ミチコさんの正体は⇒
イリーガルではないかと
ささやかれています。
(フミエ)なんで?
なんで ヘイクーの連中も一緒なの?
(マイコ先生)あら ダイチ君たちは
今も生物部よ。
え~?
ダイチ君は部長を辞めただけ。
そんな~。
でも 今は大黒ヘイクーの…。
それは勝手に
名乗ってるだけでしょう。
問題ないわ。
そんな~。
それで 昨日言ってきたのね。
合宿で やるつもりなんだわ。
(マイコ先生)やるって 何を?
いえ その…。
何でもないです!
ねえ フミエちゃん。
昔は ダイチ君と一緒に
夏祭り行ったんでしょう?
なんで 仲悪くなったの?
あいつが ばかだからよ。
とっくん
そんな事より ヤサコ 特訓よ!
特訓?
そな
戦いに備えて
すぶ
メガビーの素振り100回!
素振り?
(ハラケン)音? 音だ!
(デンパ)何? ハラケン 僕に用って?
たの
頼みがあるんだ。
えっ? ヘイクーは辞めないよ!
ちが
違うんだ デンパ。
こいつの音を 聞いてほしいんだ。
ぼく
僕じゃ はっきり聞こえなくて。
それなら いいよ。
聞こえる。 音楽と人の声。
女の子の声だ。
ねえ これ
か
少し貸してもらっていい?
なぜだか メタバクの音が
聞こえやすくなる場所があるんだ。
うん もちろん。
じゃあ 借りるね。 必ず返すから。
ねえ デンパ。
うん?
デンパは なんで
ダイチの仲間になったの?
昔 いじめられてた時
ダイチが助けてくれたんだ。
ほかの人は 知らんぷりしてたけど
ダイチだけ 味方してくれた。
そうか。 いいやつだな ダイチ。
(原川タマコ)室長 せめて学校だけは
きょか きんきゅう
許可して下さい。 緊急なんです!
さわ
駅ビルの騒ぎは 聞いたでしょう?
はいしゃじょう
ああ 廃車場の騒ぎもね。
ずいぶん派手に やったそうだね。
くじょう
大黒バスから 苦情がきたよ。
はんにん
それも 同じ犯人なんですよ!
かんりがい
とにかく管理外には
手を出さないでくれ。
すでに サッチーは入れないよう
せっていず
設定済みだ。
しょせん お役所仕事か。
キラバグは間違いなく
あの学校にあるのに⇒
管理外ドメインでは 手が出せない。
あまさわ
やはり 天沢自身に
見つけさせるしかない。
かぎ
(イサコ)ええ 鍵を回したけど
に
始まる前に逃げられて。
反応が遅れて起こる事が?
分かった。 やってみるわ。
すでに
目くらましの手は打ってある。
(ウチクネ)
マイコ先生~ なんで夏休みに入って
すぐに合宿なんですか?
ウチクネ先生こそ
なんでいるんですか?
今日は 生物部の合宿なんですよ。
(ウチクネ)マイコ先生一人じゃ
何かあった時 困るでしょう。
たの
頼もしい男なら2人も
来ていただく予定です。
一人は…。
じゅうどう
(教頭)柔道三段です。
教頭先生も参加なさるんで…。
で もう一人は?
頼もしい男性です。
私 絶対 参加します!
(フミエ)97… 98… 99… 100!
ハァ ハァ…。
ねえ こんなんで
本当に上達するの? 多分ね。
さあ 次は あいつらのわなを
前もって つぶすだけね。
前もってって?
つつぬ
ダイチの情報は筒抜けよ。
いど
私に挑むなら
全力で たたきつぶすまでよ。
さあ ありったけのメタタグを
インストールするわよ!
うん?
こわ
あれから 空間 壊れたままね。
あそこも通るの?
さあ…。
ねえ こんなうわさ知ってる?
