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ここでは自爆によってブロック塊を飛ばして攻撃する「自葬砲」について解説する
目次
はじめに
自葬砲とはボムを炸薬にしてブロック塊を飛ばす行為のことをさす。バニラ環境なら当たればどんな硬い機体も一撃粉砕する火力があるがボムを爆発させる都合上、自分自身も行動不能になることが大半のため、
自分と相手を
葬り相手を倒す
砲撃ということで自葬砲と呼ばれることとなった。
自葬砲を作るならまずはこの記事を見てほしい。じかだふ氏作成の「
自走砲のススメ」という記事だ。基礎的な技術がすべて詰まっているのでこれさえ覚えたら、実用的なものが作れるようになる。
https://jagisu.hatenablog.com/entry/2021/08/09/001307
このページで紹介するものは上記で述べた記事で書かれた技術から1歩進んだ技術を紹介する。
方位ずれ
方位ずれとは
ボムを弾薬としてブロックを飛ばすときワールド軸が0度、45度の倍数以外の角度で飛ばすと弾頭がまっすぐ飛んでくれないという現象である。方位が関係しているので「方位ずれ」と呼ばれるようになった。
詳しい原因は不明。
原因
方位ずれが起こる原因はUnityの仕様であることが判明した。
各ブロックにはバウンディングボックスというものがあり、これはグローバル座標の軸に直行し、コライダーを内包する直方体のことである。
爆発の中心(upperModifierの値分下にずれている)とバウンディングボックス上で最短になる点を結び、
その向きに爆発の力の向きが、距離は線形減衰で爆発の力の強さが決まる。
なおそのバウンディングボックスの中に爆発の中心がある場合、重心が代わりに最短の点に使われる。
簡略化して説明するとブロックの当たり判定とは別に爆風を受けるための当たり判定があり、その当たり判定は角度によって変化する。よって、角度を変えると爆風の当たり方も変わってしまうため、方位ずれが発生する。
解決策
今まで多くの自葬砲使いを苦しめてきた方位ずれだが、ボムの配置をうまいこと調整することでずれをなくすことができることが判明した。しかし、その調整方法はボムの個数や弾頭ごとに異なり、現状ではずれがなくなるまでボムの位置を気合で調整するしかない。
論理的な直し方が判明したのでそれを紹介する。
ステップ1
ボムを2×2×2で配置する
ステップ2
ボムの爆心地が以下の画像のようになるように回転させる
ステップ3
弾を0~45度の間に傾け一回飛ばしてみる
ステップ4
弾がワールド軸よりに飛ぶのならば爆心地をより外側へ逆よりに飛ぶのならば爆心地をより内側へ
どうしても直らない時は、ボムの前後を逆にする
ステップ5
最後にボム全体を上に0.0625移動させる(ボムのものを浮き上がらせる力対策)
※注意※
内側4つの爆心地は弾頭の当たり判定の内側にする
外側4つの爆心地が弾頭の当たり判定の外側にする
ボムの爆心地の移動をするときは上2つに気をつける
最終更新:2021年12月24日 20:12