エルニア初期と呼ばれる時代に存在した死妖の魔王。城ほどの巨大な樹木に寄生し、中を食い荒らした後に全身を腐らせ出した排出物を使って蔦や枝を振り回す魔王に変貌させる。放置しておくと周辺の森すら汚染し自分のテリトリーに改編することでそこの樹木を毒や瘴気を放つ魔物に変えてしまう。樹木が破壊されようが森が滅ばぬ限り別の木に移る事で時間をかけて復活しさらなる耐性を獲得するなどの性質を持つ。
魔法が無い時代に暴れ続けたがアヴェントゥラに見つかってしまい、耐性を持たない超強力な魔法に森ごと焼かれ魔王本体も滅却される。しかし本体の意思はなくなろうがその種は残りとても長い年月を経て現代のケルブルグ平原を形成している。