アダン - アルカナアリアwiki

基本情報

【名前】アダン
【種族】エルフ
【性別】男性
【年齢】630歳（享年）
【所属】エルニア帝国第十軍団《クンぺリア》
【職業】第十軍団長及び第一船団長
【容姿】錨を背負い、軍服を羽織った大男
【一人称】オレ
【二人称】おまえ

概要

　エルニア帝国の第十軍団長を務めた筋骨隆々の巨漢エルフ。まさしく海の漢といった様子で、豪快で粗暴、反骨心も大きい。しかし見た目に反して割とチョロく、すぐに絆される人物であった。見た目によらず頭は回り、船上での指揮、統率能力においてはエルニア帝国でも最高クラスの能力を有していた。本人もかなり強く、戦場では愛用の錨を振り回しながら船の上を飛び回っている様子が見られた。
　元々はクンペル海で海賊として名を馳せていた。しかし暴れすぎたため海賊の噂を聞きつけたアヴェントゥラが制圧に来ることとなる。当時天狗となっていたアダンはその傲慢さ故にアヴェントゥラを侮り、結果として敗北。しかしその能力に目を付けたアヴェントゥラにスカウトされる。当初こそアヴェントゥラとその配下に反目していたものの、上述の通りチョロいためすぐ絆される。結果として割と早い段階でエルニア帝国の水軍として馴染むこととなった。その後は海賊時代の配下とともに第十軍団第一船団として活躍、東征にも参加することになる。東征においては対秋津において大きな戦果を挙げるもそれと同時に大きな損害を受ける。その結果としてノルザンツの大逆には参戦出来ず、苦い思いをすることとなった。アルカナ団戦役においては大逆の時の鬱憤を晴らすようにアルカナ団に攻撃を仕掛けるも、消耗が回復しきっていなかったことと地上戦が主だったことが災いして結局戦局を覆すほどの戦果を挙げることはできず、むしろアルカナ団側に寝返った同じ第十軍団相手に大損害を受けることとなる。結果的にアダンは数名の手勢とともに命からがら生き延びることとなった。しかし逃げ延びた先で偶然あった人族の集落に助けられる。当初はエルフじゃないということで粗暴に接していたものの、命の恩人だということも理由となりすぐに絆される。恩返しとしてしばらく人族達を手助けしていたが、突如、魔物が大量発生する。アダンとその配下はこれを最大の恩返しの機会ととらえ、少数で無数の魔物相手に奮戦。結果的に本人たちは戦死してしまうも、人族達が逃げ延びる時間を稼ぐことに成功した。

セリフ

「オレがこの船団の長、アダンだ。船に乗っている間は当然オレの指示に従ってもらうぞ？」
「気に入ったぜ新入り！秘蔵の樽を開けてやろう！」
「さあ行くぞ野郎ども！魔物どもにクンペル海賊団の底意地を見せつけてやろうじゃないか！」