ガールズアンドパンツァー ドリームタンクマッチDX@ Wiki

33)

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「CV33型快速戦車(L3/33)」 


車両概要


第一次世界大戦後の軍縮の流れと、緊縮財政により世界各国で軽便安価な小型戦車を求める声が上がっていた。ちょうどその頃イギリスのカーデンロイド社は2人乗りのオープントップ式の車輛を開発した。この車輛はタンケッテ(豆戦車)という新たなジャンルとなり世界中に輸出されベストセラーとなった。
劇中においてはアンツィオ高校の主力として登場
ネームドキャラではペパロニやアマレットといったキャラが搭乗して豆戦車らしいしぶとさを発揮した
劇場版ではアンツィオ高校代表として参戦、索敵面において活躍、大洗を勝利に導いた

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 イタリアにおいてもこの車輛を1929年に輸入し、国内でもこれを組み立てCV29として採用した。その後、フィアット・アンサルド社においてCV29は研究され、1933年に6.5㎜機関銃を装備したCV33が発注、翌1934年から製造された。なお1930年代末にはL3/33に名称が変更されている。Lはイタリア語の軽の頭文字、3は3t級戦車を表す。
 車体はリベット留めと電気溶接の組み合わせで製造されている。路上において時速42㎞を誇り当時の戦車としては無類の機動性を持つが、その装甲は最大14㎜で機銃程度しか防げず、極めて貧弱だった。なおドリタン内で最も貧弱(八九式が17㎜、FT17が16㎜または22㎜)である。
 1935年から製造が始まったのが改良型のCV35で車体がすべてリベット留めに変更(リベット留めから溶接にではなく、溶接からリベット留めで正しい)されている。装甲その他の基本性能に大差はないが8㎜機関銃の連装に変更されており、CV33においても同様の改修を施されている。また一部の車輛では20㎜機関砲が備えられ一応の対戦車能力を持つに至った。作中でアンツィオが使用しているものは改修がなされた8㎜機銃搭載型のCV33であると推測できる。また青師団高校ではCV35を使用している。最終系は1938年のCV38で足回りの強化と13.5㎜機関銃への強化がなされている。また火炎放射器搭載型や架橋型などのバリエーションが存在する。2000輌以上が製造されイタリア軍戦車総数の75%を占めている。
 CVシリーズは世界各国に輸出された。中国に輸出されたCV35は日中戦争において日本軍とも交戦、鹵獲もされている。日本軍による戦線後方での使用も推察される。
 なお、貧弱で全く役に立たなかったと思われがちなCVシリーズだが機動性を生かし、1934年のエチオピア戦で大きな戦果を挙げた他、第二次世界大戦中の対パルチザン戦で活躍している。

参考文献
イタリアの豆戦車写真集 吉川和篤 著
Viva!知られざるイタリア軍 吉川和篤 著
Benvenuti!【上巻】知られざるイタリア将兵録 吉川和篤 著
1939~1945イタリア軍入門第二次世界大戦を駆け抜けたローマ帝国の末裔たち 吉川和篤/山野治夫 著


車両情報


※ゲーム内ステータスはあくまでも目安で正確な数値を反映しているわけではないので参考までに
車両分類 名称 砲塔 砲弾 コスト 最大積載コスト 乗員 副砲 超信地旋回 ナポリターン アヒル 特殊機能
軽戦車 CV33型快速戦車(L3/33) 固定砲塔 機銃 100 127 3人 × × × ×

数値化できない性能(A~F)
火力 HP 前進速度 後退速度 旋回速度 ブレーキ性能 砲塔回転速度
性能評価 F F A A D B -

弱点部位


システム上弱点は設定されていないようである。しかし装甲が貧弱なためどこに当たろうとも致命傷になりやすい。また、履帯が切れやすく、速度ゆえにわずかな段差や勾配で転びやすい。

車両考察

 小柄な車体と機動力を活かした戦いをしたい。
 車輛そのものの性能は機動力以外極めて低く、火力・装甲ともに貧弱の一言に尽きる。機動力についても速度と操作性が高すぎるためじゃじゃ馬としか言えず、わずかな段差で車体が浮き上がってしまい転びやすい。そのため、移動時はなるべく平地を移動したい。
 同コスト帯と比較すると、火力・装甲両面でⅡ号戦車に劣り、回転砲塔がないためドッグファイトでのダメージレースでも不利なのは否めない。九五式やクルセイダー相手でも同様で、九五式は榴弾であることを考慮するとなお分が悪い。ロズセイダーに至っては機動力の点でも劣る。ルノーFT17相手では機動性と装甲面ではやや上回っている印象だが、回転砲塔と火力によって押し込まれてしまう印象が強い。
 当てずらい車体の小ささを活かし、粘り強く戦うことが重要となる。

