けて微細な結晶組織を作ることがある。これを凝魔鳴石と呼ぶ。
凝魔鳴石はマジョリアやメシェレウ等の岩石にも含まれていることがあり、叩くとどこからか人の声が聞こえる。
とある街の山には凝魔鳴石が自然の橋を形成している。足を置くと割れるような音がするが、実際には傷一つ付いていない。
いつ頃からか、勇者アストラムがこの橋を渡るのを躊躇い、八度引き返したという逸話がつけられるようになった。
いつ頃からか、勇者アストラムがこの橋を渡るのを躊躇い、八度引き返したという逸話がつけられるようになった。