ヌルキャリアは 初め⇒
心のかけらを集める
たんさそうち
探査装置だったそうです。
あの子が ミチコさんを
呼び出そうとしたって。
回想 本当なの? ヤサコ…。
うん… よく知らない…。
前 マユミが言ってた ハザマ交差点
教えてほしいの。
どうやって行ったの?
いまさら
(マユミ)今更…。
どうしても 必要なの。
友達の 命がかかってるの。
それって本当に友達?
私の時と同じで あなたが
友達のふりしてるだけでしょう。
マユミ…。 あの時は聞きたくない
って 言ったくせに。
みんなと一緒に私の事
無視したくせに。
のろ
ミチコさんに呪われるとか言ってさ。
こわ
怖かったの… だから…。
あなたは いつだってそう!
表向きは いい顔して 裏では
友達を呼び捨てしたりしてる。
ちゃんと知ってるんだから!
ずっとずっと あなたの
そういうところが 嫌いだった。
やさ
優しいふりして でも困った時には
助けてくれなかった。
だから私は 自分で何とかしたわ。
あなたもそうして。
(ハラケン) おこ
オバちゃん怒ってるだろうなあ…。
あった! ヤサコの通った道筋だ。
それにしても オバちゃんのメガネ
くせが強いなあ…。
(オバちゃん)
くせの強い女で悪かったわね。
私を なめるんじゃないわよ。
自分のハードの位置くらい
3分で分かるわ。
ヤサコは あのマンホールの場所に
行くつもりなんだ。 止めないと。
あの時のケンちゃんみたいに…。
ちゅうけい
この中継ノードを変えれば
せいど
もっと精度が上がるわ。
オバちゃん?
ヤサコは自分で
何か手がかりを見つけたのよ。
彼女に かけるしかないわ。
聞こえない。 もう道が分からない。
回想 だから 私は自分で
何とかしたわ。 あなたもそうして。
マユミの 言うとおりだ…。
痛い…。
この痛みの先に答えがある。
きり
あっ… 霧だ。
ねこめ そうすけ
(猫目宗助)
かなざわ
金沢にも コイルシステムがあったのか。
おこのぎ
今 もし 小此木が
あまさわ
天沢を連れ帰ったら⇒
いじ
空間を維持出来なくなる。
早く始末をしなくては。
(タケル)
兄ちゃん あの子は悪くないんだ。
ひどい事をしないで…。
ああ 分かってるさ。
通路だわ。
マユミが見たのは
これだったんだわ!
あっ…。
(ヌル)
デバイスID確認されました。
しけんりょういき
小此木先生 試験領域に
アクセスしますか?
小此木先生?
(オバちゃん)
意識を失った イサコの主治医は
小此木医師だった。
つ
彼は コイルスの電脳技術を引き継ぎ
解明しようとしていた。
まさか ここまでとは
思っていなかったようだけど。
おそらくヌルの正体は コイルスが作った
ヌルキャリアという乗り物よ。
ヌルキャリア?
(オバちゃん)
本来は あっちから 情報を
引き上げる 探査隊だったらしい。
でも 改造を加えるうち
電脳コイル現象を利用して⇒
あっちへと 意識を送り込む⇒
電脳の乗り物として
使われるようになったのよ。
ほうき
今までの事故は 放棄されたヌルと
通路が暴走した結果なのよ。
でも 本来の機能どおりに使えば
おそ
恐らく…。
あの野生化したヌルと同じく
通路を入れるはずよ。
(ハラケン)
じゃあ ヤサコはそれを…。
コイルスは私有地に せっち
試験用の交差点を設置していた。
古い地名から名前をつけてね。
それが ハザマ交差点。
コイルスの金沢支社にあった場所に
今も あるはずよ。
そして 恐らく通路も。
もうすぐだ!
ヤサコ!
おそ
遅かった!
ヌル!
大丈夫 正常なヌルよ。
先に この子が入ったわね?
小此木先生が試験領域に
ログインしています。
やはり!
ぼく
僕が行く! ヌル 僕を触ってくれ。
(ヌル)デバイスIDが一致しません。
コイルスのメガネでないと入れないんだ。
(オバちゃん)2.0!