 なおアクティブゲージはノーマル状態で44秒で完全に溜まる

タックルについて
 意図的にぶつけている場合を除いて、CV33視点では相手車体に当たっていないことが多い。このため味方の横をすり抜ける際には、他の車輛よりもより車間を意識して走ったほうが良い。自車以外でCV33が居る際も、敵味方問わずCV33の近くを通る際にはその点を注意したい。なお、このWiki内で編集/追記する際は、タックル行為について否定も肯定もしないように留意頂きたい。

 なお、「どうしてもCV33で撃破したいんだ!」という奇特な方向けに、参考までではあるが各種車輛に対する際の狙い目を記する。
まずすべての車輛に対して正面下部装甲を狙うことはほぼ無意味である。
【重戦車】履帯破壊をして後部に貼り付く以外に撃破するすべがほぼない。ただし敵戦車の俯角によっては貼り付いていてもダメージを受けてしまうため注意が必要。また近寄りすぎると角度がつき敵戦車の装甲によってはすべて軽微判定となるため注意。
【中戦車】側面にもダメージが通る(マチルダ除く)ため側面、後部を狙うとよい。マチルダは重戦車に準ずる。履帯を破壊しても砲旋回が速く俯角も十分とれるため後部に貼り付いても撃破される可能性あり。
【軽戦車】側面でも十分なダメージが出るため的が小さい後部よりも側面を狙い撃つ戦法に切り替えることも有効。ただし軽戦車でも十分一撃でCV33を撃破可能なことを忘れてはならない。
【固定砲塔(中戦車以下)】側面、後部が狙い目。履帯を破壊し後ろに回ろう。しかしバック走をされると撃破は絶望的である。
【重駆逐戦車(T28含む)】履帯を破壊し後部を狙うことが基本。側面も多少ダメージが通るが重戦車と同様で撃破が期待できる程ではない。バックドリフトで狙われると比較的簡単に撃破されるので注意。
【すべての榴弾戦車】榴弾を頑張ってよけるしかない。装甲は薄いため側面でもダメージが期待できる。
 正直なところ、火力が貧弱すぎてうまく立ち回っても倒し切る前に他の敵車輛に撃破されることが多く、敵車輛撃破は絶望的という表記になってしまう。


運用方法(一例)

 上記の通りの性能のため、主戦線を支えられる戦車ではない。しかし、最大5対5という少数同士の戦いを考えると「CV33だから」という理由で「1」に数えられない戦いは望ましくない。フラッグ戦、殲滅戦ともにその点を考慮した戦い方をしたい。

フラッグ戦


 唯一といっていい利点、機動力を生かした戦い方をしたい。
 敵フラッグ車に向かっての突撃で、僅かでもダメージを与えることを目指す。相手フラッグ車へダメージを少しでも多く与えていれば、撃破できずとも本作の仕様上は勝利となるため、アタッカーとしてCV33は充分な素質を持っている。
 敵フラッグ車を目指す場合、陣地突破のため道中の交戦は避けた方が懸命である。相手が自車に気を取られれば、その分相手の攻撃力を弱める事もできるため、正に攻撃は最大の防御ともいえる。なお戦闘を避ける際にもアヒル装備の車輛であればそれを破裂させる、被発見状態にすることを可能ならば目指す。
 移動時は、相手と一直線にならないように心掛ける必要がある。CV33は車体が小さいため、細い道でも蛇行運転することが可能なことから、被弾を避けつつ移動したい。相手に背を向ける場合、射線が通らない位置まで車長を顔出しし、L1+R1で後方確認しながら移動することも有効である。この場合は前後同時に注意する必要があるため、やや慣れが要るかもしれない。CV33はバック走行性も悪くないため、ナポリターンしてバックで突破するのも手である。
 フラッグ車と対面した場合、側面や背面、履帯を狙いダメージを与えていきたい。当たり所によっては、CV33でも充分なダメージを期待できる。
 また、ダメージを与える事と同じ位"生き残り続ける"ことも大切である。少しでも相手の隙を作ることにより、味方の攻撃が通ったり、防衛のため自車の迎撃に向かわせたりと、相手のペースを乱すことが出来る。相手をかく乱する事も、CV33のサポートの1つであり魅力である。
 攻撃に注力する際の注意点もある。敵フラッグ車が装甲の薄いチャーフィーやクルセイダーなどの車輛には、無視しえないダメージを与えられるため敵も防衛を意識しなければならなくなる。結果的に防衛に手を取られ味方への圧力も軽減する。しかし敵フラッグ車が一部の装甲が薄い戦車以外(重戦車など)だった場合、ダメージが通りにくく、フラッグ車自身で対応され、最悪敵から無視をされる形になる。この場合味方がフラッグ車を除いた3対4の劣勢での戦いとなり、結果CV33よりもダメージ効率がいい敵戦車が味方フラッグ車を襲い、ゲージの逆転、撃破されてしまう可能性がある。後述の防衛、支援につくかどうかの基準にするといいかもしれない。極論だが、ただ敵フラッグ車に突撃し続ける戦いをするのならばCV33は不向きだと言える。ロズセイダーなど他の足が速く火力もある車輌に乗ることを勧める。ロズセイダーは慣れが必要で、初心者でも突撃しやすいCV33ではあるが。