きり
霧の出る所には
ミチコさんが出るんだって。
やめてよ~。 私 苦手なのよ
その手の話。
私も。 苦手ってほどじゃないけど。
私は もうほとんど弱点よ。
かいだん
怪談話聞くと
ぬ
力が抜けちゃうのよね。
(ナメッチ)この弱点をつかない手は
ありませんね!
(ガチャギリ)お前のペットは 使えるな。
(アキラ)はい 筒抜けです!
なあ アキラ。
はい。
お前 二重スパイじゃねえだろうな?
違いますよ~!
(ダイチ)そういや いつも
行動中 はぐれるしな。
おそ
それは… 足が遅いから…。
あねき
お前 なんで姉貴のグループじゃなく
おれ
俺っちの側に入ったんだ?
それは… もちろん…⇒
皆さんに あこがれてです!
おい 6年をなめんなよ 4年!
作り笑いなんか 10年早いんだよ。
本当の事 言えよ。
言います 言います!
本当の事 言います!
いっこく
一刻も早く…。
一刻も早く何だ? 言え!
きょり
一刻も早く 距離をとらないと⇒
お姉ちゃんに
人生を吸い取られそうで…。
うわあ~ん!
いじめて悪かった…。
その気持ちは 分かるぜ。
男同士 助け合おうな。
(ハラケン)あっ デンパ? うん うん。
4423…って 聞こえるの?
第一回生物部合宿へ ようこそ~!
(一同)イェ~イ!
今日は 教頭先生も一緒で~す!
(一同)イェ~イ!
それから 呼んでもいないのに
ウチクネ先生も来てくれました!
来ちゃった。
(一同)え~。
おやご
あと一人 親御さんから参加される
ご予定なんですが…。
そんなの待ってないで
ケーキ入刀しようぜ!
ダイチ君! もう6年なんだから
わきまえを知りなさい。
わきまえ~。
ワハハハハ!
(アイコ)ダイチ君 最低。
さわ
騒がしいのね。
名字「サワグチ」だしね。
しり
尻まえ~。
ワハハハ!
エヘヘヘヘ。
いた
あ痛っ イテテテ!
こら ダイチ!
父ちゃん なんで ここに!
お呼びしたのよ。
われ
我ながら名案だわ。
そのとおりです 先生!
強化合宿と聞いて
飛んでまいりました!
しんぜん
いえ 親善合宿…。
男子は この私が
ビシビシしごきます!
かくご
お前ら 覚悟しろ!
合宿の基本は 素振りだ!
素振り 1,000回!
うわ~。
バカモ~ン! フォームは こうだ!
せい せい!
お父さん それは?
たっきゅう
卓球です!
すじ
私は 小中高と卓球一筋です。
父ちゃん 卓球部じゃなくて
生物部なんだよ。
生物部?
でんのう
ほとんど電脳生物部ですけど。
てっきり卓球部かと…。
かん
どんな勘違いよ!
生物部の素振りは どんなフォームだ?
(教頭)どうです?
先生のもくろみは 成功ですか?
(マイコ先生)さあ…。
でも こうして一緒に遊べば⇒
もど
きっと 前の様に戻れます。
(教頭)しかし なぜこの時期に?
(マイコ先生)
だって 今 仲直りしなきゃ
小学校最後の夏休みが⇒
ケンカで終わっちゃうわ。
そうだったんですか~!
やさ
マイコ先生 何て お優しい!
ねぶくろ
(マイコ先生)ちゃんと寝袋は
閉じて寝るのよ。
(一同)は~い。
やっぱり 子どもですわ。
ねむ
もう眠ってます。
じゃ やりますか!
(ダイチの父)
ヘヘヘ。 町内会のおごりです。
(教頭)今日はマイコ先生が
弱いお酒は ありませんからね。
(マイコ先生)やだわ~
そんなに弱くないですって。
こいつ~ じゃますんな!
ゆず
このポイント 譲らねえ!
どう?