(猫目) はかい
内部からも破壊する気か。
あと
クソッ こうなったら足跡は残るが
強行手段でいくしかない。
どういう事?
本社が動き始めたんだわ。
こうなったら…。
タマ! ヤサコを追うのよ!
ボク サッチー。
本社が イマーゴと電脳コイルの存在を
世間に知られるのを恐れている。
じゃあ…。
あっちの中心部を
ヤサコごと消す気だわ。
そんな!
クソッ! 遅かった…。
うば
コントロールは奪った。
もみ消しを頼みます。
次は 内部の2基だな。 あとは
あの子どもさえ 何とかすれば…。
兄ちゃん…。
オバちゃん ヤサコが中に!
落ち着いて。
タマのパネルを つないでみるわ。
あっ。
よし こちらも 何とか間に合った。
あの子はどこだ?
チッ! センサーがうまく働かん。
兄ちゃん やめようよ あの子は…。
だま
黙れ! いい加減にしないと
その口を ふさぐぞ!
ハァ ハァ ハァ…。
あっ…。
うっ…。
痛いわ…。 あっ!
見つけたぞ!
わあ!
クソッ! こしゃくな!
タケル 手動で修復だ!
分かったよ… お兄ちゃん。
うわっ! サッチー?
僕だ! ハラケンだ!
うう~!
うわっ!
ヤサコ 聞こえる?
オバちゃん!
うまくいったわ!
どうしてタマが?
私のアカウントは 消去されたけど⇒
ケンちゃんの 裏口が
気づかれずに残っていたの。
ヤサコ! 僕だ!
ハラケン! よかった 目が覚めたのね。
うん 僕の事はもう心配ないよ。
飛んでる!
(オバちゃん)持ち出す時
いろいろ手を加えたのよ。
大人としては 後が大変だけど。
(ハラケン)でも どっちに向かえば…。
(イサコ)ここは…。
あっ…。
お兄ちゃん…。
そうだ この階段の上。
そこに いるのね? お兄ちゃん!
ハァ ハァ ハァ…。
のぶひこ ゆうこ
≪(信彦)勇子 勇子。
回想
見て。 お母さんが作ってくれたの。
このお人形は お兄ちゃんと私。
だから私の事 忘れないでね。
(信彦)忘れないさ。
勇子こそ 僕の事忘れるなよ。
お母さん 時々 怖いの。
私の事 ぶつの。
泣いちゃだめだ イサコ。
イサコ?
ああ 秘密の暗号名だ。
勇子の勇は 勇ましいの勇。
だからイサコ。
うん!
僕だけがそう呼ぶ秘密の暗号だよ。
じゃあ
お兄ちゃんの秘密の名前は?
そうだなあ 僕は4423。
4423?
さあ もうすぐ お別れの時間だ。
上で遊ぼう イサコ。
うん!
ハァ ハァ ハァ…。
ああ お兄ちゃん。
ヤサコどうしたの?
胸が… 心が痛い。
天沢さん…。
天沢さんなの?
≪(ミチコ)迷ってはだめ。
そのまま進むのよ 勇子。
(信彦)おかえり。 勇子。
お兄ちゃん!
この方向…。
タマ この方向に進んで。
(ハラケン)
ヤサコ 何か分かったの?
きっと きっと
この先に天沢さんがいる。
胸が痛みを感じる方向に。
痛みを感じる方向?
なぜだか分からないけど
天沢さんにもらった キラバグが⇒
胸の暗号が 私にそう教えるの。
≪どうなるか分からない。 でも
私しか天沢さんを助けられない。
ヤサコ…。
私が 天沢さんがまだ生きてる事を
信じられなくなったら⇒
もど
天沢さんは 本当に戻れなくなる。
私だけが…。
分かったよ ヤサコ。
≪ハラケン。
でも約束して。 必ず戻るって。
イサコも連れて 絶対戻ってくるって。
うん。 約束する。
急いで タマ。
まったく あんたたちの
保護者やるのも大変だわ。
でも 出口はあるのかな…。
この感じ…
これは天沢さんの気持ちなの?
この悲しくて 切ないような…。
≪(ハラケン)ヤサコ 反応が出た! 下だ!
あっちだわ。
ここも 無人の町だわ…。
だいこく
ここ 大黒市?
≪(ハラケン)逃げろヤサコ!
うわあ~!
たまこ
(猫目)やってくれるな玉子。
たいほ
すぐに 手を回して逮捕してやる。
だが そのくたびれたポンコツに⇒
性能の差を思い知らせてやる!
≪(ハラケン)ヤサコ!
この旧式が!
♬~
タマ!
タマ!
チッ!
こうなったら 限定フォーマットで…。
クソッ!
(爆発音)
取り逃がしたか…。
タケル… お前 何かしたのか?
ヤサコを 殺す気だったんだね…。
父さんと母さんのためだ。
父さんはイマーゴを
開発して
世界で初めて⇒
人間の集合無意識を
電脳空間化したんだ。
それなのに メガマスは
うば
その発明を奪って⇒
僕ら家族全員を
ゴミのように捨てた!
それに 病気の母さんを救うには⇒
めいよ
父さんの名誉を取り戻すしかない。
お前だって 分かってるだろう!
(ミチコ)この世界は
ほろ
もうすぐ 滅ぶはずだったの。
こわ
あちこちが 壊れ始めて⇒
私も兄弟たちも
みんな 死んでいく運命だった。
でも あの人が助けてくれた。
あの人?
宗助よ。
この世界を守るために
何が必要かを教えてくれた。
ふくしゅう
復讐してやる!
メガマスをズタズタにしてやる!
そのために ミチコが必要なんだ。
何をするつもりなの?
あの あばずれを利用して⇒
世界中のイマーゴのガキどもを
意識不明にしてやるんだ。
そんな事…。
いじ あの空間を
維持しなければならない。
そのために
勇子をミチコにくれてやったんだ。
全部 メガマスのせいにしてやる。
これで やつらも終わりだ!
兄ちゃん… 僕は…。
もう 手伝えない!
待て タケル!
ばかめ!かたき う
父さんの敵を討ちたくないのか!
(メガばあ)
それにしても この空間は一体…。
(イサコのおじ)
その事で お話があります。
先生の奥様ですね?
そうぎ
ご葬儀の時
一度…。
(ミチコ)でも あなたは何も
気にしなくていいのよ。
この空間が
一体 何のためにあるのか⇒
なぜ 出来たのか
私には分からない。
でも あなたがここで お兄さんと
く
一緒に 幸せに暮らす事で⇒
この世界は守られる。 永遠に。
ここだわ…。
とりい
鳥居の階段だわ!
お兄ちゃん ずっと一緒だよね?
ああ ずっと一緒だ。
あっ…。
どうしたの?
分かんない。
天沢さん!
はっ!
だめよ 勇子。
誰かが 呼んでるの。
それは空耳よ。
違うわ。
耳を傾けてはだめ 勇子。
あれは
あなたたちの 幸せを壊す声。
いる! そこにいるのね?
天沢さん こたえて!
誰? 誰なの?
勇子… 勇子…。
どこに行くの?
この空間が壊れたら あなたの
お兄さんも 死んでしまうの。
勇子 あなたが この世界を
守らなくてはならない。
あの女は お兄さんと
幸せに暮らせるこの世界を⇒
壊そうとしているのよ。
なぜ そんな事を…。
らん
ご覧なさい 勇子。
なぜ あなたが
あの子を嫌いなのか。
きょぜつ
なぜ あの子を拒絶しなくては
ならないのか。
名前を もらったのは
あなただけじゃなかった。
あなたに イサコと名付けたように
あの子にも ヤサコと名付けた。
やめて…。
それだけじゃない。
あなたの大事なお兄ちゃんを
うば
あの子は 奪ったのよ。
あなたが お兄ちゃんを
取られたくないという気持ち。
にく
あなたが あの子を憎む気持ち。
その気持ちから 私は生まれたの。
思い出した…。
この世界だけが あなたを
優しく包んでくれる。
あの子は
それを壊そうとしているのよ。
そんな事… させない!
誰?
≪来ないで!
天沢さん!
天沢さん 帰りましょう。
今なら 間に合う!
≪帰って! 私の居場所は
もう ここしかないの!
戻っても 私はお兄ちゃんを
死なせた ばかな妹になるだけ。
天沢さん! いや!ここで
お兄ちゃんと暮らすの ずっと!
もう来ないで! 大嫌い!
それでいいのよ。
あの子を憎むのよ 勇子。
誰? あなたは 誰なの?
天沢さん
その子の言葉を 聞いてはだめ!
≪帰って!
ほうかい
コイルドメインが 崩壊する!
ヤサコ!
ハァ ハァ ハァ…。
ああっ…!
ああっ…!
(鈴の音)
(イサコのすすり泣く声)
これで よかったのよ。 これは
あなたが 勇子が望んだ事なのよ。
ここで一緒に 暮らしましょう。
3人で永遠に!
違う… 何かが… 違うわ。
と
(オバちゃん)リンクが途切れた…。
そんな! 空間は?
分からない。
でも 今は完全にリンクが切れている。
じゃあ ヤサコはどうなるの!
ヤサコとのリンクも… 切れたわ。
ヤサコ! ヤサコ! 目を覚まして!
ハァ ハァ ハァ…。
(鈴の音)
ああっ!
おじいちゃんの プレゼントよ。
かわいそうにねえ…。
やっと孫が来たのに…。
わあ~! かわいい~!
(デンスケ)クゥ~ン クゥ~ン。
大好き!
ウンチ~!
デンスケ…。
クゥ~ン。
どうしよう 迷っちゃった…。
ここ さっきも通ったわ…。
これは 私の記憶だわ。
記憶を見てるんだわ。 あっ!
あの時の…。 これってヌルキャリア?
思い出した。
あの時 私は お兄ちゃんと…。
(ミチコ)勇子。
消えそうになってた。
そうだわ…。 すべては
あのまま 消えるはずだった。
思い出しては だめ!
回想 お兄ちゃん?
もうじき 僕は君の
お兄ちゃんでは いられなくなる。
これからは 僕なしで
生きていかなくてはならないんだ。
お兄ちゃん 別れたくない!
思い出した。 私は お兄ちゃんと
さよなら するはずだった。
それなのに…。
この背の高さ もしかして…。
あなたは 何を探しているの?
4423…。
えっ?
4423。
にいさん?
私は… 4423を探している…。
ああっ…。
いりょうき
そうだ 私はコイルスの医療基で
4423を…。
(オバちゃん)
相変わらず リンクが戻らない。
このままじゃ…。
メガばあ 何か手はないの?
うん 今 イサコの病室じゃ!
[ケータイ](オバちゃん)何ですって?
イサコのおじに呼ばれてな。
今 すべての
資料に目を通しておるわ!
うん? 信彦が4422?
どういう事じゃ?
それも 死亡時期は
交通事故の直後!
[ケータイ]これを見い!
(オバちゃん)これは 4423のカルテ…
イサコの兄 天沢信彦のものね?
[ケータイ]いいや 違う!
[ケータイ]わしも 見落としておった!
かんじゃ
患者の 名前を見てみ!
回想
4423って あの お兄ちゃん?
違う。 私は4423を…。
天沢勇子を 探している。
ええっ!
(オバちゃん)天沢勇子?
[ケータイ](メガばあ)ああ! 4423とは⇒
イサコ自身だったのじゃ!
お楽しみに!
最近作成されたWikiのアクセスランキングです。見るだけでなく加筆してみよう!
atwikiでよく見られているWikiのランキングです。新しい情報を発見してみよう!
最近アクセスの多かったページランキングです。話題のページを見に行こう!
- 参加者一覧 - ストグラ まとめ @ウィキ
- 魔獣トゲイラ - バトルロイヤルR+α ファンフィクション(二次創作など)総合wiki
- コンクラーベ - アニヲタWiki(仮)
- ゲルググ(GQuuuuuuX) - アニヲタWiki(仮)
- サーヴァント/一覧/クラス別 - Fate/Grand Order @wiki 【FGO】
- 「藤崎 詩織」の攻略 - ときめきメモリアル大辞典
- F90[MZ仕様] - 機動戦士ガンダム バトルオペレーション2攻略Wiki 3rd Season
- クエスト - oblivion xbox360 Wiki
- 攻略・1について - ときめきメモリアル大辞典
- ロスサントス警察 - ストグラ まとめ @ウィキ