 防衛に就くのも一つの選択肢となる。ただし上記の通りにCV33単体で敵を倒し切るのは難しい。機動力を生かすことで、マップの反対側へでも遠征し、援護に回ることが可能となる。CV33単体では「1」と数えられなくとも、味方が敵と戦っているところに行き、1対1を1.5対1の状況にする、さらに速度でもってそのような状況をいくつも作り出す。また、マップ中央から敵陣地に近い位置を走り回ることで索敵を行う。敵の早期発見やその足止め、味方の援護に回る。機動力を生かし、マップの中央から敵陣地に近い側で敵を発見できれば、味方が対処をしやすくなる。さらに、スキルや支援カードによりアクティブゲージを配ったり、敵の発見、味方の侵入の援護を行ったりすることで、結果的に「1」としての仕事をなすことを目指す。

 自分がフラッグ車の場合は基本退路の確認をし続ける。マップを確認し敵がどこから来るのか、味方がどの位置にいるのか、上記のような支援が可能な状況かを見極める。
 単独で迎撃する事は困難であるため、味方の近くに逃げて助けてもらった方が良い。
 一つの場所に隠れ続けるのも手だが、動き続けることを推奨する。ただし、性能的に自衛は難しく、転びやすく、アヒルによる恒常的な被発見率の低下ができないことを考えると、敵地深くに潜り込むことは避けたほうが良い。

殲滅戦


 正直なところ殲滅戦にはもっていかないほうがいい。それでもというのであれば、フラッグ戦同様味方の援護が主な戦いになる。アクティブゲージの分配や敵の索敵を行い援護に徹する。
 もしくは自身を囮に敵を釣り出し、味方の火力が投射しやすくするのも一つである。また、敵2輌以上を足止めし、味方が数的優勢を持てるようにするのも手である。コスト交換でCV33が100払う代わりに、味方に敵戦車を撃破してもらい数十から100程度のコストを稼ぐことを目指す。

車両攻略

 基本最弱クラスの車輌性能のため、乗員での対策は不要で、CV33の対策に振るくらいならば他の車輌対策をした方が良い。
 王道は榴弾戦車、特に4号D型やチヌが有効である。榴弾で履帯を切ってしまうに限る。セモヴェンテはやや扱いに慣れが必要なため含めなかった。しかし、榴弾戦車は装甲が弱いものが多く、使い慣れない車輛を使い返り討ちや大ダメージを受けるくらいならば普段使用している戦車で確実に当てる方がいい。
 技術面としては、ひたすらにバック走で削っていくか、タックルを恐れずに車体をぶつけて動きを止めてしまう。この場合、動き出しがCV33のほうが遅いことが多く、装甲も弱いため確実に倒せる。
 なお、ロック撃ちは一直線上で無いと当たらないため、蛇行するCV33には当てずらい。少々難易度は上がるが、ロックオンをせず、相手CV33の移動先を予測し砲身を向けて、射線が通った瞬間に攻撃する事も有効である。
 また、フラッグ戦では完全に無視してしまうのも良い。味方のフラッグの装甲が極端に柔らかく無ければ、CV33を追いかけるよりも敵フラッグを狙った方がダメージレースで勝利できる。


編成タイプ例

上記のような援護を想定した編成
アクティブゲージを分配し続ける編成として
車長:武部沙織 乗員:冷泉麻子角谷杏 支援カード:西住しほorパラリラ作戦です!or女の勘です!
車長:園みどり子 乗員:冷泉麻子、角谷杏 支援カード:西住しほorパラリラ作戦です!or女の勘です!
車長:カチューシャ 乗員:角谷杏、アンチョビ 支援カード:西住しほorパラリラ作戦です!or女の勘です!

敵車輛を発見する索敵メインの編成として
車長:ダージリン 乗員:武部沙織、角谷杏 支援カード:西住しほorパラリラ作戦です!or女の勘です!
車長:アリサ 乗員:カチューシャ、角谷杏 支援カード:お好みで





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