まあ やるだけは やったわ。
ところどころ
変な ゆがみがあるけど…。
(ダイチ)おい!
は
果たし合いの前に話がある。
何よ とっとと やりましょうよ!
きも
せっかくの肝だめしだからな。
も
盛り上げてからにしようぜ。
こわ
まずは 怖い話でも しようや。
「ミチコさん」とかな!
らいめい
(雷鳴)
そうきたか…。
ウヒヒ! 怖いのか?
怖いもんですか!
じゃあ さっそく 私めから一つ。
ミチコさんは どこにでもいる
ふつう
普通の女の子でした。
でも ある日 かわいがっていた
とつぜん
電脳ペットが突然走り出しました。
ミチコさんは見ました。
真っ黒い 生き物が⇒
道路の向こうで
「オイデ オイデ」をしているのです。
ミチコさんが止めるのも聞かず
ペットは道路へ飛び出して⇒
がぞう
車の画像とゴチャゴチャに
交じり合って⇒
消えてしまいました。
数日後 ペットの事が
わす
忘れられないミチコさんは⇒
交差点に行きました。
すると グチャグチャになって
死んだはずのペットが⇒
道路の向こう側で「オイデ オイデ」を
しているじゃありませんか!
ミチコさんは 自分の足が⇒
ふ
勝手に踏み出すのを
止められませんでした。
ミチコさんは
グチャグチャになってしまいました。
ところが かけていたメガネだけは
きず
まったく傷がなかったそうです。
その後 交差点でメガネをかけると
その はじっこに見えるそうです。
「オイデ オイデ」をしている ミチコさんが!
その場所こそが…。
(雷鳴)
都市伝説に聞く
「はざま交差点」なのです。
(雷鳴)
それは一度でいい。
へい。
(ハラケン)
その話は最も類型的なやつだね。
例えば ヒワタでは
だいぶ違うらしい。
ヒワタのミチコさんは 学校の中で⇒
あっちへ
行ってしまったそうなんだ。
ミチコさんはその日
ちこく
遅刻をしてしまった。
3階に着いたら シーンとしている。
いへん
そこで ミチコさんは異変に気づいた。
まだ朝なのに
まど
窓の外が夕焼けなんだ。
かくにん
ミチコさんは 時計を確認しようと
教室を のぞいた。
でも 時計はなかった。
それどころか
生徒も一人もいなかった。
となり
隣のクラスも その隣のクラスも。
ミチコさんは 怖くなって
外に出ようとした。
ところが 階段を下りても下りても
1階に着かないんだ。
どんなに下りても
高さが変わらない。
ミチコさんは メガネの原因に違いないと
気づいて メガネをはずそうとした。
ところが メガネはなかった。
いつのまにか 電脳の体だけに
なっていたんだ。
さけ
ミチコさんは 恐怖のあまり叫んだ。
すると無人だったはずの
教室の中から⇒
生徒たちの声が
聞こえてくるじゃないか。
ミチコさんは 夢から覚めた様な
気になって 教室をのぞいた。
すると 教室の中は⇒
人の形をした真っ黒い生き物が
ひしめいていた。
ミチコさんは そこで
ようやく気づいたんだ。
いつのまにか 自分の体も⇒
真っ黒い生き物に
変わっていた事に。
あれ? どうしたの みんな。
ちいき
そうだ。 別の地域での話も…。
やめて もう十分よ。
そのとおりだ。
えっ? おもしろいのに。
さっさと済ませて…。
早く寝ましょう。
みんぞく
いや 民俗学的に見ても
おもしろいから ぜひ!
もうやめて~!
本当だ。 反応が始まった。
フフフフ…。
ここでは うまく探知できないな。
ポチ タマ 来い。
やはり入れないか。 しかたないな。
(ダイチ)決まったか?
