Revenant
レーダーチャート
特徴
仲間の手で蘇生されて、戦いの場へと舞い戻ってくる悪魔もいる。呪われた化け物に安息は許されないのだろうか?こいつらの武器は君がうらやむほど素晴らしい。――Windows95版Doom2ユーザーズマニュアルより
通称ホッピシ。
レヴナント(再来する者の意)はDoom2に登場するモンスター。防具をつけた人型の骸骨のような姿で、2つの追尾ミサイル砲を肩に備えているものの、発射されるのは一発。接近戦では風を切るようなパンチを繰り出す。そのフォームとホッピシという音が大人気である。キーの必要な扉でも開いて進入してくる。
戦略
レヴナントの追尾ミサイルは威力も命中率も強力で、開けた場所で回避することはほぼ不可能である。柱や壁、障害物があればミサイルをぶつけて回避できる。ミサイルが旋回するには広い空間を必要とするため、(閉所であれば)ミサイルの真後ろに走り抜ければ大抵の場合回避できる。広くとも、上方からの攻撃であれば、回避後はおおむね安心してよい。いずれにせよ、避ける方向には気を使うべきだ。また追尾ミサイルは煙を上げるので、他の弾と見分けることができる。集団を相手にしていると追ってくるミサイルがどうしても増えてくる。しかも弾は飛んでいるうちに重なっていくので、うっかりしていると激しい爆音とともに即死してしまう。ほかにぶつける相手がいればオイシイが、そう甘くは…。
幸運にもレヴナントは大型敵の中ではわりかし怯みやすく、相手が一体だけならチェインガンでじゅうぶん足止めできる。余裕があればチェンソーでも充分だろう。
複数のレヴナントが相手の場合は、プラズマ・ライフルかBFG、もしくはロケットランチャーで対処するといい。パンチも強烈で、丁度プレイヤーのパンチの3倍の威力があるためアーマーがなければ数発でKOされてしまう。わざと接近しパンチを振りかぶっている間に攻撃を加える戦法もあるが、距離の取り方を間違えるとミサイルを至近距離から浴びる羽目になる。
ところで、一体だけでもその高火力が鬱陶しいのに、高難度のWADではどういうわけか大軍団で配置されることが多い。BFGで一気に吹っ飛ばしたときの爽快感はなかなかだが、大量のミサイルに追われながらの戦いになるため、死ぬときは一瞬である。この鬱陶しいことこの上ない手法はFINAL DOOMのPlutonia(MAP31)からあるようだ。
極め付きにはこんなのまであったりする。
よもやま話
ゲーム中での扱いはゾンビとは異なる純粋な悪魔のようで、戦闘力もそれにふさわしいものを持っている。しかし怯ませた時の声がゾンビおよびインプと同じ低級モンスターのそれであり、若干扱いが悪い。と思いきや、DOOM(2016)では彼は改造された人間であるという設定がなされた。人工の戦闘ゾンビのようなものだったのである。
データ
HP | 300 |
スピード | 175 |
サイズ | 40x56 |
重さ | 500 |
怯みやすさ | 39.06% 285ms |
近接攻撃 | |
ダメージ | 6〜60 |
遠距離攻撃 | |
タイプ | 発射弾(誘導弾) |
スピード | 350 |
ダメージ | 10〜80 |
サイズ | 11x8 |
外部リンク
Doom WIkiの記事:http://doom.wikia.com/wiki/Revenant