泰龍帝 - アルカナアリアwiki

【種族】獣人(龍)
【性別】男性

前劉帝国初代龍帝、本名は黄竜騎。
廟号は太祖。
元は鍛冶屋という低い身分から一代で南北螭を治める王朝を築いた。尤も、本当に乞食の身分から成り上がった皇帝が後に出てくるので、彼レベルでは多少見劣りするようになってしまったのだが……

出自は螭北の小さな村、その鍛冶屋の一族。幼少期はあまり語られないが、肉体も頑強で頭の回転も良かったという。
割と早世した父の後を継ぎ、20代で鍛冶師になる。
そうして暮らしていた中、25歳の時に突如として天の龍王のお告げを受け取り、村の近くの山から持ち帰った鉱石で剣を打つ。

こうして出来た後に赤龍泰剣と呼ばれる赤い剣を以て、26歳の時に更始帝への反乱軍を結成する。
この時更始帝に滅ぼされた国の文官らが集まったこともあり、彼の反乱軍の統治は穏健かつマトモだったという。

その後も更始帝と戦い続け、最終的に34歳の時に臥螭河岸の一騎討ちで更始帝を刺殺。更始帝側残存勢力や分離勢力を全て滅ぼし、劉帝国を建国。
その後は更始帝の統治の中で使えるものを拾い上げながら、自分の体制を整えていった。
享年58歳。