2人ずつで 3回行く。
5人だから
1人だけは もう1周だ。
俺が2回行く。 その代わり
ま
メタバグの分け前1割増しだ。
それでいい。 1割なら安いもんだ。
悪いわね 2回 まわってもらって。
フミエちゃんほど
怖がりじゃないから。
ちょっと待って。
人数が合わないわ。
ヘイクーは5人でしょう。
でも こっちは4人よ。
本当だ。
ちょっと ダイチ!
これじゃ こっちが不利じゃない。
見過ごしてたな。
こっちを1人抜くか?
でも わなのシフトは変えられないぜ。
私で ど~う?
キャ~!
話は聞いたわ。
私も行くう~!
せっかく せっかく⇒
あなたたちを 仲直りさせようと
合宿したのに!
くさっ!
よ
先生 酔ってるんですか?
うん? これは?
だがし
いや~ 駄菓子も
なかなか いけますな。
(ダイチの父)先生 ウイスキーボンボンで
ぱら
そんなに酔っ払って。
でいすい
この人 ウイスキーボンボンで泥酔しとる。
それなのに それなのに。
だま
何よ 黙って肝だめしするなんて!
だったら先生も 交ぜなさい。
りくつ
どういう理屈だよ!
酔っ払いに理屈は通じないのよ~。
ワハハハ!
だれ
この独身女 誰か引き取れよ!
レッツ 肝だめし~!
≪フフフフフフ…。
ぶんり
すでに分離したのか?
やはり来たか。 急がなくては。
よし。 近くにいるな。
ワハハハ!
えっ?
何だと?
うまく探知出来なくなった。
ハァ ハァ…。
うわっ!
なるほど かくらんが目的か。
えんりょ
オッケー。 じゃあ こちらも遠慮なく
やらせてもらうわ。
何か低次元な戦いになってきたわ。
まだ これからだ!
うで せいいっぱい
私の腕では これが精一杯だ。
ばれたら 責任問題だな。
≪フフフフフ… アハハハ…。
女の子の笑い声 まさかミチコさん?
ばか! あわてるな。
しか
これは やつらの仕掛けだ。
うわっ!
ああ~。
おっ マジかよ。
≪フフフフ… アハハハ…。
これって ダイチ君たちの仕掛け?
あっ!
今 光る 小っちゃい人みたいの
見ませんでしたか?
へっ? こいつ~ 先生を
からかおうって こんたんだな?
うっ うえっ!
先生!
やっと着いた~。
早く戻ろうぜ。
お先に~!
急ぐぞ!
どうだった?
楽勝よ~。
あの女の子の笑い声は
ちょっと びびったけどね。
えっ? 女の子?
たいした事 なかったぜ。
あの女の子の笑い声は
怖かったですけどね。
よし 行くぞ デンパ。
女の子?
やはり アルファ型のイリーガルだ。
だが 反応は終わっている。
キラバグは どこだ?
≪フフフフ… アハハハ…。
アハハハ…。
あの少女の暗号だ。 こっちか?
モニターで探知出来ない以上
これを たどるしかない。
いや~!
うわ~!
頑張ったわ フミエちゃん。
さあ 行こう ハラケン。
うん。
後は 頼んだぞ…。
よ~し 遅れを取り戻すぞ!
≪フフフフ…。
しわざ
ダイチ君たちの仕業よ きっと。
ハラケン!
頭痛が…。
≪フフフフフ…。
アハハハ…。
あの光!
≪ボク サッチー。
うわ~!
やっちまった! 行くぞ!
なんで サッチーが学校に?
ハァ ハァ…。
4…。
4…。
2…。
3…。
(呼び出し音)
カンナ? カンナなの?
[電話]交差点を北に…
最初の大通りを西に…⇒
[電話]3番目の小道が入り口…
北に進んで…。
さあ こっちに来なさい。
分かるでしょう。
ここに いるわよ。
あなたの仲間が。
私と結合するのよ ミチコ!
フフフフフ アハハハハ…。
あっ…。
うわ